くぅ~疲れました!これにて完結です!!(嘘)
最初に言っておきますけど第一章が完結しただけで彼らの物語はまだまだ続きますから、
色々と風呂敷を広げ過ぎてヤバい、ぶっちゃけサモンナイト1でこんなに時間がかかるとは思わなかった。
以前は時間に余裕も取れたので週一で書き上げて投稿でなんとか行けたんで余裕余裕と高く食ってたけど、
オリジナル展開に突入してから原作分改稿でホイホイやっていたツケが爆発、
おまけに仕事も激化して書く時間が取れなくて、書けない→やる気ダウン→書かないのダブルパンチ。
感想は来ないのでへこむなどの本来の目的はどうしたという現状でやばかったです。
でも、時折くる感想や毎回投稿するたび誤字脱字(一部改稿)などしてもらい見てくれてる感が湧いてきて続けられました!
常に心の中で感謝してましたけど、改めて今この場でお礼を。
アシマさん、赤いUFOさん、ありがとうございました。
文才の無い身でやりきれたのはお二人を筆頭に見守ってくれた皆様のおかげです。
改めてありがとうございました。
※問題点。
やはり文才がないせいで言い回しが同じ漢字ばっかり、あと書き方変わり過ぎ(三回変わってる)ですかね。
一話と最終話とか長期連載の漫画かって感じに変わってますしそこら辺を気を付けないと。
文才の方は……まあ、色んな小説見て勉強しようって事で。
あとシミュレーションにありがちなキャラの増加による不遇感、これきつかったです。
前半はいいんだけどアキュート加入辺りから爆増し始めるのがなぁ。
ローカス辺りなんかは仲間生存で加入フラグぶった切ったな、
あとイリアス、サイサリスも同じ感じですね。仲間にしても騎士団長だから扱いが…。
最後らへんはフラットメンバーだったらガゼルとリプレぐらいをメインに据えるのが手一杯だったです。
(もし好きなキャラいたらごめんね)
あとリプレが召喚術使ってるけど原作じゃ使えないんで、でもたぶんモーションとか内部データにあるんだろうなぁ。
常に一万文字増し問題、常に一万文字超えてます。ほんまこれどうすればいいねん。
区切りのいい場所まで書くと一万文字まででるし、おまけに増える一方な気がする。
次回ではなるべく小出しにするように意識を向けましょう。
※変更要素。
まず初期の初期、リプレがヒロイン予定でした。
一応そういう感じでプロット練ったんですけど、どう考えてもぐちゃぐちゃになりそうだから没。
いまだったらアキュート辺りに放り込むとか思いついたんだろうなぁ。
ずっとライバル張ってたソルなんですけど実は急遽登場させたキャラでした。
これは単にUX見てて敵っぽい良い性格してるなこいつ採用って感じで決めました。
そしたら風呂敷が四五枚増えて大変な思いをしましたとさ、ちゃんちゃん。
バノッサ生存、先日感想でも話しましたけど、カノンとバノッサの生存は分岐まで悩みに悩み続けました。
実はハヤトが至竜化して魔王からのサプレスのエルゴを取り込んだスーパーデビルバノッピーと戦う初期プランが。
まあ、絆やら仲間やら言いまくってるのに最後は一人とかないなーと思い没に、めでたく生存しました。
今後は殆ど出番はないでしょう、でもきっと二人は幸せに暮らすでしょう。
ハヤトのみ帰還、言葉通りハヤトのみ帰還です。
単純に、本当に単純な話ですけど春奈との約束を守る為に没にしました。
因みに↑と話が繋がっており、魔王バノッサルートでこの話に繋がります。
※最後に
他にもいろいろと話があった気もしますけど、忘れてるんでたぶん大した話ではないでしょう。
一つ言えることは自分がこの作品を完結出来たのは意地です。
気になる小説が始まると見ますけど途中で終わるのが殆どです。
だから自分が書くときは最後まで書き切る、そう決めてました、やりました。
その結果が2年半という膨大な時間であり、まあよくやったという話です。
つまり私から言いたいのは……。
小説書き切る覚悟がないなら短編集にしときなって話だ!
あと次回作の予定はサモナイ2ですけど
無印主人公×パートナー好きに25のお題、
もしくはハヤクラ那岐宮怪綺談編、劇場版サモンナイト、剣の都ワイスタァンか
まあそんな予定で、お題編は単純に誰もやりきっていないんで、短くポエムの様にサクッと書く!
そう意識して書きましょう、ではでは皆さんこれからも応援よろしくお願いします。
あとご愛読本当にありがとうございますした。
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□皆のお母さんリプレ
その節約料理術でサイジェントの復興を支える。
最近子供たちが将来の事を考え始め、それを支えようと思うようになった。
ちなみにガゼルには働いてほしいと思っている。
□大盗賊?ガゼル
サイジェント復興には積極的な姿勢を向けていた、
復興後は定職に就かず日当の仕事でフラットの稼ぎを始めている。
自身の力の無さに危機感を抱き、気づかれない範囲で修業を始めた。
□大きな益荒男エドス
サイジェント復興後、石切職人に復帰する。
イムラン達から積極的に注文を受けておりフラットの生活を大いに支えた。
復興の時に知り合った女性と交際を始める。
□堅実なる騎士レイド
周りからの声に応え、サイジェント騎士団へと復帰する。
その際、剣術道場を閉めると思われたが次期騎士団員育成所に変え存続した。
仲間の騎士達と未来の騎士を育成する事に誇りを持つことに、最近副団長になるという話も出始めている。
□未来の騎士アルバ
あの戦いで自分が如何に弱いかを実感したが、それでも前に向かおうと鍛錬する。
今度こそ家族を守るべく次期騎士団員育成所に入門、同期の中では主席の腕前になる。
ここ最近、フィズやラミも訓練を始めたため焦り始める。
□未来の忍者フィズ
アルバが訓練すると決めて自分も強くなろうとアカネに弟子入りを申し込む。
しかしアカネは教えるのが下手な為、そのままシオンの弟子になった。
シオン曰く、才能は平凡だが気合と根性は一人前とのこと。
□未来の召喚士ラミ
兄と姉が訓練を始め、自身も自分だけの力、召喚術を学ぶことを決意する。
時折調査に来ていたミモザやミントに教えを請い魔力の制御方法を覚え始めた。
その際、クロと護衛獣契約を交わしている。
□頼れる盟友シロクロ
ハヤト帰還後、傷は治して貰ったものの、その影響が後を引き療養。
基本的に子供たちの世話をしつつ毎日をのんびりと過ごしている。
時折ある方向をジッと見ており何か気になっているようだ。
□流浪の拳闘士ジンガ
サイジェント復興に自慢の力で貢献する。
そのまま再び旅に出ると思われたが、サイジェントに残ることに。
ハヤトが帰って来た時、自分の今の強さを伝えたいようだ。
□優しき狩人スウォン
サイジェント復興中にエルゴの魔力に引かれた沢山の残留したメイトルパの召喚獣と遭遇。
色々と問題があったもののガレフの森改め妖精の森に彼らを移住させる。
狩人なのだが、なし崩しに妖精の森管理人にされてしまう。ただ気になることが彼にはあった。
□怯える逃亡者ユエル
サイジェントの復興中になぜか行方不明になる。
雷雨の日に消えた為誰もその行方を知ることは出来なかった。
数日後、黒ずくめの謎の集団がサイジェントをうろついたがすぐにいなくなった。
□古き大狼、朱のガレフ
ガレフ達が人間と和解して共存関係を見るたび新しい時代と実感している。
最近フィズに赤子のガレフを数匹、忍狼として育ててほしいと託した。
復興後はスウォンと共に聖王国方面へとユエルの捜索の旅に出た。
□頑張り屋のエルゴの守護者モナティ
サイジェント復興に一番力を貸した人物として誰もが認める。
瓦礫の片付け、新しい井戸掘り、亜人との交渉、荷物運び、出来る事は何でもやったそうだ。
ただそれが守護者としての仕事かはどうかは疑問だが。
□のんびり屋ガウム。
モナティと共にサイジェントの復興に力を貸した。
ただ何かの役に立ったかは少し疑問である。
フラットの家事をいくつか覚え手伝うようになった。
□新たなるエルゴの守護者アカネ
多数に分身する忍術を用いてサイジェントの復興に力を貸した。
復興中、サイジェントの至る所でアカネが見られた為一種の都市伝説化している。
最近増えた妹弟子がメキメキ実力をあげるので焦り始めた。
□紅き隻眼の騎士ラムダ
アキュートを正式に解散後、一部の団員を騎士団へと復帰させる。
その際、騎士団長へと復帰を求められたがこれを拒否、軍事顧問として次世代の育成を始める。
最近主治医であるセシルより迫られ、ある覚悟を決意させられた。
□温かき治療師セシル
アキュート解散後、ラムダに着いてゆきサイジェント騎士団軍医へと転職する。
ラムダにアプローチを続け、ついに結婚の約束までこぎつけたそうだ。
そんな幸せの中、突如行方不明になった弟子でもあるユエルの事を気掛かりになっている。
□グルメのぺルゴ
アキュート解散後、ラムダより騎士団に復帰するように勧められたがこれを拒否。
告発の剣で建前ではなく、正式にマスターとして料理の腕を振るう事を選択。
一部の界隈ではグルメのぺルゴとして有名になってゆく。
□お調子者の騙しのスタウト
アキュート解散後、騎士団へと誘われるがこれを拒否。ラムダ個人に斥候として仕える。
ぺルゴの店で酒を浴びる毎日だがどこからか裏の情報を得ている。
ここ最近、帝国のデグレアに動きがあることを気にしている。
□サイジェント騎士団団長イリアス
今回の事件で甚大な損害を騎士団が受けるがその手腕で復活させる。
その際、支援してくれたラムダやレイドに騎士団長の地位を進めるが拒否される。
自身の与えられた任をやり切る為、毎日机に顔を向ける毎日だったそうだ。
□イリアスの懐刀サイサリス
騎士団の復活に尽力、苦労しているイリアスを支える。
多くの人々に畏怖されてはいたが本人はイリアスを支えられれば十分だったそうだ。
ここ最近、距離が近すぎるのでは?とイリアスに意識され始めている。
□金の派閥マーン三兄弟の長男イムラン
サイジェント復興を領主に推奨するがなんと領主は逃亡してしまう。
金の派閥に相談した所、議長直々にサイジェントの領主へと任命されてしまった。
本来は喜ぶところ廃墟と化したサイジェントに胃を痛めつける毎日だったそうだ。
□金の派閥マーン三兄弟の次男キムラン
金の派閥と連絡を取る為ファナンに出張中、謎の人物を連れ帰る。
異世界の召喚獣と名乗るその者は残されたクラレットの手記と自身の持つ知識で復興を支援した。
ただ、怪我ばかりしていた為、キムランの治療召喚術の能力は大きく上がったそうだ。
□金の派閥マーン三兄弟の三男カムラン
自身のペットは二匹しか残ってなくて落胆するがすぐに気持ちを切り替える。
復興後、異世界との相互関係を高める為、学校を創立。多くの子供たちが通った。
その中で教師としての才覚に目覚め、やがてリィンバウムを代表する名講師になる。
□スラム街の義賊ローカス
サイジェント復興に貢献しつつ裏の繋がりを使って貴族の介入を抑制する。
その後、スラム街の顔役として名を馳せることに。
フラットにその役目を渡そうと考えたが彼らからは拒否された。
□薬屋の亭主薬師シオン
サイジェントの復興に陰ながら尽力する。
サイジェントを調べようとする裏の組織と戦った。
最近は新しい弟子を取り、姉弟子にやる気を促すようにしている。
□緑衣の侍カザミネ
サイジェントの復興に力を貸し、そして旅に出た。
と思ったら路銀が足りず少しばかり働いて旅に出た。
今度は聖王国の中心部へと足を進めるそうだ。
□シルターンのエルゴの守護者巫女カイナ
サイジェントの復興に尽力しこれを為す。
その際、ある人に勧められサイジェントに神社を移設。
主神タウゼンと龍神ミカヅチを崇め奉る。
□ロレイラルのエルゴの守護者召喚師エルジン
自慢の召喚術によりサイジェントの復興に大きく貢献する。
機械の有能性を証明したい為、召喚術ではなく自身で開発し始めた。
現在は金の派閥出資の下、サイジェント機械研究所を立ち上げる。
□ロレイラルのエルゴの守護者優しき機械兵士エスガルド
サイジェントの復興にエルジンと共に大きく貢献する。
深夜まで活動し続けるその姿に最初は畏怖されるも。
多くの人々を助けた為、サイジェントの人々から仲間して認められた。
□リィンバウムのエルゴの守護者至竜メイメイ
サイジェントにあったメイメイの店がいつの間にか消えていた。
ただ復興中に時折ふらりと姿を現しているのが確認されている。
彼女は待っている、いつか帰ってくる誓約者たちを。
□伝説の魔剣鍛冶師ウィゼル
ハヤトの残した魔剣を修復する為に老体に鞭をうち作業に入る。
その際、ローブを着た謎の男が魔剣の修復を依頼しに来た。
もう一つの魔剣を直しながらウィゼルは考える、本当の魔剣を作る方法を。
□睡蓮花の古妖精メリオール
自身が生み出す妖精水をサイジェントの人々と広げ荒野を緑地へと復活させる。
あらゆる植物の成長を促し豊穣を約束する妖精水は街の発展の要となった。
現在はメイトルパの亜人たちに妖精様として崇められている。
□蒼の派閥の召喚師ギブソン
蒼の派閥帰還後、自身の感じた事体験した事を論文に纏めるが認められる事はなかった。
召喚術の誓約を高める運動を阻止する為に尽力しこれを成した。
その際、幹部たちに疎んじられ閉職へと送り込まれた。
□蒼の派閥の召喚師ミモザ
ギブソンと同じように蒼の派閥に反発する。
同じように閉職に送り込まれるが、本人は特に気にしてはいない模様。
古の召喚術、友誼召喚をギブソンと共に研究し始める。
□蒼の派閥の見習い召喚師ミント
帰還後、先輩達と動こうとするがなだめられ参加することはなかった。
今回の経験を糧に召喚師として大きく成長し正式な召喚師へとなる。
その際、立派なおひげを生やしたテテと護衛獣としての誓約を交わした。
□居場所を取り戻した男バノッサ
サイジェント復興後も、キツイ労働に準ずる事に。
多くの人々から白い目で見られ陰口を叩かれる毎日だったそうだ。
だがそれでも自分を支えてくれる人がいることに満足している。
□優しき鬼人カノン
隻腕だったがその自慢の怪力でサイジェントの復興に貢献する。
その後、カイナに神社で働かないかと言われたがこれを拒否。
彼は常にバノッサの横に居続けた。
□エルゴの花嫁クラレット
那岐宮に帰還後、知り合い家族全員で誕生日を開く。
多くの人々に祝われて自分は幸せだと大きく実感したそうだ。
だが、最近那岐宮に起こる空間の揺らぎを気にする。
□新たなる誓約者ハヤト
那岐宮に帰還後、家族に心配をかけた為、叱られたそうだ。
だが彼にとってそれすら自分が望んだ世界だと思っている。
クラレットと共に那岐宮に起こる異変を解決する為に再び剣を握る事を決意する。
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「やっと帰ってこれた………はぁ」
ため息を吐きながらミント・ジュレップは蒼の派閥へと帰還した。
早く家に帰りたい、そんなことをミントは考えていたがその前になすべきことがある。
サイジェントで起きた事の記録を書かなければならないのだ、
その記録も、ミモザ達と合わせた偽造記録なのだが、誓約者やらエルゴやらを記入するわけには行かなかった。
「クラレットとハヤトさん、今頃何してるのかなぁ」
最後のお別れには行けなかったが、二人が無事に旅立てた事は聞いている。
もしかしたら帰ってこられないかもしれないと聞かされていたが、ミントは帰ってくる気がしていた。
「次会ったときは一人前の召喚師になってないとね」
一人前の召喚師になって二人に報告したい、
自分が現実を知り、そして前を見ることが出来るようになった切っ掛けともいえる二人に。
「――――あ!? ミント先輩!」
「ホントだ、ミント先輩だ!」
「二人とも、ただいま」
蒼の派閥に入ると後輩の二人が笑顔で近づいてくる。
そういえばこの二人、妙にハヤトに似ている気がするとミントは考えていた。
「どこに行ってきたんですか?」
「サイジェントって街に行ってきたよ。すごく大変な任務だった」
「……でも、ミント先輩の楽しそうですね」
「そう、だね。とってもいい出会いがあったかな?」
「どんな出会いだったんですか!?」
元気よく聞いてくる二人に少し溜息を吐きつつミントは応える。
流石に立ち話もなんだと思い腰を落ち着けて話そうと思った時ふと後ろから気配を感じた。
ぞくりと、まるであの街で何度も感じた―――悪魔の気配を。
後ろをミントは振り向くと口を三日月の様にして笑っている少女がいた。
その少女はミントにとって知子だった、ふうっと一息吐くと彼女は呼びかける。
「ただいま【カシス】。カシスも一緒に話そう?みんなで話した方が楽しいからね」
「そうだね。ミント先輩♪」
栗色のショートヘアーをした少女が三人に近づく、
その動きは自然体だった、しかしどこか危うさを孕んでいたのだ。
それに誰も気づかない、誰も気づくことはない……。
ハヤトは確かに世界を変えた、だが既に根付いた悪の種は発芽し始めていた。
いずれまた世界は悪意に襲われるだろう、その時彼がいるかどうかは……まだ誰も知らない。
「キャハハハハ♪」