東方鳳凰屋   作:土方

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どうも、私が土方だ。それではどうぞ。


竹林の落とし穴には気をつけろ

鳳凰達と銀時達は永遠亭に行くため、人里にある竹林の案内役藤原妹紅の家に訪れた。

 

 

特別長編第4話(24話)「竹林の落とし穴には気を付けろ」

 

 

鳳凰「すいません。妹紅さん居ますか?」トントン

 

 

鳳凰は妹紅の家のドアを叩いた。

 

 

妹紅「今出るよ。」ガチャ

 

 

妹紅はドアを開けた。

 

 

銀時「久しぶりだな。モコタン。」

 

 

妹紅「その言い方はやめろよ・・・って、あの時の侍じゃないか!!久しぶりだな。」

 

 

銀時「おいおい。俺は銀時ていう名前だぞ。覚えろよ。」

 

 

妹紅「ごめんごめん。ところでお前の後ろの二人とデカいのは誰だ。」

 

 

新八「初めまして、僕は万事屋メンバーの新八です。」

 

 

神楽「神楽アル。こっちは定春。」

 

 

定春「ワン。」

 

 

妹紅「初めまして、私の名は藤原妹紅だ。よろしく。」

 

 

鳳凰「あれ、今日は慧音さんと一緒にアレをやってたんじゃないんですか?」

 

 

妹紅「ちょっとそれは!!ここでは言いにくいでしょ。」

 

 

銀時は「またか・・・」と思い、新八達は何なのかさっぱりわかんなかった。

 

 

妹紅「慧音は寺子屋で授業中だ。それにあれをやるのは今日じゃない。」

 

 

鳳凰「そうか。それじゃ問題ないな。私達を永遠亭まで案内してもらいたいんだが、いいか?」

 

 

妹紅「いいわよ。じゃ、早速行きましょう。」

 

 

鳳凰達と銀時達は妹紅と一緒に永遠亭がある迷いの竹林に向かった。

 

 

 

 

 

 

 

銀時「やっぱり、ここは結構迷うな。」

 

 

新八「えっ、ここって迷いやすいんですか。」

 

 

妹紅「ここは竹林が結構いっぱいでね。妖精も迷いやすいんだよ。」

 

 

鳳凰達と銀時達は妹紅と一緒に竹林を歩いてた。

 

 

鳳凰「それともう一つ気を付けろよ。ここは妖怪兎の落とし穴があるから。」

 

 

そう言いながら鳳凰は落とし穴に落ちた。

 

 

小傘・新八「おいいいいい。言った本人が落ちてどうすんのーーーー!!」

 

 

鳳凰「いててて。こんなことする奴は一人しかいない。」

 

 

???「ありゃりゃ、落ちたのは何でも屋”鳳凰”の主人だとはこれは驚いたね。」

 

 

現れたのはいたずら妖怪兎のてゐだった。

 

 

銀時「お前はてゐか。」

 

 

てゐ「おや、お前はあの時の侍じゃないか。久しぶりだね。坂田天パ。」

 

 

銀時「坂田天パじゃねーよ!!坂田銀時だ!!」

 

 

てゐ「ところで後ろの二人とデカいのは誰だ。」

 

 

新八「初めまして、僕は志村新八です。」

 

 

神楽「神楽アル。こっちは定春。」

 

 

定春「ワン」

 

 

てゐ「よろしく。私は因幡てゐだ。」

 

 

その時、鳳凰が落とし穴から出てきた。

 

 

鳳凰「このいたずら兎!!何てことしやがるんだ!!」

 

 

てゐ「おや、注意して落ちた本人に言われたくないね。」

 

 

鳳凰(言う言葉もねぇ。)

 

 

てゐ「それよりも永遠亭に向かってんだろう。私も一緒に行ってあげるよ。」

 

 

鳳凰「えっ、いいのか?」

 

 

てゐ「もともとそこに住んでいるからね。」

 

 

妹紅「なら安心するわ。あなたの落とし穴に落ちたくないし。」

 

 

こころ「それじゃ、行きましょう。」

 

 

てゐが一緒に同行することになった。それから、1時間後やっと永遠亭に到着した。

 

 

鳳凰「ふう、やっと着いた。」

 

 

新八「ここが永遠亭。」

 

 

神楽「何か印象的な建物アルな。」

 

 

妹紅「おーい。誰か居るかい。」

 

 

その時、玄関から足音が聞こえてきた。

 

 

???「あら、鳳凰だけじゃなく、久しぶりに会うやつまで居るわね。」

 

 

銀時「その声は、まさか・・・」

 

 

そこに現れたのは・・・

 

 

輝夜「久しぶり。坂田銀時と鳳凰。」

 

 

鳳凰達と銀時達の前に現れたのは永遠亭の主蓬莱山輝夜だった。

 

                        特別長編第4話(24話)終わり

                        特別長編第5話(25話)に続く

 

 


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