神の守護者ーボンゴレ最強!?   作:神王龍

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今回は、雲の守護者戦直前です!

それでは!イッツ、死ぬ気タイム!


標的67 雲の守護者ー戦いの前に

三人称 side

 

ー沢田家ー

 

「行ってきます!」

(ディーノさんなら雲雀さんのこと知ってるよな!)

ツナは家を出る。

ー中川外科病院ー

「昨日は用があったみたいだけど帰ってきてるかな?」

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「何処にいるんだろう?ディーノさん」

「ランボの部屋には居なかったし」

 

「どうだ?ロマーリオ」

「変化はねぇな」

「だがボス、どのみちこれ以上は…」

「ああ!分かってる!」

部屋からディーノとロマーリオの声が聞こえた。

(あれ?声が聞こえるな。)

「ディーノさん?」

「今日中にはなんとかする!」

(ディーノさん仕事かな?なんか忙しそうだな)

ガララララ

「!誰だ!」

「さ、沢田です」

「なんだよ…ツナか、早えじゃねぇか」

「おはようございます。眠れなくて、あの…」

(良かった、いつものディーノさんだ)

「どうせ俺から恭弥の調子聞き出そうってんだろ?」

(す、鋭い!)

「そりゃあ恭弥が負けたら全部終わっちまうんだし、心配だよな」

「いえ!雲雀さんが強いのは分かってるんですけど…」

「それでも心配なのか暇なのか、こいつらも同じこと聞きに来たぜ」

そう言って部屋を開けると中には、

「な!?獄寺君に山本にお兄さんに翔太に竜司とクロームにば、バイパー!?」

「おいツナ、俺は聞きに来たんじゃなくて凪を迎えに来たんだぞ?」

「そ、そうだったの…」

ツナとディーノの言葉に竜司が否定した。

「竜司と凪とバイパー以外全員自分の怪我を見てもらいたいなんて、

もっともらしい口実作って来たがな」

「それで安心したのか寝ちまいやがった…」

「え!じゃあ…」

「恭弥は完璧に仕上がってるぜ。家庭教師としてのひいき目なしにも強えぜあいつは」

「良かった…ふぁ〜。あれ?安心したらなんだか俺も眠く…「お前は修行だぞ?」」

ビクッ! ビクッ!

ディーノとツナがびっくりする。

「今日中に死ぬ気の零地点突破を完成させるぞ」

「リボーン!なんで忍者!?」

(生徒だったときの癖で俺までビクッちまったぜ)

「つか、何言ってるんだよ!今日の勝負で決まるんだぞ?

もう俺が修行するする意味なんてないんじゃ…」

「最終決戦だからこそだぞ。応援はあいつらに任せとけ」

ツナの言葉にリボーンがそう答える。

「なんで?」

「お前、もしもの時はどうすんだ?」

「え?もしも?」

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ドォン!

「沢田殿!大丈夫ですか!?」

「あっぶねー!」

「下手したら死ぬとこだったぞバカツナ!」ドカッ

「う、痛!」

倒れているツナを容赦なく蹴るリボーン。

「余計なこと考えてたな?」

「追い打ちかけんなよリボーン!」

「さぁ、続きをやるぞ」

「つうかまだやるの?もう行かないと雲雀さんの試合始まっちゃうよ」

リボーンの言葉にツナがそう言った。

「だから、雲雀の勝負は獄寺や山本たちに任せて、

お前は技を完成させることだけに集中しろ」

「そんな、何でだよ!本気で言ってんのか?」

リボーンの言葉に反論するツナ。

「俺はマジだ」

「リボーン…」

 

ー並中ー

「良いかてめえら、何が何でも勝つぜ!」

「何言ってんだ?獄寺、戦うのは雲雀だぜ?」

「お前がいきり立ってどうするのだ」

獄寺の言葉に正論を言う山本と了平。

「んなこた分かってんだよ!おめえらも聞いてただろ?

10代目は俺らを信頼してこの場を任せてくださったんだ。

気の抜けた応援して負けるわけにはいかねぇだろうが!」

「あっはは。変な理屈だな」

「テメェには一生分かんねぇよこの野球バカ!」

山本の言葉に罵る獄寺。

「タコヘッド。俺も分からんが極限に燃えてきたぞ!」

「お、今日の主役の登場だぜ?」

山本がそう言うと、校門から雲雀が歩いてくる。

「君たち…何の群れ?」

「んだとてめぇ!」

「まぁまぁ、俺たちは…」「応援に来たぞ!」

雲雀に突っかかる獄寺を止めつつ、そういう山本と了平。

「目障りだ。消えないと咬み殺すよ?」

ドンッ!

モスカが降りる音がする。

「そうか…あれを咬み殺せばいいんだ」

 

ー運動場ー

「こ、ここが…」

「そうここが雲の守護者の戦闘フィールド」

「クラウド・グラウンドです」

了平の言葉にチェルベッロがそう答えた。

「何ということだ!運動場が…」

「な、あれはガトリング!」

「雲の守護者の使命とは、

『何者にもとらわれることなく独自の立場からファミリーを守護する孤高の浮雲』

「故に最も過酷なフィールドを用意しました。

四方は有刺鉄線で囲まれ八門の自動砲弾が30m位内に動く物体に反応し、攻撃します」

チェルベッロの2人が説明する。

「また、地中には重量感知式のトラップが無数に設置され、警報音の直後爆発します」

「まるで戦場ではないか!」

チェルベッロの言葉に了平がそう言った。

「怖けりゃ逃げろ。てめぇらのボスのようにな」

その言葉の直後、竜司が刀をレヴィの首に当てる。

「あいつは逃げたんじゃねぇよカス。」

「そうだ!ふざけんじゃねえ!10代目は逃げたんじゃねえ!」

山本が竜司と獄寺を見て言う。

「ツナは来る必要ねぇのさ。雲雀は強えからな、あいつは負けねぇって」

「な、何!?いつの間に…」

山本の言葉の直後竜司は煙のように消える。

「ハハハハハハッ!そいつは楽しみだ!」

笑うXANXUSを睨む雲雀。

「確かに。」

チェルベッロがそう言う。

 

「犬、千種来てたの」

「面倒いけど骸様の代わりに見届けることになって」

「お前の役目は終わっただろ!もう来なくていいぴょん!」

走って来た凪の言葉に犬と千種が答える。

(竜司、カッコいいな…)

「雲雀ーファイト…」

「「「「お〜」」」」

「コラ!芝生頭!声が小せえぞ!」

「なんだ!?雲雀が居らんから今一燃えんのだ…」

「しっかし、最初に一番円陣嫌がってた獄寺がこんなにやる気になるとはな」

「あーすげえ分かる」「俺も同感だ…」

「ってたりめぇだ。10代目がいたらきっとこうしてたはずだ」

みんなの言葉に獄寺が答える。

(負けんじゃねーぞ雲雀)

「それでは始めます。雲のリング、ゴーラモスカVS(バーサス)雲雀恭弥」

「バトル開始!」

 

side out

 




今回は、雲の戦いの直前まででした。

次回は、モスカVS(バーサス)雲雀です!

乞うご期待!

活動報告にてリクエスト募集中です!

何か案がありましたらコメントをお書き頂ければ幸いです!

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