神々に祝福されし者達【完結】   作:マイマイ

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力が無ければ何もできない。

力が無ければ誰も守れない。

それは正しい考えだ、しかし同時に……間違いでもある。
だが、その間違いをまだ彼は理解できていなかった………。


第3部捕喰115 ~力を求める危うい心~

「――これはまた、派手にやったね」

「ごめん、リッカ」

 

アナグラの神機保管庫。

その一画で、アームで固定されたとある神機を見て、技術班のリッカは苦笑を浮かべた。

隣にはその神機の持ち主であるカズキがおり、その表情はどこか申し訳なさそうに見える。

しかしそれも仕方ないかもしれない、何故ならカズキの神機の刀身パーツが、ものの見事に“真っ二つに”折れてしまっているのだから。

先程複数のアラガミを討伐した際に、折れてしまったらしい。

 

「オーバーホールしたのって、いつ?」

「えっと……八ヶ月前かな」

「八ヶ月って……神機は最長でも二ヶ月に一回のオーバーホールが必要だって、カズキ君だって知ってるでしょ?」

「うっ……ごめん、でも現場では毎日メンテナンスはしてもらってたんだ」

「……まあ、そのおかげでここまで保ったのかもしれないけどさ、次は気をつけてね?」

「うん、ごめん」

 

素直に謝るカズキに、よしよしと満足げな笑みを浮かべるリッカ。

とはいえ……少々困った状況であるのは間違いなかった。

 

「カズキ君の刀身パーツって特注だからなあ……これを完全に直すには、時間が掛かるよ」

「とりあえず他の刀身パーツを使って戦うとして……リッカ、アグスディーアが直るのってどれくらいかかりそう?」

「一ヶ月」

「一ヶ月!?」

 

おもわず、カズキはオウム返しに訊き返してしまった。

しかしリッカの表情は変わらない、そればかりかジト目でカズキを睨む始末だ。

 

「あのね、カズキ君の刀身パーツって本当に特注なんだよ? ただでさえ討伐数の少ないヴァルキリーの素材を使ってるだけじゃなくて、他の接触禁忌種の素材だって使ってるの。

 それをそう簡単に直せって方が無茶なんだから、まあだからこそ他のパーツより遥かに寿命が長いし定期的なメンテナンスだけで年単位の使用もできるんだろうけどさあ……」

「………すみません」

 

特注だとはわかっていたが、まさかそこまでとは…自分の認識の甘さを自覚し、反省するカズキ。

だがこの刀身があるからこそ自分の力を十二分に発揮できるのだ、申し訳ないがリッカ達には頑張ってもらいたい。

 

「まあ余剰パーツはあるから直すのに問題は無いけど……その間、代わりの刀身パーツを使ってもらうしかないね」

「何かいいのある?」

「うーん……カズキ君はロングタイプの刀身パーツを使うから、“クロガネ長刀型”とかどうかな?」

「それでお願い」

「了解、カズキ君の癖に合わせて調整しておくから」

 

ありがとうと感謝の言葉を告げるカズキ、リッカもどういたしましてと笑みを返す。

とりあえずそれで任務に行くしかないだろう、調整が終わったら代わりの刀身に慣れる為に何かミッションを受けようとカズキは思った。

リッカもすぐさまアグスディーアの修繕作業に取り掛かろうとして……彼女の前に、ギルとフィアが現れた。

 

「あれ? 2人とも、どうしたの?」

「こんにちはフィア、ギル」

「こんにちはカズキさん。……実はな、リッカに少し相談があるんだ」

「相談?」

 

技術班のリッカに神機使いのギルが相談事。

十中八九神機の事だろう、そう思いながらリッカは彼の言葉を待つ。

 

「実はな、今の神機に違和感があって……」

「違和感?」

「ああ、どうもバランスが悪いというか……思ったように運用できないんだ」

「ギルの神機ってチャージスピアだよね? うーん……確かにそれはあるかもね、まだまだスピアは確立されてない部分もあるだろうし……。

 わかったよ。だったらこの際色々と試して、十二分に力を発揮できるようにしよう!」

「悪いな。忙しいってのに」

「大丈夫大丈夫、それに私達整備班は神機の力を引き出すのが仕事なんだから! で……フィアは一体何の用なのかな?」

 

ギルの付き添い…ではないだろう、それくらいはわかる。

……すると、フィアはどこか余裕のない声色でこう告げた。

 

「―――強い神機を、造ってほしいんだ」

「……強い、神機?」

「どんなアラガミにも勝てるような、強い力を持った神機を造ってほしい。リッカならできるよね?」

「ちょ、ちょっと待った。いきなりすぎて何がなんだか……」

 

そもそも、強い神機を造ってほしいなど無茶な要求以外の何物でもない。

確かに強力なアラガミの素材を使えば一応“強力な”パーツは造る事はできるだろう。

しかしそれとて一長一短がある、どれが明確に“強い”などというわけではないのだ。

 

「怪我が治ったと思ったらこれだ……フィア、さすがにめちゃくちゃな要求過ぎるぞ?」

「……わかってる、でもボクにはどうしても強い力が必要だから」

「いや、だからね……」

 

「――フィア、何を焦ってるの?」

 

「……………」

「周りのみんなからは聞いていたけど……君は、本当に危ない生き方をしてる。まるで前の僕みたいだ」

「……神機使いが、強い力を求めたらいけないの?」

「そういうわけじゃないさ。でも……君が力を求めるのは、どうして?」

「みんなを守るため、戦えない人達を守るためだ」

「じゃあ、その中に“自分自身”は入っているの?」

「……………」

 

フィアは答えない。

だがその無言の態度を見て、カズキは悟ってしまう。

 

――この子は危険だ、それも手遅れと言えるレベルにまで達しているかもしれない。

 

戦えない人達を守るという一見すれば立派な思想の元、戦っているように思える。

しかしそれは間違いだ、フィアは“そんなものの為に戦ってはいない”。

結果的に彼は罪無き人々を助けているだろう、結果的にはだが。

 

「……そんな生き方を続けていたら、君はいつか必ず死ぬ。

 それも誰にも理解されないまま死ぬ事になる、そんなの……悲しいだけだ」

「……………」

「カズキさん、それは一体……」

 

ギルが問いかけると同時に、フィアは逃げるようにその場を去った。

 

「フィア!?」

「ギル、追いかけても適当にはぐらかされるだけだよ。今はそっとしておくといい」

「カズキさん、今の言葉の意味は一体どういう意味なんですか?」

「……あの子は危ういバランスの上で辛うじて生きている、誰かの為に動きながら……一度も自分の為に動く事は無い。

 前の僕とまったく同じなんだ、ただ誰かの為だけに戦って…誰かの為に死ぬ事に何の躊躇いも後悔も抱いていない」

 

かつての自分を見ているようだと、カズキは思った。

両親を失い、義妹を失い、神機使いとしての適正があると判明した瞬間――カズキは自らの生き方を一度固定させた。

ただひたすらに顔もわからぬ誰かの為に、自分の全てを投げ打って戦い続ける事を誓ってしまったのだ。

それは明らかに破綻した考えであり、およそ人間の思いつく道ではなかった。

それを間違いだと微塵も思わず、それこそが自分自身が生きるべき道だと本気で疑わなかった。

 

――そのせいで、失ったモノだってある筈なのに

 

だが今のカズキは違う、もちろん誰かの為に戦うことに変わりはないが……その中には確かに自分自身も含まれている。

自分は1人で生きているわけではない、自分の命は自分だけのものではない。

自分が死ねば悲しむ者がいる、それをしっかりと自覚し受け入れたからこそ……カズキは変わる事ができた。

しかしフィアは……かつてのカズキと同じ道を歩んでしまっている。

 

「ギル、フィアは神機使いになる前はどんな生活を送っていたの?」

「それがわからないんです、孤児というわけではなかったようですが……フィア自身も、多くは語らなかったので」

「……………」

 

調べる必要があるかもしれないと、カズキはそう思った。

彼は間違いなく普通の生き方をしていない、普通の人間が…あのようなモノに変貌するわけがないのだから。

 

「――リッカ、とりあえずアグスディーアの修理をお願いね?」

「うん、わかってるよ」

(……あの子がどうしてああなったのかの経緯はわからないけど、支えてあげないとな……)

 

かつての自分と…否、自分よりも危うい生き方をしているフィア。

だからこそ守ってあげたいと、カズキは強くこの身に誓った。

 

 

 

―――数日後

 

 

 

「……………」

「………ごめん」

「はぁ……まあ、半ば予想できてはいたけどね」

 

大きな溜め息をつきながら、リッカはアームに固定されたカズキの神機を見やる。

何故彼女は溜め息をついたのか?答えは簡単、カズキが新調した刀身パーツをものの見事に破損させたからだ。

僅か数日の出来事である、しかしカズキは決して神機の扱い方は雑ではなくむしろ丁寧だ。

では何故壊れたのか、それは………。

 

「カズキ君のパワーに、普通の刀身パーツがついていってないとか……本当に怪物だよね、君」

「うぐっ………」

「アグスディーアクラスの刀身パーツじゃないと、カズキ君のパワーに耐え切れないみたいだね……」

 

規格外な彼の能力に、もはや苦笑すら浮かばない。

だがこれは由々しき事態だ、まだアグスディーアの修繕は完了していない。

彼はアラガミ能力によって神機無しでも戦えるものの、あれは消耗が激しく多用すれば彼自身の身体に大きな負担を齎す。

 

(……仕方ない、アレを試してみますか)

「リッカ、申し訳ないけど修理を―――」

「待った。どうせ修理したってすぐ壊されるんなら、カズキ君には試作型の刀身パーツを使ってもらおうかな」

「えっ?」

 

ついてきて、リッカにそう言われカズキは彼女の後を追った。

暫し歩き、着いた先は「関係者以外立ち入り禁止」の札が掛けられた重厚な扉の前。

カードキーを用いて扉のロックを開くリッカ、ガスの抜けたような音と共に扉が開いた。

彼女と共に中へと入る、その部屋はあまり広くは無く……けれど、部屋の奥にはアームで固定された2つの刀身パーツがあった。

ショートとロングの二タイプ、それぞれナイフ、ブレードのような無骨な見た目ながらも…普通の刀身パーツではないとカズキは感じ取った。

 

「これは………」

「アグスディーアの運用データと正体不明のアラガミの素材を使った、試作型の刀身パーツだよ」

「………正体不明?」

「二月程前の話なんだけど、調査班がアラガミであろう残骸を見つけてね、調べたんだけど今までのデータには無いものだったんだ。

 まあ殆どは調査を名目に本部にとられちゃったんだけど、一部はサカキ博士がちょろまかしてくれたみたいでさ、好きに使っていいって言ったから刀身パーツにしてみたんだ。

 それでね、このパーツの運用データが欲しいから是非ともカズキ君に使って欲しいと思って」

「………ようするに、実験台?」

「聞こえが悪い言い方はしないの。それに試作型って言っても並みの刀身パーツより遥かに優れた能力を持ってるのは間違いないんだ。

 ただこのパーツに使ったアラガミの素材の正体がわからないから、手探りで調整する事もできなくてね……正直、技術馬鹿の悪い癖が出ちゃったみたい」

(それって職権乱用じゃないのか……?)

 

つまり、実用性も汎用性もないというのに、珍しいという理由で造ってしまったという事らしい。

根っからの技術者らしいリッカおよび極東支部の技術班に対し、今度はカズキが溜め息をついてしまった。

……だが、目の前の刀身は確かに素晴らしいものかもしれないと彼は思う。

他の刀身パーツとは違う、何処か“凄み”のようなものを感じ取れた。

 

「でも、ロングはともかくショートは使えないよ?」

「ああそうか、カズキ君ってロングタイプ一筋だもんね……」

 

ロングタイプはカズキに使ってもらうとして……もう一方はどうしたものか。

やはり両方の運用データは得たいと思っているリッカとしては、誰かに使ってもらいたいわけで。

しかしこれを扱うには普通の神機使いではダメだ、やはり相応の実力者でなければ……。

 

「―――あ、そうだ」

「………?」

「ロングはカズキ君が使うとして……ショートは、フィアに使ってもらおうか?」

「フィアに……?」

「フィアは全ての刀身パーツが使えるみたいだし、カズキ君みたいに拘りも無いみたいだから。

 それに彼……強い神機が欲しいって言ってたから、ちょうどいいかなって」

 

試作型とはいえ、この刀身パーツは強力だ。

フィアの願いも叶えられ運用データも得られる、まさしく一石二鳥ではないか。

 

「よし、じゃあ早速フィアを呼んで調整が済んだら、2人で実戦に出てくれる?」

「勝手だなあ………わかったよ」

「ありがと、お願いね?」

「ん………了解」

 

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

 

そしてリッカによる各々に合わせた調整が終わり、カズキとフィアは戦場へと赴く。

あくまで運用データを得るためなので、討伐対象のアラガミは小型ばかりだ。

しかし、場にはカズキ達だけではなく、ギルとナナの姿もあった。

ギルは調整された自分の神機の試運転のため、そしてナナはまだ完全に使い慣れていない自分の「血の力」に慣れるためだ。

……尤も、彼等がついてきたのはそれだけではないのだが。

 

「…………凄い」

「ああ、こいつは……凄いとしか言いようがないな。

 最近整備方面の知識を身につけ始めたばかりだが、それでもこの刀身パーツのすごさがわかる」

「へえ……そんなに凄いんだ」

 

フィアの神機に取り付けられたショートタイプの刀身パーツを見て、フィアだけでなくギルすら目を奪われた。

見た目は決して派手ではない、無骨な両刃の剣であり傍から見れば何の変哲もない刀身パーツにしか見えないだろう。

だがわかる、このパーツに秘められた強大な力を、フィアもギルも肌で感じ取っていた。

一方、ナナは既に興味を無くしてしまっており、それを見たカズキが苦笑を浮かべたのは余談である。

 

「よし、じゃあ早速行くけど……その前に、フィア」

「………?」

「強い力を持ったからって、それだけに頼れば……君はそこで終わりだ。それを忘れるな」

「……………」

「力だけじゃ意味が無いんだ。それを扱う者の心が無ければ……それはただの破壊に繋がる。

 今はまだわからなくてもいい、でもどうか…僕の言った事は忘れないでくれ」

 

彼は、きっと未来において沢山の人を救う存在となれる。

だからこそカズキはフィアが間違った道を歩んで欲しくないと願った、自らの意志で生き続けてほしいと思ったのだ。

しかしお節介はここまでだ、これ以上カズキはフィアに何か言うつもりはない。

何故なら……これ以上自分が何も言わなくても、彼を支えようとする仲間達がきっと彼を変えてくれると思ったから。

 

「フィア、自分1人が強くならなくてもいいんだからね?」

「ナナ………?」

「シエルちゃんも気づいてるけど、前にアンノウンに負けてから……フィアはただ強くなろうと焦ってるように見えるよ? フィアは強いけどなんでもできるわけじゃない、足りない所は私達がしっかり補うから……無理は、しないで」

 

そう思ったからこそ、ナナは早く自分の「血の力」を引き出そうと経験を重ねていこうと思ったのだ。

そしてそう思っているのは、当然ながらナナだけではない。

 

「ナナの言う通りだ、なんでも1人でやろうとするんじゃねえ。お前の悪い癖だぞフィア」

「ギル………」

「俺達はチームだ、そしてチームは互いを支え合い助け合っていくものだ。

 俺やナナだけじゃない、ジュリウスもシエルもロミオも……お前を支え助けたいと思っている。だからお前も……それに甘えてくれ」

「……………」

 

肯定は、返せなかった。

けれど否定をする事もなく、フィアは無言のまま前方へと視線を向けた。

 

 

―――なんでお前が生きているんだ!!

 

 

思い浮かぶのは、あの時の記憶。

自分の目の前で怪物と化していく人間の、呪詛のような恨みの言葉。

そして、それを自分は容赦なく―――

 

 

―――幸せにならないと、駄目だよ

 

 

……別の言葉が、思い浮かんだ。

あの言葉は一体なんだったのだろう、誰が自分に対して告げたのだろう。

記憶は無く、けれどその言葉の尊さだけは理解できた。

 

「………みんな、行こう」

「フィア……」

 

振り向き、そう告げるフィアの表情は――とても穏やかなものであった。

本心から出している自然体のもの、無理をしているわけでもない彼の純粋な顔。

……そんな顔を見たのは、初めてかもしれないと彼等は思った。

 

「無理はしないよ、約束する」

「……絶対だよ?」

「うん、約束」

「……よし、なら今はそれを信じてやる」

「……………」

 

ひとまずは、大丈夫のようだ。

フィア達の姿を見て、カズキは安堵の息を零す。

彼は1人ではない、自分と同じく大切な仲間達が居てくれる。

あれならば、きっと彼は自分のように変わってくれるだろう。

 

「みんな、小型アラガミばかりとはいえ油断しないでね?」

「了解です!」

「ええ、わかってますよ」

「うん。それじゃあ……いこう!」

 

――自分は1人ではない

 

大切な仲間達に告げられたその言葉を、フィアは心の中で反復させる。

……その度に、“あの時”の呪いのような言葉が繰り返し再生されていく。

だけど、今の彼にはそんな言葉など通用しない。

1人ではない、仲間がいると思え始めている彼には、既に過去を乗り切る力が備わり始めていた。

 

まだ小さく、ちっぽけな力かもしれないけれど――それは確実に彼を強くしていく。

その果てに何が待っているのか、そしてフィアに何を齎すのかは。

 

 

――もう少し、先の話である

 

 

 

 

 

To.Be.Continued...




【正体不明の刀身パーツ】
極東支部の調査班が見つけたデータにないアラガミの残骸の一部を使ってリッカ達技術班が技術向上(は名目であり、本当の理由はただ作りたかったという傍迷惑なもの)の為に作成した刀身パーツ。
見た目は“ナイフ”、“ブレード”の色違いであり、共に刀身の色が漆黒で所々に赤色の紋様のようなものが刻まれている。
属性は無し、刀身パーツの中でも初期装備と同じ外見のため無骨なイメージが目立つが、実際の能力は見た目とは裏腹に高く試作段階とは思えないほどの攻撃力を誇る。(現に通常のパーツでは破損してしまうカズキのパワーに耐えている)
現在(捕喰115)はカズキとフィアが運用し調整が進められている、予定ではフィアはこのままこの刀身パーツを使用するつもりらしい。

この“正体不明”でピンと来た人は正直凄いかもしれない……当然それはアンノウンでもきゅーちゃんでもないです。

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