はるのんとはちまんくん   作:アルスDQ

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どうもアルスDQです!長らくお待たせしてすみません!久しぶりのこのシリーズですが大丈夫ですかね?

今回からいよいよ千葉村編に入ります!ではどうぞ〜!

あ、ちなみに「はるのんとはちまんくん」以外はセリフの前に名前入れたのでよろしくです。


夏休み編 千葉村①

平塚先生が運転する車で早数時間、俺たちは無事に合宿する場所へと着いた。その場所は《千葉村》らしい。そういえばと、車を運転しながら平塚先生が言ったのだが今思うとあのとき初めて場所聞いたなー。

 

え?着くまで何してたって?陽乃、雪乃、由比ヶ浜たちは仲良くガールズトーク?かなんとか。材木座と風鈴はイチャイチャと、戸塚は昨日部活があったからか疲れていてずっと寝ていたらしい。

 

俺はって?だから俺は着くまで平塚先生の愚痴聞いたり、婚活の話聞いてたんだよ!悪いか!?

 

平塚「よし!着いたぞ。」

 

風鈴「わぁ…、山、山、山ですよ義輝さん!」

 

材木座「ふむ、たまにはこのようなところも良いな。」

 

風鈴は山に来てテンションが上がったのかいつも以上に高い。あ、そういえば3○S版のド○クエ8のってテンション100であるキャラクターが攻撃するとダメージ2万超えるらしい。何それチート?と、思ったが普通にできるらしい。ラスボスでもそんな体力ないのに。

 

戸塚「すぅ…空気がおいしい。」

 

八幡「まあ、都市部に比べれば山の方が空気が綺麗だからな。」

 

陽乃「うん、やっぱり空気が透き通ってていいかんじだね。」

 

雪乃「ところで平塚先生今からはどうすれば?」

 

平塚「ん?ああ、少しここで待っててくれ。そのうち…お、来たな。」

 

そう平塚先生が見ている方向を見ると、一台の車が来た。そこから出てきたのは…

 

??「「あ、ハチ先輩〜、おはようございます〜!」」

 

八幡「よう、葵に渚。」

 

 

『真鶴葵』『真鶴渚』

 

総武高1年で双子の姉妹だ。前に陽乃と一緒に山に行ったときに出会った。ちなみに2人ともファンクラブに所属しているらしい…。2人は山や海などのプロフェッショナルで葵が主に山、渚が主に海に別れているがそれでも普通の人よりかはそれらについてはズバ抜けている。

 

 

それにしても俺のファンクラブってそんなに多いの?ハチマンワカンナイ。

 

陽乃「葵ちゃんに渚ちゃんだ〜。おはよう、で?2人はどうしてここに?」

 

葵「あ、ハル先輩おはようございます!」

 

渚「それはですね、学校でこの合宿があるという張り紙を見てですね〜」

 

葵「これは行くっきゃない!と思いまして〜」

 

渚「それに内申点もプラスにしてくれるらしいので〜」

 

葵・渚「「来ちゃいました!」」

 

八幡「そ、そうか。平塚先生待っててたのはこの2人ですか?」

 

平塚「いや、まだ来ると…」

 

と、また車が来た。それもワンボックスカーだし。そこから出てきたのは…

 

葉山「やあ、ヒキタニ先輩。」

 

そこに現れたのはクソ…ゲフンゲフン。葉山と三浦などの葉山の取り巻き達?だった。

 

え?なんでこいついるのマジで。俺の夏休み返してよ。葉山以外はいいけどお前帰れよ!

 

平塚「彼らも真鶴姉妹と同じサポートボランティアの一員だ。内申点を餌に募集をかけていたら見事に食いついて来たので驚いたがな。まあ、真鶴姉妹は内申点というか元々こういうことに興味があったからだとは思うがな。」

 

えー、こいつと3日間も同じところで衣食住共にするの嫌なんだけど。いざとなったら陽乃のとこに逃げよう。

 

ちなみに雪乃は敵意、陽乃は殺意を放っているが葉山は気にしていないのか、それとも気づいていないふりなのか知らないがそのままだった。そして葉山はなんと風鈴のところにまで行った。

 

葉山「やあ、こんにちは。俺の名前は葉山隼人、よろしくね。」

 

そう葉山が言うと風鈴は材木座の後ろに隠れた。プッ、ざまー!初対面で嫌われるなんてある意味凄いぞ。まあ、風鈴が男性恐怖症ということもあるのだが。

 

葉山「あ、あれ?」

 

その後何回か話しかけるが風鈴は無視。とうとう諦め帰って行った。

 

材木座「どうしたのだ風鈴殿?」

 

風鈴「なんかあの人、薄っぺらい仮面被ってて気持ち悪かったです…。あの人たちと同じみたいに。いや、もっとかもしれないです。」

 

風鈴にも見破られる始末。まあ、過去に色々あったから仕方がないといえばそうなるが。

 

葵「あ、そうだ〜」

 

そう言うと葵と渚が車の中から何やら出してきた。これは!?

 

渚「和菓子持ってきたんですが皆さんどうですか〜?」

 

陽乃「え?いいの?」

 

葵「どうぞどうぞ〜、ハチ先輩もどうぞ〜。」

 

八幡「おう、ありがとうな。」

 

陽乃「んー!やっぱりここの和菓子は美味しいー!ね、八幡?」

 

八幡「ああ、そうだな。」

 

そう葵と渚の実家は和菓子屋で、

《甘味処 つる》を営んでいる。前に食べたところものすごく美味しかったのでたまに買いに行ったりしている。陽乃によると冬乃さんは常連さんらしい。

 

雪乃「いつもどおりの美味しさね。」

 

結衣「ん!?何これ美味し!」

 

材木座「ふむ、これはこれは。」

 

風鈴「いつもありがとうございます、葵さん、渚さん!」

 

戸塚「こんなの食べたことないよ!凄く美味しい!」

 

戸部「べっー!?美味しすぎっしょ!」

 

三浦「!?え、和菓子ってこんなに美味しかったっけ!?」

 

姫菜「腐腐腐、これの饅頭の中で比企谷先輩と戸塚先輩が…トツ×ハチきたー!!」プシャー

 

三浦「ぎ、擬態しろし!」

 

みんなみんな思い思いに食べていた。それから俺たちは荷物を置きにロッジにと歩いて行った。

 

 

・・・・・・

 

 

一方…

 

葉山「えっ!?な、か、辛い!?いや、苦い!?次はツンとして染みる!?あ、あ、あ!!!!?」

 

1人何かに耐えていた。

 

葵「うまくいったようね。」ボソボソ

 

渚「ええ、唐辛子に山葵、オクラ、納豆、とろろとか色々混ぜたからね。」ボソボソ

 

葵「…それにしてもなんでアイツ来れたのかしら?睡眠薬や下剤、とかいろいろやったりしてみたのに…」ボソボソ

 

渚「…さあ?」ボソボソ

 

 


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