神の守護者ーボンゴレ最強!?   作:神王龍

80 / 128
今回は、翔太の戦い直前です!

それでは!イッツ、死ぬ気タイム!


標的52 宇宙の守護者ーグラヴィティ・モンド!

ー並中教室ー

 

翔太 side

 

「おはよーっす」

「おはよう翔太君」「おはよう翔太」「うぃっす、翔太」「おはよう翔太」

俺は教室に入ると、京子達に挨拶した。

席に着くと、花が深刻そうな顔で俺に聞いてくる。

「次の戦いは翔太なんでしょ…?」

そしてなぜか当たっている…。

「私昨日、心配で扉の後ろに隠れてて聴いてたんだ。それで明日は翔太の宇宙だって」

「ちょっと待て!俺、宇宙って言ったか?」

「竜司が教えてくれた。翔太が教えないから怒ってたよ?」

(まじかよ…。あいつ…まぁ、竜司なりに協力してくれてるのは分かるが。

…変なとこ不器用だよなぁ。)

「そっか…そんな悲しそうな顔すんなって!俺は負けねえよ。

お前と幸せになるためには負けらんねえよ」ナデナデ

そう言って俺は花の頭を撫でる。

「ん〜そうだよね!翔太が負けるわけないよね!でも見に行っていい?…ダメ?」

(上目遣いですか…ズルいわ!)

「はぁ、ダメって言っても来るだろ?別にいいさ応援して欲しいしな」

と、俺は心の中で突っ込みながら返事をした。

「そ、そう?////精一杯応援するね♪」

「…おう」

(なんで顔を紅くするんだぁぁぁ!)

俺は、心の中で叫んでいた…。

 

side change

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

−夜−

 

三人称 side

 

ー並中廊下ー

 

「あ、いた。」

ツナがそう言うと、視線の先にチェルベッロとXANXUS達がいた。

「あれ?教室が全部机が浮いてないか?」

竜司が皆に聞き、

「今宵の戦闘エリアは」「宇宙の守護者に相応しい重力エリア」

「名付けてグラビティ・モンド」

すると、浮いていたのが今度は落ちるのでは無く地面に叩きつけられ、壊れた。

「な!?重力が変わった!?」

ツナが驚く。

「グラビティ・モンドの上下にあるのは重力変換装置です」

「上が起動すると、中に多大な重力がかかり動きにくくなります」

「下が起動すると無重力になり、中のものが浮きます。」

「ステージはこの三階全体です」

チェルベッロたちはそう説明した。

「危険だよ!翔太どうするの!?」

ツナが慌てる。

「落ち着け、翔太なら大丈夫だ。な、翔太?」

「おう!流石()()()()()()()だぜ!」

「余計なことを言うなー!」

竜司の言葉にハッとした顔になる翔太。

花を見ると説明をしろと言わんばかりの目で彼を見ていた。

「ん?どうゆう事?」

ツナはどうして二人が幼馴染か聞いていた。

「まぁ、俺らは小学校の小四ぐらいまで遊んだ幼馴染なんだ。

俺らは、俺が助けられる前から会ってたってわけ。」

「そう言う事だ、俺が二人と遊び始めた時あるだろ?

そん前からの腐れ縁だ」

「腐れ縁言うな!」

「へいへい」

翔太が説明し、竜司が相づちをうった後に余計な一言でコントみたいになっていた。

「そうだったの!?」

「ええ!?」

ツナと花は驚いていた。

「まぁ、お互い服装と見た目が変わってたしな、気付かんかった。」

「ああ、お前は続けてるとは思わなかったけどな。」

竜司と翔太が笑いながら言い合う。

「「笑ってる場合か!」」

ツナと花が笑っている二人に突っ込んだ。

「宇宙の守護者は中央へ」

チェルベッロがそう言った。

「悪い悪い、ほら翔太…()()()()()()()…」ボソボソ

「…了解」

「それじゃあ!いつものやるぞ!」

「またですか…」

「日暮!ファイト!!」

「「「「「おー!」」」」」

「お、おー」

やはりツナはやる気がないらしい…。

「サンってさ馬鹿だから単純だよねー」

「ベルさん言い過ぎですよ。彼は頭以外は素晴らしいんですから」

「ゔおぉぉおい!さっさと終わらせて来い!」

ヴァリアー達がそう言っている。

「頑張ってね!応援して待ってるから!」ニコッ

「おう!待ってろよ!」ニッ

お互いに笑顔で翔太は中央に向かった。

「今回はエレットゥリコ・サーキットのような」

「妨害が入らないよう、このセンサーより後ろで観戦して頂きます。」

チェルベッロがツナを見てそういった。

(翔太…お前がやらないと花が悲しむぜ)

竜司はこんなことを考えながら、画面を睨んでいた。

「なぁ、俺と賭けしよ〜ぜ〜」

サンが唐突に言う。

「どんな賭け事だ?」

「お前の女を賭けてだよ」

「!」

翔太が問うと、サンがとんでも無いことを口走った。

「ふざけるな!人は賭けるもんじゃない!」

翔太が怒鳴った。

「翔太…」

「あいつ…終わったら潰そうか?」

「ううん、翔太を信じてるから大丈夫!」

「そっかならいいか」

花と竜司が翔太を心配して、会話をやめて画面を再び見る。

「だが、G()o()d() ()S()o()u()l()s()の一人として!お前を倒す!」

そう翔太が、サンに宣戦布告をしたのであった。

「良いぜ!かかって来いや!」

サンがそう答えた。

side out

 




今回は、翔太の戦う直前までの話です。

久し振りの翔太視点でした。

God Soul'sについては説明はまたいつか、最後ぐらいだと思います!

次回は、翔太VS(バーサス)サン・ジュピターです。

乞うご期待!

活動報告にてリクエスト募集中です!

何か案がありましたらコメントをお書き頂けると幸いです。

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。