東方鳳凰屋   作:土方

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幻想郷を舐めるなよ!!

ここは戦艦の内部、今、鳳凰達と銀時達は驚いている。なぜなら、目の前に月の使者のリーダー綿月依姫が居るからだ。なお、現在は戦艦の大広間に居る。

 

 

鳳凰・鈴仙「よっちゃん!!(依姫様!!)」

 

 

依姫「ふふふ・・・、久しぶりだな。鳳凰。そして、鈴仙。」

 

 

銀時「おい。藍、あいつは誰だ?」

 

 

藍「彼女は月の都の使者の綿月依姫だ。そして、同時に玉兎のリーダーでもある。そして、八意永琳の弟子だ。」

 

 

銀時「あの竹林の医者の弟子か・・・。ということは、お前等とは敵対関係ていう事なんだな・・・。」

 

 

橙「依姫さんは鳳凰さんと友人関係なんです。たまに、鳳凰さんは月へ行って、依姫さんとよく会談するそうです。」

 

 

銀時「あれ?幻想郷の勢力て月とは敵対関係じゃないの?」

 

 

霊夢「幻想郷は他の勢力では月との敵対関係がない所が多いの。特に、鳳凰の妖怪の山では紫みたいな、敵対感情は無いわ。」

 

 

新八「でも、大丈夫何ですか?鳳凰さんが一人で月の都に行く事は?」

 

 

橙「あの人は、昔、依姫と会った事があり、それからはよく月へ行ってたんで、月の住人達は良く歓迎していたて、永琳さんが言ってました。」

 

 

神楽「なるほどアルな。」

 

 

すると、鳳凰は前に出て依姫に話かけた。

 

 

鳳凰「おい!!よっちゃん!?お前も紅桜にやられて操られているのか!?待ってろ!!今助けてやる!!!」

 

 

星海坊主「まて、鳳凰。ここは俺がやる。」

 

 

小傘「えっ!!」

 

 

こころ「星海坊主さん・・・?」

 

 

星海坊主「実は言うと、もう一つ月からの依頼があってな。こいつの姉の豊姫の依頼だ。「妹を助けて下さい。」てな。」

 

 

鳳凰「とよっちが!!」

 

 

星海坊主「よほどその姉さん、妹を大切に思っていたそうだ。俺の息子も見習って欲しいものだ・・・。」

 

 

神楽「・・・・・。」

 

 

そして、右の通路から彼岸勢力と白玉楼勢力と勇儀とさとりが率いる連合軍が来た。

 

 

勇儀「何かデカい場所に着いたな・・・。ん!?あれは、綿月依姫!?何でアイツがここに!?」

 

 

さとりは先に来ていた鳳凰達のこころを除いた。

 

 

さとり「どうやら、鳳凰達と銀時達は先に来ていたようですね。」

 

 

映姫「しかし、何故彼女がここに、月人は地上が嫌いなはず・・・。」

 

 

幽々子「あら、何か出て来たわ。」

 

 

その時、大広間に大きなモニターが出現した。

 

 

紅桜「初めまして、幻想郷の住民達に幻想郷と関わりがある勢力達よ!!!私は紅桜だ。」

 

 

橙「赤い髪に、赤い目と赤い服、間違いないです。彼女こそ今回の異変の主犯紅桜です。」

 

 

銀時「あれが紅桜か。見た目は綺麗な美人だが、心は凶暴そうだな。」

 

 

藍「貴様が紅桜だな。お前の目的は何だ!!」

 

 

紅桜「私の目的は幻想郷を乗っ取り、この世界の支配者になるのが私の目的だ。」

 

 

霊夢「この幻想郷を乗っ取る?そんなの無理に決まってるじゃないの?」

 

 

紅桜「いや、可能だ。」

 

 

紅桜は指をパチンとした後、月人と魔界人が続々と降りて来た。しかも・・・

 

 

神楽「見て銀ちゃん!!あいつ等片腕に紅桜が融合しているアル!!!」

 

 

銀時「何だと!?まさかお前ここで紅桜を作っているのか!!」

 

 

紅桜「そうだ。洗脳した河童達に作らせたんだよ。私が紅桜の作り方を教えてな。」

 

 

にとり「アイツ・・・、洗脳した河童達をこき使ってるな・・・!!」

 

 

紅桜「しかし、そこの月人も愚かなもんだな。自分の心に負けたんだからな。」

 

 

鳳凰「!?よっちゃんの事を言っているのか!?」

 

 

鈴仙「依姫様そんなに心は弱くないわよ!!」

 

 

紅桜「だが、私が月に来た時、この月人は私に挑んだだよ。そして、負けた。最初は抵抗していたんで、苦労したよ。そこで、私は考えた。」

 

 

魔理沙「それは何だ?」

 

 

紅桜「もう一回切り付け、憎しみの感情を増幅させたんだよ!!」

 

 

鳳凰・銀時「!!??」

 

 

幽香「なるほど、月人達はかつて妖怪と戦争し、その憎しみが今だにあったていう事ね。」

 

 

小町「そして、憎しみが心に響いて、奴は憎しみの心に染まったていうのか・・・。」

 

 

紅桜「まぁ、玉兎や月人や魔界人は一発で洗脳できたけどな。」

 

 

小傘とこころとメディスンは怒った。

 

 

小傘「あなた!!何でこんな非道な事ができるの!?」

 

 

こころ「付喪神は人が居るから存在できるのよ!?それを洗脳させて、こんな改造人間兵器にさせて、しかも洗脳に抵抗したのにその人の心を傷つけさせてあなたは恥ずかしくないの!?」

 

 

メディ「付喪神としてサイテー。」

 

 

紅桜「ふん。付喪神でも妖怪は妖怪だ。妖怪の本能に従っただけだ。それに私が物だった頃に居た世界は最悪だったからな。」

 

 

鳳凰「どういう事だ?」

 

 

藍「・・・・・!!まさか、お前は銀時の世界の情勢を知っているのか!!」

 

 

紅桜「知ってるし、最悪だった。私の世界の20年前に宇宙人の襲来に遭い、侍達は宇宙人に戦いを挑んだ。そして、侍達は宇宙人に負けた。だが、侍達はそれからも抵抗し続けた。私も抵抗している侍に使われた。そして、侍達の血を吸い続けた結果、私は侍の怨念の塊みたいな物となった!!つまり、妖刀となったのだ!!!」

 

 

銀時「仁蔵に使われた記憶が、他の紅桜に共有されたて事か。」

 

 

紅桜「そして、幻想郷に来て付喪神となった。そして、私は考えたんだ。この世界の支配者となり、最強の軍隊を作り、私の世界に復讐してやろうとな。」

 

 

鳳凰「その為に洗脳したていうのか!!お前はひどい事したて思わないのか!!!」

 

 

紅桜「思わん。ていうか笑ったわ!!!妖怪や人間の心はこんなに脆いもんとな!!!」

 

 

鳳凰達・銀時達「・・・・・。」ブチ

 

 

紅桜「この軍団は私の洗脳できる能力も持っている。さぁ、殺れ!!こいつらを洗脳しろ!!!」

 

 

紅桜に融合された月人達や魔界人達は鳳凰達と銀時達に襲い掛かった。だが・・・

 

 

ドオーーーーン

 

 

月人や魔界人達「ぐわああああああ!!!」

 

 

月人達や魔界人達はぶっ飛ばされられ、壁に激突したりした。

 

 

紅桜「なっ・・・!?」

 

 

そして、煙が晴れ、紅桜は驚いた。

 

 

鳳凰「確かに妖怪や人間の心は脆い。だが、脆いからこそ心を強くしようという思いがある。私達はそれを知っている。」

 

 

紅桜は驚いた。何故なら傷つけても洗脳しないからだ。

 

 

紅桜「何故洗脳しないのだ!!」

 

 

銀時「お前はこの世界の実力者達の心が脆いと思っていたが、それは大間違いだ。こいつらは色んな絶望みたいな経験をしている。その経験した連中は己の心を強くした連中だ!!!」

 

 

紅桜「ぐっ・・・!!」

 

 

鳳凰「だからお前の洗脳にも負けねんだよォォォォ!!!この外道娘がぁぁぁぁぁ!!!」

 

 

紅桜は激怒した。

 

 

紅桜「ならば私の所に来い!!!私は大広間の奥に居る!!私が直々に葬ってやる!!!」

 

 

紅桜はモニターを切ろうとしたが・・・

 

 

鳳凰「紅桜、最期に一つ行っとく事がある!!」

 

 

紅桜「・・・・・!!」

 

 

鳳凰・霊夢・魔理沙・小傘・こころ・メディ「幻想郷を舐めるなよ!!!私達は負けねェェェェ!!!!」

 

 

銀時・神楽・新八「俺達(僕達)(私達)も負けねェェェェ!!!!」

 

 

紅桜「あぁ!!待ってろ!!!必ず私が殺してやる!!!!」

 

 

そして、紅桜はモニターを切った。

 

                       特別長編第17話(45話)終わり

                       特別長編第18話(46話)に続く


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