神の守護者ーボンゴレ最強!?   作:神王龍

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ネタが少なくてすみません!


それでは!イッツ、死ぬ気タイム!

竜司達のアニマルの名前募集中です!

感想欄にて気軽に仰ってください。


22ーバレンタイン!またか…

三人称 side

 

恋人達がワイワイするこのバレンタインデー。

 

「……フフフ、やっと迎えに行けるからね」

 

そこに不気味な笑みを浮かべる男が1人…。

 

ー神王家ー

 

「2人とも起きろー、朝だぞー」

「「おはよ〜」」

竜司は恋人であるバイパーと凪を起こす。

「ほら、飯作ったからな。俺は学校いってくるぞ」

「あ、待ってよー!」「私たちも行く」モグモグ

竜司の後を追いかけるように、パンを咥えながらバイパーたちは家を出る。

「3人ともおはよー」「あら、今日は遅いのね。おはよう」

「おはよー」「お、おはよう…」

「遅いってなんだ?俺はそこまで早起きじゃない。おはよう」

そこに京子達も合流する。

 

 

「フフッ、新しい子も増えてる増えてる」

3人を影から見る男。

不気味だ…。

 

ー沢田家ー

 

「それじゃあ母さん、行ってきます!」バタンッタッタッタッタッ

ツナが急いで家を出る。

「あらあらあんなに急いで…明日は雨でも降るのかしらね?」

 

ー通学路ー

 

「おーい、皆ーおはよー」

「ん?」「ツッ君おはよー!」タッタッタッダキッ

「可愛い(おはよー)」「ふぇ!?/////」

「おいツナ…本音と建前が逆だ…」

「え?……はっ!/////」

朝からドストレートに言い、照れるツナ。

それに呆れる一同に、京子だけが照れている。

((このバカップルめ……))

竜司と花はこんなことを思ってたりもした。

 

ー並盛中ー

 

「おーい、お前らー!おはよー」

学校につくと翔太が思い切り挨拶をする。

「おはよー、翔太君」「「おはよう…」」

「おはよう、翔太」

「…」「竜司はなんで黙ってるんだよ?」

「なぁ、遅刻魔2人が早く来たってことは明日は雨が降るんだよな?」

「「何気に酷くね(ない)!?」」

と、翔太とツナは否定するが、四人の女子に

「確かに…」「えぇ!?」

「ツッ君が早く来たなら…そうなるのかな?」「ちょ!」

「うーん、興味ないね」「それはそれで酷いよ!?」

「二人が早いのは…きっと雨が降る」「「……」」チーン

撃墜される2人であった。

 

ー教室ー

 

「ツナ、竜司、おはよう」「10代目、おはようございます!竜司もおはよう」

「「おはよー」」

7人が教室につくと、獄寺と山本は先にいたようだ。

「所で、明日の修学旅行楽しみだよなー」

「僕は初めてだから皆と行くだけで…楽しみだよ」

「わ、私も、初めてだから…楽しみ」

バイパーと凪が恥ずかしそうにそう言った。

「確か、温泉とかイルミネーションとか見に行ったりするんだよね」

「すげータイミングの修学旅行な気がするけどな…」

「「確かに…」」

竜司がそう言うとツナと花もそう思っていたようだ。

「それに雲雀と了平さんも来るみたいだし」

((リボーンだ!))

竜司とツナは確実にそうだと思っていた。

ガララッ

「席つけー…起立!礼!着席!」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

〜放課後〜

 

「ツッ君、私達先に帰るね」「え?あ、うん。じゃあまた後で。竜司の家で待ってるよ」

そう言って4人は教室をでた。

だが、それを待っていたかのような出来事が起きた。

「おい!大変だ!笹川達が変な男に誘拐されてたぞ!」

「「「!!」」」

 

ー廃工場ー

「ん…ここは…どこ?」

バイパーが目を覚ますとそこには、京子、花、凪、途中から合流したハル、

そしてあかりも何故か捕まっていた。

幸い京子達は起きておらず、目の前には誘拐したであろう男が座っていた。

「お目覚めかなぁ?」

ゾクッ

バイパーは男の雰囲気でこいつはやばいと思っていた。

幻覚をかければなんとかなる?残念ながら’’殺される’’より、

’’汚される’’という感情が大きく、思考が止まっていた。

以前の彼女ならばこんなことは考えなかったであろう。

だが、心のどこかで助けを求めているのは事実。

信頼する竜司達が来る事を祈っていた。

「ここは…?っ!?」

次に目を覚ましたのが花だった。

「あ、アンタ!あの時の!」ガクガクッ

「おやおや、覚えてたみたいだねぇ?花ちゃぁん?」

「いやぁぁあぁー!」

そう、この男は小さい時に花と京子を誘拐し、

竜司に気絶させられ捕まったはずの男であった。

そして京子達が花の叫び声で目を覚ます。

「何?どうした…の!?」

「ここ…どこ…?」

「はひっ!だ、誰ですか!?」

「うーん……何、これ!?」

「フフ、君達は僕の大事な大事な子だからねぇ?ちゃぁんと捕まえておかないと♪」

「「「「「「ひっ!?」」」」」」ゾクッ

全員が全員、それぞれの恐怖心を抱いていたのは言うまでもない。

女性として、女としての危機を感じたはずだからである。

 

side change

 

竜司 side

 

ー廃工場前ー

また、やっちまった…。

ちゃんと見てればこんなことにならなかったのに…。

「竜司…誰のせいでもないよ?それに、俺だって守れてないし」

「てことは俺もだしな」

「それも、そうだな……ここか?リボーン」

「あぁ、そのはずだぞ」

ガララッ

 

side change

 

三人称 side

 

ー廃工場ー

 

ガララッ

 

「「「「「「!」」」」」」「おや?誰かなぁ?」

「お前…あの時のおっさんか…」

「おやおやー?君はあの時僕を殴った子だね?許さないよぉー?」

そういった瞬間、目を疑う事が起きた。

ボゥパカッ

なんと、男がリングに火を灯し、ボックスを開いたのだ。

「「「!!!」」」「お前、どこでそれを手に入れた?」

「闇市さ」

ボックスから出てきたのは1丁の銃。

「ほらほら、この子が死んでもいいのかなぁ?」カチャ

「やめろ……!」

「じゃあ手を出さないことだよぉ?」

「くっ…!」

3人が諦めて膝をつこうとした時、

「「「竜司!助けて!」」」「翔太……!」「「ツッ君(ツナさん)!」」

6人が助けを求めたのだ。

「……ファミリーの命を救うのはボスの務めだぞ」

「分かってるよ……って、俺はボスにはならないから!」ボゥ

「ファミリー?ボス?何の話をしてるのかな?」

ツナがハイパー化し、竜司は咲雨(しょうさめ)を抜き、翔太はナイフを構える。

「流石に、殺すのはダメだからな……」

《2人とも》《!?》《念話か》

《俺が隙を作る。その間にやってくれ》

《わかった》《了解だ》

竜司は咲雨に自分の血を吸わせる。

そして走り出すと()()()()()()刀を()()()()()

「うん?斬れる訳がない、だろ、う?」

勿論彼は斬るつもりで当ててはいない。

咲雨の能力である幻覚を見せるために当てたのだ。

そして、その隙に翔太がナイフを投げ、ツナが背後に回って

脳天に拳を振り下ろす。

ナイフは頬を掠め、ツナの拳はクリーンヒットする。

「ナイフに塗ったのは神経毒。丸1日は動けない」

見事な連携で男を仕留めると、6人を解放する。

「竜司ー!怖かったよー!」ポロポロ

「わた、しも」ポロポロ

「……私も怖かった」ポロ

バイパー、凪、あかりは竜司に抱きつき、

「ツッ君……!!」ポロポロポロポロ

「ツナさぁんっ!!」ポロポロ

京子とハルも泣きじゃくり、

「翔太…また捕まっちゃった……凄く、怖かったよぉー!」ポロポロ

花も同様、泣いていた。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「その、色々あったけどこれ…」

あかりは竜司にチョコを渡す。

「僕も…」「私も」

それに続き二人も渡す。

「竜司君、ツッ君、翔太君…これ…」「ツナさん…神王さん、日暮さん、これどうぞ」

京子とハルも落ち着いたのか、チョコを渡す。

「私からも…はい」

花も、渡した。

「お前ら…ありがとな」「ありがとう、みんな」

「……サンキュー」

3人は落ち込みながらもそれを受け取る。

 

ー神王家ー

9人は色々と会話をして、解散した。

「バイパー、凪。ごめんな?早めに気付けなくて」

「ううん、来て助けてくれただけでも嬉しいよ」「うん…私も嬉しかった」

3人は少し話をし、一緒に抱き合って寝た。

 

ポワンポワンポワンポワンポワン

三人が寝静まった頃、五月雨達は竜司にチョコを渡していた。

(竜司は寝ています)

「主様、私達からのチョコです」

五月雨、伊邪那美、月光、紗香姫、血雨、紅椿は三人を見つめながらニッコリと笑っていた。

 

side out

 




今回は、あのクズ野郎が出てきました。

次回はホワイトデーです。

乞うご期待!

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