こうして、私達は出会う(完結)   作:珍明

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閲覧ありがとうございます。

『1年』の旅から帰ってきたハリー、ロンが『闇払い』を退職するという小話。



僕らは幸せだ

 『闇払い』局に用意された僕の机には、大量の書類が置かれている。全て『死喰い人』に関する物だ。

「君の分は誰も手を付けていないぞ」

 相棒であり教育係のドーリッシュ=ダートに対し、僕は割と本気で殺意が湧いた。

 勤務初日から残業、連日の徹夜で片付けた。

 休憩時間を貰い、『漏れ鍋』で適当に食べながら仮眠していた。

「ハリー、お客さん」

 僕とは違う任務から戻ったロンが連れて来たのは、ゼノフィリス=ラブグッドだ。

 慌てて起き上がった僕にゼノフィリスは、座ったままで良いと手振りで教えてくれた。

「お久しぶりです。どうしたましたか? ルーナに何か?」

「いや……急ぎではないんだが、お願いがあって……」

 ロンは僕らを気遣い、離れた席へ向かう。周囲はマグルの騒ぐ2000年問題とは何か、それにより魔法界に影響について話す者もいれば、今夜の夕食の献立について話すと様々だ。

「ホグワーツで何があったか、皆、知りたがっている。君は以前、私の雑誌にインタビューを載せてくれただろう。それで、私の所に記事はまだかって手紙が……」

 ゼノフィリスは本心ではないように見える。周囲に急かされ、仕方なく打診しに来た。それと皆の期待に応えたい気持ちもあるのだ。

 かつて、ルーナは教えてくれた。【ザ・クィブラー】は寄稿者に支払いをしない。故に本気で真実を伝えたい者だけが彼に掲載を依頼するのだ。

「まだ……その時ではないと思います。時期はルーナが決めてくれるでしょう」

 僕の答えが予想通りだと言わんばかりにゼノフィリスは微笑む。

「ルーナの言う通りだった。そうだね、今はまだ時期じゃない。真実を載せたくなったら、いつでも言っておくれ。君の寄稿なら、最優先で載せるよ」

「流石に原稿はルーナに任せます。彼女の文章のほうがユーモアで、読みやすい」

 ルーナが褒められ、ゼノフィリスは純粋に喜ぶ。僕に『闇払い』は早々に辞めるように言い渡し、彼は去って行った。

「辞めるなら、私達の部署にいつでも来なさい」

 休憩中に話を聞いていたクララは冗談っぽく、僕を誘った。

「いいや。きっと、僕にはこれしか出来ないから」

 本心を述べ、丁寧に断った。

 産まれた時から、闇の帝王を倒す『選ばれし者』。そんな僕がアーサーさんのように違法なマグル製品を取り締まったり、フレッドとジョージのように商売をしたり、トムのようにカウンター奥の厨房で料理を振る舞う姿は想像できない。

 かといって、バーノンのように会社員も社長も似合わない。

「そんな真剣に取らないでよ。全く……相変わらずね、ハリー。けど、安心したわ。マッド‐アイとの旅で彼みたいになったんじゃないかって皆、噂している。ねえ、どうだったの。旅は?」

 クララの問いに躊躇えば、周囲の視線に気づく。ロンも僕がどんな旅をしたのか、知りたい様子だ。

「話せば長い」

 一呼吸置き、それだけ告げて僕は退散した。

「戻ったか、ポッター」

「あら、ハリー。ちょうど良かった」

 今日はよくよくと人に会う。

 局に戻った僕を待ち構えていたのは、スネイプとドーラだ。

 まだ保護観察中のスネイプが局に出入りしているのは知っていたが、ドーラはまだ育休中と聞いていた。

「ドーラ……復帰したんだね。お帰り、リーマスとテディは元気?」

「両親もいるから、2人は大丈夫よ。『死喰い人』狩りにはまだまだ時間もかかるし、人手は1人でも多くって奴だ」

「我輩としては君一人がおらずとも、十分だと思うがね。ポッターも無事に『闇払い』になったのだからな」

 嫌味ったらしくスネイプは僕から目を逸らす。ドーラに対し、まだ幼いテディには母親が必要であり、息子の傍に欲しいのだと僕にはわかった。

「お2人とも、お変わりないようで何よりです」

 僕が答えた瞬間、いつの間にか来ていたドーリッシュは紙の束を僕の机へドサッと置いた。

「追加だ。目を通してくれ。処理した分は貰っておく」

 今日こそは『隠れ穴』でお世話になる予定が台無しだ。

「ありがとう、ドーリッシュ」

「喜んで貰えてなによりだ。ニンファドーラ、ロバース局長が奥で待っている」

 僕は思わず、嫌味な笑顔と口調を返す。ドーリッシュは物ともせず、ドーラを連れて局の奥へと行く。彼女は「ニンファドーラ」と呼ばれ、キレ気味状態で着いて行った。

「これ程度の書類、我輩の罰則をやってこれた君ならば簡単であろう」

「ええ、貴方には散々、鍛え上げられました」

 棘を含んで返せば、スネイプは鼻で笑う。

「そうとも、貴様は罰則から逃げなかった。どんなに辛かろうと決して投げ出さなかった。だから、これからどんな困難があろうともやっていけるのだ」

 スネイプは率直に僕を褒めた。珍しさのあまり、僕は目を丸くした。

「それを父親譲りの勇敢さと誤解する者は多いであろう。だが、我輩は訂正させて頂こう。貴様は父親に似て勇敢なのではない。母に似て義理堅く、思慮深いのだ。それを忘れるでないぞ、ポッター」

 母に似ている。今までの人生でそう告げたのは、スラグホーンだけだ。それも『半純血のプリンス』の教科書の知恵を借りただけの嘘っぱちの僕だ。

 けど、スネイプはどんな僕も知っていて、母に似ていると断言した。

 黒真珠のように光沢のある瞳を見返し、僕は思い出す。一年生の時、『賢者の石』を守り抜いた後だ。クローディアは誤解した自分達は謝罪すべきと言っていた。

「スネイプ先生。貴方は僕が一年生の時、クィレルから守ってくれました。僕が勝手に嫌っていたというのに、それでも、その後もずっと護ってくれていた。ありがとうございます」

 謝罪の意味も込め、感謝を言葉にした。

 とても心が穏やかな気持ちになる。こんな日が来るとは、夢にも思わなかった。

「教師が生徒を護るのは、当然の義務である。だが、……もう教師ではないのだ。有り難く、受け取っておこう。ハリー」

 この瞬間、僕は両親の息子ではなく、たった1人のハリー=ポッターとして認められた。そして、保護観察が解かれても、スネイプは二度とホグワーツで教鞭を取らないと悟った。

 本当に残念だと思う。

 

 

 21世紀に入り、僕はグリンゴッツにあった残りの財とコツコツ貯めた給料でグリモールド・プレイス十二番地を買い取り、建て直した。

 嘘です。土地の権利をシリウスから生前分与として譲り受け、トトさん達が成人と就職祝いを兼ねて建築してくれました。

 ほとんど家具代だけで済みました。

 新築祝いにとクローディアはプレイステーション2と『真・三国無双』を持ち込み、シェーマスやネビル達とコントローラーを奪い合いながら、遊んだ。

 皆が去った後、またクローディアが持ってきたスターウォーズ エピソード1の鑑賞会を行う。僕はDVDに初めて触れ、感動した。

 シリーズも知らず、マグルの映画も初見のロンが鑑賞中に色々と質問してきた為、ハーマイオニーが魔法で黙らせた。

 久しぶりの4人だけの時間。画質の良い映画を観れるなんて、奮発して大型TVを買った甲斐があった。

 しかし、長時間は目が痛い。

「アナキン、可愛い。あんな良い子もハゲる運命にあるなんて、惨いもんさ」

「あの男の子、ハゲるの!?」

 感慨深く、クローディアはソファーにもたれる。ロンは物語よりも主人公の少年の頭部を心配した。僕はその姿を覚えていない。次の給料でビデオをレンタルしよう。ビデオデッキも買わねばならない。

「……まさかあの女王がそうだとしたら、……相当の年の差カップルよね」

「姉さん女房か……」

 ハーマイオニーに言われるまで、僕はそこに疑問は浮かばなかった。

 映画の感想を述べた後、ロンは唸るように黙り込む。

「僕、どうしてもわかんないんだけど」

 真剣な態度にハーマイオニーも笑みを消し、クローディアはDVDをケースへ戻す手を止めた。

「ヴォルデモートはどうして、過去に戻ってやり直さなかったんだろう? 『逆転時計』以外にも時間を遡る方法をあいつは知ってたんじゃないかな?」

 ボニフェースは何らかの方法でタイプリープをしていた。

 クローディアから聞かされた時、ハーマイオニーは何とかの原則に反すると言いながら卒倒した。

 ヴォルデモートは老人のベンジャミンから、『逆転時計』の話を聞いていた。当時、ルクレースがおらずとも魔法省には心棒者は多かったはずだ。彼が望むなら、『逆転時計』を差し出す者もいただろう。

 それでも過去に戻らず、人生をやり直さなかった。

 僕はひとつの推論を立てる。

「ボニフェースが2度、死ぬからだ。あいつはそれを見たくなかった。見てしまった時、悔やむ自分を知りたくなかった」

 ヴォルデモートは断末魔の叫びとして、ボニフェースの名を呼んだ。最期まで捨てきれなかった友への想、但し、決して認めなかった。

 自らの勢力を勝利させるだけなら、予言を覆す為にハリーの誕生を阻止するだろう。だが、己が完全なる闇の帝王にならんとするなら、ボニフェースとの対決は避けてはならない。今度は真っ向から排除にかかるだろう。その後にはコンラッド、クローディアという存在が待ち受けているのだ。

 2人に和解などあるはずもなく、再び死別を迎える。その時、胸に去来する感情にヴォルデモートは決して耐えられない。

 3人は沈痛な面持ちで沈黙した。

「……馬鹿だよ、……トム=リドルは」

 ロンはヴォルデモートに対し、何の情けもなく告げる。共感したクローディアは嘆息し、DVDをケースへきっちり戻した。

「僕らの活躍も映画になるかな?」

「きっとなるわ。ペベレル3兄弟みたいにお伽話としてね」

 ハーマイオニーが答え、僕もそう思う。そして、僕らの話を聞いた子供達は口々に議論し合う。

 

 ――ハリー=ポッターは実在の人物なのか?

 

 そんな想像し、僕は自分の傲慢さに笑った。まずは考えるべきは如何にして、ジニーと2人っきりになる時間を作るかだ。

「食べる物、なくなった……。『漏れ鍋』に買いに行くけどさ、ハリーは何がいる?」

 レイブンクローの紋章によく似た刺繍を背負うロングコートを羽織りながら、クローディアは問いかける。ハーマイオニーも一緒だ。

「僕、なんでもいいよ」

「ロン、貴方も行くのよ。ハリーは家主なんだから、ここにいてね。すぐ戻ってくるから」

 ハーマイオニーの有無を言わさぬ笑顔にロンは渋々と立ち上がった。

「うお……寒!」

 3人が玄関の外に出て扉を閉める。それを見送った後、僕は若干、散らかった廊下や居間を見渡す。宿り木のヘドウィッグと視線を合わせ、片づけようと背を向けた。

 扉が開く音。3人の誰かが忘れ物でもしたと思い、振り返った。

 今宵はもう訪れないと思っていたジニーは堂々とそこにおり、ヘドウィッグは翼を広げて開いた扉から夜空へと飛び去った。

 

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 夜が更ければ更ける程、『漏れ鍋』に客は集まる。

「ずるい、ずるい! ウィーズリー兄妹はずるい!」

 酒樽を一気飲みし、顔を真っ赤にしたサリー=アン・パークスにクローディアは絡まれた。

「マンディ……、どしたのさ。サリーは?」

「彼氏に振られたのよ。わかるでしょ」

 やれやれと肩をすくめたマンディはエールを口にし、クローディアは胸元を掴まれた状態でサリーの頭を慰める手つきで撫でた。

「何よ! 余裕ぶってんじゃないわよ! あなたはいつ入籍すんのよ! 早く決めなさいよ、セシルみたいに先にお目出度はやめてよね! お祝が重なるでしょう!」

「モリーさんが結婚を許してくれないから、当分はないさ」

 暴言を吐きながら、サリーはクローディアの胸に縋る。母モリーが認めぬ原因は、ジョージが結婚を機に国籍を日本へ移す為だ。

「うちの子が国を出るなんて、耐えられないわ!」

「ほお、ビルとチャーリーはお隣さんか、今知ったぜ」

 ルーマニアで働くチャーリーやエジプトでの勤務経験があるビルの存在を無視した発言に、フレッドは完全に呆れていた。

 父アーサーや僕を含めた兄妹が必死に説得し、モリーは一つ条件を出した。

 ウィーズリー・ウィザード・ウィーズの2号店を日本の首都・東京へ進出させるというものだ。これを聞いて、トトはげんなりした。彼曰く、東京の魔法族は閉鎖的な考えに凝り固まっており、縄張りにも煩い。新参者しかも外国人の魔法使いが店を出すのは非常に面倒臭いそうだ。

 クローディアの地元ならば、トトが築き上げたコネがあるから簡単だ。これくらいの試練も越えられないなら、新天地では生きられないとジョージを心配し、また失敗も狙っているのだとアーサーはモリーの複雑な心情を言い当てた。

 騒ぐ女性達を尻目に、僕はハーマイオニーとカウンターへ座った。

「セシルの子供、なんて名前だっけ? ヒーハー?」

「ピッパよ、フィリッパ。間違っても、私達の子供にヒーハーなんて名前つけないでよね」

 凄く自然に子供の話をされて、僕は素直に照れる。

「それで私達はいつにする? 私の両親はいつでも心構えが出来ているわ」

 心構え、僕もとっくに出来ている。しかし、その話をする前にハーマイオニーに相談があった。

「実は……『闇払い』辞めようと思う」

 ハーマイオニーの表情が凍りつき、見えぬ怒りが僕の肌に伝わってくる。けど、撤回はしない。僕も決めた。

「……オリバンダーが店を再建する話は知っているかな? それで僕、誘われたんだ。杖作りにならないかって……、僕、光栄に思った。本当にやりたいんだ」

 すぐに杖を作らせては貰えない。しばらくは下積みから始まり、杖作りの歴史を学んでいく。ホグワーツの7年間よりもずっと長い歳月がかかるだろう。

「杖作り見習いってお給金は出るのかしら?」

 ハーマイオニーの現実的な質問に僕は曖昧に笑う。出るには出るが、『闇払い』よりは格段に低いとしか言えない。

「……私がその分、働くからいいわ」

 長い溜息をじっくり吐いてから、ハーマイオニーは答える。取りあえずの安心を得て、僕は彼女に感謝した。

 この後、『闇払い』を退職する旨をモリーに伝えた時のほうが何倍も面倒な目に遭い、勝手に転職したと知ったハーマイオニーのご両親の刺すような視線は一生忘れないだろう。

 

 

 瞬きで我に返る。

 まどろんだ意識は僕の状況を瞬時に教える。手箒を持ち、棚にある杖入りの箱を払っている最中だ。

「僕、目を開けたまま寝てた……」

「開店までまだ時間がある。寝ても良いですよ」

 店の主人にて、杖作りの師匠オリバンダーは穏やかな笑顔で告げる。修行中は厳しい彼は、肝心の仕事中はとても優しい。杖作りが商売をする上で重要なのは、相性を見抜いて渡すことだ。そして、杖を求める者は来るべき時にしか来ない。

 『ニワトコの杖』の再現は、あくまでもの目標。その事だけに拘ってはいけない。杖が手渡されるまで、大切に保管できればそれでよい。というのがオリバンダーの考え方だ。

 勿論、僕は作業に戻った。

 もう7月に入り、魔法学校の生徒達が大勢ダイアゴン横町にやってくる。勿論、9月の入学を控えた新入生もだ。僕の娘ローズへオリバンダーはぴったりの杖を入学祝いに贈ってくれた。

 出来れば、僕の作った杖を渡したかったが、去年から接客を任せて貰えるようになっただけで作るのはまだまだ先の話だ。

 焦ってはいない。先人達の辿った歴史に比べれば、僕はまだ入り口にさえ立ててない。少し、残念に思っただけだ。

 故に忙しくなるのは必然、普段よりも気合いを入れて掃除を入念に行う。ブラインドーを上げ、【開店中】の札をかけた。

 本日一番のお客さんはシリウスを伴った新入生。僕も何度も、顔を合わせている男の子だ。

 シリウスと視線を合わせ、彼からウィンクを貰う。さあ、接客開始だ。

「ようこそ、新入生。お待ちしておりましたよ」

 言い慣れた口上を述べ、僕はガチガチに緊張した田沢 一へ手を差し出した。

 




閲覧ありがとうございました。

●ドーリッシュ=ダート
 原作7巻において、ミセス・ロングボトムより反撃を食らい、聖マンゴへ入院。その後は不明。
 きっと、生涯現役で過ごしたと思う。
●ゼノフィリス=ラブグッド
 原作7巻において、アズカバンへ収監される。その後は不明だが、きっと元気にやっている。
 周囲から「いつハリーの自伝は出るのか?」「ハリーの記事は?」などとせっつかれ、時折、ブチ切れる。本人曰く、最近は怒りやすくなってしまったのが、悩み。
●クララ=オグデン
 完全オリキャラ。
 ハリーが『闇払い』の局長になった頃、『偽の防衛呪文ならびに保護器具の発見ならびに没収局』の局長に就任。
 しかし、ヴォルデモートの脅威がなくなったご時世に必要性を感じなくなり、自ら廃止した。
 魔法省も退職し、セドリック=ディゴリーと結婚する。
 最近の悩みはエイモスからの嫁イビリ。
●シェーマス=フィネガン
 きっと元気にやっている。
●ヘドウィック
 原作7巻にて死亡。
 老衰するまで、ハリーと共にあり続けた。
●サリー=アン・パークス
 原作1巻の組み分け帽子の儀式で呼ばれた生徒。
 気づけば、恋多きミーハーキャラになってしまった。
●マンディ=ブルックルハースト
 原作1巻にて、レイブンクローに配された生徒。
 『ポッターウォッチ』の影響で、魔法ラジオ相談番組を持つ為に奮闘中。
●セシル=ムーン
 原作1巻にて、組み分け儀式で「ムーン」表記された生徒。
 半年前おめでた婚により、セオドールと入籍。
●モリー=ウィーズリー
 原作ホグワーツの戦いにて、べラトリックスに勝利する。
 ジョージの結婚には「東京」と条件をつけたが、ハリーとジニーの結婚により日本なら何処でもと条件を下げた。
 これにトト(ダンブルドア)は腹を立て、おそらく日本一難易度の高い「京都」へと開店させた。勿論、ジョージの実力である。
●グレンジャー夫妻
 原作7巻において、ハーマイオニーにより記憶を改竄されて別人としてオーストラリアに移住する。物語後にハーマイオニーに見つけられ、記憶も戻された。
 勝手に転職したロンに対し、当初は冷たい態度だったが、ハーマイオニーの妻としての態度や孫達により絆される。
●オリバンダー
 原作7巻において、ハリー達から救出され、ミョリエルの家で養生される。その後は不明だが、きっと店は再開されていると思う。

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