サモンナイト ー生贄の花嫁ー   作:ハヤクラ派

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ついに来ました、ミニス編。
その予告をどうぞ。


サモンナイト~帰るべき場所へ~
~帰るべき場所へ~ 予告編


――どうして、どうして私の声を聴いてくれないの?

 

――こんなにも呼んでいるのに、どんなに離れてもあなたの元に戻るのに。

 

――どうしてあなたは私を呼んでくれないの…?

 

 

一人の普通の少女が居た、ただ母の為に力になりたい、ただその為に少女は力を求めた。

光り輝く魔石、それを手にした少女は大いなる力を手に入れる、

その身には決して合わないその力に翻弄され、少女は自分の居場所を失った。

何の為に力を求めたのか、自分がどうすればいいのか、それが分からなくなったのだ…。

自分の居場所を探し、逃げて、逃げて、逃げ続けて…、そして…。

少女は出会う、自分と同じように居場所を求める少年と…。

 

 

 

「ドラゴン!?こんな街中で何を考えてるんだ!」

「ッ、行くぜハヤト!」

 

 

「そんな手で触るんじゃないわよ、あんたみたいな平民の子が!」

「な、なんですってぇー!」

 

 

「お前、なかなかの腕だな…」

「そんな殺気垂れ流しで気づかない訳ないだろ!」

 

 

「大丈夫ですか、手、繋ぎますよ?」

「…うん」

 

 

「もう一回!もう一回よ!次こそ勝ってやるんだから」

「何回でもどうぞ、約束通り手加減は無しだ」

 

 

「きっと…、子供たちが解決できるさ。俺達もそうやって育っていったんだからな」

「…そうですね」

 

 

「…キムランさん?」

「ちょいと手前に用がある、悪ぃがそこの裏に付き合えや」

 

 

「アナタも、お母様と同じだ!誰も、私の気持ちなんて分かってくれないよぉ!!」

「ミニス!待つんだ!!」

 

 

「ミニス・マーン、親子揃って盾突くか。因縁だな」

「走るんだミニス!俺が…、俺が時間を稼ぐ!」」

 

 

「お兄ちゃんが死んだなんて、嘘よ…嘘よぉぉぉ!!」

「私のせいだ…、私がこの街に来たせいで!」

 

 

「おいザガルド、あんな男の下に付くなんてどういうこった?」

「コネがあるんでな、ウォーデンとマーン、二人とも始末して組織に戻れるチャンスなんでな!」

 

 

「何なのアイツ…、うっへぇ、どう考えても外れくじでしょ!」

「シルターンの忍か、マシラ衆。始末しろ」

 

 

「私は…、私は…!もう怖がらない、みんなを守る為に!力を貸して…、ガルマザリア!!」

 

 

そしてもう一人の少女も一歩進む、大切な者たちを守る為に…。

 

 

サモンナイト―生贄の花嫁― ~帰るべき場所へ~ 

 

執筆開始。

 

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※この予告は開発中のものです、製品版と異なる場合があります。

 

大体こんな感じ、たぶん変更はないと思う。

小説が全部で5話構成だから、5話で済むといいなぁ…、キャラ増えてるからきちぃかも。

 

一応、小説のパートナー、クラレットなのになんで出番ないんですかね?

挿絵で黒星(飯塚)さんのクラレット見たかったなぁ…和狸さんのクラレットも好きだよ?


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