神の守護者ーボンゴレ最強!?   作:神王龍

64 / 128
今回守護者の役割と6人が判明!


それでは!イッツ、死ぬ気タイム!


標的36 守護者集合!? 数人足りねぇじゃん…

side change

 

ー???ー

 

三人称 side

 

「チェックメイトですね」

ガイアらしき奴がそう言った。

(竜司!頑張って!)

「まさか向こうからハーフボンゴレリングをぶら下げてくるなんて、手間が省けたんじゃない?」

今度は、ナイフを弄ってるやつがそう言った。

「そうですね」

「後はスクアーロさんの帰りを待てば良い」

「やはりボンゴレの正当後継者は、貴方ですボス!」

 

side change

 

ー沢田家ー

 

ツナ side

 

「ちょっと待ってよ!」

「スクアーロって奴が奪って行ったリングが偽物だってばれたら一体どうなっちゃうの!?」

「そりゃあ奴らは本物を奪い返しに来るだろな」

「って事は、これ持ってたらやばいじゃん!何呑気にコーヒー飲んでんだよ!?」

「どうすんだよ!?皆で、束になって戦ってもダメだった相手だぞ!?」

「心配すんな!あの偽物は相当良く出来てるから10日はバレねぇだろ?」

「10日?10日ってすぐじゃん!」

「何の解決にもなってないだろ!」

「お前は、バジルの作った貴重な時間を無駄にする気か?」

「この10日間でみっちり鍛えて、ヴァリアーを迎え撃つぞ!」

「無茶言うなよ!」

「ま、遅かれ早かれボスになるには避けては通れん道だしな」

「次期ボスの証である、そのリングを守りボンゴレ10代目になるのはお前だぞ!」

「知らないって」ばさっばさっ

「ディーノさんに返してくる!」

ガチャ!

「おう、ツナ!どうした?難しい顔して」

「悩みがあるなら父さんに何でも打ち明けてみろ!」

「良いって!んじゃ行ってきます!」

(父さんにマフィアの話ししてもしょうがないよっ!)

「見ろ友よ、あれが俺の倅だぜ?」

「大きくなっちゃってなぁ」

「知ってるぞ!俺がずうっと面倒見てきたんだからな」

「ありがとよ、感謝してるぜ?」

「ツナにはお前の事バラさないのか?」

「んータイミングが掴めなくってなー」

「ま、なるようになったろう、結局自分で配るもんは配っちまったしぃ!」

「奈々!飯!」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ー中山外科病院ー

ガラララッ

「ディーノさーん?居ますか?」

「よおツナ!」「10代目!おはようございます!」

「うぃっす!」「来たのか…」

「獄寺君!山本!翔太!竜司!どうしてここに?」

「キャバッローネのやつに聞きまして…」

「あ!昨日はごめん、助けてもらったのに…」

「あ、いや…」

「そういや今朝、なんか妙な事があってさ」

「そうなんすよ!」

「新聞取ろうと思ってポストを開けたらこんなもんが入っててさ」

「俺の所にもこれが…もしかして、昨日の奴絡みかと思いまして…」

「そのリングってまさか! 」「これ、なんだか知ってんのか?ツナ」

「やばいって!これ持ってると狙われるんだよ!」

「そうなのか」「やっぱ、10代目も持ってるんですね!」

「ん?おーお前らも()()()()()()()()」キランッ

「そうみたいだな」キランッ

「竜司に翔太も!?」

「つうか、なんで四人の所にも!?」

「俺と翔太は最初から持ってたっての」「そうそう」

「そいつらも選ばれたからだ」

「ディーノさん!リボーンも!」

「ボンゴレリングは全部で9つあるんだ」

「そしてそれを9人のファミリーが持って初めて意味を持つものだからな」

「9人のファミリー?」

「お前以外の8つのリングは時期ボンゴレボス、

沢田綱吉を守護するに相応しい9名に届けられたぞ」「残りの二人は?」

「だから!俺らは届けられたんじゃ無く持ってたって言ってんだろ!ツナ!」

「そう言う事だ」

「そのリングはボンゴレ後継者である証だ」

「ちょっ勝手に決めるなよ!大体、そんなやばい話に皆を巻き込むなんて!」

「ありがたき幸せっす!」

「え?」「身の引き締まる思い、頑張りましょう!10代目!」

(めっさ喜んでるよ!)

「獄寺のリングは嵐のリング、山本のリングは雨のリング、

竜司のは神のリング、翔太のは宇宙のリングだな」

「そういや俺のと違うな」

「ん?そうか?」「いや全然違うから」「そうそう」

「何なんだよ、嵐とか雨とか、神とか宇宙とかって」

「天気予報みたいじゃあるまいし」

「初代ボンゴレには個性豊かなメンバーが揃っててな」

「その特徴がリングにも刻まれているんだ」

「初代ボスは、

《全てに染まりつつ全てを飲み込み抱擁する大空》だったと言われている。

故に、リングは大空のリングだ」

 

「そして守護者となる部下達は大空を染め上げる様々な天候になぞらえたんだ」

「《全てを洗い流す恵みの村雨》雨のリング!」

「《荒々しく吹き荒れる颯》嵐のリング!」

「《何者にも捉われず我が道を行く浮雲》雲のリング!」

「《実態の掴めぬ幻影》霧のリング!」

「《明るく大空を照らす日輪》晴れのリング!」

「《激しい一撃を秘めた雷電》雷のリング!」

「《全ての天候を操る神王》神のリング!」

「《重力が無く何が起こるか分からない空間》宇宙のリング!」

「つってもお前達の持ってるリングだけじゃまだ…「ストップ!ストップ!」

「何だ?」

「とにかく、俺は要らないから!皆だって、ね?ね?」

「ああ、悪いんだけどさ俺も野球やるから指輪はつけねぇな。話よくわかんねえし」

「だよねだよね!こんなの持ってたら大変なんだって!

昨日のロン毛がまた狙って来ちゃうんだから!」

「あいつ!来んのか?」「うん、やばいでしょ?しかも下手したらたった10日でだよ!?」

「10日か…」「あれ?どうしたの?」

「これ俺んだよな?やっぱ貰っとくわ。

負けたまんまじゃいられねえたちみてえだな、俺!」

「や、山本!?」ガラララッ

「俺も10日でこのリングに恥じない男になって見せます!」

「ちょっ!獄寺君まで!」

「んじゃ俺も、新技磨いてくっか!」

「じゃあついでに俺も…「無理だ、お前には姉さん居るだろ?」…へい」

「それに俺は親父と約束あるからじゃあな、テレポート」シュンッ

「行っちまった…俺も家に行ってくるか…」

「竜司に翔太も!?な、なんで?」

「やったなーツナ、お前の言葉で獄寺と山本が鍛える気満々になったみたいだぜ?」

「俺はそんなつもりじゃ…」

「あいつらも分かってて黙ってたみたいだしな、鍛えに行ってやがる」

「シャレになんないって!」

「油断は禁物だぞ?」

「お前何やってんだ!?」

「後10日で残りの四人の守護者も鍛えておかねえと、勝ち目は無いからな」

「誰なんだよ!残りの四人って」

「どいつもお前がよく知っている人物だ」

「因みに晴れのリングを持ったやつがもうそろそろここに来るぞ?」

「よしっと!」「その格好は…ま、まさか!」

「パオパオ老師!俺を鍛え直してくれると言うのは誠か!」

「きょ、京子のお兄さん!」

「おおう、沢田!お前も一緒に特訓を受けるのか?楽しみだな!」

「待ってください!お兄さん状況わかってるんですか!?」

「敵を迎え撃つのだろう?相当緊迫しているらしいな」

「昨日の出来事も10日後の話も、指輪のことも聞いたぞ!」

「じゃあ分かってて?」

「全部忘れたがな!」

「なんでよりによって!京子が心配するだろ!」

「こいつにはファミリーに欠かせない重要な役割があるからな」

「ええ?重要な?」

「極限!任せろー!」

(た、確かに晴れだよ…ドッピーカンだよお兄さん!)

「所でパオパオ老師、今日は俺のために幼馴染を呼んでいただいたとか」

「つうか腐れ縁だぞ?来たな」

「おしゃぶりが光ったってことはアルコバレーノの…」

「久しぶりだな!コラ!」

「コロネロ!」ドカッ

「元気そうだな!コラ!」

(いきなりスパルタ!?)

「な、なんでコロネロがここに?」

「リボーンが泣きついてきたからな」

「泣いてねぇぞ?」ドンッ

「素直に泣け!コラ!」

「誰が泣くか!」ドンッ

「コラ!」ドンッ

「泣くか!」ドンッ

「そんな事やってないでちゃんと説明しろって!どうゆう事だよ?」

シュゥー

「今回は時間がねえから俺一人じゃ鍛えきれねえんだ」

「だから俺たちが専属の家庭教師になってやるんだ、コラ!」

「リングを持つ奴、それぞれにな」

「話にあったボクサー小僧はどいつだ?」

「俺だ!」

「どれ…」カッチャ カトンッカトンッカトンッ

「こいつ、本当にそんなに弱いのか?コラ!」

「ああ、選ばれたファミリーの中だと、最弱の部類だな」

(何だ?)

「面白いやつを見つけたな!コラ!」

「もし10日間、俺のトレーニングについてこれれば他の七人なんてぶち抜くぜ!コラ!」

「その代わり厳しいぜ?やるか?コラ!」

「望むところだ!俺は負けん!」

「よし!付いて来い!コラ!」

「だ、大丈夫なのか?あの二人」

「心配すんな、コロネロは何千と言う生徒を見てきたんだ

そのコロネロを唸らせたって事は、上手くいけば了平は何倍も強くなるぞ?」

「じゃ、俺も鍛えに行ってくるぜ」

「ディーノさんも家庭教師?」

「一緒に戦ってくれるんじゃ?」

「流石に今回の件は同盟の問題で俺は手を出せねえんだ」

「そんな!頼りにしてたのに!」

「悪いなツナ、今やってやれるのはこれ位しかねえんだ」

「じゃあもしかして獄寺君と山本のカテキョーに?」

「いや、俺は別の問題児らしいぜ?」

「心配すんな、獄寺と山本は自分でピッタリの家庭教師を見つけるはずだ」

 

side out

 




今回は、守護者の役割と6人の守護者判明!残りは三人ですね

そして、翔太にお姉さんがいる事が分かりました!

次回、コロネロとディーノの教える者以外の登場です!

勿論、翔太のお姉さんはでます!

乞うご期待!

活動報告にて皆さんのやってほしいリクエスト募集してまーす!
何かある方はコメントで!

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。