リボーンのスパルタ教育ですね〜。
それでは!イッツ、死ぬ気タイム!
ー通学路ー
ツナ side
「雲雀さんにも指輪を!?」
「ああ、雲のリングだぞ?」
「あの人群れるのが嫌いなのに加わるわけ無いだろ!」
「だからこそ雲の守護者に相応しいんだ。後はディーノに任せとけ!」
「雲雀さんとディーノさんなんて…あの二人色々大丈夫なの?」
「人の心配なんてしてる暇ねぇぞ?」
「えぇ?」
「ヴァリアーの強さはハイパー死ぬ気モードのお前より上だ」
「よっぽどみっちり鍛えねぇとな」
「んじゃ!修行の第一段階を始めるぞ!」
「まさか、それ全部死ぬ気弾!?」
「ま、待て!俺は修行するなんて一言も…」バンッ
「リ・ボーーン!!死ぬ気で帰る!」
「死ぬ気でやれよ?もし、後継者争いに敗れたら、
お前だけじゃないお前の仲間も道連れにされちまうんだからな」
side change
三人称 side
ー???ー
「そろそろスクアーロが戻る頃じゃない?」
オカマみたいなのがそう言った。
「これでようやく完成じゃん、ボンゴレリングが…」
小柄な少年がそう言った。
side change
ーとある崖ー
ツナ side
「うわぁ!ここどこ!?」
「お前が選んだ場所だぞ?」
「死ぬ気になったお前が、ここまで来たんだ」
「本能的にやる事が分かってるみてぇだな」
「さっ!登れ!」
「登れって…お前な!」ガコッヒューン
「うぁぁぁぁあ!」バッシャーーン!
「あと100メートルもありますぞ?」
「これじゃあとてもヴァリアーには歯が立ちませんぞ?えっへん」
「うるさいよ!俺は戦う気ないって…」
「今頃偽物のリングがヴァリアーに届いたはずだ」
「賽は投げられたんだぞ?」
「お前が嫌でも、もうヴァリアーとの全面対決は避けられないんだ」
「そんな…あと二日だ」
「二日以内にこの絶壁を登れるようにしておけ」
「それだけの基礎体力は修行の最低条件だ」
「出来るわけないだろ!こんな無茶苦茶な特訓てあるかよ!」
「無茶苦茶じゃねぇぞ?」
「これは初代ボスがしたとされる由緒ある修行だ」
「初代が?」
「歴代ボンゴレのボスには、色んな戦闘スタイルの奴がいてな…」
武器もそれぞれ個性を生かしたものだった」
「例えばナイフ、あるいは銃、フォークが武器なんてのもいた」
「その中に一人だけ、お前と同じグローブを武器として戦った奴がいる」
「大空と謳われた初代ボンゴレだ」
「初代は歴代最強と言われてるんだぞ?」
「今回、お前がする修行はグローブを極めた初代のやり方を参考にするぞ?」
「そんな…」
「初代はまずいつでもハイパー死ぬ気モードになれるよう絶壁を登り続けて基礎体力をつけたんだ」
「ま、これが修行の入り口だな」
「ば、バカ言うなよ!すでに筋肉痛で身体がボロボロだっつうのに…」
「その為の死ぬ気弾だぞ?」
バンッ「リ・ボーーン!!」
「死ぬ気で休む!」
「これがミソだぞ」
「休み方によって、修行の効率は何倍にもアップするからな」
side out
今回はツナの修行でした。
次回は、他の守護者の修行です!
乞うご期待!
活動報告にて皆さんのリクエスト募集中です!