神の守護者ーボンゴレ最強!?   作:神王龍

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骸対ツナ?です。

そろそろツナのあれが覚醒し始めました。

それでは!イッツ、死ぬ気タイム!


標的25 六道輪廻!? それぞれの反撃

ー黒曜ランドー

 

ツナ&竜司 side

 

「六道骸!」

「いよいよだな」

 

ー黒曜ランド建物内部ー

 

(ビアンキが替えの服持ってて助かったけど、あー!やっぱ緊張してきた!)

「ここもだわ」階段が壊されてる」

「骸は多分上の階だな、どこかに一つだけ生きてる階段があるはずだぞ?」

「え?どうゆう事?」

「こちらの移動ルートを絞った方が守りやすいだろ?逆に言えば、自分の退路を断ったんだ」

「勝つ気満々って事だな」

「そう言うことだろうな」

「ん?携帯が落ちてる、壊れてる」

「あ!雲雀さんの!やっぱりここに居るんだ」

「雲雀のっすか?」

「うん!きっと、そう言えば雲雀さん携帯の着うたうちの校歌何だよね」

「んな!?だっせー」

「そんなことより、上に行く階段を探しましょう」

「う、うん」

「ここでも無いな」

「ここも壊されてるわ」

「あっ!あった!」「非常用の梯子だ」

「出た!ヨーヨー使い!」

ジジジジップシュー

「煙幕!?」「10代目、ここは俺に任せて行ってください。」

「隼人。シャマルの治療の副作用でさっきみたいに激しい痛みがくるわ」

「それでもやる気!?」

「当たりめぇだ!そのために俺はいる。竜司、10代目を頼んだぞ!」

「任せろっての」

「行きましょう、ツナ」

「え!?でも…」「行ってください、10代目は骸を…」

「そりゃそうだけど」

「終わったらまた皆で遊びに行きましょう」

「そうだよね、行けるよね」

「もちっす」

「わかった行くね!」

「大人しく行かせてくれたじゃねえか」

「骸様の命令だ」

「二階にはいないみたいだね」

「ここから三階に行けるわ」

「うっし!いっちょやりますか!」

「うん!そうだね!」

「三階は映画館だったんだ」

「油断するな、骸は近いぞ」

「怖え、はっ!?また会えて嬉しいですよ」

「ああ!君は!」

「もしかしてここに捕まってんの!?」

「あっ!あの人はさっき森であった黒曜生の人質なんだよ」

「クフッ、ゆっくりしていってください。君たちとは長い付き合いになるボンゴレ10代目」

「え?なんで俺がボンゴレって…」「待て、ツナ」

「違うわツナ!こいつ…」

「クフフフフッ、そう僕が本物の六道骸です」

「なっ?はぁ!?」

ガチャン

 

side change

 

三人称 side

 

獄寺にヨーヨーが針を飛ばしながら向かってくる!

獄寺は針を全部避け、ドアをぶち破った。

千種が追い打ちをかける!

獄寺が壁を上手く使って避ける!

「ヘッタクソが!」

獄寺がそう言いながら廊下を駆け抜けていく。

千種が歩きながら廊下に出てくる。

眼鏡を上げると、後を追うように駆け抜けていった。

曲がり角に差し掛かった時丁度角にダイナマイトが設置されていた!

ドカーンッ

「二倍ボム!」

だがヨーヨーで火を消されてしまう!

「前回やられたのがよほど脳裏に焼き付いているらしいな」

「お陰で足元がお留守だぜ?」

 

ドカンッ

「障害物のある地形でこそ俺の武器は生きる、ここで待ち伏せた時点でお前の負けだ」

「おっとしぶてぇんだったな、こいつで果てな!」

「!くっうぁっ。くそっこんな時に」

 

side change

 

ツナ&竜司 side

「フウ太!脅かすなよ」

「無事見たいね」

「あの後随分探したんだぞ?」

「危険だから下がってなさい」

キランッ「フウ太?」

 

side change

 

三人称 side

 

窓から手が伸び獄寺を刺した。

「ぐぅはぁ!?」「隙ありぴょん」

 

「ん!?んん!」フウ太が手に持った三股の槍先?で

ビアンキを刺した。

「ビアンキ!」

 

「ん!んっあぁ…」

「無事だったんだね」「死ぬかと思ったんだけどね」

「ひゃっはははは!ざまぁみろバーカ!」

獄寺は一歩後ろに下がったが、弾みで隠れていた階段を転げ落ちてしまった!

「ぶっざまぁ!」

(体が動かねえ!)

「やられた!やられた!」

(くっそぅ!変態野郎の鳥まであざ笑ってやがる)

(何が10代目の右腕だ)

(何の役にもたっちゃいねえじゃねえか)

(くそぅ!)

「みーどりたなーびく、なーみーもーりーのー」

鳥の居る場所には雲雀の仕込みトンファーが落ちていた。

獄寺は何かに気づいたかダイナマイトを出していた。

「こいつまだ戦う気かよ」

そして、壁に向かって投げた!ドカンッ

「どこ撃ってんの?」

「へへっ!うちのダッセェ校歌に愛着持ってんのは、

おめえぐらいだぜ」

「ん?ああん?こいつ!」

「並盛中学風紀委員長、雲雀恭弥!」

「元気そうじゃねえか」

「もしかしてこの死に損ないが助っ人か?」

「自分で出られたけど、まぁいいや。そこの二匹は僕にくれる?」

「好きにしやがれ」

「ん?こいつバーズの鳥手なずけてやんの!」

「じゃあいただくよ」

「なっ!?死に損ないが何寝ぼけてんだぁん?」

「こいつは俺がやる!」

「言うと思った」

「ライオンチャンネル!!」

「わぁ子犬かい?」

「うるせえアヒルめ!」

犬が雲雀に迫っていく!

雲雀は足でトンファーを蹴り上げ構えた。

そして、すごいスピードで一撃をヒットさせていた。

「ぐはぁ!」

さらに一撃を与えると犬は階段の一番上まで吹っ飛ばされ窓を突き破った。

「犬!」

「次は君を」「咬み殺す!」

 

「ビアンキ!しっかりして!

フウ太!何やってるんだよ!」

フウ太が今度はツナを刺そうとした!

がツナは紙一重で避けた。

(まさか!)

「マインドコントロールされてるみてえだな」

「そ、そんな!目を覚ませフウ太!」

だが聞こえていないのか、フウ太はまたツナを刺そうとした。が今度もまた避けられてしまう。

「ど、どうしよう!うわっ!」

ツナがいきなり鞭で掴まれたと思うとリボーンが引っ張っていた。

「前にディーノに貰った鞭を持って来てやったぞ」

「こんなの渡されてどうすんだよ!」

「どうするもこうするも、やらねぇとお前がやられるぞ?」

「でも、相手はフウ太だぞ?」

「出来るわけないだろ!」

「さぁどうします?ボンゴレ10代目」

「あっ、そうだ!」

(直接骸を狙えば…)

「来るなよ!フウ太!」

鞭を骸に当てようとするが、自分に当てるツナ。

「あ痛っ!!」

「君にはいつも驚かされる」

「ほらほら後ろ、危ないですよ」

なんと上手く鞭がフウ太に引っかかっていた。

「フウ太まで絡んでる!?」

風太は槍先?に手を伸ばすが槍先?をツナが弾いた。

「わっ!やめろ!フウ太!」

「!」(ランチアさんと同じ目)

『もう、僕帰れない』

(もしかして、フウ太も骸に操られて酷いことをさせられて…罪の意識を感じて…)

フウ太が槍先?を掴み思い切り刺そうとした!

「フウ太…お前は悪くないぞ?」

「全然お前は悪くないんだ!」

「みんなフウ太の味方だぞ?安心して帰って来いよ。」

(ほぅ、マインドコントロールを解く一番望む言葉を選んだか)

「ツナ、兄」

そう言うとフウ太は倒れた。

 

side change

 

ツナ&竜司 side

 

「フウ太!おい!」

「君が余計なことをするから、彼クラッシュしてしまったみたいですよ」

「そんな!フウ太!」

「彼はこの10日間ほとんど眠っていない様でしたしね」

「思えば最初から手の掛かる子でした」

「我々はボンゴレ10代目の所在の当たりを付けて来たのですが、

特定には至らなかった」

「そこで、10代目と顔見知りと噂のフウ太君に来てもらったのですが、

オメルタを貫き通しずっと黙りでしたよ」

(沈黙の掟、オメルタを!)

「僕にマインドコントロールされている状態でもボンゴレに関することは一切口にしなかった」

「大したものです」

「それで仕方なく、以前作られた並盛の喧嘩ランキングを使い、

ツナとファミリーを炙り出そうとしたんだな」

「目論見は大成功でしたよ」

「現に今ボンゴレはここに居る」

(罪のないフウ太をこんなにして!)

「六道骸!人をなんだと思ってるんだよ!」

「おもちゃ…ですかね?」

「ふざけんな!」

「まさか僕が直接手を下すことになるとはね!」

(!目の数字が六から四に変わった?)

「うぉぉぉ!」

「うぅ!痛ってぇ!」

「どうか…しましたか?」

「ツナ!くそ!俺も本調子なら手伝えるのに…」

「ぐわぁ、何がどうなってんの!」

「すれ違いざまに凄まじい攻撃を浴びせたんだぞ」

「流石アルコバレーノ、その通りです」

「!目から死ぬ気の炎!」「死ぬ気の炎が…」

「ほぅ見えますか?このオーラこそ第四の道''修羅道''で身に付けた、戦闘スキルのオーラ」

「修羅道?」

「六道輪廻か!」「正解です」

「人は死ぬと生まれ変わって''地獄道''、''餓鬼道''、''畜生道''、''修羅道''、''人間道''、''天界道''のいづれかへ行くというやつだ」

「僕の体には、前世に六道全てを廻った記憶が刻まれていましてね」

「六つの冥界から、六つの戦闘スキルを授かった」

 

「何、言ってんだ!?」

「それが本当ならおめえはとんでもねぇ怪物だな」

「君に言われたくありませんよ、呪われた赤ん坊アルコバレーノ」

(アルコバレーノってリボーンのこと?)

「さぁ次のスキル、お見せしましょう!」

(一に変わった!地獄道か!)

「さぁ行きますよ!」

「そ、そんな!建物が!」

「うわっ!フウ太!」

「ビアンキ!」

「リボーン!竜司!」

バシッ!

「何すんだよリボーン!」

「お前が見たのは幻覚だぞ?」

「げ、幻覚!?」「そうゆうこった」

「見破るとはやりますね」

「そう、第一の道、''地獄道''は永遠の悪夢により精神を破壊するスキル」

(うわぁ!怖え!)

「しかし暫く観察させて貰い、2人の関係性が見えてきましたよ」

「アルコバレーノはボンゴレのお目付役って事ですね」

「違ぇぞ俺はツナの、家庭教師だ!」

「なるほど、それはユニークですね、しかし先生とそこのお友達は攻撃してこないのですか?」

「僕も、3人を相手にしても構いませんよ?」

「掟だからだ」「俺は大幅に体力を消耗してるからね。精々、体力回復させるさ」

「掟と来ましたか」

「また実に正統なマフィアらしい答えですね」

「それに俺がやるまでもなく、俺の生徒がお前を倒すからな」

「それ同感、''俺らのボス''があんたを倒すさ骸。」

「な!?おいリボーン!竜司!」

「ほぅそれは美しい信頼関係だ」

「面白い、いいでしょう」

(三の道、畜生道か!)

「え!?蛇だ!」

「うわぁ!来たぁ!」

「これも幻覚なんじゃ…?」

「違う!ツナ!畜生道だから本物の毒ヘビだ!」

「そ、そんな!?」

「第三の道、畜生道のスキル。人を死に至らしめる生物を召喚」

「あんまり図に乗んなよ?骸」

「俺は超一流の家庭教師だぞ?」

「10代目!伏せてください!」

「うわぁ!」ドンドンドンッ

「遅く、なりました」

「雲雀さん!獄寺君!」

「恭弥に隼人!大丈夫か!?」

「ああ」「うん」

「二人とも…」

「わかったか?骸。俺はツナだけを育ててるわけじゃねえんだぞ?」

借りは返したよ」「いてっ」

(捨てた!あっさり!)

「これはこれは、外野がゾロゾロと」

「千種は何をしているんですかね?」

「眼鏡野郎ならアニマル野郎と下の階で仲良く伸びてるぜ?」

「なるほど」「凄いよ獄寺君!」

「俺が倒したんじゃねぇんすけど…」

「覚悟はいいかい?」

「怖いですねぇ、だが今は僕とボンゴレの邪魔をしないでください」

「第一君は立っているのもやっとのはずだ。骨を何本も折りましたからね」

「遺言はそれだけかい?」

「思ったより、面白いことを言う」

「仕方ない君から片付けましょう」

「一瞬で終わりますよ」

カキンッカキンカキンカキンカキンッ

カキンッ

(早すぎてよく見えない!)

(中々早いんだな)

「君の一瞬っていつまで?」

「やっぱり強い!流石雲雀さん!」

「こいつらを侮るなよ骸。お前が思って居るよりずっと伸び盛りだぞ?」

「なるほど、そのようですね」

「彼が怪我をしていなかったら勝負は分からなかったかもしれない」

「雲雀さん!」

「時間の無駄です。手っ取り早く済ませましょう」

「さ、桜?」

「雲雀は桜をみると動けなくなる桜クラ病だぞ」

「シャマルが前にトライデントモスキートを使ったんだ」

「またひざまづいてもらいましょう」

「雲雀さん!」

スッドカッ!

「甘かったな、シャマルから雲雀への薬を預かって来たのさ」

「それじゃあ!」ドカッ!

「やった…」「おいしい所全部持って行きやがって」

「遂にやったな」

(終わったんだ!これで家に帰れる!)

「それにしてもお前、見事に骸戦役に立たなかったな」

「ほっとけよ!」

「雲雀さん!大丈夫ですか!?」

「こいつ途中から無意識で戦ってたぞ?余程一度負けたのが悔しかったんだな」

「雲雀さん…すげえ」

「そうだ!早く皆を病院に連れて行かなきゃ!」

 

「心配ねえぞ?ボンゴレの優秀な医療チームがこっちに向かってー「その医療チームは不要ですよ」

「何故なら生存者はいなくなるからです」

「てめえ!」

「また会いましょう。アリヴェデルチ」パンッ

ドサッ

「やりやがった」

「そんな何でこんなこと」

「捕まるくらいなら死んだ方がマシってやつか」

「それとも…」(!何だ?この感じ)

「なんだろう?凄く嫌な感じがする」

「ついに骸を倒したのね」

「姉貴…」「肩貸してくれない?隼人」

「しょうがねぇな、今日だけだかんな!」

「獄寺君!行っちゃだめだ!」

ヒュンッ「な、なにしやがんだ!」

「まぁ私ったら」

(やっぱり変だなんか違う、この視線の感じ前にも…)

「!六道、骸」

「また会えましたね」

「で、でたー!」

「まだ僕にはやるべきことがありましてね、地獄の底から舞い戻って来ましたよ」

「クッフフフフフフフッ」

 

side out

 




今回は骸が憑依弾を使いました!

次回、ツナがハイパー死ぬ気モードになります!

乞うご期待!

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