東方鳳凰屋   作:土方

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お久しぶりです。土方です。
投稿間隔がすごく空けてしまってすいません。
理由は2月はいろいろ忙しかったからです。本当にすいません。
遅くなりましたが2話目です。どうぞ。


物語にはライバルがすごく大事 ~前編~

博麗神社。そこは幻想郷を包む結界「博麗大結界」を管理する場所であり、博麗神社の巫女博麗霊夢の家である。今日は外の世界で修行していた鳳凰が帰ってきため、今日は神社で鍋パーティーである。

 

 

第2話「物語にはライバルがすごく大事 ~前編~」

 

 

 

鳳凰「久しぶりに博麗神社に来たはいいが、昔とそんなに変わらないな。」

 

 

霊夢「あたりまえよ。神社はそんなに変わらないわよ。」

 

 

鳳凰「まあ、神社が変わらないの当たり前か。ところで霊夢鍋パーティーに参加する後3人はいつ来るんだ。」

 

 

霊夢「たぶん私の勘なら3人の内1人は来るんじゃない。」

 

 

神社の居間では鳳凰と霊夢と付喪神3人娘がテーブルの所に座って、鍋パーティーに参加する後3人を待っている。ちなみに霊夢が妹紅に後の3人を神社に来るように言ったのだ。

 

 

???「おい~~~霊夢~~~。」

 

 

霊夢「この声は魔理沙ね。」

 

 

鳳凰「魔理沙か久しぶりだな。」

 

 

神社の前に、スタッと降りたのは幻想郷の普通の魔法使い霧雨魔理沙である。魔理沙も鳳凰の幼馴染みである。

 

 

魔理沙「おい霊夢。鍋の具材持ってきたぜ・・・って鳳凰!?」

 

 

鳳凰「よ、魔理沙久しぶりだな。」

 

 

しかし、魔理沙は無言だった。そして魔理沙は持ってた鍋の具材をおいて鳳凰に抱きついた。

 

 

鳳凰「ちょっと魔理沙痛いよ。」

 

 

魔理沙「鳳凰久しぶりなんだぜ・・・ヒクッ、久しぶりしすぎて涙が出てきたんだぜ。」

 

 

鳳凰「そういえば魔理沙にも何も言わず外の世界に修行に行ったからな。悪かったな魔理沙。」

 

 

魔理沙「いいんだぜ。鳳凰。グス」

 

 

霊夢「あの~お取りこみ中悪いんだけど、周りを見た方がいいわよ。」

 

 

鳳凰と魔理沙は周りを見た。そこには、興味津々に見る付喪神3人娘が鳳凰と魔理沙をじっ~~と見てた。

 

 

魔理沙「あわわ、これは違うんだぜ。久しぶりの再会だから急に泣いて抱きついただけなんだぜ。(赤面)」

 

 

鳳凰「そうだよ。誰にだって泣いて抱きつくときもある。(赤面)」

 

 

小傘・こころ・メディスン「だいじょうぶ。誰にも言わないから。」ニコニコ

 

 

鳳凰・魔理沙「笑ってごまかすな~~~。」ビシッ

 

 

霊夢「やれやれ。」ニコニコ

 

 

鳳凰・魔理沙「霊夢も笑うなよ。」

 

 

鳳凰と魔理沙は霊夢と付喪神3人娘にツッコミを入れた。魔理沙は久しぶりに鳳凰にあってよろこんでいるようだ。その時、空からもう一人声がした。

 

 

???「あややーーー、魔理沙さん待ってくださいよ。」スタッ

 

 

鳳凰「あれ、射命丸じゃねーか。久しぶりだな。」

 

 

彼女の名は射命丸文、幻想郷で最高のスピードを持つ妖怪の山の鴉天狗の新聞記者である。

 

 

文「霊夢さん。私も鍋パーティに参加ありがとうございま・・・って、鳳凰様ーーーーーー!?」

 

 

鳳凰「よっ、射命丸久しぶりだな。」

 

 

文「おお、お久しぶりでごさいます。鳳凰様。いつ幻想郷にお戻りに。」ガタガタ

 

 

鳳凰「今日帰ってきたばかりだ。それとそんなに緊張するな射命丸。私は師匠と同じような立場であるがそんなに緊張しなくていいから。」

 

 

文「ははっ。ありがたきお言葉ありがとうございます。鳳凰さま。」ニコニコ

 

 

鳳凰「やれやれ。私の立場は相変わらずだな。」

 

 

霊夢と魔理沙は相変わらずだなという目で見ており、付喪神3人娘は不思議そうに射命丸文と鳳凰の会話を不思議そうに見ていた。

 

 

???「霊夢さん。頼まれた鍋の具材持ってきました。」

 

 

鳳凰「あれ?この声、外の世界で聞いたことがある声だな。」

 

 

彼女の名は妖怪の山の頂上にある守矢神社の巫女、東風谷早苗である。幻想郷で一番非常識人間である。

 

 

早苗「霊夢さん。今日はいい食材をもってきまし・・・あっ。」

 

 

鳳凰「あっ。」

 

 

その時だった。早苗と鳳凰が目があった瞬間、場の空気が変わった。2人ともにらみ始めた。

 

 

早苗「おやおや、鳳凰さんじゃないですか。なぜ幻想郷にいるんでしょうか。」ビキビキ

 

 

鳳凰「そりゃ、私は幻想郷出身だからよ。それより久しぶりですね。非常識の巫女早苗さん。」イライラ

 

 

霊夢と魔理沙と付喪神3人娘はポカーンとし、射命丸文はあわててた。

 

 

 

鳳凰「それよりも何であなたが幻想郷にいるんかな~。」

 

 

 

早苗「私は外の世界での信仰が薄れてきため、幻想郷に移住したんですよ。」イライラ

 

 

鳳凰「そうかい。はた迷惑の巫女さんがいるから幻想郷は大変だな。」ビキビキ

 

 

早苗「カチン(怒り)。相変わらず怒り狂う言い方ですね。ばか鳳凰さん。」

 

 

鳳凰「カチン(怒り)。霊夢鍋パーティーまで時間はあるか。」

 

 

霊夢「まあ、時間はたっぷりあるわ。」はあ~

 

 

鳳凰「早苗。表に出ろ。決闘(喧嘩)しようぜ。」バキボキ

 

 

早苗「いいでしょう。そっちがその気なら、こっちも本気でたたかいましょう。」ニコニコ

 

 

2人は神社の外へと行った。霊夢と魔理沙と付喪神3人娘は状況を飲み込めずにいたが、射命丸文は焦りだした。

 

 

文「あわわ、2人を止めないといけませんね。」

 

 

魔理沙「おい、文、そんなにあわててどうしたんだ?」

 

 

文「前に守矢の神様に聞いたことがあります。早苗さんは外の世界にいたときに、修行中の鳳凰にあったみたいなんです。しかも2人は殺したいほど仲が悪いらしいです!!」

 

 

霊夢「射命丸文それは本当なの!!」

 

 

文「はい。本当です。仲が悪い理由はわかりませんが。」

 

 

霊夢「まずいわね。とにかく鳳凰と早苗をとめないとね。行くわよ魔理沙!」

 

 

魔理沙「わかったぜ。霊夢。わからんが。」

 

 

霊夢と魔理沙は鳳凰と早苗を止めに行った。付喪神3人娘はまだ状況がわからなかった。

 

 

メディスン「なにが始まるんだろう?」

 

 

小傘「さあ?」

 

 

こころ「射命丸さん。なにが始まるんですか?」

 

 

文「大惨事大戦です!!私も止めに行かないと。」

 

 

それを聞いた付喪神3人娘は・・・

 

 

メディスン・小傘・こころ「私(わちき)たちも止めに行きます!!」キラキラ

 

 

文「あれ?」

 

 

付喪神3人娘達も射命丸と一緒に鳳凰と早苗の決闘(喧嘩)を止めに行った。

だが彼女達は知らなかった。2人の決闘(喧嘩)がどいうふうにやるのかを。

 

                             第2話(前編)終わり

                             第3話(中編)に続く


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