神の守護者ーボンゴレ最強!?   作:神王龍

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今回はそれぞれが修行しています!

竜司と父・竜幻は四次元な為出しません。

まぁお楽しみということで!

それでは!イッツ、死ぬ気タイム!


標的39 それぞれの修行! 暗殺の特訓!

三人称 side

ー屋上ー

 

「学校の屋上とは、懐かしいな」

「好きな場所だぜ?」

「だったらずっとここにいさせてあげるよ、這いつくばらせてね!」

そうゆうと雲雀は攻撃をし始める。

ブンッブンッブンッ

が、それを躱しディーノは鞭でトンファーを抑えた。

「その歳にしちゃ上出来だぜ?」

「何言ってんの?手加減してんだよ」

そう言うと鞭を払いのけ、また攻撃を続ける雲雀。

しかし躱し続けるディーノ。

するとディーノの髪をトンファーが掠った。

(こいつ、末恐ろしいガキだぜ!)

(だからこそツナのファミリーには必要不可欠)

「こうなりゃしょうがねえ!」

そう言うとディーノは鞭を使い自分から攻撃を仕掛けた。

「甘いね!」

が、簡単にディーノの鞭は避けられてしまう。

「死になよ…ん!」

攻撃しようとした雲雀のトンファーと腕には鞭が絡み付いていた。

「お前はまだ井の中の蛙だ」

「こんなレベルで満足して貰っちゃ困る!」

「もっと強くなって貰うぜ?恭弥」

「嫌だ」スッブンッ

雲雀はそう言うと空いている手で攻撃をした。

(直撃を避けた…?)

(さぁて、どうやって手懐けようか?)

影にいる男がこう呟いた。

「それでいい…お前たちはどんどん戦え」

 

ー山本家道場ー

 

「こんな道場があるなんてな、親父が昔、剣道やってたのは知ってるけど今でも来んのか?」

「良いよな!竹刀に胴着ってのがさ…親父?防具は?」

「必要ねぇ」

「無理すんなって!怪我すっぞ?」

「武」

「この日が来ちまった以上父ちゃんのもたる剣技の全てをお前に叩き込むつもりだ」

「だが、忘れてくれんなよ?父ちゃんの剣はお前の野球と同じよう…ごっこじゃねぇんだ!」バンッ!

いきなり剛が強力な面を武に叩き込んだ。

「命がけで来い」

また、裏にいる男がこう言った。

「そうだ、山本武。お前の剣に一番足りないのはその凄まじき気迫よ」

 

ーとある岩の上ー

「師匠」

「コロネロ師匠」

「なんだ?コラ!」

「もう半日こうしているぞ?いつトレーニングが始まるのだ?」

「もう始まってるぜ、コラ!」

「体を鍛えるのを辞めるトレーニングが」

「何を言っているのだ!?それでは強くなれんぞ!?」

「普通はな」

「だがお前の場合パワーはもう充分だぜ、お前に必要なのはもっと別のもんだぜ。寝てろ、コラ!」

またまた男が岩の上に隠れこう言っていた。

「晴れのリングに相応しい資質に気付くとは流石アルコバレーノ。

奴が開花すれば大きな戦力になる」

 

ー日暮家道場ー

 

「よろしくお願いします!」

「よろしくお願いします!」

「それじゃあまずは…油断は禁物よ!」ガシッスッキランッ

すると一瞬の動きで、翔太に近づき身体を足で絡め、馬乗りになって首にナイフを突きつけた。

「す、すいません、けど油断してるのは、姉さんの方だよ」

「!」

すると、上から小刀3本が重力に逆らえず落ちて来た。

それを花音は躱し、翔太も紙一重で躱した。

(重力を利用して攻撃をしてくるなんて…やるようになったのね、翔太)

(姉さんは相変わらず速い、なんとかついていかなくちゃ!)

今度も裏でこう呟いた。

「そうだ、日暮翔太、お前は自分の戦い方を見つければそれでいい」

 

ーとある崖ー

 

3分たったら修行開始だぞ?」

「まだやらせる気かよ」

お前の部下たちも頑張ってるんだ、弱音を吐くんじゃねぇ」

「何かって言うとすぐそれだ」

今度は木に隠れながらこう呟いた。

「初代ボスの修行法、あいつあの技をマスターさせるつもりだな?

しかし、初代でさえ半年もかかったあの技を普通にやってたんじゃ到底間に合わないが」

「大体さ指輪を持ってる人、まだ全員の名前教えて貰って無いぞ?」

「雷と霧のリングか…時期にわかる!半分期待してろ」

「半分って何だよ!?ったく」

(やっぱり、あのバジルって子なのかな?でも怪我してたし…)

ガラッ「ヘルプ!ヘルプです!」

「ハル!?何やってんだ!?」

「見ないでください!」ドコーンッ

 

「す、すみませんでした!」

「全くもう…何しに来たんだよ」

「修行してるって聞いて差し入れに来たんですっ!」

「ありがとう」(ったく調子狂うな)

「ジャージ履いてくればよかったです」

「おい、そろそろ修行始めるぞ?」

「うん」

「そうだ、修行と言えば途中で獄寺さんに会いましたよ?」

「獄寺君もここに?」

「はい、橋の向こうに。声かけたんですけど無視されて」

「なんか傷だらけのボロボロになってましたけど…」

「ボロボロ!?」

「周りに誰か居なかったか?」

「一人でロンリーでしたけど?」

「何で!?家庭教師ついてないの?」

「獄寺めシャマルに断られたな」

「ええ!?獄寺君の家庭教師ってシャマルだったの!?」

「シャマルがそんな無茶させるわけねぇ」

「きっと一人で間違った修行してやがるな」

「た、大変じゃないか!俺見てくる!」

「待ちやがれ!お前はそんな事してる暇じゃねぇぞ!?」

「そうはいかないよ!」

 

ー森の広がった岩場ー

ドゴーンッ

「くそっ!誰の力も借りねぇで絶対ぇ強くなってやる!」

またしても木の陰でこう呟いた。

「シャマルのやつやはり断ったか、獄寺にはあいつ以外考えられないんだが」

ドゴンッ

「ちくしょー!どうしても出来ねえ!()()()が」

 

『なぁ、Dr.シャマル』

『何だ?』

『ガキの遊びなんてつまんねぇ俺にトライデントモスキート教えてくれよ』

『髪型の次は殺しの技まで真似るつもりかよ』

『おめぇにゃあこの辺りがお似合いだぜ』

『爆弾かよ!だっせ!そんなもん用意してるうちに逃げられちゃうよ!どんくせ!』

『ったく、ガキには中距離支援攻撃の渋さは分かんねぇか。どんくせぇかどうか見せてやるよ』

『そいつを飛ばしてみな、全部いっぺんに撃ち落としてやる』

『そんなの無理だって!』

『いいから』

『こうすりゃ良いんだ』ジジジジジッドンッドンッドンッ

『す、すげえ!』(なんだ?今の技)

 

「あの技だ、あの技さえ出来れば…やってやるさ例えこの身が朽ち果ててもな」

(獄寺君)

ドカンッ

「この爆発音、あっちだ!」

「あ、いた!」ドカンッ

「ボロボロじゃないか!」スッ

ツナが駆け寄ろうとすると、それを止める男がいた。

「Dr.シャマル!」

「放っておけ」

「ほっとけってそんな!?」

「いいんだよ、ああいう何も成長しない奴は」

「成長?」

「そう言えばどうして獄寺君はシャマルを家庭教師に?」

「そりゃあダイナマイトをあいつに進めたのは俺だからな」

「シャマルって獄寺君のダイナマイトの師匠なの!?」

「虫酸が走るがその言い方はやめろ」

「弟子を取るなら、チューさせてくれるプリプリ乙女と決めているんだ」

(ナチュラルに変態出たー!?)

「でも、なんで獄寺君を拒むんですか?ここまで来てるのに…」

「見えちゃいねぇからだ」

「え?見えるって?」

「あいつにそれが見えねえ限り、ここでのたれ死のうが知ったこっちゃねぇよ」

「あ、危ない!」

ドサッドカンッドカンッ

「獄寺君!」「待て!」

「と、父さん!?」

「また、とんでもねぇのが出てきたな」

「ういっす、穴ぼこに落っこちて助かったな少年」

「なんだてめえは!」

「命の恩人にその言い方はないだろう?」

「俺は近所のおじさんだよ?可愛い妻子持ちのな」

 

「まぁ、若いんだし死ぬのが怖くないってのが分からなくもないさ」

「だが傷付く奴がいる一方で直す立場の人間がいる事を忘れるなよ?」

「そいつからしたら冗談じゃないよな?大事にしてるもんを軽くあしらわれたりしたらな」

「それに自分を守れねえやつは、他人を守れんのか?」

「おっと仕事だ、じゃーなー少年」

 

『シャマル!勝ったぜシャマル!」

『ん?』

『名誉の負傷さ!』

『ボムを持って突っ込んでいったらあいつらビビってやんの!』

『もう教えねぇ』

『シャマル!』

『お前には全く見えちゃいない、そんな奴には教える事は何もねぇ』

『シャマル…』

 

「俺に見えてなかったのは…自分の命だ」

「獄寺君!大丈夫!?」

「10代目!」

「お恥ずかしいばかりです!こんな、無様な姿を晒してしまい…」

「本当に無様極まりねえな」

「いいか?今度そんな無謀な真似してみろ?要らねえ命は俺が積んでやる」

「シャマル…」

「自分の怪我は自分で治せよ?」

「俺は男は見ねえんだ」

「じゃあ…」

「ほれ!何してる!さっさとそんな穴から出てこい。

ったくこの10日間で何人ナンパできると思ってんだ」

「これで、コンビが一通り揃ったな」

(そう言えばなんで父さんがここに居たんだ?この辺で働いてんのか?)

その頃道を歩いていた家光はやはりこう呟いていた。

「唯一の中距離支援のお前が居ねえと始まんないんだぜ?獄寺」

 

side out

 




今回は、家光が陰で動いたりしましたね。

果たして、修行の成果は実るのか!

次回は、ツナの修行2です。

乞うご期待!

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