神の守護者ーボンゴレ最強!?   作:神王龍

125 / 128
今回は、γが二人の前に登場します!

京子にはなんと?

それとアニマル達の名前を募集中です!感想欄にてお待ちしておりまーす

それでは!イッツ、死ぬ気タイム!




標的96 γ登場

三人称 side

 

ー階段ー

「これでうまく行きゃ、雲雀が仲間になるな」

「……うるせぇ」ボソッ

 

ー別の階段ー

「あの、ひとつ聞いてもいいですか?もし京子が捕まってたら俺、どうすれば!」

「修行の出来ていない現段階で戦うべきではない。

だが、お前が戦おうとするならばおそらく俺は止められない。

これだけは守れ、必ずリングをつけてからハイパー化するんだ」

ラルはそう言い、ツナは黙ってそれを聞いていた。

 

ー笹川家付近ー

 

「この家の娘を知りませんかね?」「笹川京子っていうんですが?」

二人の男がそう尋ねる。

「さ、さぁ?知りません」タッタッタッタッ

京子は影からそれを聞き、走り去るそうにその場を立ち去る。

(これじゃあ家に入れない…どうしよう…お兄ちゃん、ツッ君…!)

スタッスタッスタッ

路地を回り、落ち着いた矢先、後ろから来た人に口を抑えられる。

(ツッ君!)

 

「どうした?」「いや、今何か!」「この辺に敵は居ない、急ぐぞ!」

 

ー???ー

「γ隊長!」

一人の男が、呼ばれた男に近づく。

「ほう?そいつは朗報だ。すぐに向かう」「どうしたんだ兄貴?」

野猿がそう聞くと、

「兎が網に掛かったらしい」「オイラたちも行くよ!」

「いや俺一人で十分だ。別命があるまで現状維持とな。こうゆう時は、他の兎も掛かりやすい」

γはそう笑い、雷を足に溜めて浮きながら言った。

 

ー路地ー

「静かに、騒ぐと見つかるよ」(この声…!)

「やっと追い付いた」

(!)バッ

「シー、あれ?どうかした?」

「花ぁ!」ガシッグスッ

京子の口に手を当てていたのは唯一無二の親友である花だった。

「ほら、もう泣き止んで。それにしても1体どうしたの?

やばい連中が私達を探し回ってるんだからね。」「…うん」

花は諭すようにそう言った。

「とにかくここにいるのは危険だわ、

うちに行ってみましょ?なにか手がかりあるかも知んないし」

「…お兄ちゃんの手がかりもあるかな?」「もしかしたらあるかも知んないね」

「ほら、走るよ」「…うん!」

2人はそう言って花の家へと向かって行った。

 

ー並盛公園ー

ガサッガサッガサッ

「どうでした?」「やはり笹川の妹はまだ捕まってはいないようだ」

ツナの問にラルはそう答える。

「ほんとですか?良かった…」

「だが、これほどの監視の中見つかっていないとすると一体…!隠れろ!」

ラルがそう言うと、二人の上空をγが通っていく。

「γだ!」「あ、あれが…!」「なにか見つけたのか?あの方向…」(まさか…!)

 

ー並盛神社ー

その頃神社では・・・

「ここがヒバードの消えた場所か。思い出すな、夏祭り。この神社って雲雀に縁があんのかな」

「っ…!」タッタッタッタッ

山本がそう言うが、獄寺は別の場所に移動する。山本も着いていく。

「なぁ、もしラル・ミルチの言ってた戦闘回避不能状態になったらどうする?

そんときゃコンビプレイ決めよーぜ」

「……」ムッ

タッタッタッタッ

また山本が話しかけるが、獄寺は無視し別のところへと移動する。

山本は走りながらこう言った。

「やっぱ、武器からして俺が前衛かな?俺がまず突っ込むから、お前その隙に…」ガシッ

「勘違いしてんじゃねーぞ、今までなぁなぁにやってたのは10代目のためだからだ。

ほかの目的でてめぇと手を組む気はねぇ」

獄寺は我慢出来なくなったのか、胸ぐらを掴むとそう言った。

「…想像以上に嫌われてんのな」

「ったりめェだ!

お前見てぇに悩みのねぇ脳天気な野球バカは、一生口の聞くはずのねぇ種類の人間だ。

同じ空間にいるのも嫌だね」

「お前な…」ガサッ

山本が何かを言いかけると、草の動く音がする。

「んじゃお互い、やりてぇようにやってみっか」

山本がそう言うと、二人はリングを嵌め、戦闘態勢に入る。

そして、木から二人の男が現れ、片方が炎を飛ばす。

「へへへ…!どうなってる!やったのか!?」

ビュンビュンッ

「何!?燕!?」

「いまいちその燕の使い方分かんねぇけど、まっいっか!」ザシュッ

山本はそう言いながら隙の出来た男を斬った。

「ぐわぁ!」

「お、おい!」

ガチャ

「!」「そうだ、こっちだ!」キュィィイン!

「ぐわぁ!」

獄寺ももう片方の男を倒していた。

「ヴァリアーとの戦いでアホみたいに鍛えられてんだ。

リングを持つ同じ条件なら負けねぇぜ」

「今のはちょっとしたコンビプレイだったな」

「チッ、余計なことすんじゃねぇよ…俺一人で十分だ!」

山本の言葉に獄寺は嫌そうに言う。

ビリビリ

「「!」」「ボンゴレの守護者ってのは腰をぬかして方々へ逃げたって聞いたんだが。

これまた可愛いのが来たな」

(電撃…)

その場に電光のγが現れる。

「嵐と雨の守護者には間違いないようだが、随分と写真より若い。いや、若すぎる」

(もしや、入江の欲しがってる情報ってのは)

「ボンゴレってのは若返りの水でも飲んでんのか?

まぁいい、だがお前らとやりあっちまうと戦闘ってよりお仕置きになっちまいそうだな。

子供相手に大人気ないな」

γがそう挑発するように言った。

「この減らず口は俺が倒す、おめぇは手を出すなよ?」

「…ふぅ、へいへい」

そういうと獄寺は走り出した。

「さっきの連中への貯金もある」

すると、そういった矢先に爆発が起こる。

γが煙から出るために後ろへ下がると、

「逃げ道はねぇ!果てな!」獄寺が後ろでそう言いながら構えていた。

キュィィイン!ズドーン!

 

ー公園ー

「えぇ!?γって人が獄寺君と山本の所に!?」

「あの方向には神社以外主要な施設はない」

「じゃあ、敵に見つかったの!?やばいよ、どうしよう!」

「こう敵の目が多くてはすぐに助けに行くのは不可能だ」

「でも!」「それに例え俺達が駆けつけて4対1になっても、

今の俺達の戦闘力で勝てるかどうか」「そ、そんなにつよいの…?獄寺君…山本…」

ラルの言葉に息を飲みながら二人のみを案じるツナ。

 

ー神社ー

(手応えあり!っ!?)

所が煙の中から雷を纏い無傷のγが現れた。

「中々」「何!?」「効いてねぇ!」

二人は驚きを隠せない。

「そういや、自己紹介がまだだったよな。俺はγってんだ。よろしく」

(こいつが…)(ラル・ミルチの言ってた激強って言う…)

「獄寺、ここは手ぇ組んだ方が良さそうだな」ガチャ

「なっ!」「うるせぇ!」「獄寺、お前…!」

「組む気はねぇって言ってんだろ?すっこんでろ」「…そうかよ!」

獄寺が銃口を向けながら二人は睨み合っていた。

 

side change

 

☆余談☆

 

竜司 side

 

ー噴水前ー

「おっと、そういやそこら中にいんだっけ?」

今俺とバイパーの周りをミルフィオーレの雑魚達が囲んでいる。

面倒臭いな…ボックスの試しでもしてみるか。

「バイパー」「ん?なーにー?////」「俺から離れんじゃねーぞ?」

「うん////」

ボゥ

「ボックス開口」パカッ!

「ん?」

俺の目の前に現れたのは、タイガーと同じ種族の神獣だった。

「な、なにぃ!?」「ガゥ?」

タイガーはどこかって?俺の肩に乗ってる。

まぁとりあえず、初めてのボックスだ。やるっきゃない!

「ウルフ、切り裂け!」

ウルフ・・・なぜこう呼んだかはわからないが、俺は楽しくて仕方がなかったみたいだ。

「凄いね竜司!タイガーと同じだよ!///」

まだ照れてるのか…。

そう言いそうになったが、可愛い彼女を抱き締めながら

「そうだな……タイガー、お前もあれぐらいでかくなろうな」「ガゥ!」

「ムゥー」ムスッ

…嫉妬させてみた。

「悪かったって」ナデナデ

「…うー、許す////」

そして何故か一向に敵が減らない。

面倒臭いな、もっといちゃつきつきたいのに…。

仕方ないから飛ぼう…。

「はぁ…飛ぶぞ」「うん!って、えぇ!?」

俺はそう言いながらアジトへとテレポートした。

 

side out

 




今回は花と京子が難しかった…。

次回は竜司達がアジトに戻った後の話です!

「おい!俺は!?」

…とりあえず、乞うご期待!(忘れてたなんて言えない…)

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。