東方鳳凰屋   作:土方

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どうも、土方です。またいつもの普通の東方鳳凰屋に戻ります。なお、時系列はこうなります。

東方白夜叉とクロスオーバー→番外編 東方思考戦車とクロスオーバー→最新話になります。

ちまたでは東方人気投票がありますね。皆さん絶対に霊夢に投票しましょう。そして、今回の話は茨歌仙のネタも入ります。それではどうぞ。


日常編2
いたずら兎には気を付けろ!!


鳳凰「はぁ~?兎を探して欲しい?」

 

 

鳳凰がいつものように事務所でのんびりしていると寺小屋の子供達が兎を探して欲しいていう依頼が来た。

 

 

寺小屋の子供A「お願い!!兎を探して!!僕達が買っている寺小屋の兎を探して欲しいんだ。」

 

 

寺小屋の子供B「慧音先生から聞いたんだ。ここに依頼すれば絶対解決してくれるって。」

 

 

鳳凰「それはいいけど・・・。何で兎を飼ってるんだ?そもそもここに兎飼ってるて聞いてねぇぞ。」

 

 

小傘「鳳凰知らないの?今、人里では兎がペットとして飼うことが流行っているんだよ。この前、確か慧音さんも寺小屋の教育の一環として兎5匹ぐらい、寺小屋に買ったらしいよ。」

 

 

寺小屋の子供A「そうなんだ!!だけどその兎が小屋から脱走したんだ。しかも、穴掘って!!」

 

 

鳳凰「そりゃそうだ。兎は穴掘りの名人なんだ。どうして、小屋の周りに石を埋めなかったんだ?」

 

 

寺小屋の子供B「僕達も慧音先生も兎飼った事無いから、ただ、小屋に入れればいいかと思って・・・。」

 

 

鳳凰「たく、しょうがねぇなぁ。わかったよ。その代わり報酬はもらうぞ。」

 

 

寺小屋の子供達「ありがとう。あっ、そうだ。あの兎達いたずらが得意だから気を付けてね。」

 

 

鳳凰達「えっ?」

 

 

 

 

 

 

それから、鳳凰達は人里のあちこち探した。だが、上手く見つかんなかった。

 

 

鳳凰「そっちはどうだった?」

 

 

小傘「駄目!!広場の方や裏路地の方も探したけど見つかんなかった。」

 

 

こころ「こっちもメディスンと一緒に商店方面にも探したけど駄目だった。」

 

 

メディ「コンパロ・・・。」

 

 

鳳凰「こっちは聞き込みもしたけど、大した情報は無かった。」

 

 

小傘「どうしよう・・・。見つかんなかったら子供達がかわいそう・・・。」

 

 

鳳凰「たく、どこにいるのやら・・・」

 

 

???「あら、鳳凰じゃない。」

 

 

鳳凰の目の前に現れたのは、シニョンキャップを2つ付けていて、服装はピンクで仙人の服装みたいな奴、そして、何より片方の腕が包帯でぐるぐる巻きになっている。そして、鳳凰も知っている。そう彼女の名は茨木 華扇。妖怪の山に住んでいる仙人である。

 

 

鳳凰「おやおや、ピンク仙人が何しにここへ?」

 

 

華扇「誰がピンク仙人よ!!それよりもここで何しているの?」

 

 

鳳凰「仕事だよ。寺小屋の子供達が兎5匹探して欲しいていうから・・・って、お前の抱いている兎は!!」

 

 

鳳凰は華扇が兎を抱いている所を見た。

 

 

華扇「この兎?私が飼っている兎よ。」

 

 

鳳凰「何だ違うのか・・・。ちなみにどこで買ったんだ?」

 

 

華扇「妖怪兎の所よ。」

 

 

鳳凰「なるほど、人里の奴等は妖怪兎から買ったのか。しかし、どこに居るんだ?」

 

 

華扇「きっとその辺に居るわよ。案外簡単に見つかるんじゃない?」

 

 

鳳凰「あっちこっち探したんだぜ。簡単にみつかるわけが・・・」

 

 

すると鳳凰の目の前に兎3匹が現れた。

 

 

鳳凰とこころ達「簡単に見つかったァァァァ!!」

 

 

鳳凰達は兎3匹を捕まえようとした。

 

 

鳳凰達「よっしゃー!3匹GET・・・ってうわぁぁぁぁ!!」

 

 

まんまと兎達のいたずらにはまった。鳳凰達は兎達が作った落とし穴に落ちた。兎は鳳凰達が落ちたのを確認すると、逃げようとした。だが・・・

 

 

鳳凰「次符!!次元の壁!!」

 

 

兎達は四方八方に逃げられなくなった。なぜなら鳳凰が次元の壁を作ったからだ。

 

 

鳳凰「よし、これで逃げれねぇだろう。」

 

 

 

 

 

 

兎達は鳳凰が作った特製の次元出来たゲージに入れられた。

 

 

鳳凰「これであと2匹だな。報酬で今夜はたんまり良いものが食えるぞ。」

 

 

その時、兎達は悲しそうな目をしてこっちを向いた。

 

 

小傘「ねぇ、鳳凰!!この兎達悲しそうな目をしているよ。」

 

 

鳳凰「あっ、本当だ。安心しろお前達を食うんじゃないからな。」

 

 

こころ「いや、そんなこと言わないの!!逆に怯えるわ!!!」

 

 

メディ「大丈夫だよ。食わないから。」

 

 

華扇は兎達を見てはっとわかった。

 

 

華扇「この子達なんか助けてほしい目をしているわよ。」

 

 

小傘「えっ!!どうしてわかるの!?」

 

 

鳳凰「あっ、そうか。お前は動物の言葉とかわかるんだよな。」

 

 

華扇「そうよ。試しに私が聞いて見るわ。」

 

 

華扇は兎達に残りの2匹の兎を聞いてみた。そしたら・・・

 

 

華扇「大変だわ。」

 

 

鳳凰「何が大変だよ?」

 

 

華扇「残り2匹は博麗神社に居るわ!!しかも、霊夢は兎鍋にするそうよ!!!」

 

 

鳳凰達「な、なんだってー!」

 

 

 

 

 

 

 

一方、その頃博麗神社の厨房では霊夢が兎を切ろうとする所だった。

 

 

霊夢「アンタ達には罪は無いけど、こっちも生きるのに必死なのよ。だから、アンタ達を食うわよ。」

 

 

兎達は怯えていた。今、霊夢に食われる事を。

 

 

霊夢「さぁ、私の為に死になさい!!」

 

 

兎達はもうダメ。そう思った。その時・・・

 

 

鳳凰・華扇・こころ達「ちょっと待ったァァァァ!!!」

 

 

鳳凰達と華扇が厨房のドアを突き破り入ってきた。

 

 

霊夢「何よ!!アンタ達!?これから兎を食おうとしてたのに!!」

 

 

鳳凰「だから何も知らないで食う奴が居るか!?その兎は寺小屋で飼っている兎だ!!その証拠にほら!!」

 

 

鳳凰は写真を取り出した。その写真には兎の爪には模様がある。霊夢は兎の爪を確認した。

 

 

霊夢「確かに写真の模様と同じだわ。でも、食用じゃないの?」

 

 

鳳凰「食用じゃないわボケェ!!」

 

 

華扇「とにかくその兎を返しなさい!!」

 

 

霊夢「嫌よ。こっちも生きるのに必死なのよ。」

 

 

華扇「こうなったら力付くでも・・・」

 

 

鳳凰「待って、華扇。私がやる。」

 

 

こころ「ちょっと鳳凰!?」

 

 

鳳凰「霊夢、兎返してくれ。これは子供達が出した依頼の仕事なんだ。報酬でご馳走してやるから。」

 

 

霊夢「・・・・・。わかったわよ。返してやるわ。その代わりご馳走させてね。」

 

 

華扇・こころ達「・・・・・。」

 

 

華扇とこころ達は霊夢は食い物に釣られやすいということがわかった。

 

 

華扇「ところでよく飼ってる兎に模様が付いてるってわかったわね。」

 

 

鳳凰「メディから教えてもらったんだ。飼ってる兎には爪に模様が付いてるってさ。」

 

 

華扇「なるほどね。」

 

 

 

 

 

 

 

それから、無事に兎5匹を無事に連れて寺小屋に帰った。

 

 

寺小屋の子供達「ありがとう!!鳳凰!!」

 

 

鳳凰「どういたしまして。」

 

 

慧音「私からも礼を言うよ。今回はありがとう。」

 

 

鳳凰「仕事だからな。これが当たり前だよ。次は脱走出来ないように小屋の周りに石埋めとけよ。」

 

 

慧音「あぁ、そうするよ。また、霊夢に兎を取ろうとするからな。」

 

 

慧音は霊夢の方を向いた。

 

 

霊夢「何よ?もう取らないわよ。」

 

 

慧音「いや、お前の場合は空腹になったら、事情も知らずに兎を食おうとするからな。」

 

 

華扇「そうよ。霊夢。今回は反省しなさいよ。」

 

 

霊夢「あら、兎を食って何が悪いのよ?」

 

 

慧音「駄目だこりゃ。」

 

 

鳳凰「こいつになに言っても無駄だ。ところで報酬は?」

 

 

慧音「あぁ、報酬はバーベキューだ。今回は頑張ってくれたからな。」

 

 

こころ達「やったー!」

 

 

鳳凰「華扇も食うか。」

 

 

華扇「えっ?私も良いの?」

 

 

鳳凰「何言ってんだ?みんなで食う方が楽しいだろう。」

 

 

華扇「・・・・・。そうね。」

 

 

霊夢「私の分もある?」

 

 

鳳凰「・・・お前も奢ってやるから安心しろ。」

 

 

慧音「じゃあ、今日はみんなでバーベキューだ!!」

 

 

鳳凰達と寺小屋の子供達「おーーーー!!」

 

 

鳳凰達と華扇と霊夢と寺小屋の子供達はバーベキューをすることになった。その日は月も出ていて月を見ながらバーベキューをしたそうだ。

 

                                第52話終わり

                                第53話に続く

 

次回予告:人気投票ネタをやります。

 


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