神の守護者ーボンゴレ最強!?   作:神王龍

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今回は大空戦開戦です!

それでは!イッツ、死ぬ気タイム!


標的72 大空戦ー大空戦、始まる。

三人称 side

 

「お待ちしておりました。

これで、沢田氏側の守護者は」

「嵐、晴れ、雨、神、宇宙」

「そして霧の守護者が揃いました。」

チェルベッロ2人がそう言った。

「霧の?」

ツナ達は周りを見渡す。

「あ、君は!」

ツナが見つけて驚く。

「残るは雲と雷ですね」

「え?残りって…?」

チェルベッロの言葉にツナが問う。

スタスタスタスタ

「雲雀さん!」

「用件は何?」「用件?」

「俺たちと一緒だな」

「え?」

雲雀の言葉を聞き、ツナが聞くが代わりに了平が言った。

「守護者が必ず来るようにチェルベッロから」

クロームもそう言った。

「そうです。命ある守護者全員に強制招集を発動しました。」

「強制召集?」

「奴もいるぞ」

「バイパー!」

「あーそういや昨日戻ってたな」

ツナが慌てて叫んで、竜司は冷静に言った。

「ベルフェゴールとレヴィアタンも!」

「もっとソフトにお願い!超重症なのよ!?」

「生きていたのか!?」

「ベッドごと!?」

ルッスーリアがベットに括られて居た。

そして了平は普通に驚き、獄寺は変なところで驚いた。

「どもーおっひさー。もー!強引なんだから!もう少し優しくしてよ!!」

「沢田氏側の雷の守護者は来たようですね」

ルッスーリアを無視してそう言うチェルベッロ。

「ってもしかして…!ランボ!?」

「なんでランボまで!?意識取り戻したばっかりなんだぞ!」

ツナの言葉を無視してチェルベッロは話を進める。

「強制召集をかけたのは他でもありません。

大空戦では8つのリングと守護者の命を懸けて頂くからです」

「リングと守護者の命を懸ける?」

「そうです」

ツナの問いにチェルベッロがそれが当然かのように答える。

「何言ってんの!?ランボは怪我してるんだぞ!ランボを返せ!」

「下がってください!状況はヴァリアー側も同じです。」

「そうよ!ガタガタ言わないの…召集がかかったらどんな姿だろうと集まる。

それが守護者の勤めよ!」

「その通りだよ、俺もXANXUS様の怒りが収まって力になる機会を頂いたのさ」

ルッスーリアに続きガイアがそう言った。

「しっしっし、よく言うよ。やられた癖にリングあるから冗舌になってやんの。

負け組は無様だね」

「お黙り!ベルちゃん!」

ベルの言葉にルッスーリアが怒鳴る。

「スクアーロは!?あいつはいねぇのか…?」

「雨戦の転末はご存知の筈です。」

「スクアーロの生存は否定されました。」

山本の問いにチェルベッロが冷たく答える。

「では、大空戦を始めましょう」

「ちょっと待ってよ、まだ納得は

「出来なければ失格としXANXUS様を正式なリングの保持者とするまでです。」

「ではまず、守護者のリングを回収します」

チェルベッロが遮りそういった。

「何!?死に物狂いで取ったこのリングを返せというのか!?」

「真の守護者であるならば心配する必要はないでしょう。

最終的にボンゴレリングは必ず持つべき主人の元へ行くものです。」

チェルベッロの言葉に黙る了平。

「では、リングをこのボックスに納めてください。」

「しゃーねーな」

「釈然とせんが」

「確かに…」

山本、了平、翔太はそう言った。

「それではこちらも」

「無くしたよ」

「既に預かっております」

(雲雀、相変わらずかよ…)

「「確かにお預かりいたしました」」

チェルベッロはそう言った。

「それでは、大空戦のルールを説明します。

大空戦も他の守護者同様、リングを完成させることが勝利条件の一つとなります。

今回のフィールドは学校全体」

「ひれぇな」

「広大なフィールドでの戦いを観戦出来るよう各所に小型カメラを設置し、

観覧席以外にも大型ディスプレイを」

「そして守護者の皆様にはカメラ搭載型モニター付きリストバンドを用意しました。」

「なるほど、小型テレビか!」

「ハハッ、ツナが度アップだぜ?」

山本と了平がそう言う。

「では、守護者の皆様はリストバンドを装着次第、

以前各守護者戦が行われましたフィールドに移動して下さい。」

「ん?フィールドだと?今更どういうことだ」

チェルベッロにレヴィがそう聞く。

「質問は受け付けません。従わなければ失格となります」

「ったく、むかつく女だぜ!」

「見てるだけじゃなさそうじゃん、楽しみ」

獄寺とベルがそう言った。

「ごほん、ではやるなら今しかないか」

「え?」

「円陣だな」

「気合入れましょう!」

「そ、そうだね」

山本たちがそうツナに言う。

「お前達はそこにいればいいからな。10メートルルールに改定したからいいのだ!」

了平はクロームと雲雀に向かって言った。

「10メートルルール?」

「10メートル以内なら円陣に入ったものとみなす。極限ルールだ」

ツナの問いに変なことを言う了平。

「何じゃそりゃ?」

「俺は外でいいや…」

「俺も…」

「よーし!行くぞ!」

「沢田!ファイト!」

「「「「「おー!!」」」」」

そしてみんな自分のところに向かう。

「では、後で」と獄寺。

「ボス、気をつけて。竜司も。」とクローム。

「頑張れよ」と了平。

「〜」Zzzランボは寝たまま。

「無茶すんな」と山本。

「 」スタスタスタスタ

雲雀は何も言わない。

「頑張れよ、ツナ」と翔太。

「GOODLUCK、ボス。それと凪と俺は一緒の方向な」「あ、分からなかった」

と竜司がツナとクロームに。

(みんな…!)

「いよいよだな、コラ!」

「シャマル、コロネロ!それと、そちらのお二人は!?竜司のお父さんと?」

「骨拾いに来てやったぞ」

「野次飛ばしに来たぞ」

「面倒くさいが来てやった、息子も出るしな」

「私は日暮花音よ、翔太のバカな戦いを見に来たんだけどね」

(感じ悪!?)

 

それぞれの場所にはタワーみたいな高いものがあった。

 

「守護者全員、各フィールドに到着したようです」

「いよいよ始まるか」

「生きるか死ぬかの戦いだぜ、覚悟決めて行けよ。コラ!」

コロネロとシャマルがそう言った。

 

ー中庭ー

「なんだ?この棒は?」

了平が疑問に思う。

 

ー校門ー

「各フィールドに設けられたポールの頂上部分には、

フィールドと同じ種類のリングがそれぞれ置いてあります」

チェルベッロがそう言った。

 

ー廊下ー

「ん?リング?まさかまた奪い合えってのか?」

獄寺がそう言う。

「って事はさ、俺たちも戦えちゃうわけ?」

今度はベルがそう言った。

 

ー校門ー

「どうぞご自由に、ただし出来ればの話ですが」

チェルベッロの言葉と同時にリストバンドに何かが起き、みんなが苦しむ。

「な、何なの!?」

「只今、守護者全員にリストバンドに内蔵されていた毒が注入されました。」

「何だって!?」

「毒だと!?」

チェルベッロの言葉にシャマルとバジルが驚く。

 

ー屋上ー

「か、体が…!」

 

ー体育館ー

「熱い…!」

クロームとバイパー、ガイアが倒れる。

 

ー校門ー

「みんな!」

「不味いな!」

ツナとシャマルがそう言う。

「デスヒーターと呼ばれるこの毒は瞬時に神経を麻痺させ、立つことすら困難にします。

そして、全身を貫く燃えるような痛みは徐々に増していき、30分で絶命します」

「そ、そんな!」

チェルベッロが説明をし、バジルが叫ぶ。

「どういう事だよ!大空戦なのに、何でみんながこんな目に!」

「大空であるボスの使命だからです」

ツナの問いにチェルベッロはそう答える。

「使命?」

「晴れ、雷、嵐、宇宙、雨、神、霧、雲。

『全てに染まりつつ、全てを飲み込み抱擁する』事が大空の使命。

守護者全員の命がボスに委ねられる戦い。」

「それが大空戦なのです。」

チェルベッロの2人がそう言った。

「委ねるって…!こんなの!」

「毒の進行を止める方法が、一つだけあります。

守護者のしているリストバンドに同種類のリングを指し込むのです」

「リストバンドの凹みにリングを差し込めば、

内蔵されたデスヒーターの解毒剤が投与される仕組みとなっています」

「この戦いでは大空のリングだけでなく、守護者のリングも重要な要素になってくるんだな」

チェルベッロの説明にリボーンが付け足す。

「その通りです」

「そして、大空戦の最終勝利条件は、

大空のリングを完成させボンゴレリング全てを手に入れることです」

「このチェーンに8つのボンゴレリングを全てセットできます」

チェルベッロの二人がそう言った。

「分かったよ、早く始めよう、急がないとみんなが!」

「では最後に、勝負開始後は部外者の外部からの干渉を一切禁止します」

ツナがそう言うと、XANXUSは不敵に笑い、チェルベッロがそう言った。

「特殊弾もしかりです」

「了解したぞ」

そして、XANXUSがツナを殴る。

「ざ、XANXUS様?まだ…」

「早く始めたいと言ったのは向こうだぞ。始めよう、早くしよう」

チェルベッロの言葉にXANXUSがそう言う。

「はい、それでは「しかし、今の攻撃で沢田氏が…!」

慌てるチェルベッロ。

「卑怯だぞ!XANXUS!」

「ああ?特殊弾を撃つ前は不味かったか?」

「舐めんなよ?俺を誰だと思っている。」シュー

ドゴーン!

瓦礫が吹き飛ぶ。

「沢田殿!」

「ツナ!XANXUSは片手間に戦える相手じゃねえぞ?

6人の守護者を救出しながらの戦いは、命取りだ。まず…」

「分かってる。」ボゥ!

「先にこいつを片付ける!」

こうして、大空戦は開幕する!

 

side out

 




今回は、ツナとXANXUSが戦闘を開始しました!

次回は、リングが三人に渡ります!

乞うご期待!

活動報告にてリクエスト募集中です!

何か案がありましたらコメントをお書き頂ければ幸いです!

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