神の守護者ーボンゴレ最強!?   作:神王龍

85 / 128
今回は、雲雀が現れます!

それでは!イッツ、死ぬ気タイム!


標的57 嵐の守護者ーツナと獄寺

ー並中廊下ー

 

煙の中から獄寺が出てくる。

 

「赤外線センサー止まってるぜ」

シャマルがそういうとツナ達は獄寺の元へ走る。

タタタタッ バタンッ

 

「獄寺君!」「獄寺」「タコヘッド」「隼人!」

「すいません…10代目。リング取られるってのに花火観たさに戻って来ちまいました」

「よかった、獄寺君本当に良かった」

「俺、負けてんすよ!?」

獄寺は良かったという言葉に驚いていた。

 

ー図書室ー

 

「リング、I'm winner」

ベルフェゴールが気が狂ったように言っていた。

ー廊下ー

 

「ありがとう獄寺君」

「よしてください勿体無いお言葉」

「獄寺のやつ命をとったな」

「ああ、最後に一番でかい成長を見せやがった」

「それを俺の手柄て言うほど自惚れちゃいねーぜ」

「ボンゴレ坊主に一本取られたな」

獄寺が山本の胸ぐらを掴み、

「山本、後は頼むぞ。俺だってお前なんかにゃ頼みたくねぇんだよ。

よりによってお前なんかに」

「わーってるって」

「嵐のリングはベルフェゴールのものとなりました。」

「この勝負の勝者はベルフェゴールとします」

「ゔおぉぉおい!笑える結末だったな」

「これでいよいよ貴様らの命も風前の灯だ」

「それに、未だあなた達に霧と雲のリング保持者は現れていない。

出場者がいなくて不戦勝なんて落ちじゃないですよねえ?」

「残念ながら1人は分かってるし、俺が頼めば来ると思うぜ?」

(そういえば、雲雀さんと霧の人はいつになったら)

「それでは次の対戦カードを発表します」

「どうすんだよ!リボーン」

「霧の対決だったら!」

「心配すんな着々と揃ってきてんぞ」

「そんなこと言ったって」

「明晩の勝負は、雨」

「雨の守護者の対決です」

(そうだ、山本の相手はゲキ強のロン毛だ!)

「この時を待っていたぜ!やっとかっ捌けるぜ!

前回の圧倒的力の差を思い出して逃げんじゃねえぞ刀の小僧!」

(やっぱ自信満々)

「あっはは。その心配はないぜ。楽しみで眠れねぇよ」

「ガキが…」

「失礼する!」

「レヴィ隊長!校内に何者かが侵入しました。」

「雷撃隊が次々とやられています!」

「!?何!?」

その言葉を聞いたレヴィは驚く。

「だから言っただろ?着々と守護者が揃ってきてんだぞ?」

「あいつ、我慢ってもんを知らないのか…」「全くもって同感だ…」

リボーンの言葉に呆れる竜司と翔太。

 

ドガッ

「!手強いぞ」

「何者だ貴様」

「レヴィ雷撃隊の名にかけてここはとうさん!」

ドカッドカッ

 

「侵入者が我が隊の警戒ラインを次々と突破」

「被害はじんがいです」

「おのれ、何者だ!絶対生かして返すな」

「このままではボスに顔向けできん」

「どんなハエが来るのか楽しみですね」

ヴァリアーが騒がしくなっていた。

「一体、誰なんでしょう」

「なぁこれってやっぱり」

「ああ、あいつが修業から帰ってきたんだぞ」

「あいつだよ」「そうそうあいつ」

そして現れたのは雲雀だった。

「雲雀さん!雲雀さん来てくれたんだ。本当にリング争奪戦に加わってくれるんだ!」

「あの!強い雲雀さんが!」

「校内への不法侵入、及び校舎の破損、連帯責任でここにいる全員咬み殺すから」

「「俺らはやだ」」

(この人校舎壊されたことに怒ってるだけだ!しかも竜司たちは面倒くさそうにしてる!?)

「貴方は沢田氏側のリング保持者ですか?」

チェルベッロが聞く。

「うん」「でしたらこのような行為をされては…」

「よくも俺の部下を」

「守護者同士の死闘は…」バンッ

「黙れチェルベッロ」

「こいつはただの侵入者だ」

レヴィがチェルベッロを突き飛ばす。

突っ込んできたレヴィに足をかけて倒す雲雀。

「まずは君から咬み殺そうか?」

「凄い!ヴァリアーの攻撃をあんなにいとも簡単に」

「…出来る!何者なんですか?」

「雲のリングの守護者にして並中風紀委員長雲雀恭弥だ!」

「雲ということはゴーラモスカの相手だね」

「ガイア、奴をどう思う?」

「確かにレヴィさんは我々の中で鈍重な上に今は故障している」

「が、それを差し引いてもなかなかの身のこなしですね」

「あの程度で関心とは、やはりお前には射撃比べがお似合いだ」

「剣士の俺には止まって見えたぞ」

「それに、あいつより強えのがあの神の守護者だ」

「ゔおぉぉおい!貴様何枚におろしてほしい?」

「次は君?」

「おやめください。守護者同士が場外で乱闘すれば失格となります」

「やばいよ!なんとかしなきゃ」

「山本」

山本が雲雀に近づきこう言った。

「まあまあ落ち着けって雲雀。怒んのもわかっけどさ」

「邪魔だよ…僕の前に立たないでくれる!」スンッ

雲雀の攻撃を避け、山本はステップを取りながら背後をとる。

「そのロン毛は俺の相手なんだ。我慢してくれって」

(刀小僧の今の動きは)

「邪魔するなら何人たりとも咬み殺す」

「やっべえ怒らしちまった」

「雲雀さん!ちょっと待ってください!」

「ちゃおっス雲雀」

「赤ん坊かい?悪いけど今取り込み中なんだ」

「ここで暴れちまってもいいがでっけぇお楽しみがなくなるぞ」

「…お楽しみ?」

「今すぐって訳じゃねぇがここで我慢して

争奪戦で戦えば遠くない未来また六道骸と戦えるかも知んねーぞ?」

「本当かい?」

「校舎の破損は完全に治るの?」

「はい、我々チェルベッロが責任を持って」

「そう。気が変わったよ僕とやる前にあそこの彼に負けないでね」

「雲雀さん」「じゃあね」

「あの雲雀さんが戦いをやめた」

「それだけ雲雀にとって六道骸に受けた屈辱がでけえんだ」

「雲雀さん…つうか骸って!そんな約束して大丈夫なのかよ!」

「さぁな。」「さぁなっておい!」

「ゔおぉぉおい!刀小僧!貴様その動きどこで身に付けた」

「気に入ったぞ!これで貴様の勝つ確率は0%からやはり0%だ」

「明日スクアーロさんが勝てばこっちがリードする」

「そして、貴様らは地獄を見る」

「首を洗って待つがいいじゃーな」

ヴァリアーはそう言って立ち去った。

 

side out

 




今回は、獄寺が惜しくも負けました。

そして雲雀さんがみんなの前に!

次回は、雨の守護者です!

乞うご期待!

活動報告にてリクエスト募集中です!

何か案がありましたらコメントをお書き頂ければ幸いです!

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。