東方鳳凰屋   作:土方

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どうも、土方です。ついにラストバトルです。前編と後編に分けます。それではどうぞ。

~お知らせ~

来年の1月1日はお休みします。1月8日は出しますので。


決戦!!紅桜戦!! ~前編~

ここは大広間の奥の部屋、玉座室。そこには今回の異変の主犯”紅桜”と”鬼人正邪”がいた。彼女らは鳳凰達と銀時達が来るのを待っていた。

 

 

正邪「まだ来ないのか?」

 

 

紅桜「もうすぐ来るだろう。大広間からここに来るのは目と鼻の先だ。」

 

 

そして、玉座部屋のドアが開き、やっと・・・

 

 

鳳凰・銀時「待たせたな。紅桜!!」

 

 

紅桜「やっと来たか・・・。私に歯向かう愚か者どもよ!!!」

 

 

正邪「やれやれ。待ちくたびれたぞ!!!」

 

 

霊夢「あら?あなたは確かえ~と・・・誰だっけ?」

 

 

正邪「鬼人正邪だ!?輝新城異変を起こしたもう一人の主犯!!」

 

 

霊夢「あー、思い出した!?天邪鬼ね!!」

 

 

正邪「あの巫女・・・。忘れてやがった・・・。」

 

 

鳳凰「天邪鬼の事はどうでもいい!!紅桜!!お前は幻想郷、月の都、魔界の住民を洗脳し、そして、幻想郷を乗っ取ろうとした罪で、お前を討伐する!!!」

 

 

正邪「おい!!私はどうでもいいのか!?」

 

 

紅桜「ふふふ・・・。私を討伐するのか・・・。だが、お前達は一つ忘れている事があるぞ。」

 

 

紅桜は指をパチンとした。すると、玉座の後ろから洗脳した河童軍団と死神の軍団が現れた。

 

 

にとり「そんな!?まだ洗脳している奴等がいたのか!?」

 

 

小町「しかも彼岸の死神達も居る!!」

 

 

幽香「・・・・・。」

 

 

すると、藍は橙に接触感応をした。

 

 

藍(橙。紅桜は霊夢と魔理沙と鳳凰と銀時に任せよう。)

 

 

橙(河童達と死神達の方は?)

 

 

藍(そっちは私達でやる!!私は霊夢と魔理沙にこの事を話す。橙は鳳凰と銀時に話してくれ。そして、河童達と死神達が私達の方に来たら、私は霊夢と魔理沙を紅桜方に掴んで投げる。橙は鳳凰と銀時を掴んで投げてくれ。)

 

 

橙(・・・・・。わかりました。)

 

 

橙は早速、鳳凰と銀時にこの事を伝えに行った。

 

 

 

 

 

鳳凰「くそ!!まだ洗脳している奴等が居るなんて・・・!!」

 

 

銀時「これじゃ、紅桜の方に行けないぜ。」

 

 

こころ「それだけじゃないわ。天邪鬼も居る!!」

 

 

新八「ここを突破するにはどうしたら・・・!!」

 

 

すると、そこに橙が来た。

 

 

橙「鳳凰さん!!銀ちゃん!!そして、皆さん!!」

 

 

鳳凰「ん?どうしたんだ、橙?」

 

 

銀時「もしかして、何かあるのか!!」

 

 

橙「はい!!紅桜の方は鳳凰さんと銀ちゃん、そして、霊夢さん、魔理沙さんにお任せします。」

 

 

鳳凰「他には?」

 

 

その時、河童達と死神達は動きはじめ、鳳凰達と銀時達に襲い掛かろうとした。

 

 

藍「まずい!!もう襲い掛かって来た!!」

 

 

藍は霊夢と魔理沙を掴んだ。

 

 

魔理沙「えっ!?」

 

 

霊夢「藍!!一体何をするの!?」

 

 

藍「うおりゃぁぁぁ!!飛んでけ!!!」

 

 

藍は紅桜の方に霊夢と魔理沙を投げた。

 

 

霊夢・魔理沙「ふげ!!」

 

 

藍「よし成功だ!!あとは橙だけ・・・えっ!?」

 

 

藍は橙の方を向いた。

 

 

橙「重い・・・。」

 

 

鳳凰「橙!!一体何をやっているんだ!!!」

 

 

銀時「今は遊んでいる暇はねぇんだぞ!!」

 

 

橙「もう一つ作戦があるんです。銀ちゃんと鳳凰さんを紅桜の方に投げるんです。紅桜の討伐は鳳凰さんと銀ちゃん方に任せます!!!」

 

 

鳳凰「だったら早くしろ!!間に合わなくなるぞ!!!」

 

 

その時、神楽が橙に話しかけた。

 

 

神楽「橙。そいつら貸すよろし。」

 

 

橙「えっ?」

 

 

橙は銀時と鳳凰を神楽に渡した。

 

 

神楽「ようは紅桜の方に投げればいいアルな。」

 

 

鳳凰「神楽ちゃん・・・!?一体何をするの!?」

 

 

銀時「ちょっと何だか嫌な予感がするぞ・・・。」

 

 

橙「はい!!そうです!!」

 

 

神楽「じゃあ、バカ二人行くよろし!!」

 

 

神楽は鳳凰と銀時を紅桜の方に投げた。だが・・・

 

 

新八「ちょっとォォォォ!!神楽ちゃん!!投げすぎなんだけどォォォォ!!」

 

 

神楽「あっ。」

 

 

小傘「どうしたの?神楽ちゃん。」

 

 

神楽「間違ったアル。天邪鬼の方に投げたアル。」

 

 

銀時「おいぃぃぃぃ!!間違えるなぁぁぁぁ!!」

 

 

その時、鳳凰は良い事思いついた。

 

 

鳳凰「銀さん!!足を天邪鬼の顔の方に向けて!!私は腹の方を向けるから!!!」

 

 

銀時「そうか!!なるほど!!」

 

 

鳳凰と銀時は足を天邪鬼の方に向けた。

 

 

正邪「あれ!?ちょっと何を・・・!?」

 

 

鳳凰・銀時「吹っ飛べぇぇぇぇ!!!」

 

 

正邪「ぎゃあああああ!!!!」

 

 

天邪鬼は鳳凰と銀時の飛び蹴り攻撃に喰らい、そのまま戦艦の壁を突き抜けて、戦艦の外に吹っ飛んでいた。その衝撃で鳳凰と銀時は止まった。

 

 

鳳凰「よし。何とか止まったぞ・・・。」

 

 

橙「藍様!!少々ドタバタがありましたが、何とか作戦通りに行きました。」

 

 

藍「よし、これで大丈夫だな!!鳳凰と銀時と霊夢と魔理沙以外に告ぐ!!これより河童軍団と死神軍団と戦う!!洗脳を解くんだ!!!」

 

 

幽香「やれやれ。狐が考えそうな作戦ね・・・。」

 

 

銀時「おい!!お前等後は大丈夫なのか!?」

 

 

神楽「大丈夫アル!!」

 

 

新八「僕達がこれだけの軍団に負けないていう事は銀さんも知っているでしょ。」

 

 

定春「ワン!!」

 

 

銀時「お前等・・・!!」

 

 

鳳凰「こころ、メディ、小傘!!後は任した!!!無事でいてくれよ!!!」

 

 

小傘「うん!!任せて!!」

 

 

メディ「コンパロ!!」

 

 

こころ「私達はこんなので負ける事はないわ。だから、あなたは紅桜を必ず倒しなさい!!そして、分からしてあげなさい。人間の恐ろしさを!!!」

 

 

鳳凰「ああ、任しとけ!!!」

 

 

霊夢「それよりも藍、貴方達の方は大丈夫なの?」

 

 

藍「お前も知っているだろう。私達の実力を!!」

 

 

幽香「だから、貴方達は必ず紅桜を倒しなさい!!!」

 

 

小町「お前達に幻想郷の命運が掛かっているんだ。こっちは何とかしとくから。」

 

 

霊夢「・・・・・。」

 

 

魔理沙「霊夢。アイツ等は大丈夫だぜ!!!なんたってタフだからな!!」

 

 

霊夢「そうね・・・。」

 

 

鳳凰「じゃあ、さてと・・・。」

 

 

鳳凰、銀時、霊夢、魔理沙は紅桜の方に向き、それぞれ戦闘態勢になった。

 

 

紅桜「ほぅ、私と戦う気だな。なら・・・。」

 

 

紅桜は両手から剣みたいなものが出てきた。

 

 

鳳凰「うわ!!お前の体はどうなっているんだ!!!」

 

 

紅桜「私自身が刀だって知っているな。なら、これも朝めし前だ。」

 

 

紅桜も戦闘態勢になった。

 

 

紅桜「さてとお前等を片付けた後、後ろの奴等を掃除してやる!!!」

 

 

鳳凰・銀時・霊夢・魔理沙「やられるのはお前だ!!!!」

 

 

ついに、紅桜との闘いが始まった。

 

 

次回予告 殺られるのはお前だ!!

 

                       特別長編第20話(47話)終わり

                       特別長編第21話(48話)に続く


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