神の守護者ーボンゴレ最強!?   作:神王龍

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今回は、霧の守護者戦直前です!

それでは!イッツ、死ぬ気タイム!


標的64 霧の守護者ー再会?

三人称 side

 

ーとある岩場ー

ツナがハイパーモードで立っていた。

「ああやって突っ立ってんのが修行なのか?コラ!」

「違ぇぞ、死ぬ気の零地点突破のタイミングを測ってるんだ」

「零地点突破?」

「まぁ、見てろ」

コロネロが待っている中、リボーンは何かをしていた。

「おいリボーン。どのくらい待てばいいんだ?」

「もうちょいだぞ、グツグツ沸いたら肉を入れるからな」

「鍋じゃねえ!こいつの修行について聞いてんだ!コラ!」

コントをする赤ん坊二人だった。

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−夜−

 

ー体育館ー

 

「やっと起きたか」

ツナが目を覚ます。

「リボーンここどこ?」

「しゃんとしろ、霧のリング争奪戦の戦闘フィールドだぞ?」

「そ、そうだ。争奪戦!って、また体育館!?」

リボーンの言葉に驚くツナ。

「10代目!お加減は!?」

「おお、やっと起きたか沢田。」

「遅いぞ。」

「みんな!あ、竜司怪我大丈夫?」

「ああ。ロマーリオのおっさんが大丈夫だとよ」

ツナの問いに大丈夫だと竜司は答える。

「人より自分を気にしろ。ずっと寝てたからみんな心配してたんだぞ?」

「ご、ごめん」(ってなんで俺寝てたんだ?そう言えば寝る前に誰かにあったような…)

「ところで10代目、霧のやつ姿を現さないんすけど」

「ええ!?そんな!?」

獄寺の言葉に驚くツナ。

「本当に存在しているのか?霧の守護者とやらは」

「まじーよなもう敵さんは来てるってのに」

(バイパーが敵の守護者…)

「竜司頑張るよー!」

「おう、頑張れ。こっちも負けないとは思うぜ?」

バイパーの言葉にそう返す竜司。

(そうだ俺、味方の霧の守護者を聞こうとして、ジュース買いに行かされて、)

「あれ?なんだっけ?何か大事なことを忘れてるような」

「!?」

ツナはそう言いながら入り口を見る。

「霧の守護者のお出ましだぞ」

「あ!!そうだった!」

リボーンの言葉で現れる犬と千種。

それを見て思い出すツナ。

「あ、あれ?あいつらって…」

「ば、バカな…こんな時に!」獄寺はボムを構えるが、

「落ち着けお前達。こいつらは霧の守護者を連れてきたんだ。」

リボーンが止める。

「何言ってんすかリボーンさん!だってこいつら…。!まさか霧の守護者とは…!」

「ああ、こいつらが連れてくるってことは…もしかして!」

「う、そんな…霧の守護者って…六道骸!?」

ツナ達が口々にそう言った。

「否。我が名はクローム、クローム髑髏」

「六道骸じゃ無い!?」

「へー霧の守護者か。」

ツナは驚き、竜司は霧の守護者は女なのか?と思っていた。

「クローム、髑髏?」

「誰だ?この極限に変な名前の女子は」

「ツナの知り合いか?」

バジル、山本、了平は分からないようだ。

「ねぇ霧の守護者ってこの子六道骸じゃないんだよね?」

「騙されないでください!10代目!そいつは骸です!骸が憑依してやがるんです!

目的のためなら手段は選ばねえ、あいつはそういう男です!」

「信じてもらえないのね…」

「ったりめーだ!10代目。あの武器をみてください!それにあの眼帯で怪しい目を隠してる。

「あいつは間違いなく…「六道骸じゃない」

獄寺の言葉を遮る竜司。

「そ、そうなのか?」

「なんとなくなんだがな」

獄寺の問いに曖昧に答える竜司。

「庇ってくれるんだ、ボス」チュッ

(ん?)

クロームが竜司の()()キスをしていた。

「んなーーー!?」

「うえ!?」

獄寺が驚き、犬が引いていた。

「クローム?何して「好きになっちゃった。ただそれだけ」

…あのさ、俺彼女がいr「なら勝ったら良い?」って遮るなよ!?」

(ああ、後ろからすんごい殺意を感じる。それと同時に悲しみも…はぁ。)

「何してんだてめー!」

獄寺が怒る。「まぁまぁ。」

それを山本が止める。

 

「クローム俺はボスじゃない、あのオレンジの服を着たやつがボスだ。」

「そう…。」

(こりゃやべぇぇぇ!バイパーが泣いちまうし!(汗))

そんなことを竜司が考えているとバイパーが走って抱きつく。

「竜司は僕の彼氏だよ!君には渡さない!」プクー

「なら彼をかけて勝負しよう…」

「「へ?」」

「いいよ!やってやる!」

 

「でもあれだね、仙人みたいなのが出てくると思ったら女かよ」

「よ、妖艶だ」

「レヴィさん、犯罪ですよ」

ベルがそう言い、レヴィが犯罪まがいなことを言い出す。

それに呆れるガイア。

 

「で、どうするのだ?仲間に入れるのか?」

「入れるわけねぇだろ!こんな何処の馬の骨だがわかんねえ奴に!」

「てめー聞き捨てなんねーぴょん」

獄寺の言葉にカートリッジを取り出す犬とヨーヨーを出す千種。

それに対しボムを出す獄寺。

「犬、千種、落ち着いて。あなたたちが決めることじゃないよ」

「ボス、私、霧の守護者として失格かしら。

私は守護者として戦いたいけどボスがどうしてもダメっていうならそれにしたがう。」

「えっ、ちょ、そんな急に言われても…だ、大事なことだし」

クロームの問いに悩むツナ。

「でも霧の守護者として戦えるのはクロームしかいねぇぞ?」

「俺もそう思うよ…」「右に同じく」

「リボーンさんと竜司たちまで何てことを!」

リボーンたちの言葉に訴える獄寺。

「じゃあ、頼むよ」

「いいんですか!?10代目」

「うまく言えないけど彼女じゃなきゃいけないのかもって」

「ありがとう」

ツナの言葉に感謝するクローム。

「へへっざまーみろ!」

犬が挑発する。

ピカーン

ピカーン

「お、やっぱあいつも気になったんだな」

「あーそのことなんだけど…」

「コロネロ!」

竜司が何かを言おうとするとツナに遮られる。

「師匠!もう京子と寝ているはずの時間では?」

「だからおねむだぜコラ!だが、

カエル乗っけた少女の正体がアルコバレーノかどうか見極めねぇとなんねえからな」

(気づいてねぇぇぇ!)

「ふん!間抜け面下げた奴が増えたか」

「こら、そんなこと言わない」ペチッ

バイパーの言葉に竜司は頭を叩く。「うっ!痛いよ〜」ウルウル

「あー悪かったよ」

「そういえばディーノさん今日も来てくれないのかな?」

「あいつは急用が出来て旧友に会いに行った。」

「こんな時にそんな…」

リボーンの言葉に落ち込むツナ。

「そろそろバトルを開始します」

「各、霧の守護者は中央に」

「よし!円陣行くぞ!」

「いい、要らないよそんなの」

「頑張れよ?クローム」

「うん」

みんなが唖然とする中、竜司は応援していた。

「行ってきます」

スタスタスタスタ

「今回の戦闘フィールドは体育館全てで館内のものは何を使っても構いません」

「尚、このフィールドには特殊

装置は用意されておりませんので、あしからず」

「え?何もいらないの?」

「霧の守護者の戦いに何もいらねぇんだ」

チェルベッロがそう言うとツナが反応し、リボーンが答える。

「『無いものをあるものとし、

あるものを無いものとする事で敵を惑わしファミリーの実態を掴ませないまやかしの幻影』

それが霧の守護者の使命だかんな」

リボーンが説明する。

ウィーン

「な、なんだ!?」

上から檻みたいなのが降りてくる。

「今回の観覧席はそのサークル内だけとします」

「嵐戦と同じように赤外線式感知レーザーが設置されてますのでお気をつけください」

「それでは霧の対戦、マーモンVS(バーサス)クローム髑髏。バトル開始!」

チェルベッロが合図を出した。

 

side out

 




今回は、クロームが竜司に惚れました!

次回は、マーモンVS(バーサス)クロームです!

乞うご期待!

活動報告にてリクエスト募集中です!

何か案がありましたらコメントをお書き頂ければ幸いです!

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