神の守護者ーボンゴレ最強!?   作:神王龍

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今回は、あの技が出ます!


それでは!イッツ、死ぬ気タイム!


標的47 晴れの守護者ー逆境をはね返す力!

三人称 side

 

ー並中ー

了平はダメージと脱水症状でダウン寸前だった。

「立てコラ!」

その時、空から了平に声が聞こえた。

「あ!コロネロ!」

そうコロネロが居た。

「ゔおぉぉおい!あのチビはアルコバレーノのコロネロだぞ!」

(何故奴がここに)

「京子に捕まって遅れたぜ!コラ!」

「また京子と遊んでたのかー!」

「そろそろ頃合いだぜ、お前の本当の力を見せてやれ!了平!」

「今更何を言っても無駄よ。この子はもう終わり、頂くわ!」

「コロネロ師匠…その言葉を待っていたぞ!」

そう言いながら、起き上がった了平。

「あ、お兄さんが起き上がった!」

「流石了平さん」

「しゃっ!」「でも大丈夫なの?」

「シューシュー汗が蒸発してるぜ?」

ツナ達が外野でそう言っていた。

「あなたと私じゃ、肉体の出来が違うの。

灼熱のライトの中じゃもう持たないでしょうに」

「さっさと私のコレクションにおなりなさいな」

ルッスーリアがそう了平に言う。

「いいや、まだだ!!」

だが、了平も諦めていない。

「勝ってもいいことないわよ?貴方のパンチは通用しないんだから」

「ああ、確かに通用しなかった。左はな!」

了平がそう言い放った。

「そういや、フウ太達を助けた時から左しか打ってねえな」

「そうだ、右は一度も打ってねえぜ!コラ!」

「え!?でも何で!?」

「一つは細胞休めてベストな状態に持っていく必要がある」

「もう一つは!奴が!晴れの!守護者だからだ!」

「この右拳は…圧倒的不利を!跳ね返すためにある!!」

「これは傑作だわ!滑稽だわー!ほっほっほっほ」

「何が可笑しい!」

「貴方の温存してる価値がどれほどのものか知らないけど…当たらないと意味無いのよ」

ヒュヒュュヒュヒュ!

ルッスーリアがとんでもないスピードで了平の周りをフットワークで周る。

「なんつーフットワークだ!」

「お兄さん!ただでさえ見えないのに!あ!」

ドカッ「うっ!」

また、了平が殴られる。

「お兄さん!」

「大丈夫だ…行くぞ!」

「なかなか雰囲気あるじゃないですか」

「あれが奴の右」

「外した瞬間があなたの最後よ」

ヒュヒュヒュヒュヒュヒュ!

「そこか!うぉぉぉお!」ドカッ!

「マキシマムキャノン!」

了平が殴りルッスーリアに当たった。

「やった!」

クルクルスタッ

だが、ルッスーリアは難なく着地。

「ええ!?」

クリーンヒットしてたらやばかったかしら?」

そんな!あと少しだったのに!」

「いや、確かに当てたぞ」パリパリッ

「な、何!?」「上です!10代目!」

「まさか…!」「照明が!」

上からライトの破片が落ちてきた。

「うぁぁぁぁぁあ!!」

パンッパンッパンッパンッ!

「これでやっと貴様とイーブンの状態でやれそうだな!」

「刮目!」

「これで目が見える!」

「芝生頭のやつ…」

「はなっから照明を狙ってやがったんだ!」

「目を開こうが閉じようがどうでもいいわ!」

「それよりも信じがたいのは照明を割るほどの拳圧よ!」

「ルッスーリア!」「何?」

「奴の体をよく見てみなよ」

「ん?なあに?」キラキラキラッ

「砂?いや違うわ…塩!塩の結晶ですって!!」キラキラキラッ

「塩?」

「そうだぞ!あの塩が照明を破壊した秘密なんだ」

「なるほど、脱水症状に吹き出した汗!その水分のみが照明の熱で蒸発したってわけね!」

「汗に含まれる塩分は残り、その塩分を拳に乗せて散弾のように放ったってわけね」

「なーんだ」

「気付いた所でもう遅いぞ!」

了平が勢いよく走って殴るが避けられる。

そしてルッスーリアは頭に乗る。

「あまり笑わせないで」

「腹筋がもーっと割れちゃうわ」

「何!?」ヒュ!

「私がちょっぴり冷やっとしたのは、

繰り出すパンチの勢いその拳圧で照明を割ったと思ったからよ」

「だってそんなことをしたのは、

光り輝くパンチを放ったと言われる初代晴れの守護者だけなんだもの!」

「でもその程度の猿芸なら、私にも出来るわ」

ヒュ!「フッ!」スカッパリンッ

ルッスーリアが背後に回り拳を繰り出す。

了平は避けた。が、その時ルッスーリアの拳に塩がつき照明が割れた。

「芝生頭の塩を掠めて!」

「同じ技を!」

「いいや、それ以上のテクニックを要するぞ!」

「避ける了平の体の塩を拳圧で吹き飛ばしている。

まさにヴァリアークオリティーだな」

「ヴァリアークオリティー?」

「何だ?それ」

「ヴァリアーは人間業では到底クリアできないと言われるミッションを

完璧にこなしてきた殺しの天才集団だ!」

「いつ、いかなる場合でもな」

「そのヒットマンとしての悪魔の所業とも言われる

能力の高さを人々は畏怖の念を込めて()()()()()()()()()()()()》と言う!」

 

side out

 

 




今回は、マキシシマムキャノンが出ました。

ですが、逆に潰されてしまいました…。

次回は、京子がみんなの前に来て、了平を励まします!

乞うご期待!

活動報告にてリクエスト募集中です。

何か案がありましたら、コメント頂けると幸いです。

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