はーとふる☆ぷりずむすとーりー   作:ぺちぺち

7 / 11
 今回からツヴァイなので初投稿です。

 ツヴァイ一巻が書き易い→筆が進む→感想を読む→モチベが上がる→筆が進む。
 一週間だけ予定が緩んだのも理由の一つでしょうが上記の理由と合わせてかなり早く投稿できました、やったぜ。
 感想とか評価の力って凄い、主に外的動機付けがハンパ無い。

 書いてくれた方々、本当にありがとう。

 あと気付けば総UA数が10万突破してました、驚きで禿げそう。


プリズマ☆イリヤ ツヴァイ!
第6話:単細胞生物系女子


--(0)

 

 半断線状態になっていた魔術回路が漸く復活した。

 俺が目を覚ましてから3日、最後の黒化英霊戦から8日も掛かるという無駄に長い閉塞期間のお陰でぶっ壊れたかと思いましたよ。

 

 よかったー^^と安心してたら時計塔組に呼び出された、何でも閉塞期間が余りにも長かったから異常が無いかを検査するらしい。

 体感的にはむしろ前より魔力の通りも良いし炉の調子も良いのか作れる魔力も前より増えたしで調子は最高なんだが……まぁお言葉には甘えておこう、無料だし。

 

 

 「……なんか前より増えてるわよ、回路」

 

 そげな馬鹿な。

 

 

 

 

 

 

--(1)

 

 極限に端折るが黒化英霊戦から一ヶ月が経過した。

 英霊共と殴り合っていた頃とは違い十分な睡眠を取れるようになったお陰か幾分か早起きになった気がする、起床時間も士郎さんより速くなったし。

 今日も布団という名の炬燵と並ぶ最強アイテムから脱するという偉業をなし、制服に着替えた後は目覚まし代わりに士郎さんを起こす。

 二人揃って朝食を取った後は朝練行きの士郎さんを見送り、洗い物を終わらせた後はイリヤを起こしにゴー……ちょ、近い近い。

 なんか寝惚けてらっしゃるのか顔が急接近して来たので口の中に氷をぶち込む、おっし目ぇ覚ました。

 

 光の速さで覚醒したイリヤに凄い文句を言われたがスルー安定。

 「全ては目覚ましガン無視で爆睡してやがった貴女の責任デース」とカンタンロンパをぶちかまし、ぐぬるイリヤに時計を見せる。

 現在時刻は8:15、朝礼時刻は8:30。

 イリヤは着替えてすらいないパジャマモード、しかも本日の日直担当である。

 

 絶望モードだけどまぁ頑張れや日直!(イケメンスマイル)

 俺?俺は赤馬君のリムジンに送迎して貰う約束してるから余裕でぇす!

 

 

 

 「この裏切り者ぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおッ!!」

 

 

 

 まるでセキュリティにタイーホされる直前のような怨嗟を受け流し、アインツ家から出発して赤馬君と合流、そのまま磯野…じゃなくて中島さんの運転するリムジンに乗せて貰い我らが学び舎へ。

 

 

 

 なんかリムジンから転身したカレイドツインズが見えたんですけお^q^

 

 

 

 仮にこれが原因で後々魔術の秘匿が暴かれても俺に非は無いからな?

 分かるな?

 分かれよ?

 

 

 

 

 

 

--(2)

 

 騒ぎ倒している一部の女子を後目に遊星君と遊戯王で遊ぶ、審判は織斑君で他にも赤馬君とか上条君とかのギャラリーが結構いる状況だ。

 外で遊べ?悪いが俺は両刀使いなんだ(意味深)

 

 「俺は魔法カード《ワン・フォー・ワン》発動、手札の《ボルト・ヘッジホッグ》を捨てて《アンノウン・シンクロン》を特殊召喚、そして《ジャンク・シンクロン》を通常召喚、効果で《ボルト・ヘッジホッグ》を蘇生、更に《ドッペル・ウォリアー》を特殊召喚、《ジャンク・シンクロン》と《ドッペル・ウォリアー》で《TG ハイパー・ライブラリアン》をシンクロ召喚、更に《ドッペル・ウォリアー》の効果で《ドッペル・トークン》を2体生成、《ドッペル・トークン》と《アンノウン・シンクロン》で《フォーミュラ・シンクロン》をシンクロ召喚、《フォーミュラ・シンクロン》と《TG ハイパー・ライブラリアン》の効果で2枚ドロー、更に魔法カード《死者蘇生》を発動して《ジャンク・シンクロン》を蘇生、《ジャンク・シンクロン》と《ボルト・ヘッジホッグ》で《ジャンク・ウォリアー》をシンクロ召喚、《TG ハイパー・ライブラリアン》の効果で1枚ドロー、《ジャンク・ウォリアー》、《TG ハイパー・ライブラリアン》、《フォーミュラ・シンクロン》で《シューティング・クェーサー・ドラゴン》をシンクロ召喚、ターンエンド」

 

 これがデュエルの最強進化系、ヒトリデ・ヤッテロ・デュエル。

 遊星君迫真のソリティアである、始めてやった時はあまりの長さに禿げるかと思った。

 どれくらい長いかと言うとソリティア中に学校の自販機で飲み物を買えるレベル、つーか買い終わって教室に戻ってもまだ続いてるし……。

 織斑君には審判料として炭酸飲料を渡し、俺も自分の分を飲んでいる間にやっと終わるのだ……んじゃまぁ俺のターンですね。

 

 「ドロー、手札の《シャドール・ハウンド》を通常召喚、速攻魔法《超融合》を発動、今召喚した《シャドール・ハウンド》と遊星君の《シューティング・クェーサー・ドラゴン》で《エルシャドール・ネフィリム》を融合召喚」

 

 「そんな事しちゃいけない!」

 

 チェーン組めない上にタイミングも逃すから《シューティング・スター・ドラゴン》も呼べないもんね^^

 

 ターン中に《エルシャドール・ミドラーシュ》と《M・HERO ダーク・ロウ 》を追加で召喚し、特殊召喚と墓地効果を徹底的にメタった上でボコボコにしてやった。

 

 やっぱ九期テーマは頭おかしい。

 

 

 

 

 

 

--(3)

 

 イリヤ達が嶽間沢の誘いで夏休みに海に行くっぽい。

 で、いってらっしゃーい、とか思っていたら俺も誘われた……ハハッワロス。

 俺も同行するとか男女比的にアリエナイ、単純計算で6対1だぜ?拷問かよ、いやむしろ拷問だよな、完全に狙ってるよな、やっぱ女子って怖いわ……。

 

 「違うから!!」

 

 イリヤがキレた、正にキレる若者状態だ。

 思考を読んでくるとか新人類かよ、ニュータイプだった場合は是非とも人類を導いて欲しいものだ、俺はイノベ派だが。

 ……なんか刹那君がガン見してくるんだがどうかしたんだろうか?

 

 更にイリヤの話を聞くと美遊のリクエストらしい、俺とイリヤが行くなら美遊も海に行くとか。

 …………何故俺をカウントしたし。

 イリヤだけで良いじゃん。

 スゲー仲良いじゃん。

 もう百合百合じゃん。

 ……はぁ。

 

 何故懐かれたのか本気で見当がつかない……が、せっかく向けられてる好意を無下にするのも何かな……仕方が無い。

 

 

 俺「海行き計画(オーシャン・プラン)───朋友議決開始(デシジョン・スタート)!」

 

 上条君「承認」

 

 桐ヶ谷君「承認」

 

 赤馬君「承認」

 

 織斑君「承認」

 

 遊星君「承認」

 

 

 俺「是は、俺を救う戦いである!!!!」

 

 

 そんな訳で男子組と共に夏休みの海行きが決定した。

 

 

 放課後になると校門を出た瞬間にイリヤと美遊がリムジンに掻っ攫われた。

 チラッと見えたのは見覚えのある金髪ドリル……いってらっしゃい、何の用かは知らんけど鏡面界騒動も終わったし俺も含まれてないから危険は無いっしょ。

 

 喧しい女子組を放置して帰路へつく……やっぱ平和って素晴らしい。

 

 

 

 

 

 

--(4)

 

 今日はアインツ家じゃなく久方ぶりに我が家に帰宅した。

 というのも自宅の方は週一間隔で掃除しているのだが、士郎さん曰く偶に使わないと色んな部分が劣化するらしいので二週間ほど前からなるべくこっちの家を活用する事にしているのだ。

 流石に水道やガスなんかのライフライン系統が死んだら笑えんし……。

 

 そんな訳で今日から数日間はこっちで過ごす、まぁカップ麺の買い置きもあるから夕飯には困らん、何より一人きりでフリーだから自由に出来る。

 正に気分は一人暮らしの大学生状態ですね!さぁ今日は時間いっぱいまでゲームを……。

 

 "ピンポーン"

 

 ……いざ遊ぼうと意気込んだ所でインターホンが鳴りやがった。

 あれだぞ?泣くぞ?

 最高まで高まったテンションを横合いから叩き折るとか人の所業じゃねーからソレ。

 

 宗教の勧誘だった場合は不審者として通報してやろう。

 新聞だった場合も同上。

 今時飛び込み営業なんて流行らないんですよ、小学生の家をタゲったその身を呪うがいい。

 

 なんてね☆

 

 

 

 

 

 

--(5)

 

 宗教でも新聞でも不審者でも無かった。

 ぶっちゃけイリヤだった、但し全身コスプレモードの。

 いつもの事ですね、格好は違うが今朝もそうだったし。

 肌が多少黒い気もするがそこら辺も気のせいだろう。

 普通ならもっとリアクションを取るかもしれんが…割と自然に受け入れる事が出来た。

 

 ……慣れちゃったか、コスプレ。

 

 慣れたく無かったな、コスプレ……。

 

 

 なんか変態の領域に片足突っ込んだ気がしたがきっと気のせいだ。

 そもそもコスプレ見るのに慣れたくらいで変態なら世のレイヤー様はきっと魔神的なサムシングに違い無い。

 やべぇ、超裁かれそう。

 百万回くらいゲザれば許して貰えるだろうか?

 

 

 すごいテキトーな事を考えつつイリヤから要件を聞くと、なんか泊めて欲しいらしい。

 えー…まぁいいけど食材無いから晩飯はカップ麺だけよ?それでセラさんから怒られるとか嫌なんだけど……。

 

 「なら食材を買ってくればいいじゃない、ほら、私も付き合ってあげるから。一緒に行こ♪」

 

 コイツこんなキャラでしたっけ……?

 

 

 

 

 

 

--(6)

 

 買い物に行くのは構わんから服装を何とかするよう伝えて財布を取りに行く。

 ……戻った時には既に私服になっていた。

 

 精々数秒程度だというのに早過ぎである、もしかしてさっきの格好も転身だったのだろうか?

 だとすればこの速さも納得だ。

 転身してた理由に関しては意味不明だけど。

 

 まぁ服装云々はもうどうでもいいのでとっとと食材を買いに行く。

 最寄りの八百屋でニラともやしを買い、その先にあるスーパーでベーコンと米、鶏ガラスープの素を買う。

 材料は揃ったので後は帰るだけ……なのだがイリヤが見当たらない。

 

 ……鯛焼きの屋台眺めてやがった。

 この後晩飯なんだから食えるワケないでしょ(ド正論)

 スマンが是非も無しと今は諦めて欲しい。

 あと俺は少し用事が出来たから先に帰っておいてね。

 

 

 ………予定外の出費が出ちゃったなぁ……。

 まぁ偶には良いか。

 

 

 

 

 

 

--(7)

 

 家に着いたので早々に調理を開始する。

 イリヤも手伝いたいらしいのでベーコンとニラを5センチほどの長さに切る作業を頼み、その間に俺は炊飯の準備を整える。

 終わった後はフライパンに油を引き、イリヤの作業が終わった所でベーコン→ニラ→もやしの順に十数秒の間隔を空けてフライパンに投入、そして炒める…この十数秒の間隔が実は結構大事だったりそうでもなかったり。

 そして炒めながら元々家にあったオイスターソースを大さじ一杯、買ってきた鶏ガラスープの素を小さじ二杯、最後に水を大さじ一杯入れて味付けを施し、再び炒め直せば……完成だ。

 

 完成した"俺式もやし炒め"だが結構いい出来だった、イリヤも大満足らしく御飯が進む進む。

 やっぱ炒め料理と白米のコンボは最強っすね。

 

 そんな感じでもやしと白米で腹を八分まで満たし、浴槽に湯が溜まるまでの間は二人でゲーム。

 湯が溜まった後は身に危険を感じたので先にイリヤを風呂へぶち込み、その後に交代して俺も入り十分に体を癒す。

 さて……。

 

 「2時までダクソですね」

 

 「寝ないの?」

 

 折角のフリータイムを活用しないとかありえない。

 

 

 

 

 

 

--(8)

 

 翌朝になるとイリヤはいなくなっていた。

 現在時刻は11時過ぎである、最早朝じゃない、そして寝坊なんてレベルじゃねぇ…しかも妙に気怠いし。

 そりゃイリヤもいなくなるわ、大人しく学校行くわ。

 

 取り敢えず今日は休むと遅ればせながらタイガーに電話。

 理由は体調不良でいいじゃろ、嘘は吐いてないし、実際体が重いし。

 つーか魔力がカツカツだ。根こそぎ無くなった感がある…怠さの原因はコレだろうか…?

 あと友人ズには事情説明のメールを送る、送らないと間違い無く見舞いと称して突貫して来るのでこの辺りは周到にしておく必要がある。

 さて、今日の昼飯は何にしますかねぇ…イリヤもいないしカップ麺でいいや、味噌のヤツな。

 

 「ただいまー」

 

 湯沸ししてたらイリヤが帰って来た。

 ただし窓から、しかも半裸で。

 ……。

 …………。

 …………………体冷やす前に風呂に叩き込んだ。

 

 

 

 窓から半裸の知り合いが湧くとか意味わかんないつらい。

 

 

 

 

 

 

--(9)

 

 今日こそフツーに登校する…というのも友人ズが玄関前を陣取ってやがったのだ。

 全然普通じゃないですね、俺ってそんなに休みそうに見えますか…確かに昨日は休みましたけども。

 

 「いや、ソリッドビジョンの試作運用の為に人員集めだが」

 

 自分の自意識過剰ぶりに泣きそうになった。

 むしろ情けなさ過ぎてゲロ吐きそうでぇす!

 

 ………今日?

 

 「今日」

 

 わぁい^q^

 

 

 放課後の予定が決定した。

 

 

 

 あとイリヤについてだが昨日の晩はウチに泊まらなかった。

 すこぶるどうでも良い情報ですね!

 別に多めに焼きそば作って後悔したとかないから。

 食費無駄にしたとかで嘆いてないから。

 

 ……な、ないから(震え声)

 

 

 

 

 

 

--(10)

 

 廊下で美遊 vs 女子組+担任教師という謎の構図が展開されていた。

 何だこれ。

 意味不明すぎる。

 取り敢えず触らぬ神に祟りなしという事で眺めているとまず始めに嶽間沢君が美遊の防衛網を縫う様にして突破。

 更に栗原が続き、その後を美遊が追撃、最後に森山とタイガーが走って行くという謎レースの開幕である。

 

 えぇ…何してんのアレぇ……。

 

 行動の脈略の無さにドン引きしつつも怖いもの見たさの感覚で後を追うと屋上で転身したイリヤとちょっと黒いイリヤが対峙していた。

 つまり眼前にイリヤが二人居る現状。

 

 

 増殖してらっしゃるとか本気で意味不明なんですけどォ!!!(マジギレ)

 

 

 単細胞生物系女子とか新し過ぎて人類が追いつける気がしねーわ。

 いや、この場合は先祖返りと言うか細胞的には退化している事になるのか?

 生物進化は謎が多いですね。

 まさに生命の神秘!

 人には決して解明できない神威の極地!!

 

 

 

 ふざけろ^q^

 

 

 

 

 

 

--(ex:Chloe)

 

 今日"私"という存在は産まれた。

 私という"自我"は10年前から存在していたけれど、それでも"一つの生"としての私は産まれたばかり。

 要は人生一日目と言っても差し支えない日だ。

 そんな記念すべき日を、仕方が無いとはいえ一人きりで過ごすのはなんというか…味気なく、少し寂しいと感じた。

 ほんの少しだけでも素晴らしい日にしたいと思った。

 そして気が付いた時には"彼"の家の前に居た。

 無意識の内にインターホンを押し、彼を呼んでいた。

 

 そこから先の体験は"私"にとって初めての連続だった。

 

 初めて人と会話をした。

 初めて買い物をした。

 初めて料理を作った。

 初めて食事を食べた。

 

 上げて行けばキリが無く、本当に大した事無いであろう出来事ばかりだけれど。

 私がこれから行おうとしている事を考えれば、それは凄く尊い事なんじゃないかと思う。

 

 「ほら」

 

 そんな事を考えながらソファで寛いでいる私の口に何かが放り込まれた。

 噛んでみると柔らかい生地が裂かれ、口の中が餡子の味で満たされていく。

 

 「……鯛焼き?」

 

 「正解」

 

 言いながら彼は自分の手にある鯛焼きを口に加える。

 ……買い物に行った時は諦めて欲しいって言っていたのに。

 

 「"今は"って言ったろ」

 

 そう言いつつ彼はそっぽを向き、自分の鯛焼きを本格的に食べ始めた。

 多分彼の言っていた"用事"というのはこの鯛焼きを買う事だったんだろう。

 照れ隠しなのか愛想が無いのかはわからないけれど…今私に向けられた感情は、間違いなく彼なりの"優しさ"なのだと思った。

 暖かい感情を向けられていると実感し、同時に心の柔らかい部分を彼に預けている事を自覚した。

 

 「……そっか」

 

 『過程を省いて望んだ結果を得る』

 私が持っている便利な"力"であり、私が"眠る"原因の一端ともなった力。

 その力が私の願いに呼応し、私をここに導いたのだ、我が事ながら今更気付いた事に少し恥じらいを覚える。

 "今日という記念すべき日を素晴らしい一日にしたい"…彼にとっては今まで通りの普通の日常なのかもしれないけれど、私の願いは間違いなく果たされていた。

 

 「……ありがとね」

 

 「ん」

 

 たった一言だけのやり取り、これでいい。

 今の一言に私の中の感謝を全て込めた、例え届いていなくても私は感謝を述べられた。

 それが今の私にとって、最大の満足だった。

 

 今日の事を、私は一生忘れない。

 "私"が産まれたその日は、間違いなく"特別な人"の傍で過ごせたという事を。

 

 

 

 

 

 




 宜しければ感想や評価、誤字報告下さい。リクエストやシナリオ内の疑問なども歓迎です。
 ……………感想下さい。


●増えた魔術回路
 実際には増えたのではなく放棄され、眠っていた回路が目覚めた。
 UBWに置ける士郎と全く同じ症状と言えば分かり易いかもしれない。

 つまりまた強くなったよ、やったね主人公!
 そもそも魔術回路は増やせないってそれ一番言われてるから。






●両刀使い
 インドア派とアウトドア派と併せているという意味。
 性的な意味で考えた人は手遅れです(無慈悲)






●主人公の手料理
 リアルにおける筆者の得意料理、文中のレシピそのままで作れるのでおすすめ。






●主人公の世界の遊戯王
 基本ルールはマスタールール3だがペンデュラム召喚が存在しない。

 EMEm「お楽しみは一人!この俺だ!」

 控え目に言って死ね。

 クリフォート「あの」

 セフィラ「僕達は」

 イグナイト「どうなるんですか」

 一緒に死ね。

 征竜「許された!」






●(ex:Chloe)について
 今回の最後は純粋に"彼女が産まれた日"に主眼を置いて書きました。
 折角産まれたのに事情を知る者からは警戒され、一般人や家族に進んで関わるわけにもいかず、英霊の力を持っているとはいえ着の身着のまま野宿生活というのは前々から結構辛いなと思っていましたので。

 まぁ多少の変化なら誤差だよね!






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