IS~codename blade nine~   作:きりみや

54 / 91
ノロウイルス⇒回避
インフルエンザ⇒回避
HAHA,今年の私は無敵だ
ウイルス性胃腸炎⇒直撃

ナニコレェ。つーかノロと何が違うのよ


51.求める居場所は

 手に握りしめた拳銃の銃口は、その成果を示す様に赤く濡れていた。それは銃を握りしめる静司の顔も同様で、頬の傷とは別の血がぽたりと頬を伝い床に落ちる。至近距離からの頭部に向けた発砲。それは確実に男の息の根を止める。その筈だった。

 だが、

 

「……ぃっ、ぅぁっ……!」

 

 静司の目の前で男は苦悶の声を上げて身をよじらせる。その顔は血に染まっているが、死んではいなかった。何故なら男に向けた拳銃は横から伸びた手によってその銃口を辛うじて逸らされていたのだ。銃弾は男の眉間では無く、左頬から耳にかけて斜めに抉る様な軌道で放たれ、男の背後の壁にめり込んでいる。

 静司は自分の行動を邪魔した手を見やり、そしてその主の姿を捉える。

 

「そこまでだ、川村」

 

 その先には銃口を逸らさせた手の主、織斑千冬が居た。

 

 

 

 

 

 千冬は若干の戸惑いを含んだ目で、目の前の生徒を見つめていた。

 川村静司。弟と同じ男性操縦者。どこか違和感を感じるものも、それが何なのか分からない。だがそう言った点を除き、普段の生活態度からすれば年相応の青臭さ感じる奇妙な生徒。親しい者達と笑い、騒ぎ、驚く。そんな唯の生徒の筈だった。

 だが今の彼は明らかに普段と違う。こちらを見つめる目は昏く冷たい光を含んでおり、その奥底の感情は読めない。頬の傷と男の返り血によって赤く濡れたその顔は、まるで幽鬼の様であった。

 

「静司、無事……か……?」

 

 背後からラウラが息を切らせながら走ってきた。ラウラは茶室で今の事態を聞くが否や、協力を申し出たのだ。千冬も拒否しても聞かないだろうとそれを許可し、共に静司を探していた。二人は上空の真耶から静司の位置を確認しながら探していたが、当の静司がそれから逃げるように動いていたために途中から別ルートで探していたのだ。そして少し遅れて合流したのだが、目の前の光景に言葉を失っている様だった。

 

「ボーデヴィッヒ、この男を拘束しろ」

「っ、は、はい」

 

 戸惑いながらも返事をしたラウラは静司が身柄押さえている男に近づく。だが静司が押さえつけている為に拘束が出来ない。それを見た千冬が静司に告げる。

 

「川村。その男を離せ」

「……」

「離すんだ」

 

 目の前の生徒が言う事を聞くか、千冬には自信が無かった。普段ならそれこそ強制的に命令するが、今の静司にはそれは通用しない気がしたのだ。だからゆっくり、諭す様に静司に語りかける。

 

「もう決着は付いている。これ以上は不要の筈だ。そうだろう? いいか、今からラウラがそいつを拘束する。それから私がその銃を受け取る。いいな?」

 

 静司は無言。このままずっと何も言わないのでは無いか? そんな不安が過るがそれは杞憂だった。静司は一度閉じるとゆっくりと体の力を抜いていく。男を拘束していた左腕から力が抜け、男はその場にずり落ちるように座り込んだ。それをすかさずラウラが拘束する。続いて千冬が静司から銃をゆっくりと取り上げた。

 

「よし、それでいい。……怪我をしているな、見せてみろ」

 

 静司の頬を掴み傷を調べる。傷は思っていたより深くなかった。これなら後も残らないだろう。だが放って置いていい訳でも無い。医務室に連れていくべきだ。千冬がそんな事を考えている間も、静司は反抗することなくただこちらを見つめていた。

 

「どうした?」

「……いいえ」

 

 疑問に思い問いかけたが静司は静かに首を振る。ようやく反応らしい反応をした事に安心しつつ、千冬は奇妙な違和感を感じていた。静司は自分を見ていながら見ていない。自分を通して、何か別の物を探している。そんな気がしたのだ。その事を聞くべきか否か、千冬が考えかけた所でそれを遮るものがあった。

 

「お、おお……っ! ブリュンヒルデ」

 

 それはラウラに拘束された男の声。男はラウラによって地面に組み伏せられており、その顔からは未だに血が流れていて痛々しい。だがそんな事を気にすることなく、歓喜に満ちた笑みでこちら見上げていた。

 

「お会いできて光栄です。私は貴方にもお会いしたかったのですから!」

「黙れ。私は最悪だ」

 

 自分を見上げる男に対し、千冬は不快感しか感じない。出来るのなら今すぐにでもその顔を蹴り飛ばしてしまいたかったが、この男には色々と訊く事がある。まだ意識を失って貰っては困る。

 

「ふふ、ふふふふ。分かっていますとも。貴女達にとっては私たちは何てことも無い存在だと。それでも歓喜せずにはいられないので――っ!?」

「教官は黙れと言った」

 

 嬉々として語る男の首にラウラがナイフを突きつけた。更には拘束している腕を捻り、無理やり黙らせる。それを横目で見ながら千冬は空を見上げる。

 

「山田君、聞こえているな? 至急人員をこちらに回してくれ」

『了解しました』

 

 返答は直ぐに来た。真耶も今の状況は観測している筈なので、予想していたのだろう。千冬は一つ頷くと静司に視線を戻す。その頃には先程の何かを探すような眼では無く、どこか疲れた様な顔の静司が居た。

 

「すぐ治療はしてやるから大人しくしていろ。だがその前に一つ聞きたい」

 

 ちらり、と今は自分が持っている拳銃を見る。静司もそれに気づいたのかそれを見る。そんな目の前の生徒から視線を逸らさず千冬は問う。

 

「殺そうとしたのか? この男を」

 

 質問に対し静司は答えない。それに少し苛つきつつ、千冬はもう一度問おうとした。だがその前に男が反応した。

 

「ブリュンヒルデぇ! その男は危険です。きっと貴方達に害を成す。今すぐ切り捨てるべきです!」

「黙れと言った!」

 

 ラウラが叫び拘束する力を込める。だが男は苦悶の表情を浮かべながら叫んだ。

 

「あの方と、あなたの作った世界! こいつはそれに対する反逆者です! 必ずやあなた達を不幸にする!」

「いい加減にしろ!」

 

 遂に痺れを切らしたラウラが腕を捻る力を全開まで上げる。ごきり、と嫌な音が響き男の腕はあらぬ方向に曲がってしまった。

 

「ああああああああああっ!?」

 

その痛みに男は涎と涙を流しながら叫び声を上げた。だがラウラは冷たい表情でそれを見下ろしている。いや、実感だがその顔が苛立っている。それは男がうるさいからか。千冬の命令を聞かないからか。それとも、友人であり戦友とも呼べる静司に対する暴言故か。それは千冬には分からない。だが最後であればいい、と場違いながらもそんな事を考えてしまう。

 

「例え――」

 

 不意に、黙りこくっていた静司が口を開く。その眼には先ほどまでの昏い光は無いが、別の感情が渦巻いている様に見えた。

 

「例えどんな理由があろうとも、世界から後ろ指を指されようとも」

 

 ぐっ、と拳を握りしめ、男を見下ろしながら静司は告げる。

 

「俺は篠ノ之束を許さない。ただそれだけだ」

 

 千冬も、ラウラも何も言わなかった。否、言えなかった。

 何故そこまでして静司が束を恨むのか。千冬には分からない。確かに臨海学校の件で束は静司と、そして彼と仲の良い女子に危害を加えた。一夏やラウラ達も怪我を負った。その事で恨むのは分かる。自分とて、生徒を傷つけた束の事を簡単には許せない。だが静司の怒りはそれだけでは無い。そんな気がするのだ。

 千冬は静司が引き金を引く直前まで、二人の会話を聞いていた。人気が無いと言う事は声もよく響くという事だ。静司を発見し、その傍までたどり着く短い間ではあったが、それを聞いている。それ故に疑問は増す。だがそれを聞いてもきっと答えないであろう事はわかった。

 誰も何も言わない。そんな居心地の悪い空気は真耶が手配した人員が到着するまで続くのだった。

 

 

 

 

 それから少しして、静司達の下に真耶が手配した者たちがやって来た。おそらくは更識家の関係者である楯無の部下だろう。そしてその中には何人かEXISTのメンバーが混じっていた。だがそんな事は知らない千冬は念の為に布仏虚に確認をし、問題ないと判断すると主義者の男を受け渡した。

 

「川村、お前もだ。事態が事態なのでお前を保護する。学園祭は参加できなくなるが現状仕方ない」

 

 千冬が指示を飛ばす。静司は特に反抗することなくそれを黙って聞いていた。そんな静司に更識家の関係者に紛れていたEXISTの一人、が小さく声をかける。

 

「B9。一端お前を保護したと言う事にして学園側に体裁を取る。いいな?」

「……分かってる。了解した」

「よし。しかし酷い顔だな」

「理由は知ってるんだろう。見てたんだから」

「まあな」

 

 実際の所、静司が主義者の男と言い争っている時、周りには仲間がいたのだ。彼らが出てこなかったのは男をさしたる脅威と考えていなかったからである。

 

「まあお前があの男を撃ち殺そうとしたした時は焦ったが、織斑千冬が止めたから問題ない」

 

 話しかける男は肩を竦める。それに対しては静司は弁明の使用も無いので静かに項垂れた。感情に任せて重要参考人を殺しかけたのだ。しかもそれを自分の正体を知らない千冬とラウラに見られた。これは失敗だ。

 篠ノ之主義者の言い分。それは静司には到底許せるものでは無い。だがどれだけ正義を語られようとこの復讐心は消えない。あまつさえ、あの女を神の如きあがめる様な言葉には虫唾が走る。そして川村静司という人間の否定と、姉達の死がその偽りの神の為だと言われた瞬間、怒りは明確な殺意となった。そしてまたしても自分はキレた(・・・)

 

(くそっ……)

 

 IS学園に入学してから、この様に抑えが利かなくなるのは一体何度目だろうか? その度に毎回誰かに迷惑をかけている。そんな自分に嫌気がさす。

 また表情に影が差した静司を見て、話しかけていた男ははぁ、とため息を付くと静司に告げる。

 

「社長から伝言がある」

「社長から?」

 

 社長。つまりは自分の母親代わりである草薙由香里だ。

 

「一つ。本社の件は敵は逃がしたが無事だとさ」

 

 その報告は素直に喜ばしい。もしあちらに何かがあったら、おそらく今IS学園に居る者含めた残りのEXISTの全戦力が喧嘩を売ってきた馬鹿に復讐しに行く所だった。それはきっと自分も変わらない。

 

「それともう一つ。携帯を見ろだとさ」

「携帯……?」

 

 何故ここでわざわざ携帯なのだろうか? 意味が分からないながらも先ほどからずっと無視していた携帯を確認すると予想通り着信が何件も入っていた。しかしそれは千冬からの着信だと思っていたが、別の名前がある事に気づく。シャルロットからの着信だ。疑問に思いコールしてみると2秒と立たずにつながった。

 

『静司!? 無事なの!?』

 

 シャルロットの焦った声が響く。しかし何をそんなに焦っているのだろうか? と考えてしまう。

 

「ぶ、無事だよ。というか何でそんなに焦っているんだ?」

『……………………は?』

 

 シャルロットの間抜けな声。そして静司は確かに聞いた。電話越しにみしり、と何かを潰さんばかりに握り締まるような音を。

 

『当たり前でしょう!? 静司は僕を馬鹿にしているの!?』

 

 電話越しでもシャルロットが激怒しているのが分かる。姿が見え無いのに関わらず静司は思わず頭を下げそうになった。

 

「い、いやそういうわけでは――」

『じゃあどういう訳なのさ!? あの後気が付いたら静司は居ないし! 僕たちは何故か保護されるし! 理由を聞いたら静司が狙わているって言うし! その静司は居ないし! 本音に聞いても何故か寝てるし!? これで心配しない方がおかしいでしょ!?』

「お、おう」

 

 ここに来て静司はようやく気付いた。確かに何も知らないシャルロットからすれば、侵入者たちの目的である静司が居らず、それなのに自分自身は保護されて身動きできない状態とあっては、当然の如く心配するだろう。そもそもシャルロット達から離れるとき、静司はシャルロットに何も言っていない。これでは彼女が心配するのも当然と言えた。

 

「その、なんだ、あれだ。すまん」

 

 流石にこれは謝るしか無い。何せ電話にも全く出なかったのだ。シャルロットからすれば不安しかなかっただろう。

 

『……はあ。静司って隠し事多いよね』

「そ、そうだろうか」

 

 実際隠し事だらけなので何も言い返せない。

 

『そうだよ。うん、本当にそう。ちょっと悲しいな、って思う事もあるけど、だけど前も言ったように静司が自分から話してくれる時を待ってみるよ。だけどね、やっぱり急に居なくなると不安になるよ。静司は僕に前、『ここにいればいい。好きにすればいい』って言ってくれたよね? あの言葉はとても嬉しかった。だけどそれを言った静司が突然消えちゃったら僕はどうすればいいのさ? 僕が好きで居たいと思う場所(・・・・・・・・・・・・・)は皆がいるここなのに』

「それは――」

『我儘を言っているのは分かってる。それでも僕は言うよ。僕は静司に居なくなって欲しくない。僕は静司の傍に―――』

 

 最後の方は声が小さく、しっかりとは聞き取れなかった。しかし彼女が何を言おうとしたのか。それは何と無く分かった。

 

『と、とにかく! 無事なら早く顔を見せて!。じゃないと不安が消えないよ! ほ、ほら、早く帰ってくればメイド姿でお茶してあげる……って何を言ってるんだよ僕は!?』

 

 誤魔化す様に焦った声でシャルロットがまくし立てる。後半に至っては微妙に暴走していた。そんなシャルロットの様子に静司は苦笑してしまう。

 

「そうか。それは楽しみだ」

『ちょ、静司!? 今のは言葉のあやというかいや別に嫌なわけじゃないしメイド姿なら静司をなんとかだとか思って無い訳でも無いけどああああ僕はさっきから何を!? へ? 本音起きたの? か、代わる?』

 

 先ほどまで怒っていた少女は電話越しになんだから面白い事になっている様だった。そして恥ずかしいのか混乱しているのか分からないが、本音にその電話を渡した様だった。

 

『かわむーげんき~?』

「このタイミングでそれを言う本音は相変わらず色々凄いな……」

 

 思わず呆れてしまう。しかし嫌な感じは無い。むしろこのいつも通りな彼女に安心感を覚える。

 

『うひひ。それでねーかわむー。これは生徒会の秘密情報なんだけど、今日の行事が全部終わったら面白い事があるんだよ~』

「面白い事?」

 

 何の事だろうか? 少なくとも心当たりはない。

 

『そうそう~。だから一緒に楽しむ為にも、ちゃんと戻ってこないとだめだよ? いってきます、って言ったらただいま、って言わなきゃね~。そしたら私もおかえりなさい、って。言うんだよ。だから……待ってるよ、せーじ(・・・)

「……ああ、そうだな。そうだった」

 

 あの男は『居てはいけない存在』と自分を罵った。だがどうだ? 何も知ら無い筈のシャルロットは『居なくなって欲しくない』と言い、自分がどんな存在かを知る本音は『待ってる』と言ってくれる。自分が優先するのはどちらか、そんなの答えるまでも無い。彼女達が自分の存在を肯定してくれるのなら、他に何を恐れると言うのか。

 川村静司という存在がこの世界にとってイレギュラーなのは事実。だが何も知らずとも、知っていてもそう言ってくれる人たちが居る事だけは忘れない。怒りや復讐に捕らわれる事は悪か? そんな事は知らない。正しいも悪いも関係ない。この復讐は止まらないし、姉達を否定されたらまた自分は怒る事だろう。だがそれでいい。そんな自分を支えてくれる人たちが居る。もし本当に自分が間違っているのなら、あんな男よりも彼女達やEXISTの皆が指摘するだろう。B2あたりは殴ってでも矯正するだろう。そしたらその時考えればいい。我ながら随分と人任せな気もするが、それが川村静司という子供だと言うのなら、それでいい。支えられた分、助けられた分自分も何かを返していく。

 

「本音、シャルロットにも伝えてくれ。もう少ししたら用事が片付くからそしたら帰ると」

『いえっさ~』

「それと」

『む?』

「俺も本音たちの傍に居たいよ」

『ほえ!?』

「川村! 何をしている。早く行くぞ!」

「織斑先生が呼んでる。また後で」

 

 携帯を切ると、自分に伝言を伝えた男が皮肉気に笑いつつ問う。

 

「さあ、どうする?」

「そうだな。俺を保護(・・)してくれ。誰にも気づかれない場所まで(・・・・・・・・・・・・・)

 

 静司の言葉に男はにやり、と笑うのだった。

 

 

 

 

「……」

「本音? どうしたの?」

 

 先程まで身悶えていたシャルロットだが、電話が切れたと思ったら突然黙りこくった友人の様子が気になり聞いてみるが反応が無い。しかもよく見ると顔がほんのり上気している。

 

「本音?」

「かわむーが……」

「え?」

「デレた」

「……え?」

 

 キョトンとシャルロットが首を傾げるが本音の心境はそれどころで無かった。

 反則だ。急にあんな事を言うのは。少なくとも静司があんな事をストレートに言ったのを聞くのは初めてだった。

 ああ、ダメだ。いつかからか自覚していたこの想い。いつの間にか芽生え、成長していたこの想いはもはや後戻りできないところまで来ている。いや、そんなものはとっくに通り過ぎていたのだ。今のは駄目押し。彼はこれ以上自分にこんな思いをさせてどうしようと言うのか。

 

「せーじ」

 

 小さく名前を呟く。まだ恥ずかしくて、普段はどうしてもあだ名で呼んでしまう。自分がこんな気持ちを持つなんて一年前なら考えられなかった。しかし今、自分はアニメや漫画の登場人物の様に、そう、恋をしている。それを改めて自覚し更に顔が赤くなっていく。そしてそのせいで彼を意識し、更に更にと。

 そんな本音のループはしばらく続くのだった。

 




一行で説明
静司「あんな連中の言う事なんかしるかボケそれよりメイドだ」
そんな話です。いや微妙にニュアンス違うけど

もはや本音とシャルロットは静司の一種の精神安定剤です。この主人公悩みすぎだろ、と思うかもしれません。自分もそう思う。けど色々苦労して積み重ねで強くなっていくのが好きなんです。

本音の心境は珍しい。というか通算2回目。天然だけど考えることは考えてる子。

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。