神の守護者ーボンゴレ最強!?   作:神王龍

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遅れてすみません!

今回は雲雀さんが見つかります!

それでは!イッツ、死ぬ気タイム!


標的94 不協和音

三人称 side

 

「ヒバードだ!」

「発振器を取り付けられてんな」

「不味いですよ!信号が弱まってます!」

ジャンニーニがそう言った。

「旋回するぞ」

「固定カメラでは追い切れません!モニターをレーダーの映像に切り替えます!」

タッタッタッタッタッタッタッタッ

「何があった!」

「なんすか!今の警報は!」「何があったんだ?」

皆が集まってくる。

「みんな!大変だよ!雲雀さんの鳥からSOSが!」

ツナがそう言う。

「なんだと!?」「あのヒバードとかって言う」「場所は?」

「現在、七丁目を時速37キロで移動中!高度下がります!

き、消えました!」

「消滅した場所には何があるんだ?」

「待ってください、いまだしますので……出ました!神社です!」

ジャンニーニがそう言った。

「並盛神社?雲雀のヤツあんなところで何してるんだ?」

「信号が弱まってましたし、単にバッテリーが切れただけかもしれません」

「そ、そんなー!バッテリー切れ!?」

「もしくは、敵に撃ち落とされたのかもな」

「て、敵!?だったら急いで…」「敵の罠かもしれんぞ」「罠!?」

「そういう線もあるという事だ」

「どっちみち、ひばりの唯一の手がかりだ、指をくわえているわけにはいかねーだろうな」

「ですが、見てください。一つ一つが今現在確認できるリングです。

つまり、上に少なくともこれだけの敵がいるということです」

「ええ、あんなに?」

「その中に一つだけ大きなリングが一つ。おそらく隊長クラス」

「ガンマだな。お前達が戦った兄弟、奴らが所属する第三部隊の隊長だ。

電光のガンマ、名のあるヒットマンとマフィア幹部を何人も葬った男だ。

奴に潰された組織は両手の指でも足りない」

「そんなに、やばい奴が?」

「へっ、ガマだかサンマだかしらねーが心配いりませんよ10代目」

獄寺がそう言った。

「昨日あれから自主練しましてね、色々試してパワーアップしまくりましたから」

「だな」

山本もそう言った。

「ええ!?俺聞いてないよ!普通に寝てたし」

「俺も自主練してた」

翔太もそう言う。

「10代目はお怪我をしてるんです、当然っす」

「で、でも」「そういや獄寺、自主練の後1人で何作ってたんだ?」

「作ってた?」

山本とツナが疑問に思う。

「昨日お貸しした工具でどうにかなりましたか?獄寺様」

「おう、バッチリだぜ!10代目!見てください!」

獄寺がポケットから整備したボックスを出す。

「マイボックスのカスタマイズも完璧です」

(この人、こうゆうの凝るんだよねー…)

「聞いてます…?」「え?いや…」

「これはボックスの強度のためにも必要なことなんですよ!みんなやってるんッス!」

タッタッタッタッ

「ツナさん!」「ハル?」「よっ」

「今頃おせーっつの」

ハルが息を切らしながらこう言った。

「大変なんです!」「分かってるぜ」

「ヒバードの事ちょうど今話し合ってて」

「違います!」「え?」

「京子ちゃんとバイパーちゃんがいないんです!」

「「「!」」」「な、何だって!」

「それと神王さんもどっか行っちゃって」

「ちゃんと探したのか?」「トイレ行ってんじゃねーのか?」

「書置きがあったんです。

『一度家に行ってきます、ランボ君たちのおやつを貰ってくるねって』」

ツナが書置きを受け取る。

「神王さんはバイパーちゃんがどっかに向かってると言って、追いかけていきました」

「!あいつ、怪我してるはずだろ!?」

ハルの言葉に翔太がそう言った。

「あの笹川が…」「無茶するやつには見えねーのに」

「余程了平の事が心配だったんだな」

「今思えば昨日途中から急に元気がなくなって」

(き、気付かなかった……)

「きっとあの時から……すみません!

ハルがもっと京子ちゃん達のこと注意してあげていれば」

「ハルのせいじゃないよ!」

(俺が…もっと…)

 

〜数分前〜

 

(あれはバイパー?どこに行くんだ?)

「ハル、俺はバイパーを追いかけるからツナたちに教えてきてくれ」

「は、はひっ!分かりました!」

竜司がそう言うと、ハルは走っていく。

(さてと、追いますかね……追いつけっかな?)

竜司はバイパーの後を着いて行った。

 

side out

 




今回は短いですが、バイパーと京子が消えてしまいました。

次回は続きからです。

乞うご期待!

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