神の守護者ーボンゴレ最強!?   作:神王龍

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今回は前回の続きです。

ツナと竜司が共闘をします!

ツナはどんな力を発揮するのか!隠された能力とは!?

竜司も、謎の力を発動!?

それでは!イッツ、死ぬ気タイム&本気タイム!



標的27 ブラッドオブボンゴレ! 竜司&ツナVS骸×四人

ー黒曜ランド最深部ー

 

三人称 side

 

「骸…!お前を倒さなければ…!死んでも死に切れねぇ!」

「その頭部のオーラ、なるほど。特殊弾が命中していたのですね」

「しかし、ランチアと戦っていた時はもっと荒々しかったのですが」

「小言弾はツナの静かなる闘志を引き出すんだ」

「死ぬ気弾とはまるで違う…全く新しい力を秘めた弾だからな」

「僕には戦意を喪失してるようにしか見えませんがね」

「俺も完全回復したから一緒に戦うぜ!ボス!」

「どの道僕のスキルの前では敵ではない」

すると犬(骸)がツナに向かって飛び出した!

が、ツナの手に頭を鷲掴みにされた。

ツナは追い討ちをかけるように顔にエルボーをした。

「まだですよ!」

キィーンシャシャシャシャシャッ

(やつは幻覚、!そこだ!)ドカッ

「ぐぼっ!」

「よーし!僕も負けられないな!」

フゥー「君たち…殺されたいの?」

竜司も溜まりに溜まっていた怒りを爆発させ本気ギレモードになっていた。

「何!?」「次は刃君を狙おうかな」ドカッ

「な!?ぐわあ!」

刃(骸)を竜司は神速で蹴っていた。

「馬鹿な」「地獄道の幻覚を見破れなかったはず」

「これこそ小言弾の効果だぞ」

「ツナのうちに眠る ブラットオブボンゴレが目覚めたんだ」

「死ぬ気弾は危機によるプレッシャーで外部からリミッターを外すのに対し、

小言弾は秘めたる自分の意識を気付かせることにより内部から全身のリミッターを外す弾だ」

「そして同時に内面にある感覚のリミッターも解除される」

「それはすなわちボンゴレの後を継ぐ為のみ発動する力、超直感だ!」

「超直感…」

「ボンゴレファミリーの初代ボス、

その初代ボンゴレが持っていたとされる全てを見透かす力のことだ」

「ここに来るまでの戦いで、ツナはその片鱗を見せはじめていた」

「まだグローブの使い方がなっちゃいねえがな」

「つくづく君は面白い、しかし攻撃が見切れたとしても君達は僕に勝てない」

「忘れた訳じゃありませんよね?これはお仲間の体ですよ?」

「手を挙げられるんですか……!」「出来ますか!」ドカッ

「出来るんですか!」ドカッ

ツナを獄寺(骸)が、竜司をビアンキ(骸)が攻撃していた。

ドカッバッドッドゴッドカッバッドッドゴッ…

「やはり手も足も出ませんか」ドカッバッドッドゴッ…

「良いサンドバックですね」ドカッバッドッドゴッ…

「違ぇぞ!お前の攻撃はヒットしていない」ドッガシッ

「!」「ガードしても避けてもビアンキ達の身体に負担がかかっちまう」

「ツナと竜司は今、自分達の身体で攻撃を流して二人の身体を守っているんだ」

ツナは攻撃を避けると、首に手刀を下ろした。

「打撃で神経を麻痺させることを直感したな」

「直感しただと?ふざけた事を!」「フッ!ぐわぁ!」

竜司もツナと同じ事をしていた。

「待たせて…ごめん」

「リボーン処置を頼む」

「急に威張んな」

「出てこい、骸。生きてるんだろ?」

「戦闘センスが格段に向上しているのは認めましょう」

「だが、この程度で図に乗って貰っては困りますね。

僕の六つある戦闘スキルのうちまだ一つだけ発動していないことにお気付きですか?」

「第五の道''人間道''だな」

「その通り、我々の生きるこの世界が人間道です」

「そして実は六つの冥界のうち最も醜く残酷な世界だ」

「皮肉ではありませんよ?」

「故に僕はこの世界を嫌い、このスキルを嫌う」

「出来れば発動させたく無かった」

「この人間道は最も醜く…最も危険なスキルですからね!」

「どす黒いオーラだな」

「見えますか?オーラを放出しながら戦う戦士にとって…吹き出すオーラの大きさが、即ち強さ!」

 

side out

 

 

 

 

 




今回はツナと竜司のナイスタッグプレイでした。

次回、ツナ&竜司VS骸(人間道)の最終幕が切って降ろされます!


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