はるのんとはちまんくん   作:アルスDQ

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どうもアルスDQです!
今回で旅行編は終わりです。
ではどうぞー!


夏休み編 旅行④

旅行最終日俺たちは旭山動物園に来ていた。夏休みだということもあり混んでいたがしょうがない。

さっそく中に入ってみた。

 

「おー、すごいね〜。」

 

「中広いー!」

 

「動物園ってこんな感じなんだ…。」

 

風野は初めて動物園に来たらしい。なんでと聞きたかったが聞くのはやめといた。

 

「八幡どこ行く?」

 

「そうだな…近い所から回ってみるか。」

 

「では近いところというと…、チンパンジーのところだな!では行くとしようみなのもの我に続け!」

 

「はい!」

 

風野以外は材木座の言葉無視してチンパンジーのとこへ向かった。

 

 

--チンパンジーの森--

 

「八幡見てみてチンパンジーだよ!」

 

「なんかすごいね!」

 

「あら、なんか書いてあるわ。」

 

冬乃さんがそういって指指したのはなるほどガイドというものだった。

 

 

『なるほどガイド』

 

飼育担当者が毎日見ている動物のことをより詳しく伝えてくれる。標本や写真など普段は見られないものも見れるらしい。

 

「こんなものがあるんだね。」

 

「ほう、飼育員が教えてくれるのか。」

 

「そうなんだ〜。」

 

「義兄さんこっちにはこれがあるわ。」

 

「ん?何々…手書き看板?」

 

 

『手書き看板』

 

園内のあちこちにある動物の説明看板で飼育担当者が手書きで作成しているもの。飼育担当者の「伝えたいこと」がぎっしりつまっているらしい。

 

「あ、チンパンジーについて色々書いてあるよ!」

 

「本当だ!」

 

「わかりやすくていいの。」

 

こうして俺たちは手書き看板を見て理解を深めながらチンパンジーの森を満喫した。

 

「義輝さん次はキリンが見たいです!」

 

「ではこっちだな。よしついてまいれ!」

 

 

--キリン舎--

 

「わあ、すごく大きいです…。」

 

「ふむ、そうだな。」

 

「こっちの小さいのは子どもかな〜?」

 

「たぶんそうじゃない?」

 

「お兄ちゃんキリンさん可愛いね!」

 

「ん?そうだな。まあ、小町の方が可愛いと思うけどな。」

 

「もうお兄ちゃんったら〜」

 

「では次に行ってみましょう。」

 

キリンを見を終わった後は色々なところを見た。オランウータン舎に行ったりさる山に行ったりあざらし館へ行ったりほっきょくぐま館へ行ったりとした。あざらし館では下からあざらしが出でくるところがあり驚いた。天井から床へと水槽が延びておりその中を生き行きできるようになっていた。ほっきょくぐま館では雪乃が案の定ほっきょくぐまに夢中になっつ引っ張って行かないとそのまま居続けるんじゃないかと思ったぐらいだ。

 

こうして色々なところを見に終わった俺たちは土産コーナーでお土産を探していた。だいたいお菓子やキーホルダーなどだが雪乃は真っ先にほっきょくぐまのぬいぐるみを買っていた…。

 

みんな思い思いに土産を買った後に動物園を出た。そのときふと、風野がこんなことを言っていた。

 

「動物園また来たいな…」ボソッ

 

「では、またくればいいのであろう?」

 

「え?」

 

「千葉にも動物園はあるしまた皆でくればいいだけの話だろう。」

 

「そうですね!…あの義輝さん、今度と一緒に行ってもいいですか」

 

「ははは!構わんぞ!」

 

「はい!」

 

そして動物園を出発した俺たちは昼食を食べに向かった。

 

・・・・・・・

 

「冬乃さん何を食べるんです?」

 

「ふふふ、それはね…」

 

ゴクリ

 

「ラーメンよ!」

 

「ま、まさか札幌ラーメンですか!?」

 

「ええ、その札幌ラーメンよ。こう見えても私ラーメン好きなの。」

 

「マジで!?やったー!」

 

「八幡ラーメン好きだもんね。」

 

「義兄さんはそうよね。私はこってりしているのはあまり好きではないけど…。」

 

「我も好きだぞ!」

 

「私もです!」

 

「私は普通かな〜。」

 

「小町も。」

 

「まあとにかく行こうか。」

 

そして俺たちは店に着いた。

 

「おー!これが札幌ラーメンか…。ズルズル…美味い!」

 

「うん、美味しい!」

 

「ええ、美味しいわ!」

 

「ふむ、これが本場の札幌ラーメンか…美味い!」

 

「これは中々だね。」

 

「ずるずる〜。」

 

「これは食べやすいわ。」

 

「小町もこれ美味しいと思う!」

 

「私もこれ美味しいと思います!」

 

俺たちが行った店は中々の当たりだったらしくみんな絶賛して食べていた。昼食を食べた後は新千歳空港へと向かった。

 

「なんかあっという間だったな…。」

 

「だね。」

 

「でも、楽しかったわ。」

 

「小町も!」

 

「我もだぞ!」

 

「私もだよ〜。」

 

「私も初めての旅行楽しかったです!」

 

「ならよかったわ。」

 

「そうだね。」

 

「あ、そろそろ飛行機来るよ。」

 

「じゃあ行くか。」

 

俺たちはこうして飛行機で羽田空港へ帰っていった。

 

・・・・

 

羽田空港に着いた俺たちは都築さんの運転で千葉へと帰ってきた。めぐり、材木座と風野という順番で降ろしていき最後に俺たちの家へと着いた。

 

「八幡旅行よかったね。」

 

「ああ、また行きたいな。」

 

「ふふ、また皆で行きましょうね。」

 

「小町も行きたい!」

 

「じゃあ義兄さんまたね。」

 

「ああ、またな。」

 

「八幡またね!」

 

「おう!」

 

こうして俺たちの旅行は終わった。

夏休みはまだまだ続く。

 


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