神の守護者ーボンゴレ最強!?   作:神王龍

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今回は平和な話です!

それでは!イッツ、死ぬ気タイム!


標的70 大空戦ー学校と束の間の平和

ー沢田家ー

 

ツナ side

 

「おい!」

「グーグー」Zzz

「おい!さっさと起きろ!」ドゴッ

そう言ってリボーンは眠っている俺に鞄をぶつける。

「さっさと起きろ!」ゴーン

布団から落ちてまたぶつけられる。

「ざっさと起きろ!」ゴォーン!

「ぐはぁ!」

「何すんだよ!?」

「学校に行くぞ」

「え?」

「ツッ君、もうすぐ朝ご飯できるわよ?」

ー食卓ー

「「「「「「いただきまーす!」」」」」」

そして俺たちはご飯を食べ始める。

(考えてみれば一週間前はこうやってみんなと朝ごはんを食べるのが普通だったんだよな)

ん?

パクッ

「人のおかず取るな!!」

「ぼーっとしてるお前が悪い」

「ツナ兄はおかずを横取りされるランキングの上位入賞者だからね」

「そんなランキング嬉しくねぇぇ!」

「しょうが無いわね、私のおかずを…分けてあげるわ」

手にポイズンクッキングを持って俺に近寄ってくる!?

「ちょ、そんなの食えないって!」

「好き嫌いはダメだぞ?ツナ。」

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「なんで今日に限って学校に行くんだよ。…昨日まで休ませてたくせに…」

「中学生が学校に行くのは当然だぞ?」

「ちぇ、よく言うよ」

「とっ!」

リボーンが俺に乗り、

「二人とも、行ってらっしゃい」

母さんたちが手を振りながら見送ってくれる。

「行ってきまーす」

「ひゃ!」

「なぁにママン」

「あの子…お父さんに似てこない?//」

「パパンと?何処が?」

「ぜーんぜん似てないよ?」

「丸々否定」

「大体勝手に出かけちゃったパパンの事、まだ怒ってるんでしょ?」

「あ、そ、そうだったわね〜///」

「ママンとパパンはラブラブ夫婦ランキングのNo.1だからね!」

「仲良きこと美しきかな」

「んもーからかわないで!///」

 

side change

 

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ー神王家ー

 

竜司 side

「ん〜!おはようタイガー」ナデナデ

「ガウ!ガウガウ!」

「ん?早く学校に行けって?分かったよ」

よし、着替えて鞄も持ったし朝食も取った。大丈夫だな。

「行ってきます!」

 

side change

 

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ー通学路ー

ツナ side

 

「あ、そう言えば!」

「どうした?」

「昨日の戦いで校舎が」

「うわぁ!やばい!」タタタタタッ

(うわぁ!直ってる!?)

ピョコ

「幻覚だぞ」

「え?」

「見ろ、フェンスの所」

「あの人達は?」

「チェルベッロの術師だ。

奴らは何人かで陣形を作り修復が間に合わなかった部分を幻覚でコーティングしてるんだ。」

「争奪戦の爆発に近くの住民が気付かなかったのも、奴らの術のせいだぞ」

「そうだったんだ」

「お!ダメダメのダメツナじゃん」

「お前一週間もずる休みしてんじゃねーよおい」

「俺ら過酷な中学生ライフを過ごしてるってのにさ」

「楽な人生でいいなぁお前」

「ごめん、ちょっと先に行くね」

「なんだ?あれ…」

「あいつ、少しも成長しねぇな」

ー屋上ー

(9代目は、あの時…俺に何かを伝えようとしていた。)

スタスタスタスタ

「おはよう、ツッ君」

「え?京子!おはよう」

「!リボーン君がツッ君ここに居るって//」

「あいつが?」

「ふふっほんとだ、リボーン君の言ってた通り。」

「ええ?」

「今日のツッ君の顔、新幹線みたい!」

「…は?ええ!?新幹線!?」

「そうだ!これ、ツッ君に」

「御守り?これ、俺に?」

「うん、最近夜の相撲大会で怪我人が多いでしょ?」

(まだ相撲大会だと思ってる…)ズーン

「はいっ」

「あ、ありがとう。俺、次の戦い…負けるわけにはいかないから!」

「//え?あれ?あ、そうだ!獄寺君や山本君の分まであるんだよ?」

(俺の分だけじゃないのー!?)

「それにこの御守り、みんなで作ったの!」

「え?みんな?」

「ツーナさーん』

「ハル!?」

「いらっしゃい、ハルちゃん!」

「なんでお前が!?」

「今日、ハルの学校お昼からなんです〜。

だから、お守り一緒に配るために〜潜入、しちゃいました!」

「潜入って…つうか!並中の制服!?」

「へへへ〜ビアンキさんが用意してくれたんです!」

「いつもの仕事に比べればちょろいもんよ」

声の聞こえる先にはビアンキ達がいた。

「お前たちまで制服!?」

「似合う?ツナ兄!」

「イーピン、制服、お気に入り!」

「見つかったらどうすんだよ!?」

「その時はその時よ…」

「何言ってんの!?困るって…」

「大体ビアンキ、中学生に見えないよ!」

「何それ?…どうゆう意味?」

「私たちの思いを無にする気!?」

「ハルは似合ってますか!?」

「うん、とっても似合ってるかな…ビアンキに比べれば」ニコッ

「はひ!?ツナさんの笑顔はずるいです〜////」

「ツッ君!私は似合ってるかな?」

あれ?京子まで張り合おうとしてる…。

「一番似合ってる♪」ニコッ

「そ、そうかな!////」

ワイワイガヤガヤ

 

「忘れんなよ…ツナ。お前は…お前はここに帰って来るんだぞ」

リボーンが陰で何か言っていたのには俺は気付かなかった。

 

side change

 

ー教室ー

竜司 side

 

「翔太、頑張るぞ」

「ああ、あいつらのためにも、な」

俺たちは腕を組み合う。

 

side change

 

三人称 side

 

ー中川外科病院ー

 

「ああ、あと数日経てば眼帯も外せるだろう」

「そっか、サンキューな!おっさん!」

ロマーリオに山本は感謝する。

「おっさん…ああ、ま、こっちの傷も順調だな」

「毎朝煮干しを食べて、牛乳2L飲んでるぞ!」

「おい…」

「ほう、毎朝ね」

ロマーリオはどこからか聞こえる声を無視して答える。

「夜もだ!」

「うぉい!なんで俺だけこういう扱いなんだ!?」

「しょうがねぇだろう?全身切り傷だらけなのに勝手に包帯とるからだ」

獄寺の言葉にロマーリオはそう答える。

「絶対嫌がらせだろ!」

いつも騒がしい獄寺だった…。

 

side out

 




今回は、ハルをまた落とすというツナでした。

次回は、戦い前夜です!

乞うご期待!

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何か案がありましたらコメントをお書き頂ければ幸いです!

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