はるのんとはちまんくん   作:アルスDQ

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ども、アルスDQです
今回は陽乃と八幡が幼なじみで書いてみました!八幡と陽乃は小学生です。
まだまだ新米ですが応援お願いします!コメントもじゃんじゃんしてください。参考にします!
では、どうぞー!
pixsivでも連載中です。


小学生編
プロローグ


ー八幡sideー

 

俺こと比企谷八幡は小学5年生

本屋で欲しかった漫画と小町が欲しいと言った本を買って満足しながら家に帰っていた。

 

ふと、目を向けるとそこには美少女が歩いていた。可愛いなあと思いながら少し見ているとその子に狙ったようにトラックがつっこんできていた。その子は気づいてないのかそのまま歩いていた。おれはすぐさま走り出してその子を押した。

 

「・・・あぶなーい!」

 

「きゃあ!」

 

その子は倒れたがトラックからは逃れられた。俺はよかったと思いながらトラックにそのままひかれた。そうしてひかれて意識がなくなる前にこんな会話が聞こえた。

 

「もしもし、お母さん!私をかばって男の子が…男の子が…」

 

そこで俺の意識は途絶えた

 

これが比企谷八幡と雪ノ下陽乃の出会いだった。

 

 

ー陽乃sideー

 

私は雪ノ下陽乃

今日は可愛い妹の雪乃ちゃんのために大好きなパンさんグッズを捜索中。そんなこんなではや2時間中々見つからない。次の一軒で最後にしようかなと思いながら歩いていた。

 

私はぼっーとしながら歩いていた。

だから、私めがけてつっこんで来るトラックに気づかなかった。と、そのとき

 

「・・・あぶなーい!」

 

「きゃあ!」

 

私は誰かに押されて倒れてしまった。

振り返ってみると私を押した男の子がトラックにひかれる寸前だった。私は彼を見て驚いた。

彼は笑っていたのだ。

 

 

まるで私を助けられてよかったというように

 

 

 

トラックは少年をひいたあとそのままいってしまった。私はその車のナンバープレートを覚えてそのあとすぐにお母さんに電話した。

 

プルプル ガチャ

 

「もしもし、お母さん! 私をかばって男の子が…男の子が…」グスッ

 

私は泣きながらお母さんに説明した。

 

すぐに救急車がやってきて彼を乗せていった。わたしも救急車に乗って病院に向かった。手術室に運ばれて彼を待ち続けた。そして、手術が終わり彼の病室で彼が目覚めるを待っていたら疲れたのか私は眠りについていた…。

 

彼が目覚めたのは2日後のことだった。

 

 

ー冬乃sideー

 

私は雪ノ下冬乃。

雪ノ下家現当主である。

私には2人の天使がいる。

1人の天使『陽乃』はもう1人の天使のためにプレゼントを買いにいっている。(まあ、GPSで位置確認できるようにはしているが…)しっかりとお姉さんをやっているようで安心だ。

もう1人の天使『雪乃』はさっきまで一緒に本を読んでいたが眠くなったのか先ほど夢の世界に旅立って今はベッドの上でお昼寝中である。(どうせ、大好きなパンさんの夢でも見ていると思うけど…)

 

そんなこんなで今、私は1人紅茶を飲みながら過ごしていたのである。

そんなときに電話がなった。

執事の都築からだ。

 

「私よ、なにかあったの?」

 

「都築です奥様、緊急事態です!」

 

いつもと違う様子に首を傾げた。ここまで焦る都築の声は聞いたことがない。

 

「○○会社が陽乃お嬢様を事故死に見せて亡き者にさせようという動きがあるという報告がありました!」

 

ギリッ

歯を噛み締めた。あそこは本気で雪ノ下家を敵に回すようだ。けれど今は冷静にやるべきことを伝える。

 

「都築!陽乃をすぐに見つけ保護しなさい!あとそこの会社について徹底的に調べて報告しなさい!潰すわよ!」

 

「御意に!」ガチャ

 

都築との電話を終えてすぐに電話がなった。 相手は今、会いたくてやまない私の天使だった。

 

「もしもし、陽乃!大丈夫!?」

 

「もしもし、お母さん! 私をかばって男の子が…男の子が…」グスッ

 

 

「…!?陽乃、状況を説明できる!?」

 

「うん、グスッ…、私は雪乃ちゃんのプレゼントを探して歩いてて少しぼっーとしてたの。そしたらトラックがつっこんで来たの。私は気づかなくて、そのまま歩いていたんだけど急に誰かに押されたの…。その押した男の子は私の代わりにトラックに轢かれて…。グスッ…、頭から血が…私のせいで…私のせいで…。」グスッ

 

なんということだ…

陽乃は助かったが助けた少年が重症だなんて…

あの会社どうしてくれようかしら…?

私の天使だけでなく一般人まで。

とりあえず陽乃を落ち着かせないと…

 

「陽乃、大丈夫よ。すぐに救急車を向かわせるからその場で待ってなさい。それにあなたが悪いわけじゃないわ、その轢いた車が悪いのよ。だから、安心しなさい。…ところでその車のナンバープレートわかるかしら?」

 

「うん、わかるよ…グスッ***だよ」

 

さすがは私の娘

どんな状況でもきちんと周りを見ている 。これでその少年を轢いた車も探せる。

 

「都築も向かわせるから待ってなさい。いいわね!」

 

私は陽乃との電話を切ったあとすぐさま都築に連絡した。

 

「都築、私よ、陽乃は無事よ。けれども陽乃を庇って轢かれた少年がいるわ。身を挺して陽乃を守ってくれた子を見殺しになんてできないわ!すぐに救急車を。 あと、病院の手配をしなさい。あなたはすぐに陽乃のとこにいって一緒にいてあげなさい!」

 

「承知しました!」

 

私もすぐに準備して病院に向かった。

彼は病院に運ばれてすぐに緊急手術を行った。生死を彷徨う様子だったらしいがなんとか一命をとりとめ手術も無事に終了し病室に運ばれた。陽乃は泣きながら彼のそばにいて疲れたのか眠っている。先生によると彼の意識は2、3日で戻るそうだ。私は陽乃を救ってくれた彼にどう感謝すればいいかずっと考えていた。

 

彼が目覚めたのはその2日後だった




pixsivでいうところの「出会い」と「遭遇」、「報告」
をまとめて見ました。

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