東方鳳凰屋   作:土方

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どうも、土方です。今回は46.5話です。それではどうぞ。


宇宙最強の男と依姫の対決(46.5話)

鳳凰達と銀時達が作った紅桜討伐チームが行った後、大広間の戦場の中では星海坊主と綿月依姫が戦っていた。

 

 

依姫「これでも喰らえ!!」

 

 

星海坊主「刀の振り方が良いな。よほど良い教育をしていたようだな。」

 

 

依姫「これでも私は月の使者もやっている身だ。いつどんな時も鍛錬を忘れない!!」

 

 

星海坊主「そうか?お前は一つだけ鍛錬していない所は俺にはわかるぞ。」

 

 

依姫「・・・・・!!それは何だ!?」

 

 

星海坊主「それは心だな・・・。」

 

 

依姫「心だと・・・!!」

 

 

星海坊主「お前もしかして心に未練とかあるんじゃないか?」

 

 

依姫「未練か・・・。私は師匠から認めて欲しかったことかな?」

 

 

星海坊主「師匠ということは、あの竹林の医者か?」

 

 

依姫「そうだ。私は八意様に私の事を認めさせたかった。いつかあの人みたいに何でもできる人になりたかった。だが・・・。」

 

 

星海坊主「だが・・・?」

 

 

依姫「八意様は裏切り者の輝夜と共に、地上へと行った!!」

 

 

星海坊主「・・・・・。」

 

 

依姫「私は師匠を奪った輝夜を憎んだ!!だが、頭の中で憎んじゃいけないと思っていた。それも八意様の教えなのだからな・・・。と思った。」

 

 

星海坊主「それでお前はその憎しみが紅桜によって解放されたという事か?」

 

 

依姫「そうだ!!紅桜に切られたことによって、私は力が増した!!!こんな斬撃までできるとは思わなかった。そして、次はお前を切る!!!」

 

 

依姫は星海坊主に攻撃を仕掛けた。

 

 

依姫「あはははは!!これでも喰らえ!!」

 

 

星海坊主「くっ・・・!!」

 

 

依姫は星海坊主の片腕を切った。

 

 

依姫「やったぞ!!夜兎は腕さえなければ戦えないはず・・・へ?」

 

 

依姫が見たものは義手の腕だった。

 

 

依姫「なっ!?これは義手!?という事は・・・。」

 

 

そう予想通りだった。星海坊主は義手が無くてもピンピンしていた。

 

 

依姫「諦めてたまるか!!!ぐっ・・・!?」

 

 

その時、依姫の体が止まった。

 

 

依姫「これはどういう事だ!!」

 

 

依姫(心の中)「そうさせてたまるか!!これ以上、月人達や玉兎達を犠牲にしてはいけない!!だったら心の中で憎しみのお前を止めてやる!!!」

 

 

依姫「くそ!!まさか自分の心に反抗されるとは!?」

 

 

その時、星海坊主は察した。

 

 

星海坊主「なるほど。心の中では良心が憎しみを止めてるんだな。なら・・・!!」

 

 

星海坊主は依姫に攻撃することにした。

 

 

依姫「えっ・・・。一体、何を・・・?」

 

 

星海坊主「お前は少し眠ってろ!!!」

 

 

星海坊主は依姫に頭突きをした。

 

 

依姫「ふげぇ!?」

 

 

依姫は頭突きされ、気絶した。

 

 

星海坊主「やれやれ。女を頭突きするのはちょっとな・・・。でも、こうでもしないと洗脳は溶けそうにもないからな。」

 

 

星海坊主は依姫を安全な所へ運んだ。

 

 

星海坊主「あっ、伝言忘れてた。・・・まぁ、いいや後で。」

 

 

星海坊主は依姫を安全な所に置いた後、大広間で戦ってる奴等と共に、残りの洗脳している敵を倒しに行った。

 

次回予告 ラストバトル

 

                     特別長編第19話(46.5話)終わり

                     特別長編第20話(47話)に続く


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