神の守護者ーボンゴレ最強!?   作:神王龍

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遅れてすみません!勉強で忙しかったもので…。

今回はバイパーに竜司が追いつきます。

それでは!イッツ、死ぬ気タイム!


標的95 愛の結晶

三人称 side

 

「しかしこのアジトから黙って地上に出るのは不可能ですよ。

六つあるハッチには全て声紋指紋チェックが施されていますから。

一応開閉記録をチェックしてみますが……

私Dハッチを修理中でした。開いた形跡が」

ジャンニー二が汗を流してそう言った。

「な、なんでそんな大事なことを!」「も、申し訳ありません」

「どどど、どうしよう!」「落ち着け沢田」

慌てるツナにラルがそう言った。

「雲の守護者の鳥からの救難信号が出ているんだ、今はどうすべきか総合的に判断すべきだ」

「総合、的?」「この場合最優先事項は京子達を連れ戻すことだな。

次にヒバードの探索、及び調査だ」

「笹川了平の妹とバイパーがまだ敵に捕まってないと過程して、できれば戦闘は避けたい。

敵に見つからぬ様少数で連れ戻すのがベターだな」

リボーンとラルがそう説明をした。

「それはヒバード探索にも言える。やはり少人数で動いた方がいいッス」

「じゃあいっその事二手に分かれて両方いっぺんに行くってのはどうだ?」

獄寺がラルの意見に賛同すると、山本が提案した。

「そう上手くいくかド素人!十代目は怪我してんだ」「そっか…」

「ならば雲の守護者探しが後回しか」

ラルがそう言うと、

「いや、わSOSが本当に雲雀からのだった場合、のんびりしてらんねーのも確かだ」

リボーンがそう言った。

「そりゃあそうっすけど…」

(凄いや、ほんとに作戦会議みたいだ)

「どうしましょうか?十代目」「え?」

「決めてくれよ、ツナ」獄寺達がツナにそう促す。

「え?俺?」

「当然だ」「ボスはお前だ」

「そんな!?俺が決めるなんて…」

「俺らは十代目について行くだけです」「任せるぜ、ツナ」

ツナが弱々しくいうと獄寺と山本がそう言った。

「獄寺君…山本……じゃあ、俺も行く!京子達とヒバード両方一緒に進めよう」

「十代目のお考えなら賛成っす」「そうと決まれば準備開始だな」

ツナが大きな声でそう言うと、獄寺達はその言葉を待っていたように賛同した。

「あの、細い作戦とか一緒に考えてくれませんか?」

「良かろう。問題になるのは戦力の配分だ。特に連携を欠いた場合各個撃破だ」

「あの、もっとわかり易く…」「充分わかりやすいぞ!」

「山本、お前武器持ってねぇだろ?」

「まぁな。今あんのは十年後の俺が使ってたボックスが二つ。

一つはまだ開かねぇけどそれに練習用の刀が一振りってとこだ」

山本の言葉にリボーンが何かを投げ渡す。

「こいつを見つけたぞ」「!時雨金時!」

「十年後の山本が使っていた雨系リングとは相性が悪かったらしくてな。

やつは変形しない普通の刀を使い、時雨金時はここに保管しておいたらしい。

だが、お前にはボンゴレリングがある。時雨金時とボンゴレリングは相性が未知数だ。

使うかどうかはお前が決めろ」

「連れてくわ。俺は親父の、時雨蒼燕流の後継者だからな」

リボーンの言葉に山本は目を細めながらそう言った。

「決まったか?」「みんなに説明しろ沢田」

「それじゃあ分担を言うね。俺とラル・ミルチで京子を追う。

獄寺君と山本はヒバードを探してほしい。翔太は一応竜司とバイパーを追ってほしい」

「了解だ」

「や、山本とッスか?」「え?ま、不味い?」

「いえ、十代目の命令とあらば、よ、よろこんで…」

獄寺が震えながらそう言った。

「獄寺と山本はBハッチより神社へ。俺と沢田はDハッチより笹川宅へ向かう。

日暮は心当たりがある場所へ向かってくれ。

通信は敵に傍受される可能性がある。お互いに連絡は取れない。

万一の時でも救援は期待出来ない。その事を肝に銘じておくことだ。

原則として戦闘は回避しろそれでも回避不能な場合はそれぞれの判断で行動しろ」

 

〜数分前〜

ー???ー

(私の部屋にあったみんなとの写真にガイアはいたけど、

竜司は()()()()()!何故かは分からない…だけどガイアに詳しく聞かないと!

カレンダーに今日会う予定だったはず!……居た!)

「ガイア!」

「バイパー遅かっ…十年前か?」

「そんなことはどうでもいいんだ。竜司がなんで写真に写ってなかったの!?」

「それは…」「バイパー!」

バイパーとガイアのいる所に竜司が追いつく。

「お前も十年前の…」「バイパー、戻るぞ。ここは危険だ」

「竜司…この際だから竜司も聞こう。」「?何を聞くんだ?」

「ガイア、どうして写真に竜司が居なかったの!?」

「それは、竜司が写真を撮った日の前にはボンゴレを抜けていた。

そして俺が代わりに神の守護者になっていた」

「「!?」」

「俺が…抜けていた…ボンゴレを…じゃあ、なんで俺はボックスを持っていたんだ?」

「俺がリングとともにあいつに送ったからだ。必要だと思ってな」

「そうか…何故抜けたか何となく分かった。

多分俺はお前の言う通り元の世界に戻っても抜けるだろう…」

「竜司…!竜司が居なくなったら僕はどうしたらいいのさ!」

「だから、その時は…バイパー。お前が着いて来るか抜けない様に説得するかして欲しい。

多分、()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

「…分かった。僕が竜司を説得してみせるよ」「あぁ、頼む」ニコッナデナデ

「……エヘヘー/////」

「俺の前でイチャつくなよ…とりあえず俺はお前達にこれを渡す。

竜司のボックスと()()()2()()()()()使()()()()()()()()()()()()()

つまり愛の結晶だ」

「なるほど、共同作業って奴か。夫婦みたいでそれはいいな」

「ふ、夫婦!?////」「さて、アジトに戻るか」

「じゃあ、またな。二人共」「あぁ、また会わないことを祈るよ」

「夫婦…夫婦////エヘ、エヘヘ」「全く…」

ショートしているバイパーを抱えて竜司はアジトに戻るのだった。

 

side out

 




今回は、バイパーがキャラ崩壊してしまいました。

次回は、京子と雲雀(ヒバード)を探す話です

乞うご期待!

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