神の守護者ーボンゴレ最強!?   作:神王龍

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標的50 雷の守護者ーレヴィアタンVSランボ

三人称 side

 

ー並中屋上ー

 

「それでは雷のリング、レヴィアタンVS(バーサス)ランボ」

「勝負開始」

チェルベッロが勝負開始宣言を言い試合が始まった。

「シュールな絵」

「秒殺ですね」

ガイアと金髪が言った。

「どうやって遊ぶのかなー?さっきみたいにピカピカって光んないかなー?」

ランボがワイヤーの上でワイヤーをぺちぺち叩いていた。

「ああ!もう!」

「そこに乗るな!感電死するぞ!」

「あいつなら大丈夫だよ…」

ツナが頭を抱え、獄寺が注意し、竜司が二人を見て言っていた。

ズガガガドカンッ!

レヴィは後ろに飛んでかわす。

「グギャギャギャャア」

ランボはワイヤーに乗っていたためか直撃した。

「ランボ!」パタン

ランボは倒れた。

「生存の確認をします」

「その必要はない、やつは焼けた。」

生存確認をしようとチェルベッロが寄るが、レヴィが止める。

「ぐぎゃぁぁぁ、いったいよー!」

ランボは泣きながらも生きていた。

「こ、これは!」

レヴィが驚いていた。

「無事だ!生きてる!」

「だから言ったのに…」

「生まれた時から繰り返し雷撃を受けることで稀に起こる体質変異、

エレットゥリコ・クオイオだ。」

「エレ…クオイオ?」

「日本語で言えば、()()()()

電気を通しやすい皮膚のことだ。雷撃を食らっても、

体を通過して地面へぬけるため脳や内臓へはほとんどダメージが無いんだぞ?」

「ランボ、凄え!」

リボーンの説明にツナが感動していた。

「『敵を撃つ雷撃となるだけでなくファミリーへのダメージを、

一手に引き受けて消し去る避雷針となる』それが、雷の守護者の使命だ。」

「アホ牛の体はその使命をそっくりそのまま表してるからな、ムカつくアホ牛だが、

あいつほど雷の守護者に相応しい奴はいねぇんだぞ!」

リボーンが説明を終えると、レヴィが鋭い目で見ていた。

「しっしししっ、これでレヴィもスイッチ入っちゃったんじゃない?」

「ですね」

「今のレヴィさんは嫉妬の炎で燃えているでしょうから」

またガイアと金髪が話す。

「雷の守護者に相応しいだと…?」

(ボスに褒められたいがため、守護者となってボスに認められるのが俺の生き甲斐)

「それを…貴様みたいなガキが!」

レヴィはランボめがけて走る。そして電撃を帯びた棒で飛ばす。

「ランボ!」

「消えろ」

「や、やべえ!」

ツナが呼び、レヴィが棒を抜き、獄寺が焦る。

「ランボ!逃げろ!」

ランボは10年バズーカを髪から出す。

「よし、その手があったか!」

「10年バズーカはまずいよ!」

「行け!アホ牛!そのまま飛び込め!」

「いや、大人ランボに止められてるから!」

獄寺が嬉しそうに言い、ツナは止めれずにいた。

レヴィが電撃を放ったと同時に、ランボが10年バズーカに入る。

ドカンッ!

「バズーカごと抜吹っ飛んじまった。」

「ランボ!」

「!」

「やれやれ…」

「大人ランボ!」

ツナとレヴィの視線の先には大人ランボがいた。

「餃子が最後の晩餐になるとは」

大人ランボが、餃子を食べながら言った。

「なんだ?あいつは?」

「ツナの知り合いだろ?」

「や、やばい呼んじゃったよ…」

了平と山本が質問し、ツナは驚いていた。

「ゔぉぉい、なんだありゃ?部外者がいるぜ?」

「いえ彼は10年バズーカによって召喚された、リングの保持者の10年後の姿です。」

「よって彼を候補者と認め、勝負を続行します。」

スクアーロの言葉にチェルベッロが答える。

大人ランボはナプキンを取り、リングを拾った。

「へっ面白えじゃん」

「はじめて見ましたよ」

またガイアと金髪が会話をする。

「ランボ、ごめん。やっぱり子供の君じゃダメだったんだ。」

「やれやれ、謝らないでください。こうなる気はしてたんですよ。

それに若きボンゴレ、こう見えても俺はやるときはやる男ですよ」

「うん。知ってる。」

「知ってるよ!」

ランボの言葉に頷くツナ。

「俺より目立つな。」

「それは無理な相談だ。俺には、スター性があるからな」

そんなことを言いながら戦いの準備をする。

「よく見てな」

「サンダーセット!」ビリビリドカンッ!

ツノをつけた、ランボに雷が落ちた。

「避雷針を無視して雷を呼ぶとはちょっと驚きました。」

ガイアが驚く。

「あれだけの電流をツノにとどめておくのは、奴の体質あっての事だぞ」

「あの技、そんなに高度だったの?」

「やっちまえ!アホ牛!」

リボーンが説明し、ツナが驚き、獄寺が言う。

「さっさと終わらせよう」

「雷の守護者として、ボスから絶大な信頼を勝ち得るのは、俺だ」

ランボがそう言い、レヴィも応えるように言う。

「喰らいな!エレットゥリコ・コルナータ!」

「レヴィ・ボルタ!」

お互いがお互いの技を繰り出す!

レヴィは棒のおさまっていたものが飛び出し、傘が開いた。

そして、雷を集め、大人ランボを襲う!

「ぐわぁぁぁあ」

「ランボ!」

「な、なんだありゃ!?」

ツナがまた慌てたように名前を呼び、獄寺が驚く。

「やべえな、ランボの体質をもってしてもあの電圧には耐えきれねぇぞ?」

リボーンが驚いたように言う。

「そ、そんな…」

ツナは驚いていた。

 

side out

 




今回は、大人ランボが出てきました!

大人ランボに攻撃が直撃!?

次回は、更にあの人が来ます!

乞うご期待!

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