神の守護者ーボンゴレ最強!?   作:神王龍

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今回は竜司の中にいる者達の話です。

それでは!イッツ、死ぬ気タイム!


14ー天使と悪魔と堕天使

三人称 side

 

さて、ここでは神王竜司が化け物と呼ばれる理由を話そう。

それは竜司が生まれて3歳になった時の出来事。

 

ー3歳の時ー

 

「パパ?ママ?」

「本当にこの子に入れるのですか?あなた」

「私も不本意だ、だがこの子しか適合しないのだ」

「……分かりました」

そうして、神王家に生まれた三歳の子供、竜司に堕天使が封印された。

当時は隠し子でただの無邪気な子供と見られていたが、城内では厳しく育てられていた。

 

ー数年後ー(5歳)

 

「僕は、一体……!?人が、死んでる…まさか、これを、僕が…!?」

ーお前は俺の体になってるからだぜ!

「だ、誰だ!僕を操ったのか!」

ーあぁ、そうさ。やっぱり人を殺すのは楽しいねぇ!

何処からか聞こえてくる声。

その時の竜司には気が狂ったやつの声にしか聞こえなかったが、

今の竜司なら分かる、自分と同じだったのだと。

「ゼロ、今までありがとな。後、これからもよろしくな」

「な、なんだよ!?急に……気持ち悪い////」(ゼロは女です)

 

ー一年後ー(6歳)

「君たち悪魔は僕が倒す!」

ある日、竜司は戦争に出ていた。

幼いながらも化け物として、兵器として使われたのだった。

そして、その時に一対一で戦ったのが、当時の大悪魔であるダークだった。

2人は戦いの末、和解をした。

これ以上兵を減らしたくないダークと、竜司がダークを天界で見張るという事だった。

竜司とダークは時々稽古しているうちに2人に絆が、友情が芽生えていた。

そして数ヶ月たった時、悪魔軍が天界に攻めてくる。

その時竜司はダークと共に戦い、悪魔軍を追い払っていた。(後に竜司は悪魔王にもなる)

 

そして、二年前の竜司と周助たちの出会いの時に覗いていた天使が、

エンジェルだった。

2人は家族のように仲が良かった。

勿論、竜太や健吾たちともだ。

そんな彼女が竜司について行くことになったのは、悪魔軍が襲って次の日のことだった。

『竜司様!私、身勝手ながらダーク様に恋をしてしまいました…。

良ければ、お供させてください/////』

と、エンジェルが言って来るのに対し竜司は、

『いいよ、エンジェルは家族みたいなもんだし。

だけど、2人は俺の側にずっといなきゃいけないんだぜ?それでも来るか?』

『はい!』

そうして、エンジェル、ダーク、ゼロは竜司と血の契約を交わして側にいる事を誓っていた。

そして人間界に落ちた時も、竜丸や母がいないあいだにこっそりとこう言っていた。

「竜司様、私たちと契約を交わしましょう。血の契約を」

3人は断られると思っていた、だが竜司は、

「いいよ、君たちが僕を守ってくれるの?」

そう言って契約を交わしたのだ。

「これからよろしくね、ゼロ、エンジェル、ダーク」

「「「はい!我が主よ」」」

こうして、竜司は化物と呼ばれるようになっていた。

 

side out

 




今回は竜司の大切な人達でした。

次回は、ついに再会します!

(神王という化け物と幼馴染の神友達を見て頂くとよく分かります)

乞うご期待!

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