鳳凰達と紫達は天魔に案内され、今回の異変の事を天狗達に話すこととここで作戦本部をおく為に、天狗達が特別に用意した会議室に向かっていた。
天魔「ここが今回の異変の話し合う会議室です。中には上層部の方達も出席してます。」
鳳凰「そうか。入るぞ、紫。」
紫「えぇ。」
鳳凰と紫達は会議室へと入っていった。
特別長編第13話(41話)「上に立つ者は下の者も考えろ」
将官「天魔様と鳳凰様に敬礼!!」
天魔と鳳凰が入った瞬間、天狗達は全員敬礼した。
小傘「わぁ・・・。」
メディ「凄い・・・。」
こころ「鳳凰て天魔と同等の権利だったわね。確か・・・。」
その時、銀時達が来た。
銀時「よっ。鳳凰。やっと来たぜ!!」
そこには、顔がぼろぼろ状態の射命丸が居た。
文「銀さん・・・。やり過ぎですよ・・・。」
銀時「当たり前だ!!!これはお前の自業自得なんだからな。」
鳳凰「・・・・・。」
藍「紫様。連れてきました。」
総大将「少々。ドタバタはありましたが・・・。」
天魔「お疲れ様です。はい。これおしぼりです。」
総大将「ありがとうございます。」
紫「あら。あなたがそこまでするなんて。」
天魔「上に立つ者は下の者も考えなくては行けません。そこら辺はいつも私は考えています。」
藍「なるほど、上の者がしっかりしていれば部下は必ずついてくるな。」
鳳凰「とりあえず、会議始めようぜ。」
天魔「そうしましょう。それではこれから今回の異変の会議を始めます。それでは賢者様お願いします。」
紫「それでは今回の異変の内容を話します・・・。」
BBA説明中・・・、うわ、なにをするんだーーーー!!
紫「というわけで、今回の異変の内容です。」
天魔「まさか、妖怪の山以外の場所でも被害があったとは・・・。」
総大将「おまけに月の都も魔界も被害があったとは・・・。」
鳳凰「紅桜はここに居るていう情報を聞きつけてここに来たんだ。なんか目撃情報とかないのか?」
文「そこは私達が説明します。」
どうやら、文とはたてが説明してくれるそうだ。
鳳凰「お前、顔治ったの?」
文「大丈夫です。ギャグ補正で治りますから。」
小町「おい。メタイ事を言うなよ・・・。」
はたて「取りあえず、この写真を見てください。」
はたては写真を取り出し他の人に見せた。そこには紅桜と洗脳した天狗数名が空の見えない所にぼんやりと鉄でできたドアがあったのだ。
鳳凰「何かぼんやりと空にドアがあるな。ドアの周りから見るとこれは戦艦だな。」
新八「戦艦!!」
銀時「ちょっと待てよ!!幻想郷は戦艦とか作れるのか!?」
にとり「いや、何とか作れるけど。普通は賢者様の許可を取らなきゃいけないから。」
天魔「仮に許可を取ったとしても・・・、今の妖怪の山では戦艦作るのに膨大な費用が掛かるから作らないんです・・・。」
星海坊主「やっぱりこれは話さなきゃいけねぇな・・・。」
紫「それはどういう事かしら?」
星海坊主「実はというと、月の都は紅桜の被害が遭った後に、もう解体予定の戦艦1隻が盗まれた。」
鳳凰「本当ですか!!それは!!」
星海坊主「本当だ。しかも洗脳された奴等を乗せてな。」
文「ということはこのドアはその戦艦のドアですか!!」
銀時「だとすると、そうだな。」
その時、天狗が一人会議室に入って来た。
天狗A「大変です。天魔様!!!」
天魔「何ですか。会議中ですよ。」
天狗A「すいません!!ですがこれを見てください。」
天狗Aが出したのは手紙だった。天魔は手紙を読んだ。
鳳凰「何て書いてあるんだ?」
天魔「「明日の昼に妖怪の山に襲撃します。襲撃した後、山の力を使い幻想郷を支配します。紅桜より」」
藍「なん・・だと・・・!!」
天魔「賢者様・・・。」
紫「それではここに作戦本部を置きます。各自準備に取り掛かってください。」
鳳凰「そうだ。指揮権はどうすんだ?」
紫「指揮権は私と天魔で行います。鳳凰達と銀時達とその他のメンバーは戦艦の中に突入してください。」
銀時「良いのか?紫・・・。」
紫「鳳凰と銀時ならうまくいくわ。それにあなた達の仲間は強者ばかりだしね。」
鳳凰と銀時は後ろに居る仲間達を見た。
鳳凰・銀時「そうだったな・・・。」
新八「銀さん!!必ずみんなで紅桜を倒しましょう。」
神楽「そうアル。みんなでやれば怖いものなしアル。」
星海坊主「俺もだ。このまま月に兵士どもを操り道具にしている奴は叩きのめしてやる。」
定春「ワン」
小傘「わちき達も戦う!!」
こころ「このまま紅桜の思い通りには行かせない!!!」
メディ「コンパロ。」
他の面子も同じ思いだった。
鳳凰「お前等・・・。」
銀時「鳳凰。一緒に紅桜を倒そう。」
鳳凰「銀さん・・・。」
銀時「お前も守りたいもんがあるんだろう。」
鳳凰「あぁ、必ず紅桜を倒そう。」
共に紅桜を倒すと誓った鳳凰と銀時だった。
特別長編第13話(41話)終わり
特別長編第14話(42話)に続く