神の守護者ーボンゴレ最強!?   作:神王龍

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遅れてすみません!

今回は、ツナが遂に初代(ファースト)エディションを使います!

それでは!イッツ、死ぬ気タイム!


標的80 大空戦ー凍りつく炎

三人称 side

 

「モニターが!」

バジルがそう叫ぶ。

「隼人たちは!?」

「どうやら体育館のカメラが破壊されたようです」

シャマルの言葉にチェルベッロはそう答えた。

「奴か」

「ああ、体育館を吹き飛ばす逆転の一撃だ」

リボーンの言葉にコロネロも肯きながらそう言う。

 

ー体育館ー

「無事で何よりだ」

「無事ってお前な!助けるにもやり方ってもんがあんだろうが!

俺達まで吹っ飛んでたらどうすんだよ!」

了平の言葉に獄寺はそう答える。

「まぁまぁいいじゃねぇか、そのおかげで助かったんだしさ」

「無茶苦茶しすぎですよ…了平さん」

山本がそう言い、竜司は呆れていた。

「うぉう、山本の言う通りだ」

「おめぇが言うな、おめぇが!」

「ん…」

獄寺の声に反応したのか、クロームとバイパーが竜司に肩を貸しながら少し動いた。

「二人とも大丈夫そうだな」

「これで我々も全員復活か!」

リュウジが安心しながら言うと、了平がそう言った。

「ちっくしょー、どっからどこまでが幻覚だったか分かりゃしねぇな」

「全く、なんて乱暴な連中なんだ」

獄寺の言葉にガイアがどこからかそう言った。

「しっしっし、なに呑気にくっちゃべってんの?バトル中だよ」

「やっぱり生きてやがってか」

「あの程度でくたばる様な連中では無いと分かっていたがな!」

ベルの言葉に獄寺と了平が戦闘準備をしながら叫んだ。

「二人は取り戻したし、今度はこっちも遠慮はしないぜ!」

「俺も手加減しないから」

それに続いて、山本と竜司もそう言って構える。

「やる気満々だね、でも大丈夫なわけ?まともに戦えるヤツ、ろくにいないじゃん」

「うるさい、早く降りてこい!」

「バーカ、相手なんかするわけないじゃん?」

「もう頂くべきものは頂きましたからね」

了平の言葉にそう言うベルとガイア。

「あれは、ボンゴレリング!?」

リングを取り戻そうと獄寺が投げたロケットボムが二人を襲うが、貫通していく。

「なんだと!?」「すり抜けたぞ!?」

「「幻覚…」」「と言うか反射だな」

「卑怯だぞ!」

「逃がすか!」

獄寺達が追おうとする。

が、二人は消えていった。

 

ー運動場ー

「貴様…!」

XANUXUSがツナを睨む。

「炎を凍らせる技、あれが初代ボンゴレが生み出した零地点突破」

「行けるな。あれならXANUXUSがどんなに強い炎を出しても、

封じ込めることが出来る。形勢逆転だ」

「まさかこれが本当の零地点突破だったとはな。

だかよちょっと解せねぇ事もあるぞ、コラ!」

「なんだ?」

「死ぬ気の炎はボンゴレにとって象徴見てぇなもんだ、

だがこの技はその対極に位置する技だぞコラ!

そいつを初代ボンゴレが生み出したってことは…」

「分かっていたのかも知んねぇな、いかに硬い絆で結ばれていようと俺達はマフィアだ。

力を求める血を抑えることは出来ない」

「なら初代ボンゴレは身内同士の争いを察してこの技を編み出したってことか?」

「ああ、いづれこんな日が来るって事をな」

リボーンとコロネロがそう話す。

「何故だ!?ありえん!お前ごときカスがボンゴレの扇など!」

「こんなものは零地点突破でも何でもねぇ!」

「お前は知っているはずだ、零地点突破というのはどんなものかを…その傷。

お前が前にも全身に零地点突破を受けた証拠」

「「「「!?!!?」」」」

「もうお前の拳に炎がともされることは無い、お前の負けだXANUXUS」

ツナはXANUXUSにそう言った。

「何を言い出すかと思えば…ふざけやがって!」

XANUXUSはそう言うと膝に氷ごと拳を叩きつける。

「これ如きで!」

そして遂に炎が漏れ出す。

「無駄だXANUXUS。これ以上やるなら9代目につけられたその傷では済まないぞ」

ツナがそう言うとXANUXUSが驚く。

「9代目!?」

「どういう事だ?」

「で、ではXANUXUSは9代目の零地点突破で!?」

バジル、シャマル、コロネロが順番に驚く。

「……黙れ!9代目にふさわしいのはこの俺だ!Xは10を表す。

俺はXANUXUS!生まれながらにボンゴレ10代目になる運命!

その名の中に十の称号を二つ持つ男!XANUXUS!

てめぇ如きに屈すると思うな、勝つのは俺だ!ボンゴレ10代目はこの俺だ!」

XANUXUSは叫びながらツナに向かっていく。

 

side out

 




今回は、体育館ではベル達にリングを奪われる獄寺達と

ツナがXANUXUSの両手を凍らせました!

次回は、ツナとXANUXUSの戦いの続きです。

乞うご期待!

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