鳳凰の次元の力のおかげで紅魔館の全体を修復できた。レミリアは今回の反省を踏まえて、魔理沙の紅魔館の出入りがOKになった。ただし、いつも通り門番は付くけど。そして、魔理沙もレミリアの本を盗まないようにした。(ただし、パチュリーの本は盗むけど。本人は借りてるだけって言ってるけど。)それから宴会は3日後にやることになった。それから3日後・・・
小傘「鳳凰この酒はここに置いていいの?」
鳳凰「あぁ、ここに置いていいぞ。」
鳳凰達は寺小屋の庭を借りて、宴会の準備をしていた。
第17話「やっぱり最後は宴会だ!!」
射命丸「鳳凰様の施設部隊の勝利を祝福し乾杯!!」
宴会参加者「乾杯!!」
宴会は夜に行った。最初は紅魔館の勢力と私の施設部隊と幽香と霊夢、アリス、慧音が参加していたが、宴会をやると聞きつけてあらゆる妖怪や人里の人間達が集まり大宴会となった。
鳳凰「やっぱり宴会は楽しいものだな。」
小傘「そうだね。こんなに集まると楽しいものだね。」
するとそこに射命丸が来た。
射命丸「鳳凰様楽しんでますか。」
鳳凰「あぁ、楽しんでるよ。それで私に何の用だ。」
射命丸「大天狗の紅蓮の件です。」
鳳凰「ついに来たか!!」
射命丸「天魔様は紅蓮を斬首刑にし、今後は上層部の改革を始めるそうです。」
鳳凰「斬首か。他の刑にした方がよかったんじゃないか。」
射命丸「鳳凰様に見られた以上、斬首しかなかったんです。」
鳳凰「そうか。ならいい。」
射命丸「この事はレミリアさんには・・・」
鳳凰「言わない方がいいだろう。天狗と吸血鬼の関係を悪化したくないしな。」
射命丸「わかりました。」
そう言いながら射命丸は別の所に行った。
メディ「鳳凰。何の話?」
鳳凰「別に、大人の話さ。」
小傘「?」
こころ「・・・・・」
小傘とメディはわからなかったが、こころは黙ってわかっていた。
鳳凰「そうだ。メディスン、今回はよくやってくれたな。お前の睡眠ガスが無かったらレミリアに負けてたよ。ありがとな。」
メディ「私はただあの吸血鬼をどうにかしようと思ったの。あんたの為じゃない。」
鳳凰「別に私の為じゃなくても、レミリアを止めてくれたのは変わらないよ。ありがとう。」
鳳凰はメディスンの頭をなでた。
鳳凰「ありがとう。メディスン。」
メディ「・・・次からはメディて呼んでもいいよ。」
メディスンは微笑んでそう言った。
小傘「メディが人間に笑顔を見せるなんて久しぶりだね。」
こころ「そうとう鳳凰を気に入ってるみたいね。」
次に霊夢と魔理沙とアリスが来た。
霊夢「あんた、相変わらず子供を撫でるのは得意なのね。」
鳳凰「悪いか。」
霊夢「いや、別に悪くわないわよ。」
鳳凰「そうか。」
魔理沙「鳳凰。報酬のお酒持ってきてやったぜ。」
鳳凰「サンキュー。魔理沙。」
アリス「魔理沙。今回の事は反省しなさいよ。元はと言えばレミリアの本を盗んで、今回のレミリアの暴走に繋がったんだから。」
魔理沙「私は悪くないぜ。それに盗んでるじゃなくて、借りてるだけだ。」
鳳凰「ほう。また慧音呼んで説教してやるぞ。」
魔理沙「もう勘弁だぜ!!」
アリス「ちょっと。魔理沙。」
魔理沙は逃げるように去っていき、アリスは魔理沙を追いかけた。
鳳凰「お前は追わなくていいのか?」
霊夢「いいのよ。今回は魔理沙が悪いんだし。」
すると、そこにレミリアと咲夜が来た。
鳳凰「おう。来たか。もうだいじょうぶか。」
レミリア「もうだいじょうぶよ。永琳の薬のおかげで狂気がなくなったわ。」
鳳凰「レミリア。薬を買う前に使用上の注意は見とけよ。」
レミリア「次からそうするわ。」
鳳凰「そういや。咲夜、お前レミリアのグングニル刺さったところ大丈夫か?結構深く刺さっていったけど?」
咲夜「大丈夫よ。永琳の治療もそうだけど、あなたの力のおかげで1日で治ったもん。」
鳳凰「そうか。ならいいか。」
レミリア「鳳凰。今回はありがとう。もしあのままだったら、咲夜を殺していたかもしれない。」
咲夜「お嬢様・・・」
鳳凰「・・・次からは従者を大切にしろよ。私も色んな命を奪ってきたんだから。」
レミリア「もちろんよ。紅魔館のメンバーは家族だもの。」
咲夜「お嬢様!!」ニッコリ
レミリア「じゃ、私たちは別の所に行くわ。」
咲夜「それではまた。」
そう言いながらレミリアと咲夜は別の所に行った。
霊夢「大天狗の事はいわないの?」
鳳凰「知らぬが仏の方がいいだろう。ってか知ってたんだな。」
霊夢「文から聞いたのよ。」
鳳凰「そうか。」
霊夢「それと私からの依頼なんだけど。」
鳳凰「霊夢から依頼だと珍しいな。」
霊夢「今度の買い物付き合って。買い物する量が多いから。」
鳳凰「いいけど。事務所の掃除しなきゃいけないからな。してから行ってもいいか?」
小傘「それだったら、わちき達がやるよ。」
鳳凰「えっ。いいのか。」
こころ「もちろんよ。まかせなさい。」ニヤリ
メディ「コンパロ。」
鳳凰「ありがとうな。お前ら。」
鳳凰はこころ達にお礼を言った後、霊夢と鳳凰はあることに気付いた。
鳳凰・霊夢(ちょっと待てよ。こころ達が来ないて言うことは、二人きりだよな。ということは・・・)
そして、二人ともこう思った。
鳳凰・霊夢(デートじゃねえかーーーーーー!!)
そう心の中で叫んだ宴会の夜であった。
第17話終わり
第18話に続く
今回は後書き書きます。
これにて、長編「紅魔館戦争編」はおわりです。次回からはまた日常編です。それと次回から質問募集を受け付けます。質問したい人は感想の方に書いてください。来週は鳳凰と霊夢のデート回です。お楽しみに。