神の守護者ーボンゴレ最強!?   作:神王龍

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今回は、了平を京子が励まします!


それでは!イッツ、死ぬ気タイム!


標的48 晴れの守護者ー兄妹の絆!

ー並中ー

 

三人称 side

 

「ゔおぉぉおい!いつまで待たせんだ!」

スクアーロが痺れを切らし叫ぶ。

「んもーせっかちねー。言われなくても締めるわよ!」

ルッスーリアがそう答える。

「ど、どうしよう!どうすれば良いんだよ!リボーン!」

ツナがリボーンに問うが、返事をしない。

「お前ほっとくのか!?」

「コロネロ!」

返事がないため、コロネロの名前を呼ぶ。

ルッスーリアが腕を振り回しながら「とどめよ!」

と言う。

「だ、だめー!」

ツナが叫んだその時!

「お兄ちゃん!」「京子!?イーピンまで!?」

声がする方には京子とイーピンと花がいた。

「何でここに?うわ!」ツナは後ろで何かにぶつかった。

「父さん!」

「娘さん達はコロネロを探してたんで♪エスコートしたんだ♪」

「ねぇ京子、なんかやばいよこれ。!翔太!?何してるの!?」

「あ、いや、その…」

(お、あの子可愛いじゃん、俺の女決定〜)

花が京子に言っていると翔太に気付き声を掛けた。が、翔太は口を吃らせた。

その時、サンは何かを考えていた。

「お兄ちゃん…」タッタッタッ

「ちょっ!京子!?」

京子が走っていき、花が呼び止めるが止まらない。

「お兄ちゃんどうして!?傷だらけだよ!?」

「あらまぁ貴女この坊やの妹なの?良いところに来たわねー」

「お兄ちゃんはね私との戦いに敗れて今!トドメを刺されるところなのよ」

(どうしよう!京子にばれちゃった!)

(やばい、花にはばれたく無かったのに!)

(二人とも来ちまったか…)

ツナと翔太と竜司はこんなことを考えていた。

「お兄ちゃんやめて!喧嘩はしないって約束したのにー」

「京子のバカ…」

「あー天然だ…」

京子の天然に花と竜司は頭を抱えていた。

(普通の喧嘩だと思ってる!)

イーピンは辺りを見回し、ランボのところへ寄った。

「ランボ!怪我大丈夫!?」

「安眠中。怪我違う」

「お兄ちゃん!」「やめなよ京子!やばいって!」

「お兄ちゃん!!」京子が思い切り叫んだ!

その時了平の身体が動いた。

「!動いた!」

「ああ、確かに小学校の頃不良に額を割られた時、もう喧嘩はしないと約束した。」

「だが、こうも言った筈だ」

『それでも俺は男だ。どうしても喧嘩をしなくちゃいけない時が来るかもしれない!』

『お兄ちゃん』

『だけど、だけど京子がそんなに泣くんなら…俺は…』

「俺はもう負けんと!」「立った!」

了平が立ち上がった。

「妹を思う気持ちが、細胞エネルギー伝達を100%にしたぜ!コラ!」

「全くしつこいわね!これでおわりよ!」

ルッスーリアが飛び、メタル・ニーを当ててくる。

「みさらせー!これが!本当の!《極限太陽(マキシマムキャノン)!」パリンッ

了平が極限太陽を放つと、メタル・ニーに当たり砕けた。

「お、お兄さんのパンチが!決まった!」

ドサッ

ルッスーリアが飛ばされて落ちる。

「う、嘘よ!メタル・ニーが砕かれるなんて!」

「勝負が決まりましたね。ルッスーリアにはもうあの攻撃を防ぐすべはない。」

「笑かすよなーあの変態」

ヴァリアーはそう言っていた。

「右拳が光って見えたぜ!コラ!よくやったな了平!さ、帰るぜ京子」

「コロネロ君」

「な、何なの?この子!」

「待って!まだお兄ちゃんが!」

「もう終わりだ、俺は眠いぞコラ…」バサッバサッ

タッタッタッ

京子はコロネロを追いかけた。

「京子!京子!!翔太後で教えてもらうからね!竜司もよ!?」

「「…はい」」

タッタッタッ

二人の返事を聞くと花も追いかけた。

「緊張感のあるいい戦いだったぞ」

「さ、リングを渡してくれ」

「いや、いやよ!私はヴァリアーよ!片脚だって勝ってみせるわ!楽勝よ!」

ルッスーリアはそう言いながら立ち上がった。

「凄い執念だ!」

「違ぇぞ」「え!?違うって…」

リボーンとツナがこんな会話をしていた。

「さあ、行くわよ!続けるわよ!」

「何を焦っているのだ?」

「早k…ドガァン!

言い終わる前にルッスーリアは後ろから何かに撃たれた。

「やるときはやる流石ボス補佐ですねゴーラモスカ」

ゴーラモスカ、そうガイアは言った。

「あいつ味方を…」「どうなってやがる」

「《弱者は消す》これがヴァリアーが最強の部隊である由縁の一つだ」

「ルッスーリアはそれに恐怖して動揺していたんだ」

リボーンがそう説明した。

「そんな…」

「おい、しっかりしろ」

「近づかないでください」

「何!?」

了平が寄ろうとするのをチェルベッロが阻止する。

「たった今ルッスーリアは戦闘不能とみなされました。」

「よって晴れのリング争奪戦は笹川了平の勝利です」

チェルベッロがそう宣言した。

「今宵の勝負はこれで終わりますが、今回より決戦後に次回のカードを発表いたします」

「え!?もうわかっちゃうの!?」

「ゔおぉぉおい!次は俺にやらせろ!」

「それでは発表致します」

叫んだスクアーロを無視し、発表した。

「明晩の対戦は…雷」

「雷の守護者同士の対決です」

(やばいな負けちまうかもしれねえ)

「雷ってランボじゃん!こいつ戦えんの!?」

「ランボ!起きる!ランボ!」

「ランボさーん眠いの」

ランボが寝ぼけて言う。

「それでは明晩お会いしましょう」

ドカンッ!スタジアムが壊れた。

そしてゴーラモスカがルッスーリアを回収し、晴れのリングを了平に渡した。

「晴れのリング…」

「なんて奴らだ」

「信じらんねえ」

「そろそろ逃げn「ツッくーん」「翔太ー!」いと!?」

「諦めろ…俺もだ」

「京子!」「ツッ君!本当の事教えて?お兄ちゃん何やってるの?」

竜司と翔太が半ば諦めた瞬間、

京子と花が走って来て、京子がそう聞いた。

「え、いや、あのえっと」「ツッ君!」

(どうしよう、命懸けのバトルなんて言えないし)

「そ、それは」

ツナガが言いかけた瞬間、

「「「「「相撲大会だぜ!」」」」」

リボーン、獄寺、山本、竜司、翔太がそう言った。

「リングでやるハイブリット相撲大会やってるんだ」

獄寺が言った。

「密かにブームなんだぜ?今日も良い取り組みだったな!小僧」

「ああ」

山本もリボーンも言った。

「それじゃあ本当に?」

「相撲大会だと言っただろう?」

「帰るぞ京子」「うん」

兄妹の絆がより深まったのだった。

「沢田!こいつは渡しておくぞ!」

「あ、リング」

「二つのかけらを一つにするんだな」

「これが本物の、晴れのボンゴレリング!」

リングには太陽が描かれていた。

「一つ、埋まった」

「よっしゃ先勝!最先良いっすよ!」

「このまま行こうぜ!」

「その通りだ!行くぞ!沢田!」

「そうそう前進あるのみってね」

「おーそうだよ!進むんだよ!」

チームの団結もより深まったのであった。

「んじゃ!失礼します!」「じゃあな」

「お兄ちゃん、竜司君、翔太君。なぁにあの指輪」

「おう、あれは相撲の賞品だ」

「「そうそう賞品賞品」」

「そっか」

ギロッ!

二人を睨む花が、

「二人共後で説明だからね!」

と言った。

「「…はい」」

大人しくなる二人。

「いい子じゃないか京子ちゃん。ツナはいい人選んだなー」

「な、何言ってんだよ!父さん!」

 

さて、竜司たちはどうなったかと言うと、

「さぁ!説明しなさい!翔太!竜司!」

「「ひぃー!!!」」

後日たっぷりと説明させられたそうな。

 

side out

 




今回は、京子が了平を救いましたね!

竜司たちがあの後どうなったかは、本人達も覚えていないらしく、

ツナが聞くと何の話だ?と聞き返した、ということにしといてください。

次回は、ランボが戦う前です!

乞うご期待!

活動報告にてリクエスト募集中です!

何か案がありましたら、コメントをお書き頂ければ幸いです!

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