PS祝日に投稿できなくてすいません。ちなみに金曜日が祝日の場合は日曜日に通常通り投稿します。今回は長編が始まるため土曜日に投稿しました。
友人の依頼は良い方にはいかない
ここは紅魔館。門の前には紅魔館の門番紅美鈴と普通の魔法使い霧雨魔理沙が揉めているようだ。
魔理沙「何だって。紅魔館の一生出入り禁止!?それも私だけ!?」
美鈴「魔理沙さん。いつもの事ですけど、あなたこの前パチュリー様から本を盗みましたよね。その中にお嬢様のお気に入りの本があったんです。その事を知ったお嬢様が激怒しパチュリーと相談し、二度と魔理沙さんを紅魔館に入れないと言ったのです。」
魔理沙「ふん。そんなもん。門の上から通って・・・ふげ!?」
魔理沙は見えない壁に当たった。
美鈴「パチュリー様が魔理沙対策として、紅魔館全体に結界の魔法を放ったんです。」
魔理沙「それを早く言ってくれだぜ。」
美鈴「お嬢様がこう言ってました。「魔理沙。悔しかったら、軍隊一個でも連れてきなさい。戦争して、あなたが勝ったら紅魔館いつでも自由に出入りしてもいいわよ。」と。」
魔理沙「上等だ。軍隊一個連れてきて戦争してやる。」
そう言って魔理沙はどっか行った。
美鈴「やれやれ。軍隊一個連れてこれないのに。」はあ~
美鈴は知らなかった。魔理沙は霊夢の他に強い知り合いがいることを。
第10話「友人の依頼は良い方にはいかない」
魔理沙「というわけで、私ともに戦ってくれ。」
鳳凰「断る!!」
ここは人里の寺子屋の2階にある。何でも屋”鳳凰”の事務所である。その場所に今、魔理沙が来ている。今魔理沙は鳳凰に依頼を頼んでいるのだが・・・
魔理沙「何でだよ。なんでダメなんだぜ。」
鳳凰「当たり前だ!!この前風見幽香と決闘し、その次は吸血鬼と戦争しろだと!!そんなのお断りだ。」
魔理沙「何だよ。幽香から聞いたぞ。お前、あの幽香に勝ったんだろう」
鳳凰「死にもの狂いで戦ったよ。今の所は決闘や戦争の依頼はお断りだ。」
魔理沙は鳳凰が依頼を受けてくれないのを困っていた。その時魔理沙はいい事を思いついた。
魔理沙「そういえば香霖から外の世界の酒をもらったけど、それを報酬にしてもいいかなって。」
鳳凰「喜んで引き受けよう!!」
魔理沙はうまくいったと喜んでニヤリと言った。
鳳凰「今回の依頼はちょっとデカい依頼だから、私の私設部隊にもお願いしよう。後、家の従業員を使うか。」
鳳凰は通信機みたいな物を取り出し射命丸に電話した。
鳳凰「もしもし。射命丸私だ。」
文「あやや。これはこれは鳳凰様今日はどのような用で。」
鳳凰「今から2時間後。私の私設部隊の全員に人里の寺小屋の庭に集まってくれと言ってくれ。話の内容はその時に話す。」
文「わかりました。鳳凰様の私設部隊全員に伝えておきます。」
鳳凰「頼んだぞ。」がちゃ
その時、ちょうどこころ達が来て依頼の内容を話した。最初は否定していたが、仕事だから仕方ないと思い、仕方なく賛成した。
~2時間後~
小傘「そろそろ来るね。」
鳳凰「そうだな。おっ、来たな。」
文「お待たせしました。鳳凰様。ただいま来ました。」
射命丸の後ろには鴉天狗40人がいる。どうやら射命丸の部隊のようだ。
射命丸の部隊「鳳凰様お久しぶりでございます。」
鳳凰「よく来てくれた。感謝する。」
射命丸の部隊「ははっ」
鳳凰「ところで椛とはたてはどうした。」
射命丸「そろそろ来るはずなんですけど・・・あっ来た。」
そして、姫海棠はたてと犬走椛の部隊が到着した。
はたて・椛「ただいま到着しました。鳳凰様お久しぶりでございます。」
はたての部隊・椛の部隊「お久しぶりでございます。」
鳳凰「ああ、久しぶりだな。はたてと椛は元気だったか。」
椛「元気でしたよ。」
はたて「わたしも元気でした。」
鳳凰「そういえばにとりはどうした。」
椛「にとりは人里がちょっと苦手だからそのまま紅魔館の近くの霧の湖に待機しています。」
鳳凰「にとりは人が苦手だからな。仕方ないそれでは今から話をしよう。」
鳳凰は魔理沙の依頼の内容を話した。
鳳凰「というわけで私に協力してくれ。勝ったら宴会してやるから。」
射命丸「いいでしょう。乗ってやりますよ。」
椛「私も宴会の為なら頑張ります。」
はたて「吸血鬼とはリベンジしたかったし。」
鴉天狗・白狼天狗「うおー。俺たちもやるぞ。」
どうやら乗り気のようだ。するとそこへ・・・
幽香「私も参加してもいいかしら。」
鳳凰「幽香か。」
幽香「話は聞かせてもらったわ。私も参加するわ。」
鳳凰「いいだろう。というわけでお前ら幽香も参加しもいいよな。」
射命丸全員「OKです!!」
鳳凰「まずはにとりと合流するため霧の湖に行く。魔理沙、皆、出陣だ!!」
魔理沙とこころ達と幽香と射命丸・椛・はたて達「おーーーー。」
そして鳳凰達は紅魔館に戦争するため出発した。
???「まさか何でも屋”鳳凰”にあんな勢力がいるなんて、魔理沙の奴あんな人が友人だったなんて、これはお嬢様に報告しなければ。」
しかし、鳳凰は気づいてなかった。寺小屋の入り口の陰から紅魔館のメイド長が覗き見と聞いてたことを。
第10話終わり
第11話に続く