神の守護者ーボンゴレ最強!?   作:神王龍

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序章ー神との出会い
標的0 遅刻


竜司 side

 

 

ある晴れた日、誰も通っていない道路を俺は無我夢中で走っていた。

 

「遅刻だぁぁ!」

そう今俺は絶賛遅刻中である。

 

「何で今日こんなにも人が少ないんだろう…」

 

普段はもっと人が一杯いるはずなのに、などと思いながらまた歩き始めたその時、突然光に包まれてた。

 

「なんだこれ!?うわぁぁああ!!」

 

 

 

 

目が覚めるとそこは真っ白な世界だった。

 

「何処だ此処?」

何処からか声が聞こえた。

「此処は四次元の世界だ」

 

声のする方を振り向くと思わず驚いてしまった。

あまりにも変な格好だったためである。

「誰だあんた!?」

反射的に俺はそう聞いていた。

「私は神の王2代目神王だ」

平常心を取り戻した俺は普通に反応した

「で、その神王さんが何の用?」

「お前は私の息子だ、だから見に来たのだがお前は私のことを覚えていないようだ」

そうか…ん?

「は?今なんて?」

今俺は凄いことを聞いた気がする…

「だからお前は私の息子だと言っているんだ」

「俺が神王の息子ぉぉお!?俺はあんたと初めてあったぞ!?」

 

そうだありえないありえないんだ!俺はそう思っていたが返ってきた言葉はその思いを消し去った。

「だからお前は記憶を無くしているんだだから神としての記憶がない」

「な…んだ…と」

俺は一瞬思考が止まった。そして俺は決意した自分の記憶を思い出す旅に出ようと。

 

「俺記憶を思い出せるように頑張るよ」

「そうか。それならこのリングを渡しておこうこの世界できっと役に立つだろう」

何故か半分になっているリングを渡された。

「何で半分なんだ?」

「それは後々分かるだろう」

「そっかありがとう親父」

「お、親父ってまぁ仕方無いかそれじゃあな」

 

 

 

また光に包まれ気が付くと学校の前にいた。

「あ、やっべ遅刻だった!!」

俺は教室に向かって思いきり走った。

 

「はぁ、はぁ遅れてすみません」

「遅いぞ神王早く席に座れ」

(最悪だ、大遅刻じゃんか)…とりあえず席に座ったとき俺は自分の首にかかっているものに驚いた。

それはあの神様(俺の親父?)に貰ったものだった。

(やべぇこんなのつけてたら没収されちまう)

俺はリングを鞄にしまった。

 

 

ー昼休み―

「あー疲れた」「ほんと疲れたよね」「だよなー」「昼飯食べようぜー」「いいよー」

昼休みになったからかクラスメイトが固まったりして昼飯を食べたりしている奴等が多かった。

(俺はどうすっかなー)

悩んでいると京子が話しかけてきた。

「竜司君一緒に昼御飯食べない?」

俺の幼馴染でまぁ仲が良い方だ。

そしてもう一人京子の親友であり俺と京子の幼馴染でもある花が俺にこう言った。

「たまには竜司と食べるのもいいかなって京子が言ってたよ」

「そうだなたまにはいいか」

そう言った俺は弁当を出した。

「なんだか久しぶりだね3人で食べるのは」

「そうだなー」

こうして俺は昼休みを終えたのだった…。

 

 

side out

 




次回は、ツナとリボーンが出会います!

乞うご期待!

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