IS~codename blade nine~   作:きりみや

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26.殺意

 花月荘。本来なら海に来た観光客や学生たちの癒しの場所となる筈のそこは、かつてない緊張感に包まれていた。

 太陽も頂点に上がる時間、本来ならその旅館は海から帰ってきた宿泊客で賑わい、別館から続く浜辺では海を満喫する観光客などに溢れている筈だった。しかし今、その浜辺は見るも無残に荒れている。砂浜は陥没し、海の家は崩れ落ちている。そしてその原因を作った物――イーグル型の放った弾丸がまた一つ浜辺に穴を作る。

 

「このっ、また!」

「大丈夫、浜辺に落ちた!」

「だが次はどうなるかわからん!」

 

 鈴、シャルロット、そして静司。三人は迫る三機のイーグル型に苦戦していた。それは敵の機体性能が異常なまでに上がっているせいもある。だが決定的な問題は別にあった。

 彼らが戦く戦場は花月荘上空。海上でも、ましてやIS学園のアリーナの様にシールドがある訳では無い。つまり、放たれた射撃武器は何かに当たるまでは止まる事が無い。躱した攻撃が生徒達の居る旅館に着弾する可能性もあるのだ。静司達は可能な限り敵を旅館から引き離すべく行動しているが敵は思うように動いてはくれなかった。

 

「防戦ではかえってジリ貧よ! やっぱり責めるべきじゃないの!?」

「だけど敵の機動力の方が上だよ! 抜かれたらマズイ!」

「一機ずつ相手するにしても、奴らも連携を取っている。下手に離れると一気に潰される!」

 

 敵の砲口が火を噴く。上を取られていた為、避ければ旅館に当たってしまうその攻撃を静司が打鉄の物理シールドで防ぐ。その隙を狙って静司に迫る別の一機を鈴が衝撃砲で牽制する。

 

「させないよっ!」

 

 二機の攻撃の隙に背後に高速移動していた最後の一機。それをシャルロットがショットガンで牽制する。銃口を向けられた相手は急速に方向転換し散弾の雨を逃れた。

 防戦一方。静司達の機体には致命傷は無いにしても傷が走っている。対して敵のイーグル型達はほぼ無傷。その事実が三人を焦らせる。

 

(やはり、黒翼で出るべきだった……っ)

 

 今更後悔しても遅い。だがそう思わずにいられない。静司も己の判断ミスに苛立っていく。いっそわざと落されてから黒翼を使う事も考えた。しかしそれに気を取られたシャルロット達が敵を通してしまっては本末転倒だ。もはや戦線を離脱するような余裕は無い。

 

『あと少しで山田先生が合流する、それまで持たせろ!』

 

 千冬からの声を聞きながら、再び放たれた敵の銃弾を防ぐ。重い衝撃と共に、打鉄のエネルギーが減っていく。

 

「調子に、のるな!」

 

 静司もまたアサルトライフルで応戦する。このライフルは元々はラファールの物だが、今回も射撃武器として持ってきたのだ。威力こそ低いが牽制にはなる。案の上、イーグル型は避けるべく距離を取った。だがこれも一時的なその場しのぎに過ぎない。イーグル型は大きく弧を描く軌道で再び静司に迫る。しかしその横っ腹が突然爆発した。

 

「お待たせしました!」

 

 爆発の原因は合流した真耶のグレネードだった。本来、速度の遅いその攻撃を敵の軌道と死角を先読みして当てたのだろう。ラファールに搭乗した真耶はその手にアサルトライフルを構えつつ、静司達と合流する。

 

「みなさん、無事ですね。良かったぁ……」

「先生こそ、ありがとうございます」

 

 正面にはこちらを無機質なセンサーで見つめるイーグル型三機。こちらの数が増えたので様子を見ているのだろう。それを確認しつつ静司が礼を言うが、真耶は首を振る。

 

「お礼は私が言う事です。ごめんなさい。本来なら生徒である筈の川村君達に」

「気にしないで下さい。僕らはやるべきことをやるだけです。ね、鈴?」

「そうね。しかすこれで四対三。こちらが有利!」

『そういう事だ。山田先生は二機を引き付けろ。その隙に三人で一機を囲め』

 

 あえて真耶に二機を任せる理由。それは一対一や二対一よりも、三体一での短期決戦の方が有効だと言う千冬の判断だった。敵の性能はこちらの想像以上。その上限が見えない今、戦力を集中させ一気に潰した方が良いからだ。

 

「けど山田先生に二機も任せるなんて……」

「大丈夫ですよ、デュノアさん。先生を信じて下さい」

 

 不安げなシャルロットに真耶は笑いかける。その顔に普段の頼りなさは無い。それは確かな実力を併せ持つ戦士の顔。そしてシャルロットも思い出す。かつて授業の模擬戦で、真耶は鈴とセシリアの二人を手玉に取っていた事を。それは彼女が確かな実力者である証明だ。

 

「……わかりました。直ぐに終わらせます!」

「はい、待ってます」

 

 作戦は決まった。四人は頷きあうと散開する。

 

「こっちです!」

 

 真耶がライフルを片手にイーグル型に突っ込む。それは一見隙だらけの光景だった。案の上、攻撃を仕掛けられた機体ともう一機が隙だらけの真耶を落とすべく銃口を向ける。

 

「ふっ!」

 

 自身に放たれた銃弾。しかし真耶はそれを機体を半回転させることで紙一重で躱す。予想外の反応にイーグル型の動きが一瞬鈍った。その隙を逃さず真耶のライフルが火を噴く。三点バースト射撃。それを二回繰り返し相手へ直撃させる。イーグル型二機のシールドエネルギーが削れ、怯ませる。

 

「ぇぇぇえいっ!」

 

 二機が怯んだ瞬間、真耶は瞬時加速を発動。その勢いのまま一機を蹴り飛ばし、それを足場とする様に更にくるりと方向転換。ラファールのブレードで同じ方向へと斬り飛ばした。

 

『……!』

 

 残りの一機がその山田に仕掛けるべく動く。だがその前に鈴が立ちふさがる。

 

「アンタの相手はこっちよ!」

 

 鈴が斬りかかる。それを援護するようにシャルロットと静司も敵を囲みライフルを撃つ。いくら実力があろうとも、真耶もそう長くは持たない。ならばこちらも速攻で仕掛ける必要がある。

 

『デュノア、敵の逃げ道を断て! 川村、動きを止めろ!』

「了解!」

 

 鈴の《双天牙月》と打ち合った敵ISが距離を取る。そこにシャルロットが高速切替(ラビット・スイッチ)で銃弾の壁を作り出した。それを回避すべく軌道を変えた先に上から静司が迫る。

 ガギィィィィィ、と金属の擦れ合う音が響く。しかし先ほどと違って直ぐには静司は弾き飛ばされなかった。それは敵より上を取り速度と重さを乗せた一撃だった故。しかしそれとてそう長く持つものでは無い。それは分かっているからこそ静司は自ら刃を引くと空中で半回転。ISによる回し蹴りを放つ。縦の力を入れている所に、急に横からの衝撃を受けた敵ISがそのバランスを崩す。

 

「いまだ、()!」

「喰らいなさい!」

 

 静司が即座に離脱すると同時、今度は鈴の衝撃砲が横から吠える。不可視のその一撃を回避不能と判断したのか、敵ISは両腕をクロスして防御態勢を取った。

 

「まだまだぁ!」

 

 鈴による衝撃砲の連射。だが鈴はこの攻撃で敵を仕留めようとは思っていない。この攻撃には別の意味がある。

 イーグル型は防御しつつも、その衝撃に耐えきれず横に――海側へと押し出されていく。

 

『よし、いいぞ凰! デュノア、行け!』

 

 千冬の合図。それは花月荘に被害が及びるであろう空域より敵を追い出した事を知らせる意味を持つ。それを期にシャルロットは瞬時加速を発動。更には盾が弾き飛び、その中からはリボルバーと杭打機融合した様な兵器《灰色の鱗殻(グレー・スケール)》が現れた。

 

「これでっ!」

 

 鈴との接近戦。直後の静司の奇襲。更には連続衝撃砲。その止めとばかりにシャルロットのパイルバンカーがイーグル型の腹部に叩きこまれた。

 ズガンッ! ズガンッ! ズガンッ! と三連続で第二世代最強の攻撃が叩きこまれたイーグル型が揺らぎ、そしてついに墜落した。

 

「やった!?」

「―――いや、まだだ!」

 

 海面に墜落したイーグル型だが、まだわずかに動いている。揺れる腕を持ち上げその銃口をシャルロットに向けていた。

 

()シャル(・・・)!」

「OK!」

「了解!」

 

 鈴が衝撃砲を。シャルロットが両手にライフルとショットガンを。そして静司がアサルトライフルをイーグル型へ向ける。

 

 発射(ファイア)

 

 三人は全ての射撃武器を一斉に撃ちこんだ。豪雨の如く注がれた弾丸が海面を揺らし、弾き、蒸発させながらイーグル型へ殺到する。それらを浴びたイーグル型は遂にその動きを停止した。

 

「今度こそ……?」

「そうみたいだね。やっと一機……」

 

 そう、まだ一機なのだ。静司は即座にハイパーセンサーで真耶の姿を探す。直ぐに花月荘の上空でイーグル型二機を相手取り奮闘している姿を捉えた。だがその表情にはもはや余裕は無く、機体も各所から煙を吹いている。だがそれは当然なのかもしれない。専用機二人と量産機一人でやっと倒した相手を二機同時にしているのだ。むしろその技術に静司は驚かされていた。

 

『残りの二機を片付ける。凰は山田先生。川村とデュノアと組んで敵にあたれ!』

 

 千冬の指令。本当なら一機を真耶に引きつけて貰い、残りの一機を今の要領で倒すのがベストだった。しかしもはや真耶の機体は限界なのだろう。それはここから機体を見てもわかる。今もそう長くは持たないだろう。だからこそ、真耶を援護として近距離から中距離に長けた鈴を組ませたのだ。そして近距離の静司とオールレンジのシャルロット。その二人が組むこととなる。

 

『墜落したイーグル型の搭乗者はこちらで回収する! お前達は行――』

「きゃあああああ!?」

「山田先生!」

 

 いよいよ限界だったのだろう。真耶の駆るラファールのスラスラーが小さな爆発を起こし、その機体がぐらつく。その隙を逃さずイーグル型の銃弾が真耶に直撃した。真耶は悲鳴を上げるとそのまま下へと落下していく。

 

「私が!」

 

 鈴が顔を青ざめさせながらも瞬時加速を発動。墜落していく真耶の元へと向かう。しかしその隙に、もう一機のイーグル型が地上の花月荘へと向かっていた。

 

「畜生!」

 

 静司が苛立ち気に吐き捨てるとそのイーグル型を追う。だが、自由落下の真耶と違い、イーグル型は自らの推進力で降下しる為その差は広がるばかりだ。更には真耶を落とした方が静司に銃口を向ける。その射線は地上へ向かう静司を上から狙う形。躱せばそのまま花月荘へと直撃してしまう。

 

「邪魔を、するなっ!」

 

 反転し物理シールドで攻撃を防ぎ、お返しとばかりにライフルを撃つ。だが距離があり過ぎた為、それは簡単に躱されてしまう。それを理解しつつも静司は降下する敵機を追う事を辞めない。

 

「君の相手は僕だよ!」

 

 再び静司に狙いを定めるイーグル型にシャルロットが牽制を行う。イーグル型が標的をシャルロットに変更する。その隙に静司は一気に下降した。

 

「―――っくそぉ!」

 

 唯でさえ速度に差があるのに上空の敵機に足止めされた。その間に地上に降りたイーグル型はあろうことか花月荘に穴をあけその中に入り込んでいる。

 

(何故だ……!? 何故奴らは学園生を狙う!?)

 

 銀の福音とイーグル型。それは暴走していると聞いた。しかし先ほどの戦闘。イーグル型達は暴走してるとは思えない程統制のとれた動きで静司達を翻弄していた。そして花月荘に突入したイーグル型。それは明らかに何らかの目的を持っている様に思える。だがそれは何だ? 何を目的として動いている? そもそも目的があるとしたら誰が?

 答えはでない。だが今はいい。今は花月荘に突入した敵を倒す事だけを考えろ。はやる気持ちを抑えつつ静司も花月荘へと突入した。

 

 

 

 

 花月荘の中は酷い有様だった。天井が破壊され瓦礫が各所に散っている。生徒達の悲鳴や鳴き声。非常ベルの音。館内放送で避難を指示する千冬の声が鳴り響く中、イーグル型の姿を探す。そしてそれは直ぐに見つかった。だがその光景をみた静司の顔が、固まる。

 

 破壊され、部屋と部屋の区分けなど無くなったその視線の先。

 何人かの生徒が気を失い倒れているその更に先。

 司令部程ではないが、他の部屋よりも広いその部屋の壁際にイーグル型は居た。

 静司の突入に気づいたのかゆっくりと、静司に向き直る。その腕には何かを掴んでいた。イーグル型はそれをまるで見せつけるかのようにゆっくりと掲げる。

 それは赤い液体を流し、気を失った少女の姿。サイズの合わないぶかぶかの制服を着た小柄な少女――布仏本音。

 

「貴様ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」

 

 静司が吼える。打鉄を唸らせ大型ブレードを振りかぶりイーグル型へ迫る。だがその機体が突然がくん、と停止した。

 

――システムに深刻なエラー発生。緊急停止。システムに深刻なエラー発生。緊急停止。システムに――

 

「だからどうし――」

 

 このタイミングでの突然のエラー。その不自然さを訝しむことなく黒翼を呼びだそうとする。もはや偽装も何も関係ない。だがその視界も光に遮られた。

 

「がはっ!?」

 

 本音を掴みあげるイーグル型。その腹部が展開し光学兵器を放ったのだ。シールドを突き抜けて直接機体にダメージを受けた打鉄が反対側の壁まで吹き飛ばされた。視界が真っ赤に染まり、耳鳴りが響く。体中が悲鳴を上げもがこうとするが、動かなくなったISは拘束具以外の何物でもない。

 

「静司、大丈――っ!?」

 

 ごわんごわん、と耳鳴りがする中、シャルロットの声が聞こえた。続いて赤く染まった視界の中にもその姿が映る。上空の敵を鈴に任せたのか、それともそのまま追って来たのか。今の静司には分からない。

 シャルロットは静司に近寄ろうとして、しかし本音を掴むイーグル型を見るとその眼を見開いた。

 

「本音!?」

 

 その光景にシャルロットの動きが止まる。その隙にイーグル型の腹が再び光る。シャルロットもそれに気づき避けようとして、しかしそれを辞めた。何故ならシャルロットの後ろには静司が居たからだ。

 

(構わない、避けろ!)

 

 上空での戦いの上、必殺武器の三連射。ラファール・リヴァイヴカスタムⅡもエネルギー残量は少ない筈。気づいた静司が叫ぼうとするが、喉に血が詰まったのか声が出ない。そして静司の目の前でシャルロットに光が直撃し、倒れた。

 

「あ……かはっ、……っぁ」

 

 叫びは声とならず、意味の無い言葉の羅列にしかならない。そんな静司をあざ笑うかのようにイーグル型の眼が光る。ゆっくりと、見せつけるかの様に。血に染まる本音を掲げながら近づいてくる。やがて、倒れたシャルロットの元まで来ると、その体を踏みつけた。ゆっくりと、徐々に力を入れていく。その様子はまるで静司にこういっている様だった。

『お前には、何もできない』と。その光景に怒りつつ、しかし未だ覚醒しない頭の中で疑問が浮かんでは消えていく。

 

 何故、こうなった?

 何故、奴らは暴走した?

 何故、暴走した奴らが学生を襲った?

 何故、それが本音だった?

 何故、それを見せつける?

 何故―――――――

 

『私のISにも箒ちゃんにも力がある。けど君には無い(・・・・・・・)それを見せてあげる(・・・・・・・・・)

 

 ふと思い出したのは出撃前の事。篠ノ之束が静司に漏らした言葉。その意味を考えた時、静司の中でパズルのピースが合わさっていく。

 

――ISのコアはブラックボックス化していて、篠ノ之博士しか解析できない。

――突然の暴走。スペック以上のイーグル型。

――暴走中にも関わらず、統制がとれているかのような動き。

――突然動かなくなった打鉄。

――そして、静司に見せつけるかのように二人を痛めつける姿。

 

『お前には何もできない。お前には力が無い』

 

 衝撃から立ち直り頭が覚醒していく。自分の疑問に対する、最も確立の高い予測が浮かび上がる。そしてそれを理解した瞬間、静司の理性は弾けた。

 

「がああああああああああ!?」

 

 意味の無い叫びを上げつつ黒翼を呼び出す。怪我も、その痛みも全てを無視しての発動。静司の体を拘束していた打鉄が内部からの衝撃で、まるで自爆するかのように爆発した。

 

『?』

 

 突然自爆したかの様に見える打鉄にイーグル型が動揺した様な動きを見せる。そしてそのセンサーが捉えなれない程の高速で、何かがその煙の中から飛び出した。

 

『!?』

 

 それは一瞬の出来事。イーグル型のセンサーには一瞬、何が黒い影が伸びた様にしか見えなかっただろう。何故ならその一瞬でイーグル型のセンサーは破壊されたのだから。

 炎の中、黒い影がゆっくりと立ちあがる。巨大な鈎爪のその腕でイーグル型を頭部から鷲掴みにしたその影は大きく翼を広げると、その羽に光が灯る。

 R/Lブラスト。六本の光が超至近距離でイーグル型を襲う。もはやシールドなど関係なくその機体を焼かれたイーグル型が機能を停止する。それを投げ捨てると炎の中からゆっくりと影が進み出る。

 それは黒翼の左腕と両翼のみを部分展開した静司の姿。静司はISを解除すると、床に倒れた本音とシャルロットの元へと向かいその体を抱き寄せ、震えた。

 

「すまない……」

 

 全て自分のせいだ。もっと早く敵を倒していれば。最初から黒翼を使っていれば。あの時、篠ノ之束と対立していなければ。自分と、関わらなければ。

 震えながら、涙を流しがら二人を強く抱きしめる。その体には体温がある。まだ、生きている。それは何よりも嬉しい。だが、こうなる事態を招いたのは紛れも無く自分と――

 

「篠ノ之……束……」

 

 また、奪うのか。その無邪気さで。悪意無き狂気で。姉達の時の様にまた奪うと言うのか。もしそうだと言うならば、

 

「…………………………殺す」

 

 静司の中にある黒い炎。力の源泉。それが今、新たな燃料によって強く燃え上がる。

 




山田先生、頑張る。
個人的にはIS学園原作組の実力として
千冬>楯無≧山田>ラウラ≧シャルロット=セシリア=鈴>箒=一夏
位を考えてます。機体性能は抜きですが。
原作でも二人相手に圧勝した山田先生ってかなり強いと思うんですよね。

 今回の話で、いやいやお前早く黒翼使えよと思うかもしれませんがその辺の理由は次回以降で捕捉されます。

 それとこの作品には束アンチ要素とあり、実際ド外道になってますが、個人的には束ならあれくらいやりかねないんじゃないかなーとか思ってます。多少悪化してるかもしれませんが。
 理由としては作中でも触れられていましたが、自分で意志ある兵器を作っておいて、自分の好きな人達の為に使い捨てにしているところや、福音の暴走です。福音については束が犯人と断定はされていませんが、まあ状況からすると彼女しかいませんし。
 そういった部分が、無邪気な子供の好き勝手としてこの作品に反映されてます。束はそんなんじゃねえ! という意見もあるとは思いますがこの作品における彼女の立ち位置はそんな感じです。
 ぶっちゃけるとマッドな所とか、見た目とかあいまって悪の科学者的な立ち位置としては好きなんですよ、束さん。

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