特別長編第10話(34話)「紅桜の行方」
鳳凰「あれが神楽ちゃんの父親!!」
こころ「しかも宇宙最強の人なの!!」
藍「ちょっと待て。今、宇宙最強の人と言ったな。という事は・・・。」
銀時「ああ、お前の思った通り、こいつは俺達の世界の天人(あまんと)。つまり宇宙人だ。」
鳳凰「宇宙人!?」
霊夢「あの、月の外に居る人達こと!!」
小傘「じゃあ、神楽ちゃんも宇宙人ていうこと!?」
神楽「そうアル。」
新八「しかも、星海坊主さんや神楽ちゃんは僕達の世界では、宇宙最強の戦闘民族”夜兎族”ていう種族の天人なんです。」
紫「あなたの世界て結構色んな人達がいるのね。」
銀時「まあな。」
勇義「・・・・・。」
さとり「勇義さん。星海坊主さんに今は決闘しようなんて言わないでください。今は、そいう場合じゃないので・・・。」
勇義「わかってる。」
紫「それじゃ、全員揃った事だし、今回の異変について話しましょう。」
紫は早速今回の異変について話した。
紫「今回の異変は紅桜の反乱で起きた異変です。」
魔理沙「反乱!?」
神綺「それはどう意味かしら?」
紫「それは、鳳凰達と銀時達から話してもらます。じゃ、早速お願いするわ。」
鳳凰「わかった。」
銀時「俺達は、紫から依頼を受け、俺達の世界の危険武器を調査してたんだ。」
アリス「危険武器はつまり紅桜ね。」
新八「そうです。僕達の世界で作られた武器です。しかも、ある事件を起こした兵器なんです。」
妖夢「ある事件?」
銀時「紅桜事件だ。あの事件は、俺の知り合いと紅桜の設計者で起こした事件だったんだ。」
新八「目的は、紅桜を大量に作り、僕達の世界の政府を倒そうとしたんです。でも、僕達はそれを解決し、紅桜は船の爆発で全て海の藻屑になったんです。」
映姫「なるほど、その海に落ちた紅桜も忘れ去られて、それが幻想郷に流れついたんですね。」
鳳凰「たぶん、私の予想では他は錆びてて、一本だけが無事だったんだろう。」
銀時「運悪く、その刀は咲夜が拾ったんだ。」
妖夢「咲夜さんが!!」
霊夢「大丈夫だったの?」
銀時「大丈夫じゃねえさ・・・。紅魔館は屋敷が半壊され、レミリアとフランと咲夜がやられたんだ。」
小傘「他は大丈夫だったんだけど・・・。」
鳳凰「おまけに紅桜は付喪神化し、レミリアとフランと咲夜の能力をコピーしたんだ。今はどこに行ったのかわからないんだ。」
紫「そう・・・。」
藍「紫様。あの話を。」
紫「わかったわ。藍。皆は知っているとは思うけど、昨日から、あちこちで妖怪やその他の種族が行方不明になってるわ。」
鳳凰「あぁ、知ってる。」
藍「原因は紅桜が覚醒した能力だ。切った相手を洗脳している。つまり、奴は洗脳できる程度の能力と相手の能力をコピーできる程度の能力だ。」
映姫「なるほど、これなら納得がいきますね。」
魔理沙「えっ。それはどう意味だ?」
アリス「魔理沙。紅桜は相手の能力もコピーできるでしょ。フランの能力だけじゃなく、もし技までコピーしていたら・・・。」
霊夢「そうか。フランのフォーブアカインド!!」
神楽「フォーブアカインドて何アルか?」
妖夢「フランさんの技の名前です。あの技は分身ができる技なんです。」
小町「そうか。という事は!!」
幽々子「昨日、それぞれの勢力に現れた紅桜は分身だったのね。」
星海坊主「なるほど、月の方も分身だったていうことか。」
衣玖「そういえば、他の月の都の人達はどうしたんですか?」
星海坊主「他の月の奴らは、今回半分の兵達が行方不明となったから、月の政府も今回混乱に対応している。だが、幻想郷に派遣するメンバーが居なかったから、急遽、俺の所に依頼を出して、俺が行く事になったんだ。」
紫「月もそれどころじゃないといことね。」
鳳凰「でも、どうすんだ。紅桜の行方がわからないんじゃ・・・。」
藍「そこは大丈夫だ。奴がどこに居るのかわかった。」
銀時「どこだ。そこは。」
紫「昨日、分身をだしたて言ったわよね。もし、本体が別の所に洗脳しているとしたら・・・。」
鳳凰「そうか。妖怪の山か!!」
藍「そうだ。最初に妖怪の山の勢力が半分洗脳された。つまり、奴が今居るのは妖怪の山だ。その証拠に、山に住んでない奴が居ると言う情報が得た。」
銀時「じゃ、次に向かうのは・・・。」
こころ「妖怪の山ね。」
紫「ここからはここに居るメンバーで妖怪の山に行くわ。そして、妖怪の山に紅桜の対策本部を作るわ。」
霊夢「ということは、鳳凰と勇義の出番ていうことになるのね。」
銀時「えっ、ちょっと待て。勇義の方はわかるが、何で鳳凰も何だ。」
紫「銀時達は知らないと思うけど、鳳凰は妖怪の山の裏の指導者の”皇帝”の地位になってる人よ。」
新八「えっ、ちょっと待ってください。つまり・・・。」
藍「そうだ。彼は、妖怪の山で裏のトップの存在だ。」
銀時「えーーーー!!マジでか!!お前そんな地位を持ってる奴だったの!!」
幽々子「それに大勢で入ると哨戒天狗が警告するわ。だけど、鳳凰が居れば簡単に妖怪の山に入れるわ。」
神楽「なるほど、それなら納得するアルな。」
メディ「今ので、納得するんだ・・・。」
銀時「しかし、驚きだな。まさか、妖怪の山は、表と裏のトップがいるなんてな・・・。」
鳳凰「まぁ、普通は驚くもんな。」
紫「じゃあ、鳳凰。妖怪の山に入ったらよろしくね。」
鳳凰「任せろ。紫。」
紫「じゃあ、スキマオープン。ここをくぐれば妖怪の山の入り口よ。」
銀時「じゃ、行くか。」
鳳凰「よし、皆行くぞ!!」
銀時達&こころ達&その他「おーーーーーー!!」
鳳凰達と銀時達と皆は紫のスキマを通り、妖怪の山の入り口に向かった。
特別長編第10話(34話)終わり
特別長編第11話(35話)に続く
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今週の特別長編は木曜日に出します。すいません。
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すいません。日曜日に出します。理由は最近色々と忙しいので、ていうかネタ不足です。次は必ず出しますのでお待ちください。すいません。