鳳凰達と銀時達は永遠亭に泊まることになり、今は食事中である。
特別長編第7話(26話)「お風呂の飛び込みはダメです」
鳳凰「この和風料理うまいな。」
銀時「あぁ、結構うまいな。」
永琳「これはうどんげが作ったものよ。あの子料理はうまいの。」
新八「マジですか。てっきり人参ばっかりだと思いました。」
鈴仙「ちょっと失礼ですよ。私だって料理ぐらい作れますから。」
こころ「でも、やっぱりおいしいわ。」
メディ「うん。」
小傘「あれを見ながら食べなければね・・・。」
小傘が見たものは大量のご飯を食う神楽の姿だった。
神楽「おかわりよろし。」
輝夜「すごい。これでもう10杯目よ。」ぱちぱち
てゐ「亡霊以外でこんなに食う奴は初めてみたよ。」
鳳凰「神楽ちゃん。これ以上食ったら永遠亭の食料が無くなるぞ。」
永琳「大丈夫よ。まだいっぱい食料があるから。」
鳳凰「ならいいんですけど・・・。」
銀時「ところでさ、レミリア達のご飯はどうなってるんだ?」
鈴仙「吸血鬼達にはけが人専用のご飯を与えてますので大丈夫です。」
鳳凰「なら、問題ないな。」
永琳「お風呂の方は、食事を作る前に入れといたから、これを食ったら入っても大丈夫よ。」
新八「ありがとうございます。」
メディ「ところでお風呂は男女分けてるの?」
鈴仙「そこはちゃんと分けてます。泊まる患者さんも多いので、男風呂と女風呂に分けてます。」
鳳凰「じゃ、安心だな。」
神楽「定春はオスだから、銀ちゃんと一緒に入るヨロシ。」
定春「ワン」
銀時「じゃ、食べたら入るとするか。」
鳳凰「そうしましょう。」
鳳凰達と銀時達はお風呂へと向かった。
鳳凰「右側が男風呂だな。」
こころ「左側が女風呂ね。」
銀時「じゃ、お前らまた後でな。」
神楽・こころ達「うん。」
鳳凰と銀時と新八と定春は男風呂へ、神楽とこころ達は女風呂へと入っていた。
~男風呂にて~
鳳凰「露店風呂ですか。ちゃんとしきりもあるな。」
銀時「夜だから月も綺麗だな。」
新八「じゃ、僕先に入りますね。」
新八が先に露天風呂へと入っていた。
新八「ふぅ~、気持ちいいですね。」
鳳凰と銀時も入っていた。
鳳凰「はぁ~、極楽極楽。」
銀時「こういう時は月を見ながら酒が飲みたいな。」
鳳凰「あっ、銀さん結構筋肉がありますね。」
銀時「まぁ、結構鍛えてるからな。」
新八「普段はパチンコや賭け事をいっぱいしてるのに、何で太らないんですかね?」
銀時「まぁ、ハードな依頼があるからな。結構体が動くんだよ。」
鳳凰「新八さんは普通な体型何ですね。」
新八「確かに僕は普通の体型ですね。」
銀時「えっ、眼鏡じゃないの?」
新八「誰がメガネだコラ、普通の体型だコラァ!!」
銀時「悪かったよ。新八くん・・・。」
その時、定春が飛び込んで入ってきた。
定春「ワン。」ザブーン
鳳凰・銀時・新八「うわーーーーーー。」
定春「ワン。」
銀時「こら、定春!!お風呂に飛び込んできちゃいけません!!」
新八「ちょっと!!お風呂の水がちょっと無くなってるんですけど。」
銀時と新八は騒いだが、鳳凰はお風呂の水を確認した。
鳳凰「あっ、まだいっぱいありますよ。」
新八「本当ですか。よかった。定春、次は飛び込んじゃだめだよ。」
定春「ワン」
その時、しきりの向こう側から、神楽やこころ達の声がした。
神楽・こころ達「わーい。」
銀時「あいつら楽しんでるな。」
鳳凰「こころ達も楽しんでるな。」
新八「銀さん、鳳凰さん、背中洗いますか?」
鳳凰「いいね。じゃ、私は新八の背中を洗うか。」
新八「じゃ、銀さん前でお願いします。僕が銀さんの背中洗いますので。」
銀時「じゃ、お願いするわ。」
こうして、鳳凰と銀時と新八はしきりの近くで背中の洗いっこをすることにした。しかし、彼らは知らなかった。この後、悲劇が起きることを・・・。
特別長編第7話(26話)~前編~終わり
特別長編第8話(27話)~後編~に続く