あとこの小説は週一投稿(日曜日)にします。ただ、祝日ある週は祝日にだします。すみません。
鳳凰と早苗の死闘(?)が終わった後、鳳凰と霊夢達は博麗神社の居間に戻ってきた。しかし、鍋パーティに乱入者が来たことは知るよしもなかった。
第4話「物語にはライバルがすごく大事 ~後編~」
鳳凰「なんか戦ったら、腹減ってきた。」
霊夢「あれだけ戦ったら、腹減るわよ。ていうか何で顔の傷が治ってるの?」
鳳凰「ギャグ補正だ。」ビシッ
魔理沙「メタいな。おい。」
ガラ
八雲紫「あら、やっともどってきたわね。」
慧音「おそいぞ。お前たち。」
妹紅「今の内に鍋の具材入れておこう。」
萃香「なんだ酒はないのか。」
そこには、不死人と半妖と鬼と妖怪4人が居間に居た。
霊夢「あんた達何しにきたの。」
慧音「私は鳳凰ていう人に会いに来た。」
妹紅「私は慧音の付き添いだ。ついでに鍋の具材持ってきたわ。」
霊夢「慧音と妹紅は鳳凰に用事があるのはわかるわ。問題なのは紫と萃香よ。」
紫「私も鳳凰に用事があって来たの。」
萃香「神社で鍋パーティやるて聞いたから来た。」
霊夢「なるほど。」
霊夢は射命丸の方を見た。
文「あやや、私は伊吹様だけ言ったはずですが。」
伊吹萃香は鳳凰の方を見た。
萃香「あれ、お前鳳凰じゃないか。いつ幻想郷に帰っていたんだ。」
鳳凰「今日、修行を終えて幻想郷に帰ってきました。ていうか酒クサ!?」
萃香「あははは。酒飲んでるなら仕方ないだろ。」
鳳凰「いや、風呂入れば酒臭いのはなくなるだろ。」
萃香「あいかわらず、うるさいな。」
鳳凰と萃香は相変わらずだなと思った。次に人里の寺子屋教師上白沢慧音が話しかけてきた。
慧音「君が鳳凰だな。」
鳳凰「はい。そうですが。」
慧音「私の名は上白沢慧音だ。君の活躍は妹紅から聞いた。人里で指名手配されていたチンピラの武装集団を倒してくれてありがとう。」
鳳凰「いやいや、それほどでも。」
慧音「そういえば人里で何でも屋をやりたいて妹紅に頼んだみたいだな。」
鳳凰「はい。人里で何でも屋をやりたいんです。」
慧音「その事についてなんだが、私の家の2階を貸してやろう。しかも家賃がないぞ。」
鳳凰「本当ですか。ありがとうございます。」
妹紅「よかったな。鳳凰。」
鳳凰「はい。」
慧音との話が終わると次に幻想郷の賢者八雲紫が話をしてきた。
紫「ひさしぶりね。鳳凰。」
鳳凰「お久しぶりです。紫さん。」
紫「修行はどうだった。」
鳳凰「はい。修行をできる場所教えていただきありがとうございます。いい成果がでました。」
紫「どういたしまして。」
霊夢「紫。鳳凰の用事て何?」
紫「ただ、鳳凰の顔見に来ただけ。」
霊夢「そうなの。」
霊夢は何だていう顔した。
霊夢「まあいいわ。とりあえず鍋でも食べましょう。」
霊夢がそう言うと鍋パーティが開始した。
鳳凰「この野菜おいしいな。」
妹紅「私が採ってきた筍だ。うまいでしょ。」
鳳凰「ああ。これはうまいな。」
鍋パーティの参加者が食材を持ってきたおかげで鍋は食材でいっぱいになった。
こころ「ねえ。鳳凰。」
鳳凰「なんだ?」
こころ「霊夢と魔理沙と新聞記者と鬼と賢者と守矢の巫女とはどういう関係なの?」
鳳凰「霊夢と魔理沙は私が小さい頃に一緒に遊んだ幼馴染みで、萃香さんは師匠の友人で小さい頃は師匠と同じで戦い方を教えてもらった。、射命丸は私の私設部隊の部下、紫さんは外の世界の修行のばしょを教えてくれた人、ていう関係かな。」
こころは鳳凰をすごいと思った。巫女や妖怪そして鬼のいろんな人脈があるから。
魔理沙「じゃあ、早苗とはどういう関係なんだ。文から殺したいほど憎いと聞いたが。」
早苗「それは鳳凰だけで、私は殺したいほど憎いなんてことは思っていません。」
鳳凰「はっきり言えば、ライバルていう関係かな。ちなみに、守矢の神様に殺し合いはするなと、注意されたからしないようにしたんだ。」
射命丸「なるほど、だからにらめっこのルールが変わっていたんですね。」
鳳凰「殺したいほど憎いて事は、本当だけど。」
魔理沙・射命丸「おいおい。」やれやれ
魔理沙と射命丸は呆れて言えなかった。
こころ「じゃあ、何で天狗が鳳凰に敬語使うの?普通天狗は鬼にしか敬語を使わないはずだけど。」
鳳凰「あ~、やっぱりそこを質問するのか。じゃあ答えよう。まず君達は妖怪の山は昔、鬼の支配下だったていう事は知ってるよな。」
慧音「ああ、知ってるよ。昔、鬼が天狗と河童を統率していた。しかし、鬼は妖怪の山から去り、鬼は皆地底に行ったんだったな。」
鳳凰「だけど、師匠たちは地底に行く前に、私にある地位を与えてくれたんだ。」
小傘「どんな地位なの?」
鳳凰「妖怪の山の裏の最高指導者〝皇帝〝の地位を与えてくたんだ。この地位は自分だけの私設部隊を作ることができる地位なんだ。」
射命丸「ちなみに、私も鳳凰様の私設部隊の一員なんです。だから、鳳凰様に敬語を使うですよ。」
こころやメディスンや小傘はなるほどていう顔した。
メディ「じゃあ、鳳凰の師匠てどんな奴なの?」
霊夢「鳳凰の師匠は、鬼の四天王星熊勇義よ。」
慧音「何!!あの怪力乱神ていう鬼が鳳凰の師匠なのか!!」
魔理沙「なんか小さい頃に鳳凰が自ら勇義に弟子入りしたんだってさ。」
慧音や妹紅は驚いた。まさか、自ら鬼に弟子入りする人間がいるなんて初めて知ったからだ。
霊夢「そういえば、外の世界の修行てどんな感じだったの」
鳳凰「最初は外の世界の守矢神社で修行をしてたけど、守矢神社が幻想郷に行ったため、次に外の世界のどっかの山にこもって修行した。猛獣と戦ったりしたな。」
射命丸「そこで、早苗さんと出会ったわけですね。」
魔理沙「猛獣と戦ったりしたって言ってたけど、どんな猛獣なんだ?」
鳳凰「巨大な熊と戦ったよ。」
早苗「その時の鳳凰は凄かったですよ。グーパンで一撃ですよ。」
萃香「ということは、もっと強くなってるのかい。」
鳳凰「そうですよ。もしかしたら師匠より超えてるかもしれないな。じゃあこんな話をしてやろう。」
それから、鳳凰は外の世界の土産話をした。霊夢達は興味を持って聞いた。そして、2時間後、鍋パーティはお開きになった。
慧音・妹紅「じゃ、私たちは帰るから。」
霊夢「帰り道は妖怪に気を付けてね。」
慧音「鳳凰。5日間待ってくれるか。まだ2階かたづけてないから。」
鳳凰「そうなんですか。じゃあ、明日手伝いに行きますよ。」
慧音「手伝いにきてくれるのかい?」
鳳凰「ええ。これから住むところなんですから。手伝います。」
慧音「じゃあ、明日頼むな。」
鳳凰「任せてください。それじゃ、お気をつけて。」
慧音・妹紅「ああ、またね。」
慧音と妹紅は帰っていた。
早苗「じゃ、私は射命丸さんと一緒に帰ります。」
射命丸「というわけで、私も帰りますね。」
魔理沙「ついでに私も帰るぜ。」
鳳凰「射命丸。何でも屋の広告頼むぞ。」
射命丸「お任せください。そして鳳凰様、私設部隊動かすときは私もお呼びください。必ず役にたちます。」
鳳凰「わかったよ。期待してるぞ。魔理沙、夜道は気をつけろよ。」
魔理沙「わかってるぜ。」
鳳凰「早苗、次会うときは決着をつけてやる。」
早苗「望むところです。」
そういいながら、早苗と射命丸と魔理沙は帰っていた。
紫「じゃ私も帰るわね。」
鳳凰「紫さん。このご恩は忘れません。」
紫「ふふ。ありがとう。」
紫は笑ってスキマ使って帰っていた。
鳳凰「萃香は帰らないの?」
萃香「私はここに居候で住んでいるんだ。」
霊夢「鳳凰。こいつは勝手に住み着いてるだけよ。」
鳳凰「なるほど。」
鳳凰は霊夢も人望があるんだと実感した。
鳳凰「というわけで、霊夢。頼みがある今日神社に泊まっていいか。」
霊夢「いいわよ。自分が寝る布団は自分で引いてもらうからね。」
鳳凰「ありがとう。霊夢。」
こころ「あの、鳳凰。」
鳳凰「なんだ?」
こころ「私たちも何でも屋で働いてもいい?」
小傘「こころずるい。じゃあ私も。」
メディ「じゃあ、私も。」
鳳凰「えっ。」
鳳凰は悩んだ。付喪神の妖怪を雇って大丈夫なんだろうかと。
鳳凰「なんで、私の何でも屋に入りたいんだ?」
こころ「あなたの話を聞いてたら、興味をもったの。」
小傘「それに楽しそうだし。」
メディ「わたしもこころと小傘と同じ。」
鳳凰は笑った。そして、鳳凰の答えは・・・
鳳凰「いいだろう。明日慧音の家に行って手伝いだぞ。」
小傘「やった。」
こころ「ありがとう。鳳凰。」
メディスン「コンパロ。」
鳳凰「というわけで霊夢こいつらも泊まってもいいか。」
霊夢「いいわよ。だって鳳凰の従業員でしょ。」
小傘「ありがとう。霊夢。」
付喪神3人娘は霊夢にお礼を言った。
鳳凰「じゃ、私たちも寝るか。」
こころ・メディスン・小傘「うん。」
鳳凰と付喪神3人娘は博麗神社で泊まることになった。そして、明日は何でも屋鳳凰の初仕事である。この何でも屋は色んな人達と絆をつかんでいくことになる。
第4話終わり
第5話に続く