神の守護者ーボンゴレ最強!?   作:神王龍

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今回は、雲雀の戦闘です!

それでは!
覚悟はいいかい?


標的76 大空戦ー浮雲と神王回復

三人称 side

 

ー校舎裏ー

ヒュッ!

ベルがナイフを投げるが、雲雀はトンファーで叩きおとす。

そして攻撃を仕掛けるが、ベルは躱して後ろに跳ぶ。

「あっぶね。

レヴィとガイアの奴らもやられちゃった見たいだし、

こりゃ俺の方で帳尻合わせとかないと、ね!」

ベルはそう言いながらナイフを投げる。

だが、雲雀の体を()()()()()()()

「そんな…バカな」

もう一度投げるが、また突き抜けていく。

 

「ナイフが…すり抜けた!?」

「いや。僅かな動きで躱し、一瞬のうちに戻ったのさ。

あいつ、完全にナイフを見切ってやがる。」

バジルの驚きに、シャマルがそう説明した。

「やるじゃねーか、コラ!」

 

「流石エース君」

「違う、一文字もあってないよ。」

ベルの言葉に雲雀はそう返す。

「しっしっし、変な奴。…でもなんだか一気に楽しくなってきちゃった」

手から出したナイフがベルの周りに浮く。

 

「な、ナイフが宙を!」

「あれもナイフとワイヤーの併用か?」

バジルとシャマルがそう呟く。

 

「曲芸でもするのかい?足怪我してる分ハンデをあげようか?」

「ご結構…だってお前も足引きずってんじゃん!」

ベルがナイフを操作して雲雀に向ける。

「数を打っても意味ないよ」

雲雀はナイフを弾く、がベルは笑みを浮かべる。

そして、雲雀の頬が切れる。

 

「あの切れ方…やはりワイヤー!」

「あいつ、もしやベルフェゴールが

ナイフとワイヤー使いだって事知らねぇんじゃねーのか!?」

「動くな!動けばワイヤーの餌食になるぞ!」

シャマルが気付きそう叫ぶが届くはずもなく、雲雀は動く。

雲雀は尻餅をつく。

「雲雀殿!」

「まずい!」

シャマルとバジルが焦る。

「大丈夫だ」

「ええ、そうみたいね」

竜幻と花音はそう言った。

 

「天才の勝ち、つうか俺負け無し?」

ベルがそう言った。

「そりゃ王子だもんなバイバイ」

そう言ってベルはナイフを投げる!

だが、雲雀は全て手で取る。

「へぇ、成る程。ナイフに糸が付いてたんだ?

興醒めだよ。そろそろ終わりにしよう」

雲雀がそう言った。

「しっしっし、ちょっとびっくり。

でもワイヤーのことが分かったぐらいで良い気になるのは早いんじゃない?」

ベルはまたナイフを出す。

「ナイフで奏でる切り裂きワルツ。今まで逃れたやつは1人もいないんだ」

そして、雲雀をナイフが囲む。

「これで、終わりぃ〜!」

「どれもこれもまるで弱い動物が生き延びる為の知恵だね。

雲雀は仕込みトンファから鎖を出す。

「そう言うことなら全部撃ち落とせばいいね」

そしてトンファーの鎖を回してナイフを落としていく。

「や、やっべえ」

「覚悟はいいかい?」

雲雀が振り回しながら攻撃するがベルは避ける。

「パース!パス1、毒々してるのも悪くないけど、今は記憶飛ばしてる場合じゃないからさ。

だってこれ集団戦だぜ?他のリング取りに行こうっと。

それにそれだけダメージ与えれば勝ちみたいなもんだし!」

そう言ってベルはナイフを投げて逃げる。

「口程にもないな」

だが、雲雀は壁にもたれかかる。

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「おい、ツナのやつスピードが落ち始めてるぜ」

「ちげえな。XANXUSが徐々にスピードを上げてるんだ」

コロネロとリボーンがそう話す。

「遅え!」

そしてXANXUSはツナを殴り落とす。

「おいおい、嘘だろ?もう精一杯か?

怒りの暴発(スコッピオ・ディーラー)!」

XANXUSが炎を放ち、ツナに当たる。

「直撃だ!」

「沢田殿!」

二人が叫ぶ。

「実力の差がこれ程とは…!」

コロネロがそう言った。

リボーンは無言で落ちていくツナを見ていた。

ズドーン!

「さ、沢田殿…」

「今の一撃、かなりやばいぜ!」

「直撃を凌いだだけでもラッキーとしなきゃな」

コロネロとリボーンがそう言った。

「凌いだ?」

バジルがそう尋ねる。

「装備に救われたか」

XANXUSがそう言った。

「レオンが服にした、おまけのお陰で助かったな。

ツナのベストだけ、十倍の厚さにしてくれたんだぞ」

リボーンがそう言い、

「だが、今のでベストは吹き飛んじまったぞ。

しかも、XANXUSはまだ余裕だぜ、コラ!」

コロネロがその言葉にそう返した。

「次のラッキーは…もうねぇぞ!」

「それは、ツナが一番分かってるぞ」

シャマルの言葉にリボーンがそう言う。

「ツナの奴、あれをぶちかます気だ!

ツナは両手を構えていた。

 

ー体育館ー

「ごめん、二人とも。俺は行くよ」

「「分かった。頑張ってね!」」

「おう!」

竜司は凪とパイパーにそう言って、体育館を出て行く。

「さてと、んじゃ手伝いますか!」

こうして最強が動き出した。

 

side out

 




今回は、雲雀とベルが戦いました!

そして、竜司が回復して動き出します!

次回は、ツナが遂にあれを…!

乞うご期待!

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