未来逃走   作:中2病人間M

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未来逃走に登場する用語や設定の解説です。


『未来逃走』用語・設定概説

【海斗側の協力者及び用語】

 

鈴木 武也(スズキ タケヤ)

拓也の弟。最終話とエピローグに登場し兄の死を悲しんだ。年齢は13歳。

 

 

『春日部市』

春日部市は前述通り日本が絶対王政になった時に春日部市民が反乱を起こして制圧した。施設としては春日部レジスタンス銭湯や併設の賭博場などがある。今まで政府と幾度となく衝突しているが未だに政府に弾圧されずにいる他の地域からは『春日部共和国』『希望の都市』『夢の国』などと呼ばれることがあり、春日部市民だけではなく日本国民たちの希望である。

 

 

『春日部レジスタンス銭湯』

春日部市にあるスーパー銭湯で鈴木家の財産であり鈴木家の住居である。大浴場やプールに仮眠室などがありゲームコーナー及び賭博場なども併設されている。また、逃走ゲームの度に逃走者を匿い赤服隊と抗争になる。ちなみに春日部レジスタンス銭湯は現在春日部市にある実在する温泉施設がモチーフとなっておりその温泉施設が春日部市制圧後に鈴木家の物になったという設定になっている。10年に一度改装し50年に一度建て替えているが内装、外見は変えていない。

 

 

『レジスタンス』

レジスタンスとして主に春日部で活動する抵抗集団。国民からは絶大な人気を誇っている。

 

 

【国王側の登場人物及び用語】

 

『逃走ゲーム』

未来で犯罪者を裁くゲーム、開催期間は10日間である。逃走者を赤服隊が殺害していき赤服隊から逃げ延び最終日に指定の場所に一番速くたどり着けた者が自由の身となれる。そして、残り先着2名は破和囲収監所に収監される。海斗が参加した逃走ゲームより以前は赤服隊が麻酔銃を使って逃走者を眠らせ捕まえて収監所に送られるだけだったが王族達を楽しませるために今回からは実弾が使用されるようになった。このゲームは半年に1回開催されこのゲームができたのは30年前。

 

 

『大日本王国』

2114年の日本。この国は治安が悪く他国の治安が改善されていくなかで絶対王政制度ができた国であり北朝鮮以外の国とは国交がなく全て北朝鮮経由で輸入している。(宇宙戦争後に破滅状態に陥った北朝鮮を日本(大日本王国)が支援したため)

 

 

『国王宮殿』

国王が普段滞在している宮殿。元々は宇宙人の要塞だったが宇宙人が去った後に初代国王が乗っとりこれを使ってクーデターを成功させた。

 

 

『貴族』

貴族は100年前のクーデター時の裕福な人間や別途国王に気に入られた物たちの集団。

 

 

『王族』

初代国王の親戚やその後は貴族からの昇格や特に国王に気に入られた人間などが王族になれる。また、クーデター時に久保という姓をもつ人間は無条件で王族になった。貴族も王族も罪を犯しても国王の怒りを買わない限りは無罪になる。

 

 

『赤服隊』

赤服隊は逃走ゲームで逃走者を殺害する特別隊である主に一般人から募集されている。給料が高いため(殺害した人数によりボーナスもある)気の弱い人間からの募集も結構多い。赤服隊は電子コンタクトレンズを目に入れており逃走者とそれ以外の人間を判断できる。

 

 

『エイリアンロボット』

エイリアンロボットはmissionなどで使用されていたロボットで攻撃パターンはマシンガンを乱射するか胸を開いて光線を放つ。その光線を放つ場所はエイリアンロボット唯一の弱点であり破壊は光線を放つ時を狙うのが一番いい。また、マシンガンを乱射する時は敵味方関係なく射殺する。宇宙戦争では宇宙人が使用していたらしく国王宮殿には後300体ほど残っている。

 

 

『国営久保テレビ局』

お台場にある国営のテレビ局。元々あったテレビ局を長年かけて株を全て国が手に入れて乗っ取った。別館は逃走ゲームのゴールに使われたりする。

 

 

『久保ケータイ(KUBO)』

久保ケータイは1996年に久保家の先祖が設立したケータイ会社である。宇宙戦争後に後に初代国王になる久保ケータイ会社の創設者がクーデターを起こして日本を乗っ取っりその後は他のケータイ会社を潰して国内のケータイ会社は久保ケータイはのみとなった。因みに海斗が過去で使っていたスマホも久保ケータイだった。

 

 

『破和囲収監所』

この収監所は10年に一度収監者が一斉に処刑される。そのため死の収監所と呼ばれている。破和囲の読み方や所在地はいっさい不明。

 

 

【その他の登場人物及び用語】

 

後藤 謙治(ゴトウ ケンジ)

かなりチャラい性格でいつも生活は親の金、親は山本程ではないがガストンコーポレーションの大株主である。その後、夜間に女性を襲いゲーム感覚で金品強奪を繰り返してたところ夜道で婦警を襲撃し返り討ちにされて逮捕された。逃走ゲーム開始早々国会議事堂に侵入して金ぴかの拳銃を強奪したがその時の仲間は死亡した。そして、mission9で海斗たちのメンバーに入ったが小林に腹を撃たれてその後に自身の拳銃で小林を射殺しようとしていたが拳銃を奪い取られて射殺された。(メンバーからは変態キモロリコンメガネと呼ばれていた)、没24歳。

 

 

海川 颯真(ウミカワ ソウマ)

小林、星野とともにハッカーをしていた(海川は金銭目的)が小林、星野とともに逮捕されて逃走ゲームに参加した。mission1にて逃げ遅れて赤服隊に射殺されたのだった。没16歳。

 

 

『ハーブキャンディー』

数種類の薬物を特殊な方法で飴にした麻薬。日本国外で人気があるため密輸出用で隠し持ってる商人が多い。国王が海外への資金の流通を阻害するため王族、貴族以外はハーブキャンディーの取り扱いは禁止されてる。

 

 

『小型プラズマ爆弾』

小型プラズマ爆弾は100年前に作られた『プラズマ爆弾』を威力を変えずに小型化しようとしたが失敗し威力は低くなった爆弾である。2114年更なる研究が進められている。

 

 

『ガストンコーポレーション』

ガストンコーポレーションは日本で唯一国営じゃない大手企業だった。ファミレスにコンビニ、ホテル、スーパーマーケット、観光施設など多くを経営していたが王族でも貴族でもない人間が経営するのに反対した国王が自作自演で事故を起こして責任を押し付け山本を逮捕し失脚させた。ガストンは海外(特に韓国)に山本の弟が日本を脱出し『OLD JAPAN CORPORATION』という名で広げていたが山本の逮捕により山本の株が国王の物になりガストンコーポレーションは国営となった。また、ガストンコーポレーションは100年前からあり当時はファミレスを数件もっており名前は『ガストン』前作にも登場している。

 

 

『エピローグの謎』

エピローグには、『海斗の行方』『命の玉事件終息直後に現れた謎の人物』などと現段階では謎が残されている。この謎は命の玉シリーズ、『未来逃走』の続編『未来逃走Ⅱ―無実の弾丸―』へと受け継がれて行く……




以上で未来逃走は終了となります。



ありがとうございました!!



―――――――――完―――――――――

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