神の守護者ーボンゴレ最強!?   作:神王龍

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今回は、ツナのお父さんの話です。


それでは!イッツ、死ぬ気タイム!


第三章ーヴァリアー編
標的32 親父が帰って来る!? ツナの親父…


ー神王家ー

 

竜司 side

 

「…そろそろ始まるのか…」

 

side change

 

ー日暮家ー

 

翔太 side

 

「父さん!母さん!俺、…頑張るよ」

 

side change

 

ー沢田家ー

 

ツナ side

 

「母さん、飯まだ〜?」

「これ!ランボさんのだぞー!」

「持ち逃げ不可!皆で食べる!」

「何だもう出来てるんじゃ…ええ!?」

「ちゃおっス!」

「朝からどうなってんの!?」

「しかもまだ作り続けてる!?」

「ツナ!これはどうゆう事?」

「昨日ツナ兄が百点取ってきたとか?」

「いや、昨日も普通にダメライフだったけど」

「じゃあ何があったのよ」

「ランランランランランランッ♪」「か、母さん?」

「ランランランランランランッ♪」「母さん!」

「ランランランランランランッ♪」「母さぁぁぁぁん!!!!」

「あら!ツッ君!」「ツッ君!」ブンブンブンブンッ

「包丁!危ないって!」

「ほう!ちょうですか!なんちゃってー!」

(さ、寒い…)

「って!どうしたんだよ!なんか態度変だよ?」

「あら?そうかしら♪」

「絶対ぇ変だよ!!」

「大人の女の気持ちはツナにはまだ分からないぞ」

「赤ん坊のお前に分かるのかよ!」

「そういえば、ツナには言ってなかったわね♪」

「何を?」「お父さん、帰って来るって!」

「ええ!?」「二年ぶりに!」

「ええええ!!!???」

「そんなに驚く事?」

「みっ見つかったんだあの人…」

「見つかったって…何の事?」

「だって父さん、蒸発したんでしょ!?」

「蒸発?」

「事件ね、何か国家的事を知って当局の手を逃れるために、潜伏していたとか。」

「無実の罪で、逃亡生活をしていたのが、真犯人が見つかってようやく戻ってこれだとかだね」

「そんな映画みたいなことあるわけ無いだろ!」

「やーね、ツナったら、本気で蒸発したと思ってたの?」

「ええ!?だって……」

「そんな事になってたら、ツナの学費や食費、この家のローンや生活費は誰が払ってるのよ」

「そ、そういえば!!!」

「ちゃーんと連絡取っていたのよ!」

「ツナのお父さんは、出稼ぎで外国で石油を掘ってる生かした泥の男なのよ♪」

「泥の…」「男!?」

「なーんだ平凡ね」

「泥の男が平凡ですか!?」

「まぁツナの勘違いも分かるけど、私も、ママンがパパンの話を全くしなかったから、

話すのはタブーだと思っていたのよ」「僕は、死んじゃってるのかと思ってたよ」

「だって、母さん!父さんは消えたって言ったじゃないか!」

「ああ、あれ?」

「あれは、お父さんが出発前に…『行ってくるぞ、奈々』

『はい、貴方』

『奈々、お前浪漫が好きな男が好きだったよな』

『ええ!』

『ツナには、俺が消えて星になったとでも伝えといてくれ』

『その方がロマンチックだ』

『あばよ』って」

「納得できるか!!」

「面白いパパンね」

「で、いつ帰って来るの?」

「もうすぐよ!絵はがきが来たの!」

「絵はがき?」

「これを…」「ええ!?石油でんのかよ!ここ!」

「ね?もうすぐ帰るって書いてあるでしょ?」

「いつになるか分からないのに、今から作るんですかー!」

「これから毎日、ご馳走だな」

 

ー通学路ー

 

「へぇー良かったじゃねぇか親父さん帰ってくるなんて!」

「10代目のお父様がご健在だとは…帰って来られた暁には、

真っ先に右腕のこの俺がご挨拶に向かいます!」

「いやいやいいよ!」

「あんなデタラメな奴に!」

「なんだよデタラメって」

「だって昔から言うことやる事無茶苦茶でさ!」

俺が小さい時から家に居なかったから、何の仕事してるのか聞いたことがあるんだけど」

『俺は世界中飛び回って工事現場の工事をしてるのさ』

って…」

「世界中っすか?」

「ワイルドだな」「怪しいでしょ?」

「そ、そんなことは…」

「小さい時はよく分からなかったけど、今考えると可笑しな事ばっかりでさ」

「大体二年間一度も帰ってこないなんて可笑しいよ…あんな父親今更帰ってこられても…」

「10代目…」

「な!このまま遊び行かね?」

「ナイス野球馬鹿!」「そうしましょう10代目!」

「あんまし家庭の事とか考えないほうがいいっすよ」

「獄寺君…」

「俺ん家なんか、もっとドロドロのぐちゃぐちゃですしね!」

(笑顔で凄い事言い出した!)

「俺ん家も親は二人とも死んだよ!」ニコッ

(翔太まで!?)

「な?遊ぼうぜ!」

「でも、学校!」

「どうせ今日補習だけだろ?」

「世の中日曜ですし、玉には息抜きも必要っす」

「そっか!日曜ならみんな呼ぶか!」

(三人とも俺に気を使って…ありがとう)

 

side out

 




今回はみんなの親の話でした!

次回、遂に激突!ツナ達とヴァリアー!
因みにバイパーはツナ達と一緒に行動します!

乞うご期待!

活動報告にて皆さんのやってほしいリクエスト募集してまーす!
何かある方はコメントで!

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