紅魔館の戦争から1日が経過した。咲夜と会話していたら永琳と鈴仙が来て、レミリアと咲夜の治療した。鳳凰も治療を手伝い、何とかレミリアと咲夜を治した。ちなみにレミリアには狂気を消す薬を投与したらしい。その後、霊夢とアリスと慧音が来て、事情を話した後、慧音は魔理沙に説教し、罰として半壊した紅魔館と門の修復をやることになった。その鳳凰とはいうと・・・
鳳凰「何で魔理沙の罰を私たちまで。」
こころ「仕方ないでしょ。魔理沙が報酬のお酒をもう一本追加して、引き受けたのは鳳凰でしょ。」
魔理沙が鳳凰に報酬追加で修復までお願いしたのだ。今は門の修理をしている。
第16話「復讐する奴はゲスな奴しかいない」
魔理沙「おーい。順調に直してるか?」
鳳凰「治してるよ。お前はどこ直してんだ?」
魔理沙「こっちは霊夢と幽香で花壇の修理してる。幽香が切れそうで怖いぜ。」
鳳凰「あのドS女か。確か誰かが花を傷つけたら殺すんだったな。」
魔理沙「だからひやひやしてんだよ。」
鳳凰「気をつけろよ。あいつ力はゴリラ並み・・・って、ぎゃあああああ。」
その時、鳳凰の顔にマスタースパークが命中した。
魔理沙「すげぇ。門の所まで聞こえてたんだ。」
鳳凰「あの女どこまで地獄耳なんだよ。」
こころ達はよく生きてるなと思った。
鳳凰「何だかトイレに行きたくなった。ちょっと小便してくるわ。」
小傘「うん。わかったよ。」
鳳凰は小便するため紅魔館の外の近くですることになり、小便した後・・・
鳳凰「はぁ~。すっきりした。」
黒いローブ男「やれやれ。力を増幅する薬を与えたのに、まさか狂気になるなんて、とんだ発見をしたな。」
鳳凰「!!。誰だ貴様は!?」
黒いローブ男「悪いが今は名のらん。貴様が鳳凰だな。」
鳳凰「おい。何で知ってるんだ。」
黒いローブ男「貴様が人里の武装集団を倒したていう噂が流れてな。それで聞いた。」
鳳凰「さっき、力を増幅する薬を与えたて聞いたが、まさか、お前がレミリアにあの薬を与えたのか。」
黒いローブ男「・・・」
鳳凰「永琳から聞いたが、あの薬は力を増幅する代わり、狂気に侵され、最後には死ぬ薬だって聞いた。まさか、それを知って与えたのか。」
黒いローブ男「そうだ。吸血鬼に力を増幅する薬を与えたらどうなるかと思ってね。それで実験してみたんだ。」
鳳凰「死ぬかもしれねぇのにか!!」
黒いローブ男「そうだ。それを承知の上で与えた。それに、あの吸血鬼には恨みがあったからな。」
鳳凰「恨み?」
黒いローブ男はローブを取った。
鳳凰「お前は妖怪の山の上層部の大天狗の紅蓮!?」
紅蓮「そうですよ鳳凰様。私は紅蓮です。」
鳳凰「妖怪の山の大天狗がこんなことしたらどうなるかわかってんだろうな!!」
紅蓮「言ったでしょ。私には恨みがあるって。私の親は吸血鬼異変の時に吸血鬼に殺されたんだ。」
鳳凰「!?」
紅蓮「その後、幻想郷にスカーレット姉妹ていう吸血鬼の姉妹が幻想郷に引っ越して来たていう事を聞き、私は復讐の炎が燃え上がった。そこで、竹林の医者の禁忌の薬を盗み、それを改良し、その吸血鬼に与えたのだ。」
鳳凰「・・・」
紅蓮「そして、鳳凰様を使い紅魔館の主を殺そうしたのだ。どうせ、吸血鬼はこの世から消えればいいんだ。」
その時、鳳凰の怒りは有頂天になり、紅蓮の胸元に掴んだ。
紅蓮「なにをするんですか。鳳凰様。」
鳳凰「貴様。妖怪の山にドロを塗ったんだ。お前には制裁をくらわなければいけない。」
紅蓮「ひぃ。」
鳳凰「歯食いしばって。気絶してな。次符「次元拳」。」
紅蓮「ぎゃああああ。」
紅蓮はぶん殴られ気絶した。
鳳凰「このゲスが。」
その時、カメラの音がした。
鳳凰「射命丸か。全部聞いてたのか。」
射命丸「・・・」コクリ
鳳凰「こいつの事をどう思う。」
射命丸「最低な大天狗ですね。わざわざ鳳凰様と薬の力を使い、レミリアさんを殺そうとしたんですから。」
鳳凰「射命丸。こいつを妖怪の山の上層部に連れてけ。それとこいつの事は新聞に載せれよ。」
射命丸「わかりました。」
射命丸は紅蓮を妖怪の山に連れて行き、鳳凰は紅魔館の修理に戻っていた。
第16話終わり
第17話に続く