神々に祝福されし者達【完結】   作:マイマイ

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強大な力を持つアラガミ、オーディンを辛くも撃退する事に成功したフィア達。
しかしその戦いの際に起こった謎の現象により、フィアは大きく傷ついてしまった。


第3部捕喰151 ~新しき剣達~

「…………暇だ」

 

アナグラの医務室にて、フィアの呟きが木霊する。

彼は現在ベットの中におり、視線は天井へと向けられていた。

オーディンとの死闘に勝利したフィアであったのだが、その時発生した謎の現象によって現在彼の身体は自由に動かせない程に消耗してしまっていた。

幸いにもゆっくり休めば回復するようだが、ベットから抜け出す事はできず暇なのである。

なので彼は先程から暇だ暇だとぼやき続けており、けれどそんな彼に来訪者が訪れた。

 

「おーい、生きてるー?」

「――フィア、調子はどうだ?」

 

医務室に入ってくる一組の男女、リッカとギルだ。

珍しい組み合わせだと思いつつ、フィアは顔だけ動かして2人を迎え入れた。

そんな彼の様子にギルは表情を曇らせ、リッカはそんな彼の脇腹を軽く小突きフィアの元へ。

 

「暇そうだね」

「うん、身体がまともに動かないから凄く暇」

「あははっ、でも君はいっつも無理をするからちょうどいい機会だと思うよ。今はただゆっくり休んだ方がいい」

「……それはわかるけど、でもやっぱり暇なのは嫌なものだね」

「何言ってんだ。リッカの言う通りお前は無理をし過ぎてる、今はちゃんと休め」

 

少し厳しい口調でギルにそう言われ、苦笑するフィア。

とはいえ逆らえば小言が増えるし、何よりもギル達の優しさを無碍にするつもりはない。

だからフィアはおとなしく頷きを返し、それを見て2人は満足そうな顔になった。

 

「それでリッカ、ギル、何か用があったんじゃないの?」

「うん、この間のオーディンの戦いの事なんだけど……戦闘が終わって君達が帰還した後、いつものように神機を整備しようとしたんだ。

 ――そしたらさ、フィアの神機…正確にはケイトさんが使っていた神機が、完全に“破損”してた」

「破損……?」

「限界以上の力を発揮した結果の破損だった、幸いコア部分は無事だったから直せるけど……あれだけの破損は、今まで見た事がないよ」

 

リッカは神機の整備班として、既に8年以上というキャリアを持つベテランだ。

今まで様々な神機を整備し、調整し、そして開発してきた彼女であったが……今回のフィアが使用した神機の破損は、ただの破損ではなく彼女はおろか極東の整備士の誰もが見た事がないものであった。

刀身がただ折れたわけではなく、神機そのものが破損していたのだ、無論通常使用でそのような現象は起きない。

起きるとすれば、神機の力を文字通り100%引き出さないと今回の現象は説明がつかないのだ。

しかし、神機使いが神機の力を100%引き出す事は、理論上不可能なのである。

 

「神機にはリミッターが施されてる、それは神機暴走を防ぐためなんだけど……調べたら、【アビークレイグ】のリミッターが解除されてたんだ。

 それから私と整備班、それとギルが協力して詳しく調べたんだけど、多分フィアの【血の力】の作用で神機のリミッターが解除されて、爆発的に能力を向上させたんだと思う」

「……じゃあ、僕のこの不調とあの時の現象は」

「まず間違いないだろうな。本来ならできない神機のリミッター解除なんてやってのけたんだ、身体に多大な負荷が掛かったのは当然だろ。

 俺達でもう少し詳しく調査をするつもりだ、それによって神機の新たな可能性を引き出す事ができるかもしれねえんでな」

「………そういえば、どうしてギルは整備班の手伝いをしてるの?」

 

フィアがそう訊くと、代わりにリッカが説明してくれた。

 

「ギル、整備班の仕事…というか、神機の事で結構興味を持ってくれてね。

 今では普通の神機の整備を手伝ってもらってるんだ、このまま整備班に引き抜きたいぐらいだよ」

少しおどけたように、しかし割と本気の口調でそんな事を言うリッカ。

それを聞いてギルは苦笑し、彼の意外な一面を知ってフィアは僅かに驚いた。

「前々からそういうのに興味があったんだ、ちょくちょくリッカからそういった事を教わっていてな。

 神機の調整や開発工程……色々と教わり調べていく内にどんどんのめり込んでいっちまって、今じゃこの通りリッカにこき使われてるってわけだ」

「あー、そういう事言うんだ?」

「あっ、いや……悪い」

「あはははっ、冗談だよ冗談!」

「…………」

 

仲睦まじい2人を見て、フィアはなんだか嬉しくなった。

微笑ましい視線を向けられている事に気がついたのか、2人は僅かに顔を赤らめわざとらしく咳払いをしてから話を戻した。

 

「ま、まあまだ詳しくはわからないんだけど…このまま調査を続ければ、もしかしたら自由に神機の限界を超える事ができるようになるかもしれないんだ」

「とはいえまだまだ手探り状態だ、あまり期待はするなよ?」

「うん、頑張ってね?」

「任せてよ! ――で、この話はこれで終わりなんだけど、まだフィアには話す事があるんだ」

「………?」

「前にカズキ君と一緒に使った試作パーツの事は覚えてる? それなんだけど、オーディンのコアが手に入ったから……パワーアップさせる事ができたんだ」

「あれを……」

 

カズキと共に使った、試作パーツ。

試作とは思えないほどの能力を持ったアレは、後にオーディンの素材を使用している事がわかったのだが、希少なコアを手に入れる事ができなかったため、あれ以上の強化は望めなかったのだ。

しかしフィア達によってオーディンが討伐され、コアを手に入れる事ができた。

なのでリッカ達は、早速それを使ってあの試作パーツを完成に漕ぎ着けたのだ。

 

「楽しみにしててね? きっとフィアが気に入る一品なのは間違いないから」

「期待してろよ?」

「うん、期待してる」

「それじゃあ、私達はこれで失礼するよ」

「フィア、わかっているとは思うが動けるようになってもすぐに任務に行こうとするなよ?」

 

そう言い遺し、リッカとギルは医務室を後にした。

再び1人になるフィア、とりあえず眠ろうと目を閉じた瞬間。

「――しっつれいしまーす!!」

扉が煩く開き、ナナが入ってきた。

 

「ナナ?」

「フィア、元気?」

「……これが元気そうに見える?」

「あはは……」

 

苦笑するナナ、フィアもそれにつられて苦笑を浮かべてしまう。

少し意地悪な言い方だったと反省しつつ、フィアはナナが持っている物体に視線を送った。

布で覆われた物体、僅かに皿であろう物体が見え隠れしている。

それと、僅かに香る香ばしい香り……一体コレは何なのだろうか。

 

「ナナ、それ…何?」

「あ、うん。これはね……じゃーん!!」

楽しげな表情で布を取るナナ。

そこから現れたのは、皿の上に乗られた…アップルパイであった。

「………これ、ナナが作ったの?」

「そうだよー! って、どうしてそんな警戒するような顔になるのかなー?」

 

ジト目になるナナであるが、フィアが警戒するのは当然だと思ってもらいたかった。

ナナは意外にも料理ができる、本当に意外だができるのだ。

しかし同時に、その料理には博打が強く万が一“それ”を引いてしまったら……そう思うと、身構えてしまうのは当たり前なわけで。

とはいえせっかく用意してくれたものを食べないほどフィアは薄情ではない。

 

「ありがとう、ナナ」

「どういたしまして、それじゃあ……口開けてくれる?」

「えっ?」

「だって、まともに動けないんでしょ? だから、食べさせてあげる!」

どこか楽しそうにそう告げて、予め八等分に切り分けていたアップルパイの1つを手に取りフィアに近づけさせるナナ。

「はい、あーん!」

「…………」

おとなしく口を開けるフィア、彼としても断る理由も必要もないからだ。

パイを一口齧り咀嚼する、香ばしい香りと甘さが口に広がり……自然と頬が緩んでしまった。

 

「どう?」

「……うん、美味しい」

「あっ………!」

美味しい、フィアのその言葉を聞いた瞬間、ナナの顔に今まで以上の笑顔が浮かぶ。

そのあまりに嬉しそうな笑顔を見て、フィアもなんだか嬉しくなった。

「えへへ……ムツミちゃんから習ったんだけど、実はちょっと自信なかったんだ」

「本当に美味しいよ、ありがとうナナ」

「ううん! フィアが喜んでくれれば、私も嬉しいもん!!」

それは心からの言葉、フィアの喜びは等しくナナにとっての喜びに繋がる。

 

「――失礼します」

 

「…………」

「あ………」

ナナと医務室に入ってきた者――シエルの視線が交わる。

瞬間、シエルの表情が僅かに強張った事を、ナナは見逃さなかった。

 

「シエル、どうしたの?」

「え、あ……いえ、その……」

「………?」

シエルの様子がおかしい事に、フィアも気がついた。

普段の彼女とは違う狼狽した姿、一体どうしたというのか。

「……シエルちゃん、フィアに用事があったんじゃないの?」

「あ……いえ、なんでもありません。失礼します!」

「えっ、シエル!?」

逃げるように医務室を飛び出していくシエル。

急いで追いかけたいフィアであったが、身体がまともに動かない今では何もできず。

「私が行くから、心配しないで?」

ナナにそう言われ、「お願い」と彼女に頼む事しかできなかった。

 

………。

 

「――シエルちゃん、今のはさすがに拙いと思うよ?」

「…………」

すぐさま追いかけたおかげか、ナナはすぐにシエルに追いつく事ができた。

俯き表情を暗くさせるシエルに、ナナはそっと溜め息を吐く。

「フィアのお見舞いに来たんだよね? だったら私なんか気にする必要なんかないと思うんだけど?」

「……ですけど、その…あの……邪魔をしては、いけないと思いまして」

「邪魔?」

彼女の言っている意味がわからず、キョトンとしてしまうナナであったが…やがてその意味がわかると。

「はぁ……意気地なし」

シエルに聞こえないように、少しだけ呆れたようにそう呟いた。

 

「ほらシエルちゃん!」

「あっ………!」

シエルの腕を掴み、ナナは医務室へと連れて行こうと歩を進める。

「フィアのお見舞いがしたいんでしょ? だったら気を遣う必要なんかないの!」

「で、ですが私は……」

「――好きな人の無事を確認する事は、誰だって邪魔する権利なんかないんだから」

「――――」

その言葉で、シエルは目を見開いたまま固まってしまう。

 

(……否定は、しなくなったね)

前とは違う反応に、ナナは内心ほくそ笑んだ。

……自分の気持ちに正直になってほしい、ナナは心からシエルにそう願っている。

それはきっと正しい事だ、それに――ナナにとってシエルは、大切な友人の1人。

願わくば幸せになってほしいと、切に願っている。

「シエルちゃん、アップルパイ作ったから三人で食べよう?」

「えっ、それって……ナナさんが作ったものですか?」

「そうだけど、どうしてシエルちゃんまでそういう反応をするのかなー?」

「あ……す、すみません」

ジト目を向けられ、しゅるしゅると小さくなっていくシエル。

そんな弱々しい彼女に苦笑しつつ、改めてナナはシエルと共に医務室へと向かっていくのだった。

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

――激しい剣戟の音が、訓練場に響く。

 

「はっ、やあっ!!」

「…………」

 

その中では、同じ神機使いのカズキとアリサがとても訓練とは思えない気迫で互いの神機を振るい合っていた。

通常、この訓練場で神機使い同士での模擬戦は行わない、というよりもアラガミと戦う神機使い同士での模擬戦など意味がないのだ。

しかし、彼等はいずれ相手をしなければならないアラガミ――アンノウンは普通のアラガミではない。

人間のように動き、人間以上の動きを見せるアンノウンを相手にするには、普通のアラガミに対する訓練ではレベルアップには繋がらない。

故に彼等はホログラム状のアラガミではなく、お互いを敵として模擬戦を行っていた。

 

「し―――!」

「っ、くっ!?」

 

防戦一方だったカズキが攻撃に移る。

瞬間、アリサは距離をとろうと後退しようとするが…瞬時に間合いを詰められてしまった。

上段からの斬撃、防御する事はできないと判断したアリサは、神機の刀身でその斬撃を弾く。

刹那、腕が吹き飛んでしまったと錯覚するような衝撃が両腕に襲い掛かるが、それには構わず大きく後退。

神機を銃形態にすると同時に連続で六発の弾丸を発射する。

迫る銃撃を、カズキはその場から動かず――ただの一振りで全てを叩き落し。

 

「は―――っ!」

「っ………!」

その隙に踏み込んできたアリサの斬撃を、どうにか受け止めた。

 

「―――はっ!!」

「くっ……きゃあっ!?」

裂帛の気合を込めた瞬間、鍔迫り合いになっていたアリサの身体が大きく吹き飛ぶ。

すぐさま体勢を立て直しつつアリサは地面に着地し、再び踏み込もうとして。

「――ここまでにしよう、アリサ」

カズキのそんな言葉を耳に入れ、臨戦態勢だった精神を元に戻した。

 

「………ふぅ」

「さすがだね、やっぱり強いよアリサは」

「何を言っているんですか。全力じゃないくせに」

 

確かに斬撃だけならば、互角に戦えているとアリサとて思っている。

だが彼はアラガミ能力を使っていない、故に本当の意味での本気は出していないのだ。

彼との決定的な差に悔しさを覚えつつも、アリサは決してそれを表に出そうとはしない。

そんな感情など無意味、大切なのはいつ如何なる状況でも自身の力を限界まで引き出せる心の強さなのだから。

……それにしても、と、アリサは訓練場の惨状を見ておもわず苦笑を浮かべてしまう。

そしてそれはカズキも同じだったらしく、2人は顔を見合わせ困ったように眉を潜めてしまった。

 

「……2人とも、もう少し加減して訓練できない?」

 

非難するような口調でそう言いながら、訓練場に入ってくるのは……技術班のリッカとブラッド隊の1人であるギルであった。

ギルは訓練場の惨状を見て驚愕に満ちた表情を浮かべ、対するリッカは慣れているのか呆れたような視線を2人に向ける。

まあそれも仕方があるまい、2人の模擬戦によって壁や地面、天井にまで斬撃や銃撃の跡が深々と刻まれているのだ。

勿論通常の訓練でこのような惨状が生まれる筈もなく、如何にこの夫婦が規格外の存在だと知らしめてくれる。

 

「ごめん、リッカ」

「すみません……」

「はぁ……とりあえずこの訓練場は暫く使えないね。

 とりあえず2人にもう少し小言を叩き込んでやりたかったけど……今はいいや」

「………?」

「とりあえずついてきてよ、カズキ君が喜んでくれるものができたからさ」

 

そう言って、リッカはカズキ達をある場所へと連れていく。

そこは神機保管庫の奥にある、技術班が特殊な作業をする際に使用する一室だ。

先にその中へと入るリッカとギル、続いてカズキとアリサも中に入り。

「っ、これは………!?」

中にあるものを見て、カズキはおもわず驚きを声を上げた。

 

中にあったのは――神機の刀身パーツ。

長さはロングタイプ、やや細身ながらも重厚感溢れる造りの白銀に輝く刃。

美しく、気高いその刃はもはや芸術品の領域だ。

 

「オーディンのコアと素材を使った新しいカズキ君のパーツ、その名も【アグスディーア・ミーミル】。

 アグスディーアと外見が随分変わっちゃったけど、性能は保証できるしこれならカズキ君のフルパワーにも充分対応できると思う」

「………凄い」

アリサの口からも、驚きと感嘆が入り混じった呟きが零れた。

「ギルにも感謝してよー? ブラッドの任務で忙しいっていうのにかなり手伝ってもらったんだから」

「そうだったんだ……ギル、ありがとう」

「いえ、俺としても今回の体験は勉強になりました。それに……これだけの逸品を造る手伝いができたんだ、誇らしいですよ」

 

「あの……こっちのパーツは何なんですか?」

アグスディーア・ミーミルの隣のアームに固定されたパーツを見て、アリサがリッカに問うた。

それはロングタイプとヴァリアントサイズの刀身パーツ。

しかし、これも同じくオーディンのコアと素材を用いて造られた特別品だという事は、カズキもアリサも瞬時に理解できた。

 

「こっちはね、フィアが使う予定の刀身パーツだよ」

「フィアが……」

「ロングタイプのは【ニーヴェルン・クレイグ】、サイズは【アスガルズ】、勿論これもオーディンのコアと素材を使った武器なんだ」

「…………」

 

ニーヴェルン・クレイグと呼ばれた方は、見た目はフィアが前に使っていたアビークレイグとまったく同じだ。

しかし刀身の色は漆黒に変わっており、同じ見た目でも中身は別物だと見るだけでわかる程に力強く…強大な力を秘めている。

アスガルズの方も刀身は漆黒だが、なにより目に付くのはその巨大な刃だ。

ヴァリアントサイズの中でも群を抜いて巨大な刀身は、長身のカズキすら容易くその身体を2つに分けられるほどに巨大なものとなっている。

あまりに巨大すぎて武器として使用できるかと思ってしまうほどにアンバランスで、神機使いであっても持つだけで精一杯だろう。

……だが、きっとフィアならば使いこなせると、カズキにはそう思えた。

 

「カズキ君とフィアだけ特別扱いするつもりはなかったんだけど、アラガミ装甲とかに回す分を考えるとこれしか作成できなかったんだよね」

「いや、リッカの判断は正しいと思うぜ。……少なくとも俺には、こんな代物をまともに扱う事はできねえ」

そう断言できる程、作成された刀身パーツは規格外の代物だ。

カズキやフィアのような者でなければ、まともに扱う事はできないだろう。

「とりあえず、チューニングも必要になってくるから、カズキ君達は暫く随時レポートを纏めて私達に提出してくれる?」

「わかった、そうさせてもらうよ」

 

新たな力、それが手に入った事は素直に喜ばしい事だ。

……だが、これだけの逸品が手に入ったとしても、カズキの不安は拭えなかった。

それだけあの悪魔――アンノウンは強いのだ。

それに――不安要素は他にも存在する。

(フライアの動きも怪しい……一体何をしているんだ?)

神機兵の強化、本当にそれだけだろうか?

何か嫌な予感がすると、カズキの第六感は訴え続けている。

 

 

――そしてそれが近い未来、現実のものとなる事を、彼はまだ知る由もない。

 

 

 

 

To.Be.Continued...




ちょっと脱線しすぎですかね?でもパワーアップイベントは捻り込みたかったんです。
本当はあともう一話ぐらいこういった話にしようかと思ってますが、そろそろ進めたほうがいいのかなあ……?

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