ガンパレード・マーチ episode OVERS 作:両生金魚
「触らないでっ!」
五者五様の士魂号との対面を果たしている時その声は響いた。滝川と壬生屋は機体から弾かれたように離れ、猫宮は手だけを離した。
芝村は無表情に相手を見つめた。バンダナ女は僅かに怯んだようだった。
「これは我らの乗る機体だが。触るとなにか不都合でもあるのか?」
「触った程度で倒れたり爆発はしないと思うけど」
芝村は冷静に言い、猫宮は緊張が解せないかなとあえて冗談っぽく言ってみた。
「そうだ。俺たちはパイロットだぜ。これから世話になる機体を触って何が悪いってんだ?」
滝川もそれに言い続く。
「どぎゃんしたつ、森?」
テントの奥から声がかかって、小太りの男がバンダナ女の側に寄ってきた。
「あ、おまえ……」 と滝川。
「お、おう」
小太りの男はそれ以上はしゃべるなと視線で制した。そして、パイロットたちに視線を巡らせ――顔が青くなった。
そんな小太り男はまあほっといて、更に数人の整備員が駆けつけた。自然、パイロットたちと対峙するような形となる。二つの集団は互いに相手を値踏みするようににらみ合った。猫宮は微笑していたが。
とりあえず引こうと言う速水と引かないと言った芝村。それがこっそりとした話し合いだったんので、森は悪口を言われているような錯覚に陥った。
「と……とにかく機体から離れてっ!」
様々な要因で緊張が高まり、パイロットに怒鳴ってしまった森。
「なあ、おまえ、何かっかしてんだよ? 俺たち、これから同じ部隊になるんだぜ?」
「そうそう。これから戦友になるんだし。そんなに緊張しなくても大丈夫だって」
当惑した滝川の声と、落ち着かせようとする猫宮の声が響く。それを見て小太り男は
「まあ、無断で機体を触られるっとは整備にとっちゃ気色ん悪かね。俺たち、こいつらを三日三晩徹夜して整備しとっけん」
そうなだめるように言ったのだが今度は壬生屋がかちんと来た。あちらを立てればこちらが立たずで猫宮は思わず溜め息を付いた。
「勘違いしているのはそちらの方ね」
と、今度は整備員に援軍である。モデルのような美形の百翼長が優雅に階段を降りてきた。その百翼長は森を守るように立つと、にこやかに壬生屋に話しかける。
「士魂号と言うのはね、大量生産される装輪指揮戦車と違って、最先端の軍事技術が使われている機体なの。一機一機が手作りの貴重品なのね。大切にメンテナンスをしてあげないと、すぐに故障する。私が何をいいたいか、おわかり?」
「最先端機器ゆえ、整備に任せておけというわけだな?」
くやしがる壬生屋に変わり、芝村が答えた。
「そういうこと。よく出来ました。もっと言えば士魂号はパイロットのものじゃないの。整備員のもの「いや、日本国の物だから」――なんですって?」
整備員のもの、と答えた時点で猫宮が横から口を出した。先に口出しをされたので、芝村は黙った。言わせてみようと思ったのだ。
「そもそも軍という組織は国民の税金から捻出した軍事費で養われている組織であり、基本的に軍の支給される兵器は日本国が支給する装備な訳で」
感情論を排した正論である。流石に言葉が詰まる百翼長。
「うむ。パイロットも整備員もそれぞれの職分に応じて関わってゆけば良いだけのこと。この機体を運用して如何に敵を倒すかを考えるのはパイロットの職分であるし、きめ細やかなメンテナンスを施すのは整備の職分であろう。それだけのことだ」
そこに芝村も言葉を重ねた。二人の口調に敵意は感じられない。速水はその二人の横顔を見てなるほどね、と思った。どちらも好んで敵を作るほど愚かではないだろう。
「速成のにわかパイロットに説教されるとはね。まったく、先が思いやられるわ。あ、私は原素子です」
原の言葉に耳を疑うパイロット組。感情的な言葉だ。
「先程から聞いていれば失礼なっ! あなたはそれでも主任ですか?」
それに壬生屋が噛み付いた。
「けど本当のことよ。パイロットの代わりは幾らでも居ます。「いや、幾らでも居たらとっくにベテランが配属されてるでしょう」――貴方、さっきから喧嘩を売っているの?」
二度も邪魔をした猫宮を睨みつける原。どうやら腹に据えかねているらしい。そんな様子を見て、面白そうに笑う芝村。一方猫宮は冷静な顔で淡々と話す。
「パイロットだろうが整備員だろうが歩兵だろうが事務員だろうがベテランは何処でも貴重です。と言うことは今現在ベテランパイロットは少ないということであり、幾らでも変えがいる訳では無いでしょう。現に、ここの隊長はベテランを手に入れようとして一人も呼べませんでしたし」
「さっきから、知った風な口ばかり――!」
「そもそも、パイロットと整備員との不仲による問題は第二次世界大戦時には既に起こっているので、その問題を起こさないためにはお互いに敬意を払うことが必要だと思います。お互い、どちらが欠けても幻獣は殺せないですし。だから、あなた方整備の皆さんが全力を尽くす限り自分たちも敬意を払います」
正論を滔々と語る猫宮に、言い返せない整備員組。それを芝村は面白そうに笑うと、言葉を重ねた。
「まあ、此奴の言う通り感情的になる必要は無いぞ?悩みでもあるのか? わたしでよければ相談に乗るが。ただし相談料は五百円だ。ああ、私は舞だ。芝村をやっている」
そう言うと、芝村は原に背を向けた。くすっと笑って猫宮もそれに続く。他のパイロット三人も、更に背を追いかけた。
「……えらそうに!」
原の言葉を背に浴びて、五人は退室した。
「へっへっへ、さすがは二人だな。すっとしたぜ。あの原って人を言い負かしたじゃん」
滝川がほっとしたように言った。
「たわけ。私も猫宮も言い負かしてはおらぬ」
「感情的になってたから正論言っただけだしね」
「うむ、放っておくことがまずは良いだろう」
芝村は苦々しげだ。
「けど、相談料は五百円だ、は良かった。芝村さんの冗談って初めて聞いた気がする」
速水も滝川と同じ気持ちだった。芝村はまんざらでも無さそうな顔である。
「あれは……加藤の口癖を参考にしたまでだ。面白かったか?」
「うん、とっても」
「意外な人が言うと凄い効果あるよね」
速水と猫宮が賛同する。
「ならばよい」 やった成功だ、と内心では思いながら芝村は澄ました顔で言った。
猫宮は、裏マーケットに用があるというので先に行ってしまった。都合がいいと、他三人を集める芝村。
「単刀直入に言おう。猫宮の事を、どう思う?」
そう芝村が切り出した。その問いに考えこむ三人。やはり、気になるのである。体力、技量、知識、どれをとっても今まで学生だった人間のものではなかった。
「――わたくし、古武道にはそれなりの自負が有りました。でも、初対面の時猫宮さんは私の攻撃を全て見切り、傷つけないように逸らしていました。――実力はとてもあると思います」
壬生屋がかつてからの疑問を吐露した。随分と、自信が揺らいだものだ。
「街で噂を聞くとさ、猫宮があっちこっちに顔出して色々とやってるみたいなんだよな。人助けだけじゃなくてさ、不良を10人一度にまとめてぶっ飛ばしたとか」
買い食いやゲーセン巡りの合間に聞いた噂を話す滝川。
「――銃の腕や整備の腕も凄いよね。何処で覚えたのかな……?」
速水もまた疑問を出した。あれが初めてな訳がない、そう思った。
「――軍のデータベース等に侵入してみたのだがな、猫宮のデータは何処も普通の学生として過ごしていた――と、それだけだ」
芝村はそう、唸りつつ言った。偽装した形跡すら無いとはどうなっているのだろうか。
兎も角、ここに居る全員の思いは同じである。猫宮は、謎が多すぎると。不安が広がっていく。憲兵に通報すべきだろうか――。
だが、そんな空気を破ったのは滝川だった。
「……でもさ、猫宮って食材、集めてくれたよな」
ポツリとそう呟いた。街を巡り熊本を巡り、大量の食料を集めてくれた。お陰で、滝川は少なくとも腹を空かして起きることが無くなった。
「……銃も集めていただきましたわ」
壬生屋もそれに続いた。高価なサブマシンガンやハンドガンを十分な弾薬と共に提供してくれたのも猫宮だった。
「……出会った時から、皆のことを考えてくれてたと思う」
速水が、そう言った。初めから、明るく挨拶したり皆をフォローしていたり皆に必要な物を見極めていたりと。
「……ああ、そうだ。奴は、幾らでも隠すことが出来る実力や物資を、惜しげも無く晒している。……だから、どう判断すれば良いのかわからぬのだ」
芝村の、素直な気持ちだった。欲の為に実力を大きく見せようとするものや物資を横領するものはよく知るが、このように分け与える者に出会ったことがなかったのだ。スパイや工作員にしても、このような誰にも期待されていない実験小隊へ送り込む物好きが居るとも思えなかった。
そして、また長い沈黙を破ったのは滝川だった。
「猫宮ってさ、俺達の為に色々と頑張ってるんだろ? なら、それで良いんじゃないかなって――」
あまりにも考えのないその意見に、芝村は「たわけ」と言おうとした。だが、言えなかった。非常に不合理的だが、そんな気がしたのだ。
「ええ、かもしれません」
「そう、だね。」
同意する壬生屋と速水。私だけが正しいのだろうか。それとも、私がおかしいのだろうか。結論は、出そうになかった。だが、それで良いのではないか――等とも思ってしまったのだ。
「……今まで通りに付き合う。それで良いんじゃないかな」
速水が、そう纏めた。それに反対する者は、居なかった。
翌朝、パイロット達は芝村の机の周りに集まっていた。昨日の事件の話題である。滝川は強硬論を主張し、他4名の反対で却下された。ただ、滝川の苛立ちは皆理解はできていた。
芝村は馬鹿にされても構わぬ、と怒鳴りつけようとした所、意外な所から案が出てきた。
「だから……実力を見せるっていえば……そうだっ! たとえばさ、二十キロ行軍だったら僕達の方が慣れてるだろ。行軍訓練やりましょうって善行さんに頼んでみようよ」
「あ、それってナイス! ふっふっふ、やつらに吠え面かかせてやる」
滝川は目を輝かせて賛成した。いつの間にか行軍訓練は滝川の得意科目である。
「わたくしも賛成です! 鍛え方は整備員の皆さんには負けませんから!」
「うん、自分も賛成。整備員だろうと体力は必要だしね」
壬生屋、猫宮も賛成したので、芝村がまとめる。
「ふむ、頭を使ったな。賛成だ。他の者にも同意を取り付けよ。クラス全員が賛成であったら、さっそく善行のところへ行こう」
歩兵二人組は当然の如く賛成、加藤も思うところがあったのか賛成であり、石津も同じく賛成した。
結果始まった行軍訓練であるが、若宮は一組を初めて受け持った時の事を思い出していた。いや、それよりも酷いかもしれない。すぐに座るわ不平は垂れるわ殴ったら泣くわ。――まったく。
死屍累々としている整備員組……と言うよりテクノ組に罪悪感を感じている滝川と速水。
「なあ、なんかすげーことになっちゃったな」
「まあ、さっきも言ったけど整備員にも体力は必要だしね。定期的な訓練は必要じゃないかな?」
「どうだろうね……って、滝川?」
速水が話している内に滝川が消えた。目を転じると、青髪の女子に駆け寄っていた。
「――ああ。滝川は強いな」
そんな様子を見て、猫宮が言った。
「……そうかもしれないね」
速水もそれに同意する。この二人には、滝川がとても善いものに見えたのだ。
「あ、僕はあの子を手伝ってくるね」
と、速水は森の方へと手伝いに行った。それを見て、猫宮は加藤と石津の荷物を持ちに歩いて行ったのだ。
初めは気まずい雰囲気が流れていた一組と二組であったが、行軍訓練が終わる頃にはお互いが助け合い、コミュニケーションをとるようになっていた。このコミュニケーション力の高さは、明確な長所である。
さて、行軍訓練が終わってプレハブへ戻る一同。だが、休み時間に入る前にやることが有った。全員を食堂へ集める。大量にある食材にびっくりする整備員一同。
「はいはい皆さんご注目。ここに用意しました野菜ジャガイモに魚介類、全部ご自由にお持ち帰りOKです!ただし、ちゃんと自炊で食べられる分だけね!」
猫宮が胸を張ってそう言う。まず確かめるのは料理にかけてはプロ級の腕を持つ中村だ。
「ほう……見ためは悪いが質は悪く無い……こりゃぁB級品か」
「その通り!安くて量はたっぷり有るよ!」
「うむ、これならば文句はなか。俺も腕の奮いがいがあるばい」
中村は満足そうだ。
「あ、あのあの、家族の分も持って行っていいでしょうか……?」
更に聞くのは田辺である。
「まあ良いけど、あまり持って行きすぎないようにね?」
「あ、ありがとうございます!」
何度も何度も頭を下げる田辺。事情を知っている猫宮は不憫な……と心の中で涙を流した。
「ふっ、まあこのご時世にここまでの食材を集めたことは評価してやろう。少々僕が食べるには見てくれが悪いがね」
上から目線の茜である。うん、釘を差しておこう。
「見てくれの良いのなら闇市場とかで高く売ってるから行ってくるといいよ?」
ニコニコと笑いつつ「茜は除く」と書き足す猫宮。そして慌てる茜。
「ま、待てっ!?誰も食べないとは言ってないぞ!?」
「こ、このバカ大介っ!ほ、ほら謝りなさいっ!」
茜の頭を持って必死に下げさせる森。家で自炊する森にとっては死活問題である。
そんな様子を笑いながら見ている善行と、不満そうな原。
「食べ物をやって懐柔するなんてまるで餌付ね?」
「猫宮君曰く、『腹いっぱい食べさせる事は普遍的な正義』らしいですよ。随分と集めていただきました」
善行が笑いながら眼鏡の位置を直す。
「ああ、あの生意気な子ね。――ちょっと待って、彼が集めたの?」
「ええ、熊本中を回って。整備員も来るからと張り切っていましたよ」
「彼が、ねえ」
漬物を作るのにちょうどいい野菜はあるのかしら。何となくそう思ってしまった原だった。
なんとかなるかなと思った猫宮。だが、石津のイジメの事が問題であった。原は大人ぶっているが、何だかんだで不安定である。あの事件があったので更にこの隊の結束が高まったのだが……。
「――とりあえず、フォローはきっちりしないと。大怪我するような暴力は無いし……。後雨に濡らさないように……」
5121小隊を強くするために、生き残らせるために何でもすると決意した。だが、それでも猫宮は、汚い計算をしているなと、自嘲するしかないのだった。
午前三時三十分、猫宮は誰もいない整備テントの中に居た。四機の士魂号に――嘆きの声に囲まれている気がした。ここに来たのは、軽装甲と重装甲に猫宮の周りに漂う光を宿らせるためである。
軽装甲には、舘野の想いを。重装甲には、壬生屋の兄の想いを。
滝川は、ずっと閉所恐怖症で苦しみ続けていた。それを、少しでも助けるために。
壬生屋は、長い間憎しみに囚われていた。それを、少しでも解すために。
「お願い、します。彼らに、勇気と、優しさを」
士魂号に触れると、青い光が入り込んでいく。
「お前も、これが見えるのか」
立ち去ろうとした時、意外な人物が居た。来須銀河である。
「――ええ。かつて世界に大切にされたもの達。この世界のために、もう少しだけ力を貸してくれると――」
二人の体の周りには、精霊が漂っていた。
「……パイロットたちはまだ未熟だ。……守ってやるといい」
「ええ、そのつもりです」 猫宮はそう、頷いた。
二人共、多くは語らなかった。ただ、夜が明けるまで、士魂号の側に居たのだった。
夜が明けた。今日、初めて実機を使った訓練が行われる。意気揚々と乗り込むパイロットたち――だが、滝川の顔は冴えなかった。彼は、幼いころのトラウマからずっと閉所恐怖症だったのだ。コックピットに滑り込み、閉じられると体中が震えて来た。
まだか、まだか、まだか、まだか、まだか―――。永遠のように感じられる時間。どうやら速水は無事に動かせたようだ。
「では、滝川君。……滝川君?」 善行が呼びかける。
「は、はいっ!?」
「そんなに緊張しなくても大丈夫です。では落ち着いて神経接続を」
「りょ、了解です!」
左手をソケットに入れ、神経接続を開始する。意識が飛んで――グリフと呼ばれる独特の夢の中に落ちていく。
真っ暗で狭い空間。開けようとしても開かない押入れ、泣いても叫んでも、開けて――「滝川君。たーきーがーわーくん!」
懐かしい声が聞こえた。慌てて周りを見る滝川。気が付くと、何時もの新市街に居た。そして、目の前には舘野が。
「た、舘野さん!俺、俺……!」 涙を流して駆け寄る滝川。
「うん、うん、ごめんね。私も、皆の所に行っちゃった。あはは、もっと君と居たかったんだけどね」
笑って滝川の頭を撫でる舘野。滝川は、暫くの間胸の中で泣きじゃくった。それを、舘野は優しくあやす。
暫くすると、滝川は落ち着いてきた。
「舘野さん、一体、ここは……?」
「ここは君の夢の中。あの大きい戦車に乗る時に見る夢」
「そ、そんな、夢なんて――」 悲しそうに、首を振る滝川。
「うん、夢。それでも、私は君に会えた。出会って、最後の想いを伝えることができる」
「そ、そんな、最後なんて嫌だ!」
「ほら、泣いちゃダメだよ、男の子でしょ? それに、本当ならこんな風に出てくることも出来ないはずだったのに、こうして会えた」
そう言った舘野は、とても嬉しそうで、でも寂しそうだった。
「舘野さん……」 どうしたら良いかわからない滝川。様々な想いが、渦巻いていた。
「ありがとう、滝川君。君に出会えて、私は本当に幸せでした。――だから。君の事、ずっと見守ってるよ。大丈夫。コックピットの中、君は独りじゃないから」
そう言うと、笑いながら青い光となる舘野。その光は、滝川の側へと寄り添うように漂い続けた。
「――君。滝川君、大丈夫ですか?」
目が覚めた。不思議な夢。でも、滝川にはただの夢とは思えなかった。さっきまで、あんなに圧迫感が有ったコックピットの中が、とても暖かい場所に思えた。体の震えや恐怖は、いつの間にか消えていた。
「はい。ムーンロードのクレープ屋で、クレープが食べたくなりました。二人分」
穏やかな声だった。
「元気があるようで何よりです。では、ゆっくりアクセルを踏み出して下さい」
ゆっくりと歩み出す軽装甲。初めはギクシャクしながらも、少しずつスムーズに。
「――舘野さん。俺、頑張るよ」
滝川はそう呟いた。整備テントの外に出ると、青空が広がっていた。何処までも行けそうだ。何となく、滝川はそう思った。
滝川はガンパレの中でも特に好きなキャラです。
絢爛舞踏祭でも彼の子孫にはお世話になりました。
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