神の守護者ーボンゴレ最強!?   作:神王龍

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今回は、翔太VSサン・ジュピターです!

翔太とサンはグラビィティ・モンドでどんな戦い方をするのか!

それでは!
ミッション開始!


標的53 宇宙の守護者ー翔太VSサン・ジュピター

三人称 side

 

ー並中教室ー

 

「それでは、宇宙のリング日暮翔太VS(バーサス)サン・ジュピター」

「バトル開始!」シュッ!

チェルベッロがそう言うと翔太がまずナイフを投げる。

「おっと危ねぇ」

サンがそう言いながら避けるとチェーンアレイを翔太に向かって投げる。

「ぐわぁ!」ドンッ

翔太がもろに受け、壁にぶつかる。

 

(あいつ、なに焦ってんだ…)

竜司はこんなことを考えていた。

 

「おいおい、これで終わりか?」

「いやまだだ、俺は本気で行く!」シュンッシュンシュンシュンッ

突然壁が床かのように、翔太は高速で移動し始める。

「な!?いや、まぁ守護者に選ばれる位だしなぁ」ブンッスカッ

チェーンアレイを翔太は簡単に避ける。

そして高速で近付き、

「吹き飛べ!チュンチョイ!」ドガッ

「ぐわぁ!」ドーンッ

翔太の攻撃で壁に叩きつけられるサン。

 

「す、凄い!これなら勝てる!」

「いや、あいつは本当はあんなもんじゃない…ふぅ〜」

そう言うと溜息をつく竜司。

「え?そうなの!?」

「ああ」

 

「さぁ、止め…」ゴォーンッ!

トドメを刺そうとする翔太と倒れているサンを上の装置が起動した。

「くっ…動けない…」

「これが…重力かよ…」

二人は苦戦していた。

ブゥーン…

そして、止まったと同時に動いたのは、サンだった。

「オラ!オラオラオラ!」ドカッドドドッ

「ガッ!ぐわぁぁあ!!」ズドーンッ

「手応えねえなぁ〜」

サンが凄いスピードで近付き、翔太を殴りまくっていた。

そして、倒れたまま動かない。

「よっしゃ貰いますかー」

ガシッ

「取られねぇよ」

グィ!ブチンッ

翔太がリングを奪う、が翔太のリングも奪われる。

「チッ!」

「オラ!ビルジー!」スカッ

「おっと危ねえなぁ!」ドカッ!

ビルジーを放つが避けられ腕を蹴られる。

「うわぁぁあ!」

「お前弱い〜期待外れ〜」

「くそっ!」

「ふざけるな!!!!翔太!!!

そんなにふざけてやるならリング渡してとっとと失せろ!」

「な!?」

竜司が思いっきり叫んでいた。

「お前には関係ないだろ!!ほっとけ!!」

「あ?ほっとけだぁ?お前、まだそんな事言うのか。

はぁーこれだから頭悪い奴は馬鹿なまんまだな」

「何だと!?何様のつもりで言って…「お前の仲間様だよ!!!!!」

「!」

「俺の…仲間…」

「お前は覚えてねぇのか?俺たちが、《God Soul's》の仲間の俺たちが言った言葉を。

約束しただろ?心配をかけさせるなと」

「!!!覚えてる…覚えてるが、お前には関係ない!!」

「ああ、そうか、なら自分のために戦うのはやめてとっとと失せろ。

お前の顔なんざ二度とみたかねぇ」

「俺は…!花のために!」

「それがお前のためだろ?結局はよ。だから失せろっつってんだ」

「黙れ!俺は戦う!」

「オラァァア!」

ブンッスカッ

竜司の必死の言葉も今の翔太の心には届かずに、

攻撃を仕掛けた翔太だが、簡単に避けられる。

「なんで当たらねえんだよ!」

「お前が…彼女のこと考えず自分のこと考えてるからだろ!」

「そうゆう事!」ドカッドドドドドドッ

竜司がそう言い、サンが凄いチェーンを続ける。

「ガハァ!」血を吐き倒れる翔太。

「弱いね〜」

「相手弱すぎですね。あいつに勝てるほど強くないですよ」

「ゔおぉぉおい!どうなってやがる!この前より弱いじゃねえか!!」

「…翔太!もう戦わなくていいから!私は…弱い人嫌いなの…」

「花…」

花は追い詰められ諦めたと思った竜司。

「!?花に…嫌われた…。それでも、俺は戦うしか…生き方が無いんだ。

仲間を守るために…」

「翔太!誰も守ってくれなんて言ってねえだろうが!!勘違い野郎!」

「竜司…」

「あらら〜振られてやんのー。なら俺が貰っちゃうからリング寄越せ」ドガッ

「…!ガッ!」

「おやぁ?ピクリとも動かなくなりましたね」

「動かねえなら貰うかなー」

倒れたまま、動かない翔太のリングを取ろうとするサン。

ガシッ!ドカッ!

が、突然翔太に腕を掴まれ殴られた。

「!?ぐわぁ!」

 

side change

 

翔太の心 side

 

俺は、負けられない。暗殺の一族として、《God Soul's》のメンバーとして!

絶対に負けられないんだぁぁぁ!

『ふぅ〜何を焦ってんだこのクソ野郎!』

『この馬鹿野郎!心配掛けさせんな!』

『無茶しすぎだよ!いい加減にしないと僕たちも怒るよ!?』

『そうだよ翔太、俺たちは仲間だよ?頼ってよ!』

『俺たち6人でGOD Soulsでしょ?』

竜司!? ーーー!?ーー!?ーーとーーも!?

皆の、言葉…。

そうか、俺は俺は…ただ、自分のために戦っていただけ…。

馬鹿だな、それじゃああの時と一緒じゃんか…。

 

ー暗殺の意志を継ぐものよ。

誰だ…?

 

ー我は、初代日暮暗殺一族当主であり、初代宇宙の守護者。

!?何!?

 

ー『ファミリーを支え、時には重力を無視し縦横無尽に駆け回る宇宙』

 それが宇宙の守護者の使命。

だからなんで、ここに。

 

ーお前は後悔し、ここへ来た。ならば見せて貰おう。お前の《覚悟》を…。

な!?うわぁ!

 

side change

 

三人称 side

 

「俺は、仲間と支え合うためにここにいるんだぁ!!」

「やっと分かったか…クソ野郎…。」

翔太の声にほっとする竜司。

「さぁて、ミッション開始!」

翔太がそう言って立ち上がるのだった。

 

side out

 




今回は、翔太が謎の声で目が覚めましたね。

次回は、ついに決着です!

乞うご期待!

活動報告にてリクエスト募集中です!

何か案がありましたらコメントをお書き頂ければ幸いです。

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